やる夫のハーレムブレイド98
696 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 17:05:03 ID:rmsx8K2Y0 [1/112]
／ ⌒ ヽ
_/ _,.-, Y＾iー-､ 本日本編投下有
'､ 'ｰ´ ﾉ l;;; ;;; ;;;;l｀ー-､
/＾j＾j ,ｺ i: .: :l l;;; ;; ;; ;l ヾ ＼
:;ﾆﾆﾆ､､ｼ´｀j ＿/ 7､､;;:,,r／_ソ ;; ;;; ; l 〉 開始時刻は20：00くらいの予定
'' 〈 t_ｿﾉ ノ／ ,';:i;; ;lｰ／ l;;;;;;; ;;;; l ...::::::::::.:l､
f..::::...T l yl;;;;;;;;;l k .l;;; ;;; ;;;;;l／ ヽ
! :::i :',/´｀ l:l;; ;;;;;;l｀i´ l;;;;l;; ;;; ;;l } ヾ 〉 半即興で、投下間隔長めののんびり進行予定どす
.ﾉ ::;:.l 〉 ,.-.lﾉ;;; ;;;;;l｀i l;;;;l;;;;.:.::::l ヽ ;k 〈
i ;:.:: :/ .:.;;ﾉl;; ;; ;:l;l＞ｆー l:::::l;;:;:;;;;;;l ｴ ヽ
ヽl _.:／ l;; ;;; l;;l l l＿乙__ﾉ／´ ヽ
し'-' 'ｰっ_j _人＿ﾆ--―' ー-l
}::.::／ ／´⌒｀ヽ､ _ _ _／
_ _,.--''￣｀ー-- ､__ /／ / ..;::::::..｀ー＜
r´ ,,..;:::::::::ﾌ ｰ､ ｿ ..::::l :::.ｿﾞ::::::::::.....::l
699 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:00:30 ID:rmsx8K2Y0 [2/112]
． ― - ．
／ ｀ヽ えー、投下予告の時間となりました
/
,′ ◯ ◯ '. ただいまより、本日の半即興の投下を開始いたします
{ }
. 八 ･―･ ﾑ つっても、50コマくらいは形になってるんで、
￣ ノ ） 間隔間延びするのはそれ以降っすわ
γ､ γ￣｀く
,．⌒ヽ ,．-'、 }
. { ,．´￣｀ヽ′ }､__ ノ_ なんでこんなことになったかてーと、
⊂二ヽ ヽ._ ′ }、 丿 ┬-､ヽ 会社の新人教育担当にされたからで・・・・・・
／ ノ､ヽ／,八 ﾉ ￣ ヽ / /
`"´ ヽ／{ ＞- ＜. / /_ 教育ってのは、教師役の方が大変ですな
＿__{ _(_ 、､ヽ
（ ‐- ．_ __ -／し! }ﾘ 投下終了後、ここいらについてちょっとお知らせがありんす
￣＞‐ ）、 r'´ ｀／ ｀´
辷) r' ￣￣ (_, /
8_ノ {彡'´ では、ごゆっくりお楽しみください
700 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:01:49 ID:rmsx8K2Y0 [3/112]
, -_─_-_-､
/二ZL．--─==＝く|ｌ 参 l| [´| _, ｨ=_=_‐_‐--､
, -┬='彡'´￣V´ |L.＿ _ ＿ l| rイ| ｢ |｜ 参 ｀l|ァ=‐- ､r冖┐_
_r┴rイｲ |l 弐. ＿_/ﾆ７",ニ'＜く ,⊥Ll |_ ｣└‐--＝_ノ{＿ ｀￣V´ ＼ __
r‐=＝ﾆﾆ| ￣ [j| 壱 || | / / ,イ￣｀丶、l _,ﾉ｣l_刀二ﾆ ／,二Ｚ._ ＼ 弐 |! `く
|ｌ ∟．-へ.＼ ｢|l. ｌ|￣ Y /＼/ ．〉lくrｪ平'{] f｢孔/． ＼∧ |! 壱 |}
|l `'＜三＼`ｰ_‐ハ! lﾚ─{：ゝ/{ ﾚl |｣LﾍﾍLヒﾄ､_)! ∨ 》 ﾘ
|l ｀ ￣`ｰヘ、 ` ｰ--イ_／`ﾆ//`ヽ{〇}＿_, ．イrｭ r:┐ 〉 ｀7､ _ ／ /|l＿_／
ｌＬ___,. ． ‐＝Z,三￣｡￣三 ／l￣￣｢ ｛{ L.__ rL.ｨﾆX}､ ￣ ,ｨ力 /ミ=`┬Ｏ)イ-‐'´ ￣´
└--へ.＿/ /,-冖､_/￣ l l iヾく｣｣_ヽﾆﾆｴｺL>＜主＞=ィ土/イ个iｲ｀エヽ-_｣
|l ﾄ､＿ ｌ /ﾆﾆﾆヽ-‐＜从Ｖ/ /／/￣l_》､l｣_ﾉ厶〈〈 ＼l [￣＿
ヾ＝==､.二べ二二∠／ ＼- ､ ｀￣_,ｲｲ l { L｣┴ｧ'TT l_〉 〉 `ー' 〉
＞〈ﾝ＜//∧/にYニVﾍ__ | l |／lフく＞‐ ′
／__/ /＼// _乂〉-|/ヘ.｀l_| l ﾄ-､ ＼/＼
／大r‐＼､.ノ/ / / ｀＾ﾄ､ 〈=`厂了´ ＼ ＼/
/'´＿ﾉ// ,ｲ／｀丶､∠⊥_ |/` ｧく＿∧ >､∠ l__
/ / ＼/ l/ ￣〉 ＿ ｀ ┤ （__〈 ﾍ.〉 〉‐ '´ / ∨ノﾍ.
/ ７ヽ-､ V /､／〈/ | | / / / / 斤ヽ｣ | _, イ===============ｧ
└-へ-ｲ l＞l_／,ｲ | l､＿_/ / /∨＼l_ノ | ﾄiLノ｢下ｲ /
ﾉ-V ｜ // ﾄ､_／ｌ＿ｿ ／／| ﾄ ､| ヽL人 〉､iミ入ﾄ､＿_r‐┐_,_,_,_,_, /
／ ,ｲ | , / / ./ / l | l| ｌ | }￣￣乂厂爻｀二ﾝ'￣／ ／｀､
く__／ l l // ./ / / r┼ｲ l| i l |ノ`ｰ─＝ソﾉﾉﾉﾉｿｿプ´ ￣／ l
/ ﾄ /ｲl_/ / / / / / / ｌ| l l |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＝＝r──┬／ ｀､ /
/ /l刈､｢ / / / / / /| l| l レｲ＿ ｀￣￣ ﾍ ヽ／
/ /_｣ﾒﾄ 〉 / 〈_/7_/ _/ / /. l | L. ｣ﾚ ￣￣ ¨¨ ' ' ￢ ─--`ｰ‐ ' ´
l /.〉 ,| ,ﾆ､/ / /r′ / / / | l ┌ﾘ
＼/V / Y l｜ ＼__/〈 | / / ヽ-宀=‐┴′
￣ |-l｜ | / / /
|-l｜ ＼ / /／
|-l | ￣´
┌─────────────────┐
│ オメガ第三世代試作器『紅蜘蛛』 │
└─────────────────┘
702 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:03:10 ID:rmsx8K2Y0 [4/112]
,＿
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼
＿,、 __／ー-+-+、ヽ__＼ノ|i K、
./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,)) |==＝i ("iｿ
<`ﾚ’ i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-" ＜`ー"ヽ、
`i"-P _/￣,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y ）
ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ レﾚ'
∠ニO)ー` /＞i |L
＜)＿ヘ_(^ヽ
ヽ| ~`
┌────────────────────────────────┐
│ 空を行くシン・アスカへの足掛かりとしてそれを求めるやる夫たちは、 .│
│ 現在瓦礫と土の中に埋没しているそれを掘り起こすために、 .│
│ プロトタイプオメガを呼び出すことを決定する .│
└────────────────────────────────┘
703 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:03:52 ID:rmsx8K2Y0 [5/112]
ｨ
／/
/｀ヽ／ /
/ /
/ ／｀ヽ/ ,、 _..,
/／ ／ ヽ_, - '’／
,､ ／ ／
/ ヽ _.．-z‐…ー- . ∠-‐￢､ ／
｢了¨ヽ |´.:.:.:/￣￣￣￣¨｀ヽ、 .ヽ'
|ヽ／|_.|─ Y.:＼:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:ヽ-‐'７
∟／,ｺ⌒'´ ｀ｉ:.: ,'＼'.:.:.:_,／.:.:.:.:.:. ﾉ.:.:.:', 〈
r' /,ハ. |:.:.|厶＞Ｚ＿＿.．イ.:/ |:.:|く´
|＿|':／| |:.:.| /｀i ､｣ｨ＿ｌ_ﾘ >
/:/ ,_ｲ＿＿!_:.| し' /｀i|:.:/:∧＿] 電波発信!!
|/|｜ |⊃ .へ、 し'.|/ﾚﾊ_厶.＿
|｜ |:.|、{￣ヽ｀ァ ⊂.:.:/´ {.{. ﾉ
ﾚ∟＿＿__j､|. ト ｰ-' _.ノ.:./ ヾィ プロトタイプオメガを呼び出します!!
| | | ｉ￣|￣ |／|/ ＿＿/
ﾉ | | | ,ﾊ _,． ´
r‐〈 __ ヽ. | /, ' r ´
| ､＿_|.r｀ヽヽレ＿_厶-ﾍ
| /./〉ニ才ﾊ ﾄ､／￣￣｀.
7ヽ､/_/ `く_〈〈〃 〉′, 〉
,′ >､＿＿_／￣７ヽ､＿,/
∧ ／ / ／
. ,′ ア |｀ ァ´
ト-./ ｰ′
ｰ'
┌────────────────────────────┐
│ ハルヒがやる夫の言によってプロトタイプを呼び出してから ..│
│ 数時間経過した頃 .│
└────────────────────────────┘
705 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:05:51 ID:rmsx8K2Y0 [6/112]
/
,. ､ / ／
,.〃´ヾ.、 / ／ | lﾛ lﾛ ＿ i l|￣i!
／ |l ', / ／ l|＿＿i!＿l|i_ i|＿i| l|ｉ＿l _|l＿i|! |l＿|!
,､ ,r'´ ||--‐r､ ', i|l＿＿＿ |l il＿_ ＿|i i|＿＿ ＿l|!
l.l. ,..ィ'´ l', '.j '. ￣￣l|! i| ￣ﾌ' l!￣ ￣ﾌ |i
'r '´ ',.r '´ !| ＼ /' /' く／i__l| ／ ｲ l|!
l! ....:.:.:.:.:.:ヽ､ ,ｌ ＼ ／ ／ ￣＿ く_／ |l＿|!
ゝ､.,_ ---‐‐‐----ゝ､ノ ￣ i|＿|l l|!＿l_
| | il＿_ ＿|i
.| | ￣ﾌ' |i￣ i|￣i|
| | く／i__l| l|＿l! /^7'
| | ／ /
| | ＜_／
| |
| |
| |
.| |
,,．: ''''""~""'''‐．.
／ ＼
／'´￣｀ ´￣｀ .＼
/ ( ○ ) ( ○ ) ｀､
/ ',
i （ 人 ） ',
! ~''}´⌒｀''}' ´ |
＼ 乂f⌒:ﾉ ,.'
.. __l^! .> ｀ U' ／
. 〈 | | .／ -----‐‐‐'''"~ ＼
. r'' | (｀ヽ .,.' ／ ｀､
. ﾄ､_ｰバ! | / / | ',
. ﾞt-/r‐`=ﾐf,.../. ﾑ-‐`…‐-＾ぅc ..|
. `|l i/. f. :.::::｀rv |
. ヾ､＿,,.ｲ. :! :.::::八 ﾞく,!
. `ｰ-‐' |. 丶.,_＿＿_._:_:_:_:_:_:ノj }､
. | |. └‐(＾ ｰ――┴ 'ﾞ {入
┌─────────────────┐
│ やる夫たちが飯食ってると、 .│
│ 外でものすごい騒音が発生した ......│
└─────────────────┘
706 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:07:20 ID:rmsx8K2Y0 [7/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ オメガさん到着か
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 早くもねーが遅くもねー
＼ ｀ ⌒´ ,／
/ ::::i ＼
/ / ::::|＿/ この時間なら、今夜中に
＼／ ::| 紅蜘蛛掘り出しに入れるかなー
| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
┌──────────────────┐
│ で、オメガ到着を予期したやる夫が │
│ オメガを迎えるべく外に向かうと │
└──────────────────┘
708 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:08:27 ID:rmsx8K2Y0 [8/112]
`Z:;-‐ '´￣￣｀ヽ､;;;;_,'~
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼´
//, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ノ :::::::::｀ヽﾘ| ｌ │ i| で、ででででででで!!
ﾚ!小ｌ○:::::::::::::○ 从 |、i|
ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│
__|ﾍ ゝ._） u j ,| , |___ でたにょろ!!
（￣￣/:::::| l＞,､ __, イァト |＜ |:::::|￣￣）
ヽ /:::::/.| | ヾ:::|三/::::/ | .| |:::::|＿_／
｀ヽ＜| | ヾヽ /:::/ .| | レ'￣ お薬の木の根元の、
| ﾚ ヽV／ リ ,| ｜ 番犬にょろ!!
.| | jヽ､__<父>＿_,rﾍΛ |
.ﾚV､ / l l ＼リ
く / .l l __＞
｀´ヽｲ｀丶 ィ´ Ｙ´
| |::
ヽ---':::
_, -─ - 、
, '´ ｀ヽ っ っ
/ ', っ っ っ
i .人 ｀、 i っ っ っ
{ｲ＼＼r. _ i 、 ﾉ
从● ｀ヽ｀ヽ ﾉ ﾊ' あ、危ないよ!!
ﾚ⊃､_,､_, ⊂| /`' 人
＞ゝ._） イﾚ. ／ﾉ ） 危ないから、逃げてきたよ!!
く ﾝ大ﾋ￣ﾌ／／／ヽ
rf´ r弌廴-{f⌒itく 彡ゝ ./
｀^ｰ'jfぶ!{_｢ﾌ癶._ __ ノ＝＝==ュ
／｀^,ｺﾄ､Ｙ ￣ ｢| | | |
}ｰ‐'´,.||ﾍ个ｰァ､ .}_!.| | |
ｌ ｌ || }/⌒７=｀ｪュ!|.ﾚ'⌒ヽ-‐'
| | ﾞ1f⌒ 7t＝＝.L1 fﾍ｜
! `ｰ冖t‐' ﾘ ! ｰﾞ,!
ヽ.___,ノ ｀¨´ `ｰ‐'′
┌────────────────────┐
│ 騒音の元を見物に行ったちびどもが、 .│
│ 泡食って逃げてきた │
└────────────────────┘
710 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:09:46 ID:rmsx8K2Y0 [9/112]
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼ いや、これは危なくないから
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼
⊂ノ￣￣| （__人__） u |
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／ ほれ、触っても平気だおね？
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／| 後、きちんと言うこと聞いてくれるから、
|＼ ヽ ／ | 怖くないお？
|
|
|-‐￣￣｀' ‐-,,
|: ／´ ゛ヽ::::::::::＼
|/ ヽ::: ｉ:::ヽ
| -ｰ l::: }::::: l そ、そうは言っても・・・・・・
|● ヽﾚﾙi:::: |
|⊃ ●゛i(⌒＼ お話もできない奴は、
| ,__, ⊂ﾍ iｙ ﾞｉ やっぱ怖いにょろ
ｈ ｀´ _､ゝ,､ｽ＼ ）
ﾐ｝ーT゛ i ::::l| ＼>'
|):ﾞｉ三|::ッ'ｌ ::::ｌ|ｔ,,／
|ｉ:::∨ッ l ::::ｌ|::|
┌───────────────────────────┐
│ オメガの真正面に出て行ったやる夫がその鼻面を抑え .│
│ これは危なくない、とアピールするも .│
│ .│
│ ちびどもは物陰に隠れつつ遠巻きにして見守るばかり .│
└───────────────────────────┘
712 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:11:17 ID:rmsx8K2Y0 [10/112]
,＿
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼
＿,、 __／ー-+-+、ヽ__＼ノ|i K、
./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,)) |==＝i ("iｿ
<`ﾚ’ i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-" ＜`ー"ヽ、
`i"-P _/￣,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y ）
ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ レﾚ'
∠ニO)ー` /＞i |L
＜)＿ヘ_(^ヽ
ヽ| ~`
┌────────────────────────────┐
│ とりあえず、オメガが危険な存在でないこと │
│ .│
│ むしろ、チュルベール達を守っていてくれたものであること │
│ .│
│ それだけを簡単に話して聞かせたやる夫は │
└────────────────────────────┘
714 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:12:48 ID:rmsx8K2Y0 [11/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼ ・・・・・・さーて
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | オメガさんや、お仕事の時間だお
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
┌───────────────────────────┐
│ 『焦らないでいいから、ゆっくり仲良くなってやってくれお』 .....│
│ .│
│ と、ちびどもに告げてからオメガの鼻面を叩く .│
│ .│
│ .│
│ 『さあ、お仕事の時間だ ....│
│ 紅蜘蛛を、掘り出してくれ』 ...│
└───────────────────────────┘
715 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:14:09 ID:rmsx8K2Y0 [12/112]
//, '/// / ｀´ | | |ヽﾊ ｌ 彡l
〃 {_斗七ｌ ﾚ廿i-|､| i|
ﾚ!小ｌ ● ● ｜、i| ・・・・・・動かないねー
ヽ⊂⊃ ⊂⊃| |ﾉi|
| |ﾍ ､_,､_, / ﾚ| | ホントに言うこと聞いてくれるの？
| ﾚl ＞,､ __ _,イァ | | |
| | |´ヾ:::|三/::｀ | /| | |
＿＿＿_
／ u ＼
／ ／ ＼＼ あれ？
／ し （○） （○） ＼
| ∪ （__人__） J | おっかしーな、そんなわけは・・・・・・
＼ u ｀⌒´ ／
┌────────────────────────┐
│ しかし、オメガは一向に動き出す気配がなかった ..│
└────────────────────────┘
716 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:14:45 ID:rmsx8K2Y0 [13/112]
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌┐
└┘
┌┐
└┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
717 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:15:28 ID:rmsx8K2Y0 [14/112]
l ヽ ＿, ｌ l /￣￣￣7｀＼ ｌ ｀￣￣￣ l|
ヽ＿＿, ---─'´ //＿, l l ￣￣´ ｀＼/ｌ l |
＿＿＿＿,-'´ヽ ｲ'´ 〉---─ 7 l _ |l l l ＿_ |
/´ ヽ l ＿ 〈 ＿＿__ / ｌ_ ヽヽ __l|l |l |l ｀ ─---─ '´￣ ｀l| |
/ 〉 l: ∧ |｀￣￣´l l l ￣ l| |l |l |l ＿＿ | |
/ ＿＿,-'´ l/ / |ｌ ｀ｌ / ／､ |ｌ -- l´l| | ＼ ||l |
/ ,-'´￣ ｌ 〈 | |/ ｲ V | l| ＿＿＿＿＿ | 、 ｀ | | |
/ / ＿_ ヽヽ ￣￣￣´ l ／ l| |/´￣￣￣￣￣ヽ| ｀‐-| | |
/ / | ／ヽ ＿＿ / 〉' /二/ /二/ ｌ| ∨ ｌ l| |_ | l| | |
/ / l'´ >/´￣￣/ / _ _ｌ| |l | | | |l | l| | |
/ / ＼ ／ 丶 / / ヽli､ _ _ ／イ | l| | | | l| | П Пl|｀‐-､l| | |
/ / 丶 丶_〈´〈 l | ｀i[､ ヽｌ ／／ l/ l| | | | l| |_￣￣￣￣￣ ｀ ‐-､l| | |
/ / ヽ ／ >､＼＼＿＿＿_／／ ／ l| | | | l| | ｌ | |l |
/ ＼ ／ ｀､────､´ ／ |、 ｌ| | | ｌ|l __________ l _____________l| l l
＼ / / ヽ＿＿＿＿ヽ／ |｀、 l/ ￣￣Ｙ､l|l｣ l | l l
＼ / /----‐─ ─‐ ∧ ヽ |l ｀､ l ＿/ ｌ| l | l l
/ / l ヽヽ ヽ |l ｀、〈￣´ｌ__ヽ､ | l |｜ |
/ / 」 ´､ヽ ＼ ヽ|ｌ ｀、 〉二_ ´､＼、 ＿＿＿＿＿＿_ｌ| l| |
/ / ／´,─､､ ｀､ ＼＿＿_ >、 ＿/l´ / |ｌ ＼l|ｌ ／ | | | |l|
/ ヽ￣￣￣￣/ ／/／// 〉 ｀/∧ |l 二､_ ｌ| / |l| l||／ | | l||l |
｀、 / / /___// / / / |l ┌ l|ｌ ￣ lL＿｣l| ／ｲl ｌ| _ _ l| | |
/｀、 _ 〈 〈 ヽ＿∨ ／／l l|､- - |＼、 ヽ--｀'／／ |ｌ ｌ| 冂 冂 _l| l| |
∧ ヽ_ヽヽヽ ＿＿_／／ l | ｌ ,-, ＼｀───´／ ｲ|ｌ| ／￣ ￣￣￣ ￣ｌ| | |
/ ｀､ / ￣ ｀───‐ < ／ >─､､ _ ＼l｢￣￣￣ | ／ l| l ／ | l| |
/ _∨ ＼＿＿＿ ／ ／| / ｌ|l､ ＼ ヽ───'l | l ｜ | |
∧ // ｀､ / 〉' | / | | l| |l l ﾚ | l| |
/ ｀、 / ｀､ |l ｌ l〉＿〈 ｌ| /| | ｌ l / | | |
/ ∨ ＿_ ｀､ヽ l ヽ二_∨ ／ｲ | l l / ＿＿ l| ｜
∧ // / ＿ヽ ｀､ヽ＼＿＿＿_／／ 〉' | ──‐ ´ ／ | ＿ | | l|
/ ｀、/ / /､ ヽ ､｀────‐< ／ ヽ l| ／ ／| | | |
━━━ 直後・チュルベールの図書館 ━━━
719 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:16:08 ID:rmsx8K2Y0 [15/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ちゅーわけでね
／ u. （●） （●） ＼
| （__人__） | 何故かオメガさんが働いてくれません
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ どうすりゃいいんでしょう？
． ────
イ:.:.:.／ ─…… ─ミ:.:.､
. ／:.:./:.:./.ィ:.:.￣:.￣:.￣:.ヽ!:.:.:＼
. /:.:.:.:/:.:./:.:.:}:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.ヽ
〃7:l/:.:.:. :.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.〈 ﾟ， どうするもこうするもね
. / /:i:|:.:.:.:.|:./ ! ､:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|、:.:.:ｉ:.:.| i
ト./ ｌ:!:.:.:._l_!＿_|!ノヽ:.:.:.､|:.:.:.| Ｖ:.ｌ|:.:.| ∧
ｉ:.:》vZ{:.:.:.:.|:|x==ミ ＼:(｀≧ｰト:ﾘ:.:.|イ.:.:. もっと細かい指示出さないと、
|:.:|│ |:.:.::.:| 伐刈` ｲk刈Ｖ:.:.:.| | i:.:| 動けるわけないじゃない
|:.:|￤ |:.:.:.:.Ｎ辿リ 辿リ丨:.: | |_l:.:|
|:∧| |:.:.:.:.| ` 从/:ﾚ:.:.:.:|
l:l l:ヽ|:.:.:.人 .ｲ:.:/:.:.:.:.:/l:| 具体的には、
l:| ):从:.:.:.:.|:〕ト. ￣￣ イ:.:l:.':.:.:.:.:./ :l:| どこに紅蜘蛛が埋まってるか、
)| ﾟ，:∧:.:.:!:.:.:.:l ≧ー‐ 「:.:.|:.:.|:.:.:,:.:./ l; それくらいの指示は必要よ？
ヽ:.:.＼》:.ィ} 厶:.:ｌ:./:.:/}:/ ′
＼ノ:＼:f ∨:〕ト。〃
，─＜: : : : : |´￣￣￣`∨: : :〕ト。
ハ: i:i:i : : : : : : 「 ￣￣￣｀ }: : : : : :i:i:iト．
720 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:17:43 ID:rmsx8K2Y0 [16/112]
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼ ・・・・・・こう聞くのもなんですが
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | プロトタイプオメガさんって、あんま頭よくない？
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
/: : /: :/ィ′′ /: : : : : : : : ヽ :＼ | : : ヽ : ＼
/: : /: : ′: /: : /: : : : {: : : : : : :＼: ﾊ: : : : ',¨＼:ヽ
r=＝f{ : : | : : l: : ∧: : : : ヽ: : : : : : : |: : ', : : ハ､ ミﾍ
| / .| : : |: : A ､|_ﾊ: : : : l ＼ : : : A: ‐ j‐: : : | ヽ ,′
ア | : : |: : ハ { ヽ: : | ‐七/ } ハ: : : : !､ ∨:1
,' >､_ ハ: ::ﾄ {ｨ尓了ミ ヽ{ ｨ云 ミK.|: : : : |⊥≦: | ・・・・・・頭よくないっていうかさあ
/ / / /: ヽ : { ﾄｲ } | |心 j:l !: : : : ! { V
. / /.7 ハ : : ド､弋__り 七_り' |: : : :ハ ヽ ＼
V: :/ /: :{.∨∧ ' ,'.: : :,' 八 {＼/ プロトタイプの
. |: :l l: :∧ {: :ハ 'J ｲ: : /‐': : l |: :| 行動の融通が利かないから
. |: :|V /l: :ハ: : ハ - ー- /:l :/ : : : : !ィ: .:| 随伴者の指示で動いたり、
. |/.|:/:.∧ : : ヽ : : {＞‐一、 イ: :〃: : : : : ﾉ |: : | ネットワークでの相互補助実装したりと、
. | lハ: : ヽ: : : ＼/ _. -、__〉_ . ≦に: :／: : : : :.ィ: : :|: : | 命令系統を進化させたんだけど？
V_r-ﾍ 〃 ´ ｀ 〈 / ! ´/: : : ::／: 八: :ﾄ､/
.イ l | ∨ ¨￣ヽ }′ ハ |: : ／￣7 7- ｧ､
/ l ! ! } ‐…､ V_ ＿ , -} lイ / / / ヽ
. / .l ! ! } ー }ノ|´ ＿ ｀ヽ_/ / / / ＼
722 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:18:31 ID:rmsx8K2Y0 [17/112]
＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ じゃあ、紅蜘蛛の正確な現在位置教えてくれお
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ | お前、わかるんだおね？
. ＼ ヽ ／
──━━ ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:＼
,:':.:./二二二二二ヽ:.:.､:.:ヽ
/: ｨ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i:.:.「 .∧
に /:.:.:./:.:.、:.:.:.:.:.:.:､ :.:|:.:.| く:.ﾊ 現在位置を起点、
ｉ//7:.:厶/ }ﾄ :.:.:.:厶斗:!:. |:ヽ〉:.i 北をゼロ度として、
|/ ,1:.:l∧＼ ＼:.l丨刈:.: ! l}:.:. ! 方角は243度、西南西方向
l:.〈 |:.:ﾍ=== ===彳:.|ノ:.:.:.|
r |:.:.:.|:.:ハ _'＿ ,|:.:从:.l:.:.! 角度は仰角で0.08度
ヽ.＼ 「L V:ハ:.:.l:.:＼ Ｖ＿ﾉ イ:|:/:.:./レ’
｢ ゝ＼ ヽ -‐=≦: ≧=‐ {: V/:.:./ ′
ト ) ﾄ.､ ／|:i:i: : : : |ー 一「 :': : 〕iト． 距離は273.5ｍ地点
`⌒ 、ノi:i:ﾊ / ！:i: : : : |二二二ｌ: : : : i:i: ハ
{i:i:iノ ヽ _/ :|:i:i: : : : | |: : : : i:i/ ､
「 ＼′ Vハ: : : ! ./: : : /i/ ＼ そこに紅蜘蛛の外部端子に接続してる
ヽ /|、iﾄ: : :! /: : : /i/、 ヽ ハーヴェストがいるわよ
＼ ／ ! ヾﾑ:∧ ｍ/: : : /ｲ / ＼
. ＼＿ イ ､ ＼ヽ:V/: : :イ´ ′ ヽ｀ ￢ 冫 つまり、紅蜘蛛がそこにいるわけね
} ｵ芥才 / / .／
724 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:20:08 ID:rmsx8K2Y0 [18/112]
＿＿＿_
／ ＼
／三＿',!｀zx二 ＼ わかりづらいわ!!
／ ´ー¨‐｀ ´ｰ¨‐'' ＼
| （__人__） |
＼ ´ﾆﾆ｀ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
. ／:.:.:.:.:.:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼{:.:.:.:.:.:､:.＼
/:.:.:/:.:.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ｖ:.:.:.:.「￣ﾒ.
. ／｢ 〉:.:.:.:./:.:{:.:. ｲ:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|＼_ハ
/У /:.:.:.:./:.:. |:./ {:.:.!、:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:|:.:.:.:. { /:.:.:.＼
.':.{__/:.:.:.:.:.ｉ:.:.:/|:' Ⅵ ヽ:.:.､:＿j_:＿:!_:.:.:.:.∨ヽ:.:.:.:.:ヽ しょうがないでしょ、
i:.:刈:.:.:.:.:.:.!:.厶|{_＿ノ ＼:.:.:.:l ヾ:.:}:.:.:.:.:.:.| ∨:.:.:.:.ﾟ， 私はハーヴェストの位置を介して
l/ /{:.:.:.:.:.:.l/ ==ミヽ＼ Xｨ==ミ:.:.:.:.:.:.:.!￤ }:.:.:.:.:.:.:. 説明するしかないんだもん
《/ /:.:.:.:.:.:.{!〃ん心 ん心 》:.:.:.:.:.:Ⅳイ:.:.:.:.i:.:.:i
./:.∨:l:.:.:.:.:. ﾊ 込zｿ 込zｿ￤i:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.::|:.:.:!
/:.:.:/|:从:.:.:.:.圦 ´￣ 、 ￣｀ |:.l:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:ﾒ
,:.:.:./: l:.:.:.＼:八.ﾟ， }:.l:.:.:.:.:|:.:.:.:.:i:.:.:.|ハ それとも何？
,:.:.:/:.:. !:.:.:.:.:.|:.:.:.:∧ r一'⌒ヽ ／:l:.:.:.:.从:.:.:.l:.:.:.|! }
ｉ:./l:.:.从:.:.:.:. !:.:.i:.:.:.:.〕ト ｀こ⌒´ ィ":/:.:j:.:.:/:.:.:l:.:. l:.:.:.li .ﾉ
|:{ハ:{V∧:.:. |:.:从:.:.:／ヽ≧ｰ─≦ /ヾ':.:./|:./:.:.:/|:.:ﾉ!:.:./ 私に何ぞ地上に出て、
l/ ヾﾍ:.:.＼{7´￣「: : : { ∧:/:イ: l:': 「i: 〕ﾄ､《:ｲ 場所を指示せとか無茶言うんじゃないでしょうね？
/⌒ヽi:＼i:i:i∧ : ∧ ＿＿_}: : :/ : : i:i: :|.ハ
. /￣｀ ､＼i:i:ｉ:ｉ∧ : : ヽ／ ＿__」: : : : : : i:i: :| ！
/ ＼Vi:i:i:∧: : : } ／ |: : : : : :.:i:i: :|/ ＼
{/ ヾi:i:i:i:i}: : : |′ |: : : : : : i:i: ﾉ ヽ
726 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:20:54 ID:rmsx8K2Y0 [19/112]
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ なにもお前自身が出て行かんでもいいお？
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ | ハーヴェスト使って案内してくれりゃいいんじゃね？
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶:
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i ・・・・・・あんたさあ
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:!
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ |
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ 夜の戸外で、
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:| 全長二ミリの小型マシンを
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:! 目で追っていけるの？
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/ ハーヴェストは音も光も出せないのよ？
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル' それとも何？
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト． 案内は明日の朝にするつもり？
727 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:21:40 ID:rmsx8K2Y0 [20/112]
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼ いや、時間ないし、案内は今すぐにしてほしいお
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u |
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／ で、それだけど、
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ やる夫がハーヴェスト一個持っていってさあ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | | 紅蜘蛛の方から離れて行ったら
/´ / ./ | | | 突くなりなんなりして警告してくれるってのは？
＼. ｨ_ノ .| | |
| | |
─… ミ
／∠二二:.:.:.:.:.:＼
/:./:.:{:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.｢ヽ:.:ﾟ，
ﾑｲ:.:.ハ:.:.＼:.:.:}:.:V/:.:.i
}/l|:.:.|ﾆﾐ＼ｲ笊:.:.:lⅥ:.:!
kｲ|:.:.l以 以 |:.:.|ﾉ:.:.:ﾄ そういうのでいいなら
|:.:.ｌ:.八 rっ |:.:.|:.:.:.:ﾊ やってあげられるわよ？
|:ﾊﾙﾍ:.:｢ﾚ'气7,|:.:从:/ ﾉ
r匕/ ｦ_/ﾚ: /:〕iﾄ．
_/}/く: ＼/ /: : ｲ／ } じゃ、ハーヴェスト一個よぶから
{_／ `7 /: /／--ミ/ ちょっと待ってなさい
.／ ／ヾ: イ/ 団長ヽ
{ / ￣ヽ ￣＼/
ー┬く.＼ ／
} にふｽ ー─彳
/:.//| | : : : : : :〈
, : {/: |_|: : : : : : :ﾊ
,: : : : : : : : : l : : : : :.
/: l: : : : : : : : !: : : : :∧
./: : l: : : : : : : :ハ: : : : : :ヽ
729 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:22:18 ID:rmsx8K2Y0 [21/112]
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌┐
└┘
,， '⌒｀ヽ､_
/=＝＝＝=ヾ,｀ヽ
/!=＝＝＝＝=､i! |i!､ _＿__
//=＝＝＝＝=､.|! jll! ﾚ´､ﾐ/=‐ﾞ，
{ |__..=＝＝=::._ `jl! ,ゝ⌒}メ'＝=:､ ，
__,ｲ! l!'´￣￣￣｀ヾメ' 人(ﾆﾆ)=＝=､`，
,ィヾヾ,ヾ､ヽ_:::●.::::::;;ノｲノｲ⌒ﾄr=､}'⌒}ヾﾉ
,ヘ＾)ゝ=＝￣)）:::::::::ﾉ',,,ィ_ｨ_ﾒ＾jﾉ_|ノ{＝=､ﾉ
<ﾊ_ﾉ`/ﾞー'〉ﾊノミｰ='/;/::_,,ィﾍYｰ=､ﾒ⌒)"ｲ
（( "_ ¨_ﾃf＾}_八≠仆!ﾍ(_l_l_|メ}{⌒ﾞ〈ｿﾒ=}/
` ― 弋メ ィ!(ﾞヾ:j i ﾉ_,,,》=ｲ二=-ﾒ,ゞ'′
,イf `ヾ=ﾒLﾚ三彡ｲﾞ{'￣ヾ:} ,.._
,ﾍ_`ﾞ＞ノ 弋ﾆ='´ }二ﾆｦ_ｧちi!
辷ィメji!)ｫ-､ 〈辷ﾆ{`))j!ｲj
｀¨ﾞ＞ﾃ':ノ ゞ=ｲ_ﾉi! i..{
,ノ_/／ ￣ ﾄ, ,.ｲ
／ﾗ／ j:.U.:ﾉ
ゞ-' f⌒ﾒ
ゞｲ
┌┐
└┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
731 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:23:08 ID:rmsx8K2Y0 [22/112]
'"￣｀´￣｀ ,
／ ヽ,
/ ,
/ ｜
l. ヽ .ノ ｜
,YfてY ／. |
／ l弋ﾇ ￣｀ /
／ ⊂⊃ （__人__） ⊂⊃ /
{ 八 ヽ ＿jﾌ) .／
＼ ＞ ＿＿, ／∨
＼ ./ ',
＼ / ∧ ',
/ ・ ・ .| |
/ l | ←多分ここらに張り付いてる
l | |
l | |
. / | |
| x | |
| | |
| ＼＿_／
┌────────────────────────────┐
│ ハルヒの呼び出したハーヴェスト一個を腕に張り付かせ、 .│
│ やる夫がチュルベールの館の前に戻っていくと ..│
└────────────────────────────┘
733 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:24:38 ID:rmsx8K2Y0 [23/112]
. 、、 、
______ヾ‐-- ヽ＼ｌヽ
＞ ｀ ｀z
ﾝ ,,, |. ｡
> 「 ゛' v' '"" | ／
ゝ < ― ―｜ ／ ちょっと飾り気がないよね
| ,.」 ● ●｜ ／
W(,; ⊂⊃ ､_,､_, ⊂ ／ なんか模様を描いてあげようよ
i⌒ヽ （_.ノ ﾉ__／⌒)
ヽ ヽ＞､ __, イｌ .|::::ヽ／
, -─―ー- ､
. ／rﾍ二ＺﾆZ≧､ ｀丶、
／／ ￣￣￣｀ ＜＞､ ヽ
. / / ,′ ∧ ､ ｀ヽ> ｀､
/ ,′ /| / ⊥」_ ￤｢ヽ、 l お飾りつけてあげるほうがいいであります!!
,' |l ／!/| /l/ ヽ ! |个| l|
ﾚ! |l ,′ ∨ ● ＼} |人| |
. | |lV ● ⊂⊃| lト-1ﾍ/_ お花をとってきて、
| l|⊂⊃ ､_,､_,ィ | r廴厶'´ | 飾ってあげるであります!!
Vハ ､ } ｌ厶イ ＼/
ﾚLゝ、 ｀ー' _∠ﾘ | '. /
/丁¨￢┬┬≧ァ￢Ｔ丁￣:｀Ｙ| ヽ, ′
ヽj | ∨|〈:.:.:.:./｢|＼::.::.::| ヽ／
. ｀丶､_|＿_〉l ヽイ::.| |::.::｀T´ ｜
┌───────────────────────┐
│ 『オメガは危険でない』事を理解したちびどもが .│
│ オメガを好き放題弄り回していた ......│
└───────────────────────┘
735 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:26:08 ID:rmsx8K2Y0 [24/112]
＿＿＿
／ ＼
／ノ ＼ u. ＼ ほれ
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u. | 散った散った、
＼ u.｀ ⌒´ ／ こいつはこれからお仕事だお
ノ ＼
／´ ヽ 遊ぶのはまた明日な
_, -─ - 、
, '´ ｀ヽ
/ ',
i .人 ｀、 i
{ｲ＼＼r. _ i 、 ﾉ はーい、おやすみなさーい!!
从＞ ｀ヽ｀ヽ ﾉ ﾊ'
ﾚ⊃､_,､_, ⊂| /`' 人
＞ゝ._） イﾚ. ／ﾉ ）
く ﾝ大ﾋ￣ﾌ／／／ヽ
. <／三.＼/（ く ミ ゝ
┌────────────────────────┐
│ ちびどもの変わり身の早さに感心しつつ、 ...│
│ 『オメガをこれから使う』＆『もう遅いから寝ろ』と .│
│ いうことで彼らを家の中に押し込んだ後で │
└────────────────────────┘
736 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:27:07 ID:rmsx8K2Y0 [25/112]
,＿
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼
＿,、 __／ー-+-+、ヽ__＼ノ|i K、
./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,)) |==＝i ("iｿ
<`ﾚ’ i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ | il`i ＿＿＿_
i",|-, ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-" ＜`ー"ヽ、 ／⌒ ⌒＼
`i"-P _/￣,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y ） ／（ ●） （●）＼
ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ レﾚ' ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼/⌒） はーい、そんじゃ
∠ニO)ー` /＞i |L | |r┬-| | ﾉ こっち来てねー
＜)＿ヘ_(^ヽ _＿＼ `ー'´ ／/
ヽ| ~` （⌒ |_,,,ノ
""''''''ヽ_ |
| |
| |
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ''
┌─────────────────────┐
│ やる夫がオメガの前に立って歩き出すと .│
└─────────────────────┘
737 名前：安価スレッドはＥＸへ！纏めて落とします[sage] 投稿日：2013/05/26(日) 20:27:09 ID:xPXtd1sU0 [15/67]
さあようやく発掘だ
発掘は男のロマン
738 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:27:45 ID:rmsx8K2Y0 [26/112]
| ',
! ',
/ ヽ _,,.. -―
,ｌ ＼ _,.-‐''´
,.-‐''´ｌ ｀ﾞ´
{ ､ { ', _,.-
', T｀ヾ, _,.‐''´
'､_,ﾉ￣｀ヽ､ ,.-''´
Y´￣｀'7 ＼_ _,.-''´
ﾞｒ―ｒ { ｀プ
',__ｧｒ'"T__／ _,,..-‐''"￣￣ｱ''ー
_,,.. -ｒ ―|｜!"´￣￣ _ -‐ ´
／,. -―､ ヽ｜| |//／／ _‐ _
/ ´ ＼`! ! !/／-‐ ´
/ ヾ!,.!'' ´
{ !
￣￣￣￣￣`!,!
ﾞ､
ﾞヽ､＿＿＿
￣￣￣￣￣
┌───────────────────┐
│ 途端に、結構な一刺しがやってきた .│
└───────────────────┘
740 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:28:48 ID:rmsx8K2Y0 [27/112]
;
ξ
,,:;;#圭#;;
;;;#圭#;;
:;;;#圭圭圭#;;
::;;;圭圭#;;:
;#;;
┌─────────────────────────────┐
│ どうやら、『方位がずれている』ということらしい .│
│ .│
│ 腕を見てみると、虫に刺された跡を掻き毟ったかのように、 ...│
│ ぽつんと血の玉が盛り上がっていた │
└─────────────────────────────┘
742 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:30:01 ID:rmsx8K2Y0 [28/112]
┌───────────────────────────┐
│ そのあとは、始終チクチクと刺激が来るのに耐えつつ、 ....│
│ 目的地へと向かって歩く .│
└───────────────────────────┘
＿＿＿
／ ＼
／. ー ーヽ んーとね、ここだお
/ （ ●） （ ●）
| （__人__） |
.＼ ＿ ｀i i´ノ、 ここに、紅蜘蛛っていう
／ `⌒ ＼ お前の弟が埋まってるお
./ . i、 ＼
.| | | ＼. ＼ なるべく丁寧に掘り出してやってくれお
ヽ、 ＼ | .＼ ＼_
|＼ ヽ .ﾉ ι,ヽ,シ
＼>
┌───────────────────────┐
│ 十分ほど歩きまわった後に場所を特定し ...│
│ オメガにむかって、『この下に埋まってるものを .....│
│ 可能な限り丁寧に掘り出してくれ』と命令する │
└───────────────────────┘
744 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:31:00 ID:rmsx8K2Y0 [29/112]
┌────────────────────────┐
│ 一仕事終えて帰ってきたやる夫の、 .....│
│ 血まみれの腕を見たみゆきがパニクっていたが │
└────────────────────────┘
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼/⌒） ただいま戻りましたお―
| |r┬-| | ﾉ
_＿＼ `ー'´ ／/
（⌒ |_,,,ノ 今夜の仕事、お終いですおー
""''''''ヽ_ |
| |
| |
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ''
,､ /´＼＿__
＼ ／ ｀ヽ/ ,ﾉ| ￣￣ ｀ヽ、
,ノヽ. ,| （_,ﾉ､ ､ ＼
／ , ' / /| : | |∨ ヽ、 ∧
／ ／ / /' | : | | ∨: ＼. ﾊ-─
〈／ / ､ / | ｉ: | |／V |:: ∧ | う、腕!!
/´ ,' l /＼ | |: | ／ | | |:: ∧ |
| / /| / | |: ﾘ | | |:::. ﾊ | やる夫さん、腕、血だらけ!!
|/{ /::|,ﾊ. `r=､ |ﾉ: / `r=､ | /'|∨:::. |: |
∨ /|:::::::ﾊ |l l| }::ノ |l l| ｊ/ |:::V ,∧|ｉ: |
∨ ∨:::ｉ::} ゛" ,ﾉ,/ヽ///゛"/ ,ﾉ |::::|/､::: |::| 何があったんですか!!
ﾉ :::｀ｊ‐-‐" ｒ-‐､ `‐-‐ '" /:::::|_,ﾉ::: |:|
/ :::::{｀ヽ、 V } ｒ‐ﾍ.ﾍ'> /::::: :|::: : : |:|
/ ..:::::ｊ ,〉‐r｀ﾆ´/ _,,ﾉ:::: : : .:|::: : : :||
l :::::l"￣￣￣~l l´￣￣￣゛l:::: : :,ﾉ::: : : :|'
| ::::〈 :::{" 〉:: /｀ヽ､:::: :|
┌─────────────────────────┐
│ 刺され慣れたやる夫は、 │
│ みゆきの様子でようやくそれに気づく始末であった ....│
└─────────────────────────┘
746 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:33:48 ID:rmsx8K2Y0 [30/112]
__ｎ__ｎ __＿ _ｎ_,､ , -─-､
└i ｒっ_） ア∠、 └i rﾍ〉 / ∩∩｜
Ｕ └(ヌﾉ （才Ｐ_） ゝ乂,リ丿
/'''７'''７ /''７ . /'''７ /￣￣￣/' ７'７ /''７ . _ノ￣/ /￣/ /'７'７
/ /i | ＿＿＿_ / / __ .. / / . ￣￣/ /ー'ｰ' / / __ .. /￣ ／ . / ﾞー-;-'ｰ'
_ノ / i i__ ./＿_＿＿/ / /_ノ ./ ノ /__,l￣i ＿__ノ / . / /_ノ ./ . ￣/ / / /ｰ--'ﾞ
/__,／ ゝ､__| /＿____,ノ . /＿＿＿,､__i /＿___,.／ /＿____,ノ . /__/ /＿/
━━━ 第三部・真実の勇気・その45 ━━━
第98話『魔方陣グルグルで“作戦会議は地味だ”つってたが、本当にその通りだと思う』
Ｐｒｅｓｅｎｔｅｄ ｂｙ ◆7OypKKv1oA
.
747 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:34:38 ID:rmsx8K2Y0 [31/112]
:.:.:::.:::.:::.::.::(
.. :::.:::.::.::ヽ
:::::.... :::::::::`'''‐‐--''''つ
.:.:.:.:.:.:.... ::::.:::.:::.::(´
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（ :::::::::::::::::::.... r'´_,.-‐-、''ｰ、 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.....
`‐' ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.. ,ｨ'´''"´ ﾚ'"´ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::....
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ヽ___ノ´￣￣｀ｰ､ : : : : : : : : : : : : : : .
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━━━ 次の朝 ━━━
┌────────────────┐
│ ガルガンチュア現在位置 .│
│ .│
│ 本日セプテムに到達と予測 .│
│ .│
│ ユルブレストまであと一日 ...│
└────────────────┘
750 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:35:35 ID:rmsx8K2Y0 [32/112]
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
> /ごノ
__,∠ /
〈、 ／ 彡
＼､__ノ 彡
／||ミ
／ ::::||
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|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| || ＜バタン!!
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
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|:::::::::::::::|| ||
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＼:::::::::::||￣￣￣￣
＼ ::::||
＼||
751 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:36:37 ID:rmsx8K2Y0 [33/112]
, ,.ｨ
/ｌ／/ --‐ッ______
. ,N ´ ＜
| ,,, そ
. |,゛゛' 'v '" 7 く パパ、大変だ!!
. ｜ ノ ｀ヽ > ゝ
. ｜ ● ● L、| 起きて!!
:,⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ;ﾉN
. /⌒ヽ__ヽ ゝ._） / /⌒i 起きて!!
＼ /:::::::::::≧,､__, イﾚ/ ヽ/
从:l||l;;;;;;;;;;;;;;;{[ ]};l||l人__∧
( ⌒ )｀i:::::;;;;;;ゞ- ( ⌒ ) .ノ
＿＿＿_
／ノ ー_＼
／（ ー） （●）＼
／ （__人__） ＼ んー、なんだお？
| ー-u' |
＼ (^ヽ ／ 今何時だお？
/ ⌒⌒⌒⌒⌒～ ）
//＃＃＃＃＃＃/ /
752 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:37:08 ID:rmsx8K2Y0 [34/112]
. 、、 、
______ヾ‐-- ヽ＼ｌヽ
＞ ｀ ｀z
ﾝ ,,, | もうお外明るいよ？
> 「 ゛' v' '"" |
ゝ < ノ ＼ ｜ それでね、それでね!!
| ,.」 ● ●｜
W(,; ⊂⊃ ､_,､_, ⊂ 昨夜の丸いのが、
ヽ l⌒ヽ また玄関に座ってる!!
／ヽ＞､ __, ヽ⌒｀ヽ
. |::::::::!::;;;;;{[ ]};;;;ヾ::::::::}
＿＿＿
／_ノ ヽ、＼
／（＞） （＜） ＼ わかったお
／ （__人__） ...＼
| ﾉ ヽ, | 観に行く、見に行く
.＼ （/⌒ﾉ´ﾌ .／
. .> .￣￣´ <. あー、ねむ・・・・・・
753 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:37:41 ID:rmsx8K2Y0 [35/112]
.─────────────────── ───────────────────
||: : : : : 王王王王王王王王王王王王王王:.: : : :||: : : :.:王王王王王王王王王王王王王王 : : : : :||
||: : : :.＞==========＜ ＞==========＜: : : :||: : : :＞==========＜ ＞==========＜.: : : :||
||: : : :|＼ .／| |＼ ／|: .:.:.||.:.:. :|＼ ／| |＼. ／|: : : :||
||: : : :|. .|.￣￣￣￣.| | | |￣￣￣￣ | |: .:.:.||.:.:. :| | ￣￣￣￣| | | |.￣￣￣￣.|. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
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||: : : :|／ .＼| |／ ＼|: .:.:.||.:.:. :|／ ＼| |／. ＼|: : : :||
||: : : :|＞==========＜ ＞==========＜ 人 || 人 ＞==========＜ ＞==========＜|: : : :||
||: : : ::::::::王王王王王:::: 只 :王王王王王王: |◇||||◇| :王王王王王王:: 只 :::王王王王王:::::::: : : :||
||: : : :|＞==========＜ ＞==========＜ У || У ＞==========＜ ＞==========＜|: : : :||
||: : : :|＼ .／| |＼ ／|: .:.:.||.:.:. :|＼ ／| |＼. ／|: : : :||
||: : : :|. .|.￣￣￣￣.| | | |￣￣￣￣ | |: .:.:.||.:.:. :| | ￣￣￣￣| | | |.￣￣￣￣.|. .|: : : :||
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||: : : : : 王王王王王王王王王王王王王王:.: : : :||: : : :.:王王王王王王王王王王王王王王 : : : : :||
￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌────────────────────────┐
│ 館の玄関前は、早朝にもかかわらず人だかり │
└────────────────────────┘
754 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:38:43 ID:rmsx8K2Y0 [36/112]
,＿
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼
＿,、 __／ー-+-+、ヽ__＼ノ|i K、
./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,)) |==＝i ("iｿ
<`ﾚ’ i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-" ＜`ー"ヽ、
`i"-P _/￣,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y ）
ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ レﾚ'
∠ニO)ー` /＞i |L
＜)＿ヘ_(^ヽ
ヽ| ~`
┌──────────────────────┐
│ 人だかりの中心に座り込んでいたオメガが、 .│
│ やる夫の登場に合わせて立ち上がると │
└──────────────────────┘
(⌒｀ゝ､ _ ○o。 人 ,.‐-､ _ ,.r-､
_r⌒( ,.ry'"ﾉ,r-､ ,.､ / 手ヽ （ ヾ, ( ｀) o○ (⌒⌒ヽ,r‐'"ヽ／） ﾉ
（_ 。'",;( （⌒ ）'" ヽミ}彡） (⌒ヾ,;'"ﾞ';,'-'､ 。ﾟ ゝ y（,,/ ( } ノ_r'⌒ヽ
>-‐'r‐'"' / ヽ_,ヾ（,,,j｡_ ノ,'"⌒ヽ-、（ シ';。,.;'､丶） ,r'"⌒ヾ;'"ﾞ'｡く__,,ノノ'"ﾞ';｡く ）‐-､
ゝﾆﾝヽ_ノr'" ヽ;'" r'"⌒ゝ,,,j,,jﾉ/⌒ヽ( 'ﾄ､_ゝ< （ ゞ';｡.,;'ヽ⌒ヽゝ｡,.,;'-‐く巛く->
。 (＿,.-'"';,,.>-、>;'" "';-__,.ノ｀ｰ ' ヾヽﾐ} ｀ｰ-‐'（ ! ヽ ハヽ ヽ ノ ￣
o (,r‐､（ ヽ'o,,.,.,.。'< ヽ）_ ヾｼ ｀ｰ- '"｀´ﾞ ｀ｰ--‐'
O ,r'⌒ヽ(.,,,,v,jノくヽ/ ヾ ﾉ ｀-､
__（ ＞,;'" "';く (人__ﾉ｀'ゞ,,ノv_,r
／ミﾐ >-‐<':,。,.,o,:'､___ﾉ ＞;o" "';⌒ヽ___
/_r'三ハ "'人 ヽ ） （ ﾉ':。,.,:"く ﾉ巛くゝ
｀ｰ-‐ ' ｀ｰ- ' ｀ｰ（＿人_,ノ ヾ－'
┌─────────────────────┐
│ 悪戯か好意かわからないが、 ......│
│ チュルベール達お手製らしい │
│ 野草の冠などの飾りが足元に散らばった ...│
└─────────────────────┘
755 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:39:18 ID:rmsx8K2Y0 [37/112]
┌────────────────────────┐
│ そして、オメガがやる夫を導いた先は、 ....│
│ 昨夜までは小山の如く土が盛り上がっていた場所 │
└────────────────────────┘
＿、
,,.. ._.,,、 ．＿
‐‐''"￣´゛ _,,...､....､..､...､,,_
_,.......-..-‐'"゛ 、 ． ， ｀'''ｰ､,,,,_、
'''" ._..... -'''"｀ﾞ´ 、 .! l. | | > .| ￣￣ﾞ'― ､_
_..ｒ'",ﾞ｀ , ､ ,! ､ ､ l ｌ ! ! .ｌ " | r ! ./ .、 .,ｉ ,i .｀ﾞ"'ｰ..,,,,_,
,.'" .| .l, | ! ｌ . ! .! .ｌ ,! ｌ ｌ 、.! l.i / ｌ /.， /， ,． ,i ｀ﾞﾞﾞﾞﾞ''-､.
,, ‐" .、 .'i │ |、 ! l.ｌ, ｌ .ｌ、 ! .| .″ ﾘ .ｌ.| .Uﾞ.! ./ / / / .// / / ...／ ,i .ﾞヽ、
. -ﾞ .： .ｌ, . ｌ ､..ｌ .|, || .|、! ﾞ .ｌ l ｌ ｌ. l .l " .|! l"." /| .″./ ." ,// / ,i",／ / / ,ﾞｰ
_.- !、 ､＼.ヽ..ｌ, ヽ.ｌ ,!.ｌ, .lヽ !..ｌ. ，|, ,! .! .‐ ! .lﾞ.lﾞ ./ " ,／ ._..-''./ ./ .,i ／ -｀'
.″ ,..｀'ｰ二,,_｀' l、ﾞ'./ ...ｌ, ｀'〟 . '､. |, .!.! |" .i′ ! / ` ./ .,..-' '"´ ／,． .／ .i彡"、 ｀
ｰ'"´ ./ ⌒"'― .ｌ｀'､.ヽ. ＼ .ｌ'､ " ┤.ｉ,.゛ .ｌ.′ ゛ ゛ ,- -‐'" ／ _..-彡'"゛._,..-'''" ､ ゝ
.′ ,..- ./ .＼ヽ.＼ ｀'-、 ＼ .ﾞ‐ ″ '"....､-‐,ﾞ..-‐'"、 .ヽ
゛ ／ .,i ,｀''-,, ''ｰ ｀''ｰ ｀' ｰ;;ｯ←''''" ''､ ﾞ‐
/ ′ .｀'￢‐''''￣ﾞ'―-―'''''"ﾞ￣ﾞ''―---ｰ'''"´., .､ ゝ
| ! .!丶 .| .! .'､ .ｌ, .ｌ |. ."
-‐ο ＿_._,,
_、 ,,,,"´
.. ､--.. ,,,_.__... _......,,,_ ´´´"""‘.｀｀´ ｀ ﾞ
‐.'" ο －-.‐
ο ''' -.ー- .... ． ,,
."￣ﾞ'''－'.'''''ｰ
┌───────────────────────┐
│ そこは、たった一晩で土が大きくえぐり取られ、 .│
│ すっかり地形が変わっていた │
└───────────────────────┘
756 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:40:08 ID:rmsx8K2Y0 [38/112]
┌───────────────────────────────┐
│ クレーターの底には、半身を土の中に埋めた紅蜘蛛の姿があった .│
└───────────────────────────────┘
, -_─_-_-､
/二ZL．--─==＝く|ｌ 参 l| [´| _, ｨ=_=_‐_‐--､
, -┬='彡'´￣V´ |L.＿ _ ＿ l| rイ| ｢ |｜ 参 ｀l|ァ=‐- ､r冖┐_
_r┴rイｲ |l 弐. ＿_/ﾆ７",ニ'＜く ,⊥Ll |_ ｣└‐--＝_ノ{＿ ｀￣V´ ＼ __
r‐=＝ﾆﾆ| ￣ [j| 壱 || | / / ,イ￣｀丶、l _,ﾉ｣l_刀二ﾆ ／,二Ｚ._ ＼ 弐 |! `く
|ｌ ∟．-へ.＼ ｢|l. ｌ|￣ Y /＼/ ．〉lくrｪ平'{] f｢孔/． ＼∧ |! 壱 |}
|l `'＜三＼`ｰ_‐ハ! lﾚ─{：ゝ/{ ﾚl |｣LﾍﾍLヒﾄ､_)! ∨ 》 ﾘ
|l ｀ ￣`ｰヘ、 ` ｰ--イ_／`ﾆ//`ヽ{〇}＿_, ．イrｭ r:┐ 〉 ｀7､ _ ／ /|l＿_／
ｌＬ___,. ． ‐＝Z,三￣｡￣三 ／l￣￣｢ ｛{ L.__ rL.ｨﾆX}､ ￣ ,ｨ力 /ミ=`┬Ｏ)イ-‐'´ ￣´
└--へ.＿/ /,-冖､_/￣ l l iヾく｣｣_ヽﾆﾆｴｺL>＜主＞=ィ土/イ个iｲ｀エヽ-_｣
|l ﾄ､＿ ｌ /ﾆﾆﾆヽ-‐＜从Ｖ/ /／/￣l_》､l｣_ﾉ厶〈〈 ＼l [￣＿
ヾ＝==､.二べ二二∠／ ＼- ､ ｀￣_,ｲｲ l { L｣┴ｧ'TT l_〉 〉 `ー' 〉
＞〈ﾝ＜//∧/にYニVﾍ__ | l |／lフく＞‐ ′
,,_,ヽ, ,,_,, ,,_,, ,,_,, ,,_,, ／__/ /＼// _乂〉-|/ヘ.｀l_| l ﾄ-､ ＼/＼,,_,, ,,_,,
"i´"〟ヽ｀゛゜｀'”"´"〟｀゛゜｀'”"´"〟｀／大r‐＼､.ノ/ / / ｀＾ﾄ､ 〈=`厂了´ ＼ ＼/｀゛゜｀'”"´"〟｀゛゜｀'”
'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;
'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;;
┌───────────────────────────────┐
│ 今まで時間をかけてここまで掘り出したところで、 │
│ これ以上どうすれば分からなくなって指示を仰ぎに来たか ..│
│ ....│
│ とにかく、オメガだけではどうしようもなくなったということなのだろう .│
└───────────────────────────────┘
758 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:41:46 ID:rmsx8K2Y0 [39/112]
┌────────────────────────┐
│ 無論、やる夫とて、どうやってこの状態の │
│ 紅蜘蛛を掘り出すべきかはわからない ....│
└────────────────────────┘
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼ さーて
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ こいつは・・・・・・ どうすべえ
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┌─────────────────────┐
│ それを何とか判断できそうなのは・・・・・・ ....│
└─────────────────────┘
759 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:42:41 ID:rmsx8K2Y0 [40/112]
l ヽ ＿, ｌ l /￣￣￣7｀＼ ｌ ｀￣￣￣ l|
ヽ＿＿, ---─'´ //＿, l l ￣￣´ ｀＼/ｌ l |
＿＿＿＿,-'´ヽ ｲ'´ 〉---─ 7 l _ |l l l ＿_ |
/´ ヽ l ＿ 〈 ＿＿__ / ｌ_ ヽヽ __l|l |l |l ｀ ─---─ '´￣ ｀l| |
/ 〉 l: ∧ |｀￣￣´l l l ￣ l| |l |l |l ＿＿ | |
/ ＿＿,-'´ l/ / |ｌ ｀ｌ / ／､ |ｌ -- l´l| | ＼ ||l |
/ ,-'´￣ ｌ 〈 | |/ ｲ V | l| ＿＿＿＿＿ | 、 ｀ | | |
/ / ＿_ ヽヽ ￣￣￣´ l ／ l| |/´￣￣￣￣￣ヽ| ｀‐-| | |
/ / | ／ヽ ＿＿ / 〉' /二/ /二/ ｌ| ∨ ｌ l| |_ | l| | |
/ / l'´ >/´￣￣/ / _ _ｌ| |l | | | |l | l| | |
/ / ＼ ／ 丶 / / ヽli､ _ _ ／イ | l| | | | l| | П Пl|｀‐-､l| | |
/ / 丶 丶_〈´〈 l | ｀i[､ ヽｌ ／／ l/ l| | | | l| |_￣￣￣￣￣ ｀ ‐-､l| | |
/ / ヽ ／ >､＼＼＿＿＿_／／ ／ l| | | | l| | ｌ | |l |
/ ＼ ／ ｀､────､´ ／ |、 ｌ| | | ｌ|l __________ l _____________l| l l
＼ / / ヽ＿＿＿＿ヽ／ |｀、 l/ ￣￣Ｙ､l|l｣ l | l l
＼ / /----‐─ ─‐ ∧ ヽ |l ｀､ l ＿/ ｌ| l | l l
/ / l ヽヽ ヽ |l ｀、〈￣´ｌ__ヽ､ | l |｜ |
/ / 」 ´､ヽ ＼ ヽ|ｌ ｀、 〉二_ ´､＼、 ＿＿＿＿＿＿_ｌ| l| |
/ / ／´,─､､ ｀､ ＼＿＿_ >、 ＿/l´ / |ｌ ＼l|ｌ ／ | | | |l|
/ ヽ￣￣￣￣/ ／/／// 〉 ｀/∧ |l 二､_ ｌ| / |l| l||／ | | l||l |
｀、 / / /___// / / / |l ┌ l|ｌ ￣ lL＿｣l| ／ｲl ｌ| _ _ l| | |
/｀、 _ 〈 〈 ヽ＿∨ ／／l l|､- - |＼、 ヽ--｀'／／ |ｌ ｌ| 冂 冂 _l| l| |
∧ ヽ_ヽヽヽ ＿＿_／／ l | ｌ ,-, ＼｀───´／ ｲ|ｌ| ／￣ ￣￣￣ ￣ｌ| | |
/ ｀､ / ￣ ｀───‐ < ／ >─､､ _ ＼l｢￣￣￣ | ／ l| l ／ | l| |
/ _∨ ＼＿＿＿ ／ ／| / ｌ|l､ ＼ ヽ───'l | l ｜ | |
∧ // ｀､ / 〉' | / | | l| |l l ﾚ | l| |
/ ｀、 / ｀､ |l ｌ l〉＿〈 ｌ| /| | ｌ l / | | |
/ ∨ ＿_ ｀､ヽ l ヽ二_∨ ／ｲ | l l / ＿＿ l| ｜
∧ // / ＿ヽ ｀､ヽ＼＿＿＿_／／ 〉' | ──‐ ´ ／ | ＿ | | l|
/ ｀、/ / /､ ヽ ､｀────‐< ／ ヽ l| ／ ／| | | |
━━━ 直後・ハルヒの縄張り ━━━
761 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:43:55 ID:rmsx8K2Y0 [41/112]
．-=…… ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ｉ:.:.:.＼
.//:.:.:.:ﾊ:.:.:.、:.:.:.:.:.:. ト ヽ ほうほう
l/|:.:.:.厶}:.:. i＼:.{:.:.:.:l く:!
〈|:.V ＼lー‐|:.:.:.:|／:.! 埋まってる紅蜘蛛を掘り出すにゃあ、
|:.:|,｛厂 ｛厂 |:.:.:.:|:.:.:.:| どうすればいいかを聞きたい、と？
Ⅵ" ′ ""|:.:.:.ﾊ:.Ⅳ
(⌒V二ｽ ィ|:.:/:X′
}ZZﾄ､: : |=:lｲ:/ |
∧. _{＿.{ ヽ:| /:ｲ !── 、
//∧ | r┴rf´￣ :| i ！
に二に二二二二二二二二二ｌ─‐く | l ￤
|l |┌── H ──┐|‐介ー─ﾍ __ |
||──|├──‐┬┬─:! |: : :_:_:_: ィ、 ）:┘
||──|│ :! | :|│:/ ／i:i:i:i:／
＿＿＿_
／ ＼ うん
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ちょっと見た感じだと、
| （__人__） | 下半身が完全に土の中でさ
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ どうすりゃいいかね？
762 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:44:37 ID:rmsx8K2Y0 [42/112]
-─‐……─‐ ミ
＿＿／:.イ 二二二 ＼:.:.:.:.:.:ヽ＿
廴＿,/:.:/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼〕:.:.:./ _＿}
／7:.:/:.:.: ｨ:.{!:.:.:.:.:.:.ｲ:.:.:.:.!:.:.:.Υ ＼
く／|:./:.:.:.:廾ハ:.:,:.:/┼:‐/|:.:.:ｲ:.:＼/ まあ、ちょっと待ちなさい
lハ:.:./＿＿V:/ ＿＿|:.:.:.|:.:.:.:.:.i
ｎ |:.:.:.}ﾘ ￣￣ ￣￣|:.:.:.l_):.:.:.:| まずは、ハーヴェストで現在の状況確認するわ
γ ヽ. |:.:.:〈 "" ､_､_, ""|:.:.:.|:l:.:.:.:.|
人 _.ﾉ }ハ:.:〕iト。 ＿＿ ≦|:.:.:从:.ﾙﾊ
| | ＿_r彳i:i: : : |==ミ: : /|:.∧ﾚ’
| ￣ {: i:i∧ Ⅵ!: : :| /: :/i/" ハ 対策はそれから考える
￣￣ ∨i:i: | Ⅵl : | ' : /i/ l ＿{ﾄ､
乂i_:ﾄ､ ヾﾄ:.:|/: :/i/ f: : : : : :i
} ヾ:l!: /i/ !:====:ﾘ 具体的にゃあ、どこ等へんまで掘り起こせば、
∧ }i:/i/ Τ Τ 紅蜘蛛の機能で自力脱出できるかまでの計算ね
}ﾄ．にふこﾌ__／:| │
/: :/: : /∧〈: : : i: :| │
＿＿＿_
／ u ＼ ・・・・・・こう言っちゃなんだけど
／ ／ ＼＼
／ し （○） （○） ＼ お前、『やることがある程度具体的』だと
| ∪ （__人__） J | すごい有能だおね
＼ u ｀⌒´ ／
764 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:46:27 ID:rmsx8K2Y0 [43/112]
＿＿＿_
r─‐ﾐ:::::::::x=＝＝≧ｭ __
l___ _/:::::::/:::::::l:::::::.､::::::ヽ」
く /:::::::/:!::_/_ヽ::::::l_:_:::::ﾄ
i::V::l:::::ｨ::::l!:/ l｀l:::/ Ｙ::l:::! ・・・・・・ひどい言われようだけど
|:::::::∨:l/:::! === |/==j从ﾘ
|::::::Y⌒ｉ::::|u }:::|
|:::::::ｌゝ..|::::| ゝ ｲ::::| 私の本職ってシステム管理、
j::::::/::::::|::::| ー‐r一'::::!::::| 要するにサポートだからね
. /ｌ:::/ｌ从∧::ﾄ. ｉ/ﾙ1ﾉ:::ﾘ
ﾚ' ／:.:＼ ヽ `ト､ У
,ｨ'⌒:.:.:.:.:.ヽー─ﾍ:.:.:.＞z、 そこで有能じゃなかったらどうすんのよ
/ ∨∧:.:.:.:.:.:.､ニニ}:.:.:.:.:llハ
. / ∨∧:.:.:.:.:∧ ｉ:.:.:.:.:ll:.l i
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ うん、まあ、ごめん
／ u. （●） （●） ＼
| （__人__） | とにかく、早いとこ頼むわ
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
765 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:46:47 ID:rmsx8K2Y0 [44/112]
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767 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:49:16 ID:rmsx8K2Y0 [45/112]
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、
′: : : : : : : : : : ∠二二二二二二ﾆ=､: :.＼
. / : : : : : : : : : : : /二二二二二二二二ハ: ､: :＼
. / : : : : : /: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :|＼!: :＼: : . 解析終了!!
〈￣￣￣/: : : : : /: : /{: : : : :,ィ: : : : : : : : !: : : : : :‘，::.
∧ ／/ : : : : :/: :＼ |: : :／/: : : : :.人: :.|: : : : : : : '. :.:.
. ′∨／|: : : : : :i: :./ ＼/ /: : : :／ /.:/!: :i : :| : : :|: : :. 土に埋まってるつっても、
i: : ／ |: : : : : :|.:/ !/＼′ ／ /: :／⌒¨ !: : : !: : ::. そんな強固な岩盤じゃなくて、
⌒〈 .ハ: : : : :.:|/ |／ /／ |: /}: :| : : : : :.:.:i 土埃が積もり積もって
. | |＼ ′|: : : : :.:| ─ 〃 !/ .!: :!: : : : : : :| 空気中の水分を吸って固まったもの、
. {⌒ ､ | |: : | .:|: : : : :.:| 三三三三 ─ !:/: : : :l: : :.:| 要は乾いた泥です!!
. . .| |: : | .:|: : : : :.:| 三三三 ｲ : : : : |: : : |
. ､ ‘， .| |: : | .:|: : : : :.:| /: : : : :.:|: / :|
. ＼ 廴} ￣ 八: : : : :.| ､＿, ′ : : : : |∧ :| よって、超音波振動で地盤を軟化させ、
(⌒＼ 〉 ‘. : : : :| ／ ｀7´ |: : : : : : / |: | 紅蜘蛛下半身の固定を解除します!!
＼ ｀¨ |_／⌒) { / ノ: : : : : :/ .!/
. ､ _ ー～ ￣ ／¨≧=- 乂＿,У＿ ＜: : : :i: : : / / それで、紅蜘蛛の重力制御機能で
‘. ／､ : :.＼ ＼ ＿{＼: : : : /} : : /|: : / 泥をブッ飛ばすことができるようになります!!
､ ∧ ＼ :_:_＞ }/⌒＼} ＼／ {
＼ _ ＿,ノ } ＼＼ ＼{⌒ﾊ ｀ー ､ そこまで行けば、
. |＼ ＿彡´// ＼＼ ､ ∨ / ∧ あとは紅蜘蛛が自力で出てくるだけです!!
＼二二ア′ ＼＼ ‘， ∨ ./ / ‘.
＼ ￣ ＼＼i .|l / / |
. ＼ ＼} |/ / [￣￣|
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ えーと、すぐできる？
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
769 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:50:06 ID:rmsx8K2Y0 [46/112]
_,. 一…ｰ- ._
,.r ´ ＿＿ ＼
／ / '´＿＿＿｀丶､. ヽ
. / ,. / '´ ｀丶ﾍ ﾍ いやあ、超音波振動の強さを
/ ,./ f / ,ｨ' | ！ | | どれくらいにするかを実地確認しながらだからねえ
. ' <,/| | l| / | l| | | | N
| /7 | ∧ ｣ / | l|＼ |、 |_ | |'|
| | | l|（__;）ﾊト､_ヽ! ＼l. ｘ１| | / | 地盤にハーヴェストを複数配置して
| L|（| | 三三三 三三三 ﾙ | | 軟化状態確認しながらだから・・・・・・
| l.| Ll| Ｎ |'｜1 !
| l.l ヽ !＼ .ｲ / ｲ/
ヽﾊ、| ＼ゝ|丶───イ´/ へ'._′ 時間は・・・・・・
/{ | N､ ! l|＞──＜l ﾚ′|.|.ﾄ､
|.| | ヽ| |.|.|｜三 それなりにかかるわよ？
＿＿＿_
／ u ＼
／ ／ ＼＼ じ、時間かかるってどのくらい？
／ し （○） （○） ＼
| ∪ （__人__） J |
＼ u ｀⌒´ ／
770 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:51:10 ID:rmsx8K2Y0 [47/112]
＿＿＿ ＿
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〕iト ．
ｨ:.:.:.:.:. ィ 二二二二 ＼:.:.:.:.:.:＼
/￣/:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼j:.:.:.:.:.、￣￣〉
廴 /:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.i ___/ ・・・・・・多分、一時間くらい
／_ノ ):.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:. ｌ:.:.:.:.:.| ､:.:l
∨i:i:イ:.:.:. | ＼:.:.: !:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ＼
. /￣ヾl:.:.:.:.:l_＿ノ ､:l＼:.: `ト---- :.:.:.:lヽ イ プロトタイプの全力だと、
/ :!:.:.:.:.:| ｀ ＼:| lハ|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:| 紅蜘蛛ごと地盤粉砕しちゃうから、
|:. :.:Ｎ |:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:| これ以上短くはできない・・・・・・
′ {:.:!:.:.㌧=== 、 ====彳:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.|
{ ヽ|:.:.l/i/i/ /i/i/|:.:.:./ノ:.:.:.:.|
ヽ |:.込、 __ U |:.:ｲ:.:.:./ル'
、 V:.ﾄ:.:≧ー─ ｀ ─=≦ｌ':/ﾉﾚ′ もしかして、これでも遅い？
＼ `トi:i: : : |===v': : : : :＼
. ＼ ！i:i: : : | /: : : x: : :ハ
` ｰi V∧: : | ./ : ／: ／ ￤
│ Ｖ∧: | /: ィ 才´ |
＿＿＿＿
／ ⌒ ＾＼
／ （ ●） （●） いやいや、大したもんだお!!
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
| |r┬-| | 十分十分
＼ `ー'´ ／
772 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:53:14 ID:rmsx8K2Y0 [48/112]
＿＿＿ _
.／:.:.: ──==ミ
/:.:.:.:k／:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ＿
':.:.ｉ:.:.:ｌ:l、＼:.:.:.／:.:.:.V }
i:.く,|:.:.:N ＼ l×:ハ:.:ｌ:.|/ そっか、安心した!!
|:.く.!:.:.:! ◯ ◯ V:.:|_ __ﾊ
|:.:.(|:.:.:| :::: t‐ｩ ::: ﾉ:.:.| }i:i}ﾉ
}ﾍ:.ﾊ:父ト -‐=≦ﾚ'V／ じゃ、これからハーヴェストつけてあげるから、
ヽ／ヽ: : |=| :/ ｌ／ あんたはメモ取る用意しなさい
イ ィ ＼ ,ｌ/ /
∠}i:i}／/---芥-ｲ
./: : : 〈j_! : {
/: : : : : : : : :i
／￣￣￣＼
／ ＿, 、＿ ＼ ちょい待ち
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ハーヴェストつけるってなんじゃい
＼ ｀ ⌒´ ／
773 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:53:48 ID:rmsx8K2Y0 [49/112]
─……==ミ
／.ィ 二二二 `ｌ:.:.:`:..､
ｨ:.:/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ|:.:.:.:､:.:.ヽ
／':.:.:.:.:.:.:.∧:.:､:.:.:.l:.:.:. |:.:.:.:.:｢＼:. こっちの指示をタイムラグ無しで伝えるためよ!!
∨:.:.:.:.:.:.X ､:ﾊ:.:.:.／:.|:.:.:.:.:| ハ
／ｉ:.:l:.:､:.:.| ＼}l Χ:ｌ＼|:.:.:.:.:| く:.:. !
＼|:个:.:.V ┃ ┃ |:.:.:.:.:l／:.:.:| あんたの右腕と左腕に一個ずつハーヴェストつけて、
_人_ |:.:l:.:.: ! ┃ ┃ |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.| それがあんたの腕を指す回数によって
｀Ｙ´ |:.:|:.:.:.|xx xx|:.:.:.:.:|＾Ｙ:.:.| 私の指示をあんたに伝える
|:.ﾊ:.:.( ｰ'ー‐ |:.:.:.:厶ｲ:. ﾘ
V }:.:.:≧==--- ==≦:.:.:/}／レ’
∨/ 才: |==/: : /:.:イ あんたはそれに従って、
ﾊi: : l .: : :/i/ハ オメガに指示を出して紅蜘蛛を掘り起こす
, V: | /: :/i/ {
/ i Ⅵ': :ｲメ ､
/ :| V:／ } ∧ 実に簡単でしょ？
/ l-ィ芥ト-- ﾍ ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼ 待てや!!
／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼
| （__人__） | またやる夫の腕血まみれにする気かお!?
＼ ｀ ⌒´ ／
774 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:54:22 ID:rmsx8K2Y0 [50/112]
． ────
イ:.:.:.／ ─…… ─ミ:.:.､
. ／:.:./:.:./.ィ:.:.￣:.￣:.￣:.ヽ!:.:.:＼
. /:.:.:.:/:.:./:.:.:}:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.ヽ
〃7:l/:.:.:. :.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.〈 ﾟ， しゃーないじゃない
. / /:i:|:.:.:.:.|:./ ! ､:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|、:.:.:ｉ:.:.| i
ト./ ｌ:!:.:.:._l_!＿_|!ノヽ:.:.:.､|:.:.:.| Ｖ:.ｌ|:.:.| ∧
ｉ:.:》vZ{:.:.:.:.|:|x==ミ ＼:(｀≧ｰト:ﾘ:.:.|イ.:.:. 他に、リアルタイムで
|:.:|│ |:.:.::.:| 伐刈` ｲk刈Ｖ:.:.:.| | i:.:| 通信できる手段がないんだもん
|:.:|￤ |:.:.:.:.Ｎ辿リ 辿リ丨:.: | |_l:.:|
|:∧| |:.:.:.:.| ` 从/:ﾚ:.:.:.:|
l:l l:ヽ|:.:.:.人 .ｲ:.:/:.:.:.:.:/l:| そんな心配しなくても、
l:| ):从:.:.:.:.|:〕ト. ￣￣ イ:.:l:.':.:.:.:.:./ :l:| 今度はもうちょっと上手くやるわよ
)| ﾟ，:∧:.:.:!:.:.:.:l ≧ー‐ 「:.:.|:.:.|:.:.:,:.:./ l;
ヽ:.:.＼》:.ィ} 厶:.:ｌ:./:.:/}:/ ′
＼ノ:＼:f ∨:〕ト。〃
，─＜: : : : : |´￣￣￣`∨: : :〕ト。
ハ: i:i:i : : : : : : 「 ￣￣￣｀ }: : : : : :i:i:iト．
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_ ＼
oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo 頼むお!!
／::::::⌒（__人__）⌒::::::＼
| |r┬-| | まーた腕が血まみれとか、
＼ ｀ー'´ ／ 冗談ごっちゃねえからな!!
776 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:54:55 ID:rmsx8K2Y0 [51/112]
, -_─_-_-､
/二ZL．--─==＝く|ｌ 参 l| [´| _, ｨ=_=_‐_‐--､
, -┬='彡'´￣V´ |L.＿ _ ＿ l| rイ| ｢ |｜ 参 ｀l|ァ=‐- ､r冖┐_
_r┴rイｲ |l 弐. ＿_/ﾆ７",ニ'＜く ,⊥Ll |_ ｣└‐--＝_ノ{＿ ｀￣V´ ＼ __
r‐=＝ﾆﾆ| ￣ [j| 壱 || | / / ,イ￣｀丶、l _,ﾉ｣l_刀二ﾆ ／,二Ｚ._ ＼ 弐 |! `く
|ｌ ∟．-へ.＼ ｢|l. ｌ|￣ Y /＼/ ．〉lくrｪ平'{] f｢孔/． ＼∧ |! 壱 |}
|l `'＜三＼`ｰ_‐ハ! lﾚ─{：ゝ/{ ﾚl |｣LﾍﾍLヒﾄ､_)! ∨ 》 ﾘ
|l ｀ ￣`ｰヘ、 ` ｰ--イ_／`ﾆ//`ヽ{〇}＿_, ．イrｭ r:┐ 〉 ｀7､ _ ／ /|l＿_／
ｌＬ___,. ． ‐＝Z,三￣｡￣三 ／l￣￣｢ ｛{ L.__ rL.ｨﾆX}､ ￣ ,ｨ力 /ミ=`┬Ｏ)イ-‐'´ ￣´
└--へ.＿/ /,-冖､_/￣ l l iヾく｣｣_ヽﾆﾆｴｺL>＜主＞=ィ土/イ个iｲ｀エヽ-_｣
|l ﾄ､＿ ｌ /ﾆﾆﾆヽ-‐＜从Ｖ/ /／/￣l_》､l｣_ﾉ厶〈〈 ＼l [￣＿
ヾ＝==､.二べ二二∠／ ＼- ､ ｀￣_,ｲｲ l { L｣┴ｧ'TT l_〉 〉 `ー' 〉
＞〈ﾝ＜//∧/にYニVﾍ__ | l |／lフく＞‐ ′
／__/ /＼// _乂〉-|/ヘ.｀l_| l ﾄ-､ ＼/＼
／大r‐＼､.ノ/ / / ｀＾ﾄ､ 〈=`厂了´ ＼ ＼/
/'´＿ﾉ// ,ｲ／｀丶､∠⊥_ |/` ｧく＿∧ >､∠ l__
/ / ＼/ l/ ￣〉 ＿ ｀ ┤ （__〈 ﾍ.〉 〉‐ '´ / ∨ノﾍ.
/ ７ヽ-､ V /､／〈/ | | / / / / 斤ヽ｣ | _, イ===============ｧ
└-へ-ｲ l＞l_／,ｲ | l､＿_/ / /∨＼l_ノ | ﾄiLノ｢下ｲ /
ﾉ-V ｜ // ﾄ､_／ｌ＿ｿ ／／| ﾄ ､| ヽL人 〉､iミ入ﾄ､＿_r‐┐_,_,_,_,_, /
／ ,ｲ | , / / ./ / l | l| ｌ | }￣￣乂厂爻｀二ﾝ'￣／ ／｀､
く__／ l l // ./ / / r┼ｲ l| i l |ノ`ｰ─＝ソﾉﾉﾉﾉｿｿプ´ ￣／ l
/ ﾄ /ｲl_/ / / / / / / ｌ| l l |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＝＝r──┬／ ｀､ /
/ /l刈､｢ / / / / / /| l| l レｲ＿ ｀￣￣ ﾍ ヽ／
/ /_｣ﾒﾄ 〉 / 〈_/7_/ _/ / /. l | L. ｣ﾚ ￣￣ ¨¨ ' ' ￢ ─--`ｰ‐ ' ´
l /.〉 ,| ,ﾆ､/ / /r′ / / / | l ┌ﾘ
＼/V / Y l｜ ＼__/〈 | / / ヽ-宀=‐┴′
￣ |-l｜ | / / /
|-l｜ ＼ / /／
|-l | ￣´
┌─────────────────────────┐
│ そして、三十分ほど後に紅蜘蛛はその全身を・・・・・・ ..│
│ .....│
│ 実に二千年ぶりに陽の下にさらけだす .│
└─────────────────────────┘
777 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:55:36 ID:rmsx8K2Y0 [52/112]
／､〉
/ーく,. ┬‐､
ヾ， ﾞ)::|／
.. !:..,⊥-､
:;_人{_メ‐′ n n
′ /＾!__ !ﾆ;っ n _ n n fi_ﾉ〉 fi_fi
ノ¨ﾞyくn ノ={ jﾞﾚ〉 ,ノ┴'/ n n n n Yﾆ}っ├;ゝ= ∠=;〉
/-=､） ﾒ､)={-=､}./=c'ﾞ ´〉⌒{ ヾ'ﾆ'ゃﾆゃfiv〉=fy〉Y }={ ﾉ=｝ =fut ﾉ,=}
ｲヽ=-iィ二三ﾆヽ'.〈､=〉 /ﾆ三i! n /´〉/=! ./_Y" /=! ||〈＝〉O-{_,､ 〔=∨､'´ヽ
〉､∪ィ'´_,,,,,,,,,､ ｀ヾ;;ｰ､') ｲ､_（¨)介}っ､!{=}_,j==}ィ¨}'ィ)jｨﾚﾆ}/=､/ィﾆ⌒｀ヽ〈
/ヾ'//;;ィ＝＝ミ､ `:} i;ゝｲ==ィ'（ﾆ:.}=＝=､=Yﾆ〉ｨ三ﾆヾ,ﾉﾆ{==ィ､!' ,,ィ三三ヾ
;;;;｝: l!,,,ィﾆ=､ ヾ:､,!.'|.. {ヾフ_,./()､〉=＝､ヾ,`ｲ:!,,ィ=＝=}､_{`¨´ノl!''´ ,,ィ＝=､ヽ
;;/| :l!''´￣｀ヾ:;;､ 〉'.::乂＿ﾁｷ} l!/_,,,,,,,_`ヾﾉ!lﾄ,､ヾ=＝＝}i!::〉-'l!::.ヾ:;;'' _,,;;;;,,,_ヾ}
┌───────────────────────┐
│ そして、さっそくハルヒがハーヴェストを使って、 .│
│ 紅蜘蛛の状態を改めてチェックする │
└───────────────────────┘
778 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:56:12 ID:rmsx8K2Y0 [53/112]
┌────────────────────┐
│ それには飛行中の状態チェックも入る ....│
└────────────────────┘
/ / /.:.:.:.:.:/.:.:}::.:.､::.:.＼::.:.ヽ::.:.＼
| | i|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
| | i|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.}:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
| | ﾄ､ ∧:.:.:.:.:|:.:.:从/|:.:.;ｲ:ｉ|:.:.:.:|:.:.:.:.:.| ホントに・・・・・・
| |十ﾍニヽﾄ､ｌ: .:ｌ/::「/::ｌ7Tﾆ/|:.:.:.:.:.|
| ﾄｨ斧＝ミ ｨ斧 ＝ﾐ:.:.|:.:.:.:.:.|
| 弋r:::ﾘ ｌ. ヒrﾘノ .:.:.:.:.:.:.| あんな大きいものが、
| l |: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:| 空飛ぶんですねえ・・・・・・
| ﾄ､ u ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'}:.:.:.:.:.:|
|ｌ ∠二ヽ.:.:.:.:.:.:.:./Y .:.:.:.:.:|
|ｌ l /＼ .:.:.:.:.:.:.:.:.／∨.:.:.:.:.:.:|
ｌﾍ ｉ|,/.:.:.:.}＼ .:.:.:.:.:.:.:イ::::::::.V.:/.:.:.:.|
从 i|.:.:.:.:/| ≧ =升:.:|:::::::::::.ﾏ.:.:;ｲ |
ヽｌ:.:.:/ {ニニニニニニﾆ}::::::::::.}ノ ｉリ
厂￣￣￣￣￣￣￣￣ 〉￣￣ヽ
′ /.:::::::::::::::|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ／| /.::::::::::::::::::ﾄ､ ＿＿＿＿＿＿＿＿
／.:.:.:.:.:.:. 二二二二二二 ﾉ /.:::::::::::::::::::::|二二二二二二 ::::::::.ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〈）━━━━━━┳━━━━━━（〉:::::::::::::::::::::::::::::::.＼＼::::::::.＼
,.:.:.:.:.:.:／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ┃ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼＼::::::::.＼
,. -‐- ､
,. -‐-, -‐─‐-.i´ ヽ
i ,.r'´:::::::::::::::::::::::､ i
＜::::::::/i:::;.ﾍ ﾄ､ V::ヽ ノ
/:::ｲ⌒ ⌒`v::::::｀::: ´ いつか、あれに乗って空飛んでみたいもんあるな
ﾚﾍ::i＝ ＝ }::r‐､:::!
|:rｭ ､_,､_, rｭ::i ｡ﾉ/_ きっと、えらい爽快あるよ
l:::＼ , ´..‐'::::::::＼
ﾚ´ ￣￣i:::::::::::::::::/￣ヽ-､
┌───────────────────────────┐
│ 当然、やる夫をぶら下げてというか、 .│
│ やる夫をくっつけて、の状態だ ....│
│ .│
│ これは、紅蜘蛛が .....│
│ 『高速でやる夫を運搬する乗り物扱い』なので外せない .│
└───────────────────────────┘
779 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:56:40 ID:rmsx8K2Y0 [54/112]
┌────────┐
│ その結果 │
└────────┘
○
＿＿＿ .//
／ノ|||| ヽ＼ //
／（ ○） （○）//
：.／:::::＼（__人__）i⌒)､ ：
.| | |r┬-|./ﾌヽ.｀i
＼ `ー"// .ﾉﾉ ・・・・・気持ちわりい
（ i .// イ：
.＼ .＼,. // ／
| ｀ヽ、 ⌒) | 視界が歪む
; :| //''" /;
' ＼ // / : 吐き気が収まらねー
, :／,.//＼ ＼ .
; し'// ' :| | ;
// ⌒
~
┌────────────────┐
│ やる夫、激しく乗り物酔いする .│
└────────────────┘
782 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:00:23 ID:rmsx8K2Y0 [55/112]
＿＿ __
.ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
__ ｨ:.:.:∠二二二 ス:.:.:.:.:＼
} /:.:/ハ:.l:.:.:.:.:|:.:.:. l:.:.:.:|＼i あ、酔っちゃった？
.ハｲ:.:.|_ノ }ﾊ:.:.:.:.!`ト:-:.:.:.| ﾊ
ｉ:.:.:.ﾄ:.:.! ＼:l 从:l:.:.:.:l /:.| ごめんねー、まー、
|:l:.:.|:.Nｚ==ﾐ , ｚ==ミ:.:.:.;.:.:.:.| 本番じゃあそんな
lﾊ:.:|:.:.|"" ＿_ ""|:.:.:ﾑ:.:. | めちゃくちゃもやらないからねー
|:ﾊ:込、 （ ﾉ /:.:/ノ:.:.:′
l V才≧=--=≦{:.:ｲ:／ﾚ
／|i:i : /==/: /i/ ヽ
.／ Vﾑｉ ./: /:ｲ 、
{ イヽ:.! /:才 }＼ }
､ V Ｖ/ :ｌ／ /
マi:}‐ィ芥ト -- /i:i:iヽ.ｲ
∨: /:/|::|: : : :乂_广
┌──────────────────────────┐
│乗り物酔いの原因は、 .│
│紅蜘蛛の飛行機能性能トとやる夫の限界を見るために、 ..│
│ハルヒが曲芸飛行に近い飛び方をさせたためである .│
└──────────────────────────┘
※試験の前に紅蜘蛛の中枢、通信関連のボックスを開封し、
ハーヴェストを潜り込ませて、紅蜘蛛とハルヒをリンクさせた
784 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:02:13 ID:rmsx8K2Y0 [56/112]
┌─────────────────────┐
│ その甲斐あって、現状の紅蜘蛛の状態は │
│ ほぼ完全に把握できた ..│
└─────────────────────┘
}´￣｀ｰ--/｀＼_＿＿__
ﾉ; / ￣｀ヽ、
／´ { ;:: ノｉ. ＼
／ / /| ,':: （_,ﾉヽ.. ﾊ
／ ,' / /| | /'| ｉ ∧. }
/ ;/ u ｊ __ノ|' | :| |ヽｉ.＿ ∧ | えーと、そろそろお昼ですが
/ ,ｲ | | | | ::| | :|ヽ ﾊ. |
| :/ | .| | | ! ∨ ::| uヽ:| ∨ :: ｉ ∧|
|/ | :| /ヽ| `ｒｭ ∨ ::| `ｒｭ ∨ :: ﾄ､ 〉 食欲、あります？
∨ :| |∧ |::| }ヽ:| |::| ﾊ :::/::::∨|
｀ヽﾄ､|::::ｊ ~ ノ ヽ. ~ ,,{:::|:/:::::: |
|:::::|::ヽ､-‐" ｒ:っ ゛‐-‐";;:::::ｉ_::::::: |
|:::λ::::{::;＞‐ｒ-";r‐‐＜:;:|:: :;//__:::::ｉ {
ｊ/::::ヽ､｀ヽ、 |_＿| {｀Ｙ /ﾉﾉｭ::| ﾊ
/:::::::.{´ ＼ ＼ | /ゝ´ ￣ ,ｲ:::ｉ ∧
/::::::::::| 〉 〉 ,| ./ /`ｰ-‐゛ 〉:| ∧
／￣￣￣＼
／ ─ ─ ＼ 今は水だけでいいですお
／ （○） （○） ＼
| ＼ （__人__） ／ | 腹は減ってるけど、
＼ | ｀⌒J´ | ／ 今は無理ですお
／ ＼
┌──────────────────────┐
│ ここまでで、この日の午前中が終了している ..│
└──────────────────────┘
786 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:03:04 ID:rmsx8K2Y0 [57/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
,r:::::::ｧ::::::ｰ､
く:::::::::::::::::::::/
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ／￣￣＼
_ ,,..〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-::::`:ｰ:-:､_ ／ _ノ ヽ､_ ＼
＜_:::::::::::::::::::::::::;, -::::':::"::_:フ | （ ●）（● ） |
冫ｰ ‐７´￣ i::::ﾍ::::::`、 | （__人__） │
ｲ:::::::i ｰ |:::ノ:::::::::', | ｀⌒ ´ |
|::::::::| ＿_ j::::::::::::::::i . | |
ヾ::::j ´,,､_ ｀ /:::::::::::::::/ . ヽ /
ゝ::::::':::::::::｀:´::;:::::::::;シ ヽ /
_,ゝ-::､::_::::::ノ´ Ｋ"´ > <
-..─..''::"::￣:::/:::::ﾄ､ r:::┐/::ｰ､_ | |
:::｀ヽ:::::::::::::::::/:::::::::i ヽ／ヽ:::ﾄ､ ::::::::､ｰ､_ | |
:::::::::::';:::::::::::::::＞::::::l i::::i ヽ::::::::ヽ:::＼
┌──────────────────┐
│で、軽い昼食の後に │
│ .│
│男ども三人はハルヒの前に集まって、 │
│作戦会議を開始 ..│
└──────────────────┘
789 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:03:47 ID:rmsx8K2Y0 [58/112]
,, -─ - ､_
／ ,.- '' ﾆ二ﾆ ｀丶
,' ､<,r' ´ ｀'く.ﾞｉ
,' ゝ >´ 人 ./从｀i.ﾊ i}ハ
∠_ ﾍﾞｉﾞｌ |ﾘ ―Ｖ 从 ―}_}!从
. 7 !i目| i ＞ ＜ ｌ小N きょうは、あほげさんがままであります!!
!へ,ゝｲ⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|.ノ
i⌒ヽ j （_.ノ ﾉﾚ__／⌒)
ヽ ヽ：x＞､ __, イ ',::::ヽ／.
. ∧__,ﾍ く￣ﾝ大ﾋ￣ﾌ ',:::::ﾊ
ヾ_:::ッﾘ .<／三.＼_/ >'''´
_, -─ - 、 っ っ
, '´ ｀ヽ っ っ
/ ', っ っ
i .人 ｀、 i
{ｲ＼＼r. _ i 、 ﾉ じゃあ、私がお父さん!!
从● ｀ヽ｀ヽ ﾉ ﾊ'
ﾚ⊃､_,､_, ⊂| /`' 人 いいよね!? いいよね!?
＞ゝ._） イﾚ. ／ﾉ ）
く ﾝ大ﾋ￣ﾌ／／／ヽ
. <／三.＼/（ く ミ ゝ
┌──────────────────────┐
│ 女性陣は、 ..│
│ ちびどものおままごとと本読みの相手である │
└──────────────────────┘
792 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:05:25 ID:rmsx8K2Y0 [59/112]
＿ ---===ミ
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
,:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､＼
/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.|/ ニニニﾆ ヽ:V⌒i
':.:.:._:_,rr:‐ﾍ:.:.:.:.|／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ﾊ／ヽ
ｉ:.:.:{ /〕ト-ｲ:.:.:./:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{:.:〕iト }==ミ
|:.:.:.Ⅵ:.:..:.:.〕iト．ヽ:.:.:.:|＼:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヽ--､/ さーて
.ｲ:.:.:.:.:||:.:.:|:.:.:.:.:.:.:∨:､l:ﾉ ヾl＼:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:＼
. ／:/:.:.:.:.: {{:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:l:.:/＼__, _Χ /:.:..}:.:.:.:.:.:.ヽ
. /:.:.ｲ:.:.:.: !:.:.Ⅵ ヽ:.:.:.:.:.:.|/ /:.:.:.从:.:.: ﾄ､:.) まずは・・・・・・
. {:.:./{:.:.:.:. !:.:.:.:.:ヽ..}:.:.:.:.:∧=== =彳:.:.:/:.:.:.:.:.:.| ′
V 乂:.:.:ﾄ:.:.:.:.:.:.人:.:.:.:.:.∧ ′ 从:.:|ヽ:.:.:.:.:′
＞‐≧ヘ:.:}＼:.:.:.:∧ __ イ:.:.:.:ﾉ )/:./ あまりよろしくない報告があります
//⌒ヽ: :ヾ:ｿ: : 〕iト､:.}ー＜: : :〕iド． }:/
.′ ＼ヾﾄ: : ∧- --|: : : :i:i: |ﾊ "
{ ＼ヾﾄ: :Ｖ二二ヽ: : :i:i: l i
∧ V:i:i: :ヽ. /: : :i:i/ :|
./: ∧ ＼ﾊ:i: : : | |: : /i/ ∧
/: : : ∧〉 | Vﾊ: :l m |: /i/──ヘ、
{:_:_: : : :| | _l ィヽ |/i/| 団 長 |
＼:l /{_l:i:| __.＞──ミﾄ､⌒V
| /／￣ V {
.∧ /ヽ ﾟ，
/ .∧ ＿ノ ′
ヽ ∧ .イ二_ /
ﾉー ≧=======彳: :l:::|: :|＼ /
┌──────────────────────────────┐
│ で、作戦会議の方であるが .│
│ ......│
│ そこで提起された問題が、『紅蜘蛛の機体の劣化箇所』であった │
└──────────────────────────────┘
794 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:06:32 ID:rmsx8K2Y0 [60/112]
,--ｰ''`´￣ﾍﾍ /l7￣｀`''ｰ--､
.{ l lﾍ /l l }
＼,_ _._/／ lﾞｉ‐―- .,, ,,. -―‐/l ＼ヽ､._ _,／
￣ﾍ‐ｰ` ∧二＼ ＼ ／ ／二∧ `ｰ‐7￣
___, -ｰ!､,＿__/／ ＼＼ ﾍ / ／／ ＼ヽ､＿,ノｰ-､_
., ＜￣￣.ﾍ.ﾍ ﾍﾍﾍ .ﾍ / /// /´/￣￣＞､
,-┴.､ ヽ l l ＿､,r'`￣ .|.| | | | | |.| ￣`ヽ､＿ l l. / ,.┴-､
／ ﾍ _l＿,/／ .,r'´ ／ ___＿j| | l l | |j＿___ ＼｀ヽ、 ＼ヽ＿l_ / ＼
{ ／ ├ｭ､ / / ／, -‐‐-＼ノ '､／-‐‐-､＼ ', ', ,r┤ ＼ }
｀''‐ｰ"´／´￣ﾍ ﾍ ./ l l / ＼ ／ ', l l. ', / /￣｀＼｀`ｰ‐''´
, ┴､ _L/ ヽ ﾍ,( ＼ ／ ﾉ/ , ' '､」_ ,.┴､
├‐-､＼∧､＝ｭ, ,.,r''一ｰ'＼ } l ／'ｰ一'ヽ、 ,r＝､∧／,.-‐┤
,r' .∨ / ｀{,〉ｰ" ｀'‐.,,__ .ノ ヽ､ __,,.‐'´ `ｰ〈」´ '､ﾞ､/ ヽ、
.{ ／ /=ニｭ/ ￣´ ￣ 〉rニ弌 ＼ }
.｀'‐ｰ''´ l´￣｀Y Y´￣｀l `''ｰ‐'´
! .ﾉ ', !
`‐ｰ" `ｰ‐'
┌──────────────────────────────────┐
│ 問題とされたのは、関節部分の劣化 ...│
│ ...│
│ 特に、指部分の関節の細かい制御が不可能になっているということである ....│
└──────────────────────────────────┘
795 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:07:39 ID:rmsx8K2Y0 [61/112]
┌──────────────────────┐
│ まあ、細かい動きができないというだけで、 .│
│ 大まかな動きをする分には問題ないし │
└──────────────────────┘
┌────────────────────────────────┐
│ その他に目立った劣化もないのだから、 .│
│ これを制作したエドにはいくら感謝してもし過ぎということはないだろう ....│
└────────────────────────────────┘
.
798 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:08:03 ID:rmsx8K2Y0 [62/112]
{.: : : ::::.＼________
.∧.: : : : : : ::::::::::..｀ヽ,___
ィ二ムｲ´￣ゝ,.: : : : : ::::::i: : : ::::..｀＞-､
.__,ム-‐￢¨´.::: : ｀ヽ ,r'ィﾍ、_ : : : : ／: : : : : : : :::::::::;:ヽ
／ : : : : : : : : : : : : : : : : ｲﾉ灯｀ :｀'寸____, ; : : ´: : ヽ: : : ; : :'.,
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,ｨ={ ,'｀ヽ.: : : : : : : : : :ヾ: ; : : :.':,
: : : : :.,ゝ----‐―┬ﾁ.: : . i ハ .' ゝ,.: : : : : : : : : ﾍ; : : ; :,ﾍ
: : .／ _,ォ'; :_ : 九==! .' ｀ｰ-=ﾆﾆニ二ムイ.: ::i
,ｬ′ _,才'´ : : : ｀ヽ ゝ≧:| ,ﾍ, .: : : : : : :|､______,
' _,ｨヤ´.: : : : : : : : : : i |::::::|. ; ':, .: : : : : : : ::|:i:i:ilililil
／／..::;::: : : : : ; : : : : :ﾉ |:::::| ; ' , .: : : : : : : : : ,ｲ:i:l:lililil
// ,' ,'::::::::::: : : : :_,＞イ::::: i::::j ; ＼ .: : : : : : : : :／:i:l:lililililil
i!l i ; ; _＞='チ／.:´::: ｀ |::::| ｀ . ..;':..,_＿___ ____,／:i:l:i:lililililili
l l i ; ; /. ／,ｲ.: : : : : : : |::::! '. , ' : : : : : : : : : :::::i:l:i:ililililili
＞ーｲ .／／.: : : : : : : : : |:::| , Y : : : : : : : : : :::::i:l:i:l:ilililili
/,ｲ.: : : : : :;＞イ f^:. くヾ{ ., ', : : : : : : : : : ::::::i:l:i:l:ilililiil
//.: : : : ::f´ //.: : :ゝｿ、:! ! : : : : : : : : : ::::::i:i:l:i:liliili
.i i.: : : : : / //.: : : : : : .::::} i . : : : : : : : : : :::::::i:i:i:l:ilililili
.| i.: : : : :.| {.: : : : : : : : /:/ _人 .:: : : : : : : : : ::::::ﾊi:i:i:ililiilili
┌──────────────────────────────┐
│ だが、これが地味に頭の痛い問題である │
│ ......│
│ 指の力の制御が利かないということは、 .│
│ 紅蜘蛛の方でやる夫を保持固定することができないという訳で ....│
└──────────────────────────────┘
799 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:08:35 ID:rmsx8K2Y0 [63/112]
__,v＝fヘ､___
.イ¨¨¨弐才´￣j,ｨ‐'¨´.: : ; ィ^｀ヽ,___
/ ,r'''ﾍ, ,ィ'´.: : : : ;'¨¨´. : : : :::::::::｀ヽ.
Fｲ ｲ 灯_,r匕.: : : : : ,' ｀ : : ;::::::::::::yﾍ.
／¨｀ー亠'´.: : : : : : f ｀ .、 ｀ : ::/.::::::＼
ｆ´ .:::| ＼ i ヽ , イ ` ::::::..ヽ
| .:::l :《 i,斗ヘ::::::.. _, 〉 ' ´ ｀ :::::L_..........:::::::,、
| .:::::V ||:|::::／_ゝ.:::.' ´ i.::::::::::::::::,r' :i:ili
＼_＿＿＿/ :||j/: : : : }!; : : . . . . .:::::::::::::::::,' :l:ilili
｢ ￣￣￣| ノ/: : : : :.ﾉ::.＼: : : . . . ..:::::::::::::::::,' :l:i:lili
| .:::{ //: : : :.／ヽ::::::.〉､.: : : : . . . ..:::::::::::::::::::,' :l:i:lilili
. | .:::ヽ===ｲ ,ムｲ::::::/::::.,': : :ヽ: : : : : . .::::::::::::::::::::::,' i:l:i:lilili
ゝ--‐====ﾆﾆﾆチ-‐.::::::/ヽ.,': : : :' ｀≧＝壬..:::::::::::::::::::::::::', i:i:i:ililil
｀.r--‐‐‐－'¨´.: : :::::::./.:::::/:::::: : : ｀ヽ:::::::::::::::::::', i:i:i:ilili
. '. ,斗≧′ .,′: : : : i.::::::::::::::::::::', :i:i:ililil
.ゝ. ___,斗 '´ .::::::/ : : : : : . 入_:::::::::::::::::::', i:i:ililil
｢ヽ ..:::::::／ .: : : : : : : : . ／ ｀ヽ:::::::::::::', i:i:ililili
┌─────────────┐
│ 下手に力を入れれば ....│
└─────────────┘
801 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:08:49 ID:rmsx8K2Y0 [64/112]
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.|/ ﾉ .ｌ圭! l圭圭圭ゝ !Ⅳ ,,ilｒ'" ,i'./ ,ｨ幺才 .,.
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才 ＿_..;;ﾒ｀-ｰ'"゛ _,,..ｨ幺圭圭圭圭λ
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭i彡ｨ幺圭才 ｨ幺圭圭圭圭圭圭圭圭
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才'´ _..- _ｨ刈圭圭Ⅳ .ﾞ'''ﾞﾞﾞ´ ,,-''"
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才″＿＿＿＿＿.圭圭彡''彡丞'"゛ ‐‐‐'"
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才_,,ｨ幺圭圭圭圭才￣ﾞﾞﾞ‐'"゛
圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭才'"
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_.-‐'' 二ﾆ ―ﾆﾆ｀-'”'"゛ .,_iiir=｀-''''"´
┌────────────────┐
│ やる夫が握りつぶされてしまう ....│
└────────────────┘
805 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:13:56 ID:rmsx8K2Y0 [65/112]
┌───────────────┐
│ つまり、やる夫を運ぶには │
└───────────────┘
イ///////////
ζ≧o｡///////////
イ/////////｀ヾ//////
_...._ f///////////////∧////
_.｡o≦ ｀ヾ≧o｡.//////////∧///
.｡イ ゞ:::::::::｀ﾏ/////////ｉ//
γ´ }≧彡ｲ .::::::::γ⌒ヾﾒ/////////ｉ//
ゝ ｲ γ ヾ::::: ﾏﾑ///////|//
￣ ／ ﾏﾑ//////|/／
ζ 刈//////|´
ｲ⌒ヽ ..:::::/刈/////ﾉ
......__ ..｡イ;､ 从 ｀寸::... .::::::ｲi!i!////／
f´ ｀ヾ; 辷彡ｲ ヽ__ ヾ:::::／i!i!i!/＞
ゞﾆﾆﾆ≦辷≦彡 ⌒ヽ ／ ヾ≧ ..::::: ヽー
γ´ ヾ､ }彡' ／ ..::::／
{ _.. ＞＜ イ ｀ヽγ
ゞｰ匕 f´ 刈´ ＞ ´
ゞ ＞ ¨´弋彡 ¨´
┌──────────────────────────────┐
│ やる夫が自分の力で紅蜘蛛につかまるか、 .....│
│ ......│
│ やる夫を紅蜘蛛に縛り付けるか │
│ ......│
│ 紅蜘蛛の掌にやる夫を乗せるかくらいしかないということである .│
└──────────────────────────────┘
806 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:14:23 ID:rmsx8K2Y0 [66/112]
┌─────────────────────┐
│ で、この方法論にかんしては・・・・・ ......│
│ ..│
│ これからやろうとしていることを考えるに、 ..│
│ 正解はひとつしかない .│
└─────────────────────┘
808 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:15:51 ID:rmsx8K2Y0 [67/112]
┌───────────────────┐
│ まず、自分の手で紅蜘蛛にしがみつく │
│ ......│
│ これはアウトだ ......│
│ ......│
│ だって、そんな真似をしようものなら、 .│
│ ハーレムブレイドを構えておけない .│
└───────────────────┘
＿ ｢ﾆﾆｰ､ . ＿＿＿＿
/ ￣｀''ｰ,::::::::::｀::-,r-ﾐ ＼ ／ ＼
/ ∨:::::::::::::::::::i / （●） （●） ＼
./ ,, -'∧:::::::::::;;;:_:ﾉ .| （＿人＿) |
./ ,, - ''": : : : : /｀>'´⌒!/ | |!lilil!i| |
〈-'': : : : : : : : : :/ /::::::::ﾊ:!ヽ ＼ ｀￣´ 入|圭圭圭〉
.ヽ: : : : : : : : :/ .〈:::::::::::::y! .<ン､_.>､彡'´三三 ヽ二二:7ﾊ:i!
＼: : : : : / ｿ:::::::::∧ .<ﾝ,r=ヽヽ',::::::ヽ .',::::::::7ハ:!
＼: : / ∨::::::::;∧,ィﾆﾊ(( ﾉ:ﾉﾊ:::::::ヽ ',::::://::::!l
.丶′ ∨;:ィ::::::/:::::::::::::｀ﾆ´ノ::::::::::::::::i i:/./::::::::!
∨::::::::::::::::::::::::<'":::／:::::::::::::ﾉ .,ｲ:::::::::i
`ー-----===ﾆ::::::::::::::::::::ノ ／::::::::::::::l
∨ミｰ- ' , イ::::::::::::::::::;'
∨:｀:::￣:::::::::::::::::::::::,′
∨:::::::::::::::::::::::::::::::,′
┌──────────────────────┐
│ ハーレムブレイドで特攻するために .│
│ 紅蜘蛛を使うのだ ....│
│ │
│ 目的と手段が入れ替わっては話にならない │
└──────────────────────┘
809 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:18:41 ID:rmsx8K2Y0 [68/112]
┌────────────────────────────────┐
│ 次に、やる夫を紅蜘蛛に縛り付ける │
│ ..│
│ これもアウト .│
│ ..│
│ ガルガンチュアシステムを全開にしているシン・アスカに肉薄した時、 .│
│ 確実にその絶対防御を突破できるのはやる夫だけだ │
└────────────────────────────────┘
ｨ‐=＝=‐- ___ ＿＿__
／ ´ ／ ＼
厂ﾍ .／''＜ヽ ／ ＼ ／＼
心_ノ、 ｀Y （ ●） （●） ＼
. ／ | （__人__） |
.. ／ /＼, ｀⌒ ´ /
／ ./ ￣ '''‐ー'''￣´ }
／ / l l
〆 廴 ∠_| .l
il|!iiil|｀ヽ ⊆￣_＿＿＿l
iii!l|!iiil|! √＼ヽヒ__ﾉ
i!l|!i ヽ__} ￣
|!i
|
＼、ﾉし／
＿｀) て＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
┌───────────────────────────────┐
│ 紅蜘蛛そのものは、シン・アスカにとっては脅威でもなんでもなく、 │
│ 容易に破壊できる巨大機械でしかない ...│
│ ....│
│ いざという時に、紅蜘蛛を捨てて ..│
│ シン・アスカに飛び移るくらいは覚悟しておかねばならないのだ │
└───────────────────────────────┘
811 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:20:30 ID:rmsx8K2Y0 [69/112]
┌──────────────────────────┐
│ 結局、やる夫は紅蜘蛛の手に捧げ持たれるようにして .│
│ シン・アスカへと突貫するしかない ..│
└──────────────────────────┘
z ‐＝‐ ミ イ///////////
/ _メ､ ｀ヽ ζ≧o｡///////////
〈､_ ﾄ<_･__ﾉ ', イ/////////｀ヾ//////
i じ ) }._ f///////////////∧////
ﾍ └'｀￣´ イ ｀ヾ≧o｡.//////////∧///
.｡｀ ‐ｩ ｀ヽ ゞ:::::::::｀ﾏ/////////ｉ//
_＿＿＿＿__,iiﾐ/ i ﾊ.::::::::γ⌒ヾﾒ/////////ｉ//
＜────‐}_} 〕ィ レ' ﾍヾ::::: ﾏﾑ///////|//
￣￣￣￣￣llﾑ''{ ', ﾏﾑ//////|/／
ζ ゝ へ 刈//////|´
ｲ⌒ / , ｨ===‐‐‐-､ ＼ ..:::::/刈/////ﾉ
......__ ..｡イ;､ ゝ} ｀￣´. .::::::ｲi!i!////／
f´ ｀ヾ; 辷彡ｲ ヽ__ ヾ:::::／i!i!i!/＞
ゞﾆﾆﾆ≦辷≦彡 ⌒ヽ ／ ヾ≧ ..::::: ヽー
γ´ ヾ､ }彡' ／ ..::::／
{ _.. ＞＜ イ ｀ヽγ
ゞｰ匕 f´ 刈´ ＞ ´
ゞ ＞ ¨´弋彡 ¨´
┌───────────┐
│ そうなると・・・・・・ ......│
└───────────┘
813 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:21:23 ID:rmsx8K2Y0 [70/112]
r'´￣｀＜二＞'^ヽ
!ﾊ : : : : : : : :r=ﾆ〈
}ﾋ.三三三三三三|
,. -┴------------┴-- ､
∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. '´
. ｀ー=丁不j￣￣ ￣「 ｀Yji爪 回避行動がとれない？
八r ､| _> |ﾊ川
. 川{ぃj| |ｿ川
川jViﾊ ＿ ｜jijｲ
川川j ﾄ､ ´ = ｀ ﾉ川「
Ｎ川从ﾐ=-='介=-ｲz_シj
ヾﾄ､jWﾐミミミミミミヲY
,.ィハ ,. -─￢'´j:ト､__
,. '´/:.i ﾄ─vﾍ ,.ｲ :ヽ: : :￣￣￣｀ヽ
,. '´: :／:.:.| j::::: { ＼ / |: : : :＼: : : : : : : :
,. '´ : : :.／: : : :|ﾚ^〉ｰく V |: : : : : 〉: : : : : : :
: : : i: : : :＞=- :.| /:::::::i |: : -=＜: : : : : : : :
: : : |: : : {: : : : : | |:::::::::| ｜: : : : : :}: : : : : : :
: : i | : : : !:.: : : :| | :::::: | |: : : : : :./: : : : : : :
: : {:| : : : |: : : : | |:::::::: | |: : : : : /: : : : : : : :
´ ￣￣￣ 〕iト．
.／:.:∠二二＼:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.､_:_:.:.ﾟ，
':.:く/:.:.ﾄ :.:.:.:.､:.:.:.:.:.|:.:.:.|ヽ ).:.:.
i:.: 〈|:.:/{ハ:.:.:.)＼:.:.:!:.:. ﾄイ:.:.: i
|:.:.:.:|:.|≧ ＼{≦ ヾ|:.:.:.| ｌ|:.:.:. |
|:.:.从ﾊT7 T7７|:.:.:.| |l.:.:.:.:| そ、飛行機能は劣化がないんで、
|:.:.:.:.:.八 ′ |:.:.:从l.:.:.l:.| その気になれば
|:.:.ｉ:.:.{:.:.i＼ ‐ ｨ|:./:.| |:.:.ﾊ:| メッチャクチャな機動も取れるんだけどね
乂ﾄ:.:.}:.:l:.ィうｰ≦ !ハ:|/}/ l|
.ィ从: :.l/⌒ヽ/: : : 〕iト. ′
/V∧: : :|--ミ/: : : :/i//ハ そうなると、やる夫が落っこちるわよ
' V∧: :| ./: : xi〔:／ ',
_}＿ V∧:|rｎ’／.:ｨ ´ ！
ｉ: : : : ヾ.V∧ {ｲ: ／_}_＿_ |
|====≧ヽ: |/:イ /=====ﾐ:＼{
}く｢￣` ｰ┴─‐へ:_:_:_:_:_: ＼:〉
ヽ ＿＿＿＿_ _ノ /ヽ/
}＿` ､ /
/: : : : : : 〕iト----く
/: : : : : : : : : : : : : : ∧
815 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:23:25 ID:rmsx8K2Y0 [71/112]
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） おいおい、重力制御と慣性制御ができるってのに、
| ｀ ⌒´ﾉ それはねえだろ？
. | }
. ヽ } どんな急加速、急停止、超旋回したって、
ヽ ノ それで勢い余ったやる夫がぶっ飛ぶなんてことは・・・・・・
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..､ ∨:.:.:.:.:.:.:.＼
. /:.:./:.:.:.: ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:∨:.:.:.:.:.:ヽ
/:.:./:./:,X∧:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:|:.:.:i:.:.:.:.「ﾒ ﾍ:.:.:.:ﾊ
. /:.:.ｲ:.:':.:|:.ハ l:.:､:.:.:.:.:.:l:.:∧l:.|:.:.:.:.ﾄ､ .〉:.:.:.:.
/:.:.:..:!:.|:.:ﾊ| __＼( ＼:.:.:l厶斗匕:｀:| >く:_:_:.:.:i
.':/:.:.:.:!:.|:.:.{ｲ芯ﾄ 丶 Ｘィﾘ=ミΥ:.:.Ｋ ＼＿.〕:| 紅蜘蛛がやる夫をしっかりつかんでればね
lﾊ:.:.: 从{:.:.|.込ﾘ トz仍ｱ:.:.:.|:..＼__〕:.:. !
|i |:.:.:.:.:|:.:.:.l ' 込り |:.:.:.|｀Y:.:.:.:.:.:.:.| でも、指の出力調整ができない以上、
|l |:.:.:.:.:|:.:.人 「｀ヽ |:.:.:.|.ノ:.:.:i:.:.:.:.:| 掌の上に座るだけにならざるを得ないの
|l |:.i:.:.:.|:./:.:.:＼ __} .ﾉ:.:.:.「:.:.:.:/:.:.:.i:.|
|八:!:.:. !':.:.:.:.:.:.:.ヽ 孑七':.:.:.:.:从:./:.:.:.:.:!ﾘ その土台がグルングルン揺れて
.)イ777:´:￣メ厂 /Υ/V:.:/:.:./:.:.:ｲ:.:/:.// 果てはさかさまになったら、
／./:///: : : /ヽ ／ ﾉﾉ:/ヾ:.:./:／:.: /:.// いくらなんでも落ちるでしょ？
.ノ !:i//i: : :./￣＞' ／ｲ: : : : X仆､:. /:./
ｌ.|:ｌ//l: :./ ／ 、｀ヽ--ﾐ: : ':／//＼ ′
ﾉ !:}//!_ﾑ:′ ＼＼ﾉ ィ: ／//／: :ハ
.∠ -─イ:／ ト )ノ´: :／//／: :／ !
/i:i: { /.イ: : ／//／: :／ |
816 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:25:44 ID:rmsx8K2Y0 [72/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼
／ （●） （●） ＼ 要するに、紅蜘蛛は掌を上に向けた、
| （__人__） | お行儀いい姿勢しか維持できない、かお？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
---
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:.∠ 二 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ， そゆこと
./:./:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
':.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.: r=ミ :.:.:.:.:.:.:.l で、そうなるとさあ
ｉ:.从{:.:.:.:.:.l:.:.}:.:.|:.:.:.:| ヽ厶:.:.:.:.:.:.l
|:.:. fj＼:.廾/ト:.|:.:.:.:| ハ }:.:.:.:.:.:| 重力制御、斥力場発生機構の位置の関係上からも、
|:l:.:l, Tjヽ!:/|:.:.:.九 ∨:.:.:.:.:.i| 機動はどうしても制限されんのよね
lﾊ:.ヽ _ /:.:.:.:Y＾ﾚ'厶:.:.:.:.:ﾘ
/厂/ Vハ ＿_ /:.:.:. /イ:./: :/i/〕ﾄ． あとね・・・・・・
.ィ{:i:i :{ {i:i: : : : イ:／ﾚ' /l:/: :/i// ＼
､ヾiﾄ: ＼Ⅵ : : : |≧== /: :': :/i// }i:ヽ
＼ ｰ─仆 : : : l ./: : : ｲi// ／ .ﾉi:i:i:ﾄ､
＼ ヽヾﾄ | /: :／i:シ /ヽ==彡i:ｉ:ノ }
818 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:27:54 ID:rmsx8K2Y0 [73/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 何？
／ -=・=- -=・=- ＼
| （__人__） U | まだ何かあんの？
＼ ｀ ⌒´ ／
-──-
．.:.´:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..、
／:.:.:.:.:.: :.:.:/二二二二 ､:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.ヽ
./／ ハ':.:.:.:.:.:.:.:.ｲ:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
∧ ./ /:.:.:.:.:.:.:,:/:|:.ハ:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.!:.:.:《 .ﾊ
.':.:.∨ /:.:_l_:_:.ｲ/ |:l }:.:.:.:.:._|:_:_:.:.l:.:.:.:∨:| うん
i:.://Ｖ/:.:.:. !/ `ト __|:l_八:.:.:´:.l:.:.:.:｀ﾄ:.:.:.:.{:.:!
|// /:.:.:.:.:.l x=ｔ=ﾐヾ:} ＼:.:.! ヽ:.:j:.:. l:.:tハ エキセントリックな姿勢での機動をしない場合、
/: {//:.:.:.:.:.: |{ .んｲト ,ｵ芯 V:.:.:ﾘ:.:.!:. ! 紅蜘蛛の動きは・・・・・・
./:.:.〈/ｉ:.:.:.:.:.:l:.{. 迄zｿ んｲﾘ }/:/:.:.:.|/:|
/:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:ﾄ《 ､ `ヾ’ / !:.:.:.:.:.:|:.:.! どうしても平々凡々というか、直線的になるわ
./:.i:.:.:.:./:|:.:.:.:.八 厶':.:.:.:.:.:∧:.!
{:.ハ:.:/:从:.:.:.:.l:.〕ﾄ 一～' .ｲ:.:l:.:.:.:.:.:.' }:j つまり、ガルガンチュアからすれば
) ヾ＼:.:＼:.:!: :j ＼ ．＜:.:.l:./!:.:.:.:./ リ 『かなり迎撃しやすくなる』わけよ
--==≦: :＼ﾒ､ ￣ /:＼:.:.:.:./ :!:.:.: ′
f´: :V∧: : : : : : : :{ i: : :〕ド．〈:.:ノ
/⌒ヽ:.V∧: : : : : : :|ー‐ --|: : : : : : 〕ト．
./ ﾟ《V∧ : : : : : Ｖ´￣￣ ＼j: : : : : : :i:i: :ト､
.ハ ﾟ《V∧: : : : : :∨二二 ｰ !: : : : : :.i:i: :.| ハ
/ ｝ ､ ﾟ《V∧: : : : : :ヽ. /: : : : : :/ﾘ: ﾉ }
819 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:29:53 ID:rmsx8K2Y0 [74/112]
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） |
. | | 要するに、あのビームを当てやすくなる、か・・・・・・
| |
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ 冗談じゃねえな
| |
| . |
r'´￣｀＜二＞'^ヽ
!ﾊ : : : : : : : :r=ﾆ〈
}ﾋ.三三三三三三|
,. -┴------------┴-- ､
∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. '´
. ｀ー=丁不j￣￣ ￣「 ｀Yji爪 そいつは同感だ
八r ､| _> |ﾊ川
. 川{ぃj| |ｿ川
川jViﾊ ＿ ｜jijｲ だが、それは対策できるはずだよな？
川川j ﾄ､ ´ = ｀ ﾉ川「
Ｎ川从ﾐ=-='介=-ｲz_シj
ヾﾄ､jWﾐミミミミミミヲY
,.ィハ ,. -─￢'´j:ト､__
,. '´/:.i ﾄ─vﾍ ,.ｲ :ヽ: : :￣￣￣｀ヽ
,. '´: :／:.:.| j::::: { ＼ / |: : : :＼: : : : : : : :
,. '´ : : :.／: : : :|ﾚ^〉ｰく V |: : : : : 〉: : : : : : :
: : : i: : : :＞=- :.| /:::::::i |: : -=＜: : : : : : : :
: : : |: : : {: : : : : | |:::::::::| ｜: : : : : :}: : : : : : :
: : i | : : : !:.: : : :| | :::::: | |: : : : : :./: : : : : : :
: : {:| : : : |: : : : | |:::::::: | |: : : : : /: : : : : : : :
823 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:33:34 ID:rmsx8K2Y0 [75/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ うん、シンちゃんのビーム自体は
／ （●） （●） ＼ ハーレムブレイドで完全に防げるお
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | それに関しては、やる夫が盾になれば済む話だけど？
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
´￣￣ 〕iト ．
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
.:':.:.／ --── ＼:.:.:.:.:.:.:＼
｢￣/:.: / --── 、 ヽ:.:.:.:.:.:v─┐
l／ !:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..＼{:.:.:.:.:.〈＼_/
/ |:.':.:.:.:.:.:、:.{:.:.:.:.:.:、:.:.!:.:.:.V:.:.:.:.:.!／ヽ それはいいんだけどね
. ｰ┬|:.:.:.:.:.:ﾄ }:/ヽ:.:.:.:厶斗:.:.:.:!:.:.:.:.:.| ＼{
/ |:.:.l:.:.:.|ー‐ハ:.:.:|' }:.:.:.ト.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ、/l そのガルガンチュアの攻撃を弾いた反動で、
ヽ|:.:从:.:!仟心 ＼| ｲ千了 !:.:.:.:.l:|:.:.:八 紅蜘蛛の進路が大幅にずれる可能性があるわ
│:.:.Yヽ∨ツ ∨ツ ,|:.:.:.:ﾊ|:＼:.:.〉
j/}:/ ､)、 ｀ .ｲ|:.:./: : : :_:_ヽ
/' ゝ 〕iト. ＾ ィi: : :!:ｲ: : /´ ハ
{ {＼ }、＿/: : : : : : / :} そっちは対策できる？
ヽ ィ7"ー‐ﾍ ′: : : : :ｲ .′
} {ヾ:i:i:i:i:i:iハ i: : : : :/ /
825 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:35:47 ID:rmsx8K2Y0 [76/112]
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼ ？？？？？
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ 進路がずれるって・・・・・・ なんで？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿__
． ´:.／ _≧ 、
／:.:.:.:.:.:.:l／:.:.:.:.:.:.:ヽ
. /:.:.:.r‐１:.:.:.://ヽ:.l:.:.:.:ﾊ
i:.:.:.〈_x个:.:ｲﾒ､__lハ:.:.:ｌ:i
|:.:.:.:KＮ|:.:.:.l f刊 fﾘ:.:ﾊ| ガルガンチュアの攻撃を
}:i:.:.:l.八|:.:.:.| _ '从{ ハーレムブレイドで防ぐのって、『弾く』んでしょ？
lﾊ:.:.|:.:从:.:.:ト ´イ:./ﾘ
＿rく: ヾ:ハ:.:jﾊ: 7:〕ﾄ､ 『攻撃が消える』訳じゃないんでしょ？
__.ノ ヾiﾄ: : :∧-==|: :i:i |＼
´ ＼ ヾiﾄ: :.:∧ |: :i:iﾘ 丶
Viﾄ: : :i |: :i/ } 弾くってことは、その反発も少なからずある訳よ
＞┬ﾍ. Viﾄ: :|m,|:./7⌒ /
ゝ. } Ｖiﾄ:| //.ノ ／
ヽ i| ヾ: //ｲ＼ ノ
＼.ノ:ｉト ---- にふﾌ丁´
. }iノ }: : : : : : :7::ハ1ﾉ
. ゝ-′: : : : : ｉ:::l: :ｉ:|
/: : : : : : ｌ: : : |:::l: :|:{
. /: : : : : : /:{ : : |:/: :j∧
827 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:40:10 ID:rmsx8K2Y0 [77/112]
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○） 要するに、だ
｜ U （___人__）
.| __ﾉ__ その、攻撃を防いだ反動で
| _／ ___＼ヽ_ 進路をずらされるってことか？
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
./ / / {
． ────
イ:.:.:.／ ─…… ─ミ:.:.､
. ／:.:./:.:./.ィ:.:.￣:.￣:.￣:.ヽ!:.:.:＼ そういうこと
. /:.:.:.:/:.:./:.:.:}:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.ヽ
〃7:l/:.:.:. :.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.〈 ﾟ， 紅蜘蛛との空を飛ぶ手段が
. / /:i:|:.:.:.:.|:./ ! ､:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|、:.:.:ｉ:.:.| i 『重力制御』『慣性制御』だからさ
ト./ ｌ:!:.:.:._l_!＿_|!ノヽ:.:.:.､|:.:.:.| Ｖ:.ｌ|:.:.| ∧
ｉ:.:》vZ{:.:.:.:.|:|x==ミ ＼:(｀≧ｰト:ﾘ:.:.|イ.:.:. 空を飛ぶにあたっては、『質量を限りなくゼロに近くして』
|:.:|│ |:.:.::.:| 伐刈` ｲk刈Ｖ:.:.:.| | i:.:| 『微小な斥力場』を持って浮遊させてるのよね
|:.:|￤ |:.:.:.:.Ｎ辿リ 辿リ丨:.: | |_l:.:|
|:∧| |:.:.:.:.| ` 从/:ﾚ:.:.:.:|
l:l l:ヽ|:.:.:.人 f´￣｀ .ｲ:.:/:.:.:.:.:/l:| で、『質量を限りなくゼロに近く』してるから・・・・・・
l:| ):从:.:.:.:.|:〕ト. ￣￣ イ:.:l:.':.:.:.:.:./ :l:|
)| ﾟ，:∧:.:.:!:.:.:.:l ≧ー‐ 「:.:.|:.:.|:.:.:,:.:./ l;
ヽ:.:.＼》:.ィ} 厶:.:ｌ:./:.:/}:/ ′ 普段なら問題にならないくらいの衝撃でも、
＼ノ:＼:f ∨:〕ト。〃 ものすごい勢いで弾かれる原因になるわ
，─＜: : : : : |´￣￣￣`∨: : :〕ト。
ハ: i:i:i : : : : : : 「 ￣￣￣｀ }: : : : : :i:i:iト．
830 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:43:35 ID:rmsx8K2Y0 [79/112]
>>829 ミス有、修正
＿＿＿_
／ u ＼
／ ／ ＼＼ えーと、そこらの対策は？
／ し （○） （○） ＼
| ∪ （__人__） J |
＼ u ｀⌒´ ／
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶:
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i ガルガンチュアの攻撃を避けることができればいいんだけど、
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:! 今回それはできないわけよね
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ |
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ だから『気づかれずに接近する』しかないんじゃない？
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:|
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:!
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル'
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト．
832 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:47:32 ID:rmsx8K2Y0 [80/112]
_,,-‐- ､
r''" ＼＿＿
| ﾞヽ
| |
| |
＿/`ー--──‐'''""''''─‐|_
_,,,--─''''" / | "'''ｰ-,,_
_,,-‐'''" ＼ | "''-,,,_ まあ、今回・・・・・・
＼ `ｰ-,,,＿,,,,,.---───┘ "'''-,,_
＼ __,,,-‐'''" 奇襲ってやつは
ﾞ'''-,,,_ _,,,-‐'''" かなり真面目に考えるべき手段だったが
"'''-,,_ _,,,,-‐'''" ﾞ､ いよいよもってそいつを柱にするしかなくなった、か
|/"'i''ー- ,,,＿_,,,,.--─'i'''" _,--､ ﾞ､
〈 / _,ﾉ ／／ヽ| ﾞヽ
| / | / /i⌒)l | ﾞ､
| ヽ | | | （. / ﾞi で、シンの字の
/ / | ､_,ﾉ / | 現在の索敵能力なんかはわかるのか？
/l 〉ー‐-- ､ / /､_,,／ | ∥
. | |li /〉 " ｀ / / / | |
| i!ゝ､ .／ |_,､人､_,._ _,,ノ / / l |＼
ﾞi `ｰ''" ￣￣ / / |`､l＼ | ＼
ﾞ､ /／ / | / / ＼
ﾞヽ､ゝ /_ / 〃／ﾉ／ ﾞヽ
`､=- _,ノ "i'-,,_ ノ '"/l ﾞ､
`ｰ‐-,,＿ ＿,.,.,.,--─'''" ﾞi | /＼ / | ﾞ､
￣ ﾞ､. |o./l 〉,. O / | ﾞi
ﾞ､ |/ | / ﾞ､ / | |
-──‐-
／:.:.:.:.:.:.:.:.:/ニニ ＼
ｲ_:_:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,:':{ 才:.:.:.:.:.:.:.:. / ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ，
/:.:.∨l|:.:.:.:.:.i:.:X/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
':.:.:.:/Ｖ|:.:.:.:.:.|// ＼ |ﾄ:.:{:.:.:. !:.:.:.! 基本的に人間が『見える』『聞こえる』レベルの知覚は
ｉ:.:.:.:.l （|:.:.:.:.:.| 笊朴 |l ヽＸ:.:.|:.:.:.| 十分にクリアしてるでしょうね
|:.:.:.:.|/」:!:.:.:.:.:.! 込ｿ ｨ芯}:ﾉ:./ﾉ
|:.:.ﾄ:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.| ､ ゞy':.:./}
.x===ミ从:.:.:.:.:| rへ ｲ:.:.:.:｢ 問題は、それ以外だけど・・・・・・
.′ ヾ:＼:. 〕ト-ﾚ1 |:./|:.:.:.:′
{ ∨∧: v=厂 ヽ j:.:./
| 、 ヾi:ﾄ: { ハ_) }:イ たとえば犬なら人間の可聴域外の音も聞けるし、
Ｎ ＼ ヾiﾄ/≧≠ﾉヽ‐ミ 蛇なら他の動物の体温を感じとれるっていうし・・・・・・
|、 ＼. ヾ{ }､ﾉ》
|ﾊ /厂ヽ ＼
|: :ヽ .ノ 从 }
￣ ＼ ＼ ﾉ
834 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:49:41 ID:rmsx8K2Y0 [81/112]
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） |
. | u.（__人__） .| 超音波感知と、赤外線感知？
r､ | ｀ ⌒´ .|
,.く＼＼r､ ヽ ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ /
rヽ ` ヽ / ｧ'´ヽ
└'｀{ . ＼.| / i
ヽ､._ ヽ､_,r' .|
｀ヽ､ ／' |
｀'ｰ'´
─…─ ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
,:':.:.:.:./.:.:./二二二二ヾ.:.ヽ
./:.r─ｫ:.:.ｲ:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
':.〈__斤.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ホントにそれが出来るかどうかは分かんないけどね
i:.:.:/}__|:.:.:.:.i:.:.:X }ﾊ:.:.:.:..:.!:.:.ｉ.:.:i
|:./ ﾑ..|:.:.:.:.|:./ `ー ヽ:.:.从:.:.!:. | あと、あんたらにしても・・・・・・
l:{_/_.ｲ|:.:.:.:.N ===ｧ V= |:.:.|:.:.| 見る聞く以外に、なんか感じるものがあったりするんでしょ？
|:.:.:.ｉ:.（|:.:.:.:.|u. 、 |ヽ|:.:.|
|:.:.:.l:.:.:|:.:.:.:.| ' ﾊ. Ⅵ そういうのが出てくると、私としたらお手上げよ？
|:.:.:.l:.从:.:.:.:l r─-ｲ ｲ⌒ ＼
}:./ル:∧:.:.:トu ´￣ .イ:.:ﾚヘ ﾟ，
ﾚ / ﾟ，! ｀7壬:.:.:!:./`寸} ∨
ｲ:＼ ハ: :〕iト． ヽ ',
.ィｉ〔: : : : : :＼ |: : :i:i: ＼ V´
イ====ミ: : : : : : :Ｖ´￣ :|: : :i:i: |: ヽ | l
/ ヾｉト: : : : Ｖ´￣|: : :i:i: | ハ | |
836 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:51:39 ID:rmsx8K2Y0 [82/112]
┌─-
| ＼ ＼＿
-───／ ＼ ／＼
く ,／＼ ／＼へ ＼
＼ ⌒＼:::＼ く)／＼ ＼＼ ＼
＿＿＼ ＼:::＼___くﾉへ ＼ ヽ } ・・・・・・気配とか魔力とか、殺気とか
⌒＞:::::::＼ ＼:::::r┬─┴ ; ; ;,|
／::::::::::::::::::::＼ ＼`ｰ─‐┐ ; ; ; ;| そういうもんを、か？
. /:::::::::::::::::/⌒|::::|＼ 八 ; ; ;| ＿
/イ :::::::::::::{ { 〈|::::ト=三ニ=─r‐rr┬‐＼ ;／／ ＼
八::::::::::::::＼_|::::| ￣ ∨:ﾄ( ＼/ / ＼
)ﾄ､:::::::::::::| |::::| ´|:ﾉ _.. -─〈 / ＼
＼／＼|::::| _,. --─' |￣ {＿__ ＼
. ＿ ／＼ ＼＼ ー人_人 ＿ ＼ ＼
. ´ / ', ＼｀ﾞﾞ'''"::::::::::::＜⌒,.／ | ＼ ＼
. ´ / | ＼::::::::::::::::::::::彡' :|// ＼ ＼
. ´ ′ | /::: `ー＝ミ⌒ ＼ :|// ＼ ＼
／ | |＼ Ｏ/＼::::::::}＼l ＼ |/ ＼
| | 丶/ /⌒ヽ,/∧ / ｢ ‐-= ..__ }
＼ | | |:::::::::::| /∧ ' :| ‐- ..__ /
. ＼ :| | |:::::::::::| /∧ ,' | ｀¨¨¨¨´
＼ |＿＿＿ | |:::::::::::| ,/∧ ￣| |
. ＼ ／ | |:::::::::::| ,//| :| |
． ￣￣￣￣￣:.`:...､
.ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:.:.: --─…… ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,:':.:.:.:.:.／ ＿＿＿ ＿__ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
/:.:.:.:.:.厶イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:.:.､:.:.:.:.:l
. __/:.:.:.:.:./:.:.:.:{!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.f´￣｀7 うん、そういう・・・・・・
／ ｨ:.:.:.:.:.:.':.:.:.:/ハ:.:.:}:.:.:.:.､:.:.:.:.:|:.:.:.:. !:.:.:.:.:.V ＼ﾊ
∨ :|:.:.:.:.:.:|:.:‐┼一}:ハ:.:.:.:!ヽｰ┼─:.|:.:.:.:.:.:ﾄ､_ノ.:.:. 『数値として認識しにくいもの』を
. { |:.:.:.:.:.:.:.:.:. ===ミ ＼:ト X===ミ:.:.:.:.:.:.|Ｖ |ヾ: 感知してるとかがあった場合はね、
ヽハ :.:.:.:.:.: {ハ示kﾄ 乍示T!:.:.:.:.: |:. |:.:.､＼ こっちにも対策というか、助言のしようがないわ
' ∧:{:.:.:ｌ:.:.:.:|.込ツ 込ツ !:.:.:.:.: |:.:.:､|:.:.:ｌ i
|/| ﾄﾍ:.:.|:.:.:.:| , , , 、 , , , |:.:.:.:.:.:|:.:.:.}|:.:.:| |
|: | l:.:. 从:.:.八 u |:.:.:.:.:.:l:.:.:/|:.:.:| .′
.ﾊ |/:.:.:.:.:.:}:.:.:込、 ｔ─…ｧ ｨ|:.:.:.:.:.从:Lj:.:/イ
{ lﾄ､:.:.:.:.小､:.:.{父ト ￣ ≦:.仆:.:.:./:.:.:.:,:.:/:.:.:!
. V八:.}〉:.:. !:.:.＼》:.:.:.:.:.:.｀丁 《/ 乂〕iト--/:.:.:.:.:ｲ
. ＼:.:.:ト､:.:ハ:.:.:.:.ィi〔ﾊ }: : : :厶:イ:/i/ヽ
ヾl V-‐=≦: : :i , : : : : : : : /i// ﾟ，
イ:i:i: : : : : : : :| -──‐ /: : : : : : :./i// .}
839 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:54:14 ID:rmsx8K2Y0 [83/112]
／￣￣＼
／ ＼ ＼
.（●）（● ） u. |
（__人__） u | ・・・・・・おい、これヤバくね？
.(｀⌒ ´ |
{ | 計画の立てようがないというか、
{ u. / もう詰みに近いというか・・・・・・
＼ /
ノ ＼
／´ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ こ、こうなりゃ、もう・・・・・・
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼
| （○） （○） u | シンちゃんを止めて、カレンをこっちに取り戻すために、
＼ （__人__） ,／ 無事に帰るのは二の次にして・・・・・・
／ ｀⌒´ ＼
841 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:56:41 ID:rmsx8K2Y0 [84/112]
_ -==- _
＿ ――=ﾆ二二二ﾆ=- _
-ﾆ二二二二二二二二二二二=-
=ニ二二二二二二二二二二二二ﾆ
=ﾆ二二二二二二二二ニ=-‐ ￣_＼＿ -…━━=zァ やる夫、悲観するのはまだはええ
=ﾆ二二二二ニ=- ￣ _ -====-，≦圭圭圭圭圭／
=ﾆ二ﾆ=- ￣ _ -====-，≦垓派派派圭圭圭≫'"
. ∨ _ -=====- ≦圭圭亥ミ彡ミ派派派派辷ｧ 今の話で明確になったのは
}_ -====- ≦圭圭圭圭癶爻〔 ⌒ヽ派派派派汾ｰ 『シンの字の攻撃を避けるのは
-===- ≦圭圭圭圭圭圭/ 爻ﾐ{ }!派派派派派､_ 事実上無理』
. -==- ≦圭厂'⌒｀¨¨¨¨¨¨¨¨´ 爻ﾊ. /ﾊ派派派派派
-=-.≦圭圭圭/ ＼ :爻/ /ﾊ派派派派派派 ってだけだ
-.≦圭圭圭≫ ''"' _,: ( 爻ﾄ 彡巛派派派派派派
ー―━ ''" ー:、´ ヽ 爻j ∨泳派派派派派
{_,:ー＿-_:ァ｀ :洲| ∨泳派派派找ﾄ､ まだ考える余地はある
ノ７Y⌒ ´ ,j洲 ∨泳派派派辷
/ / } ,,.xィ仞jﾘ ／⌒V爻爻ミ辷＿＿＿＿＿＿
rf彡'ﾞ 州州kヾX7ﾊ/州㌢" ／ }
州|洲洲洲洲ﾘ㌢′ ／ /
ノ洲州佻㌢'"ヽ' ／ /
_彡イ厶イ／ |＼／＼ / /
´´ ´ | :} ＼ O /
／|ﾄ､r―v/ ＼ /
ノ｀Y////) '/
´ { {////} /
__ ´ { j////| /
. ／ { |////{ /
／/ { |////{ ./
_-─―─- ､._
,-"´ ＼
/ ヽ ・・・・・・何をどう考えろってんですかお？
/ ＿／::::::＼_ヽ
| :::::::::::::: ヽ
l u （ ●)::::::::::( ●)
` ､ （__人_） /
`ｰ,､_ ／
／ `''ｰ─‐─''"´＼
844 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:58:57 ID:rmsx8K2Y0 [85/112]
三三三三三三三三三Xx＼ 丿 /
三三三三三三三三三三Ｘｘ＼ ､_＿_,.xく /
X三三三三三三三三三三三X＼ /
|i|i|X三三三三三三三三三三三X＼ /
|i|i|i|i|iX三三三三三三三三三三三Ｘｘく ∧ 隠密行動は無理
|i|i|i|i7 ＼三三三三三三三三三三三三｀＜ {il∧
|i|i|i|i| ＼三三三三三三三三三三三三X｀＜!iｌ∧ 攻撃を避けるというのも無理
|i|i|i|i| ∧ ﾟYXx≦三三三三三三三三三三≧x三∧
,ﾞ,ﾞ,ﾞ/i / ∧ ﾞ,////ﾘ.ﾞ＜三三三三三三三三三三三∧ なら、『シンの字が撃てない状況』を作り上げればいい
////} ﾟ, }///,ﾘ ミx:.:.:.:＜三三三三三三三三三/∧
////】 {///ｲ Xﾐ｀ ｘ:.:.:.:.:.:＜三三三三三三三ニハ
///ﾞ八 |///{ ミ ｀ ……｀, ＜三三ニニニニニ＼
/////∧ ﾞ,//∧ ｀ﾐ、 〃 ﾐ｀ ＜三ニニニニニ＼
//////∧ ﾟ,//ﾞ∧ ﾐ /′ ﾞ, ﾟ, ｀ ＜ニニニニニ＼
//////,ﾟ∧ W//,ｲ ヽ ﾞヽ X ｀ ＜三三三Ｘ＼
/////ノ!|!:.Ｘ W//ﾞlX ヽ ＼ ｀ ＜三三Ｘ＼
彡彡' i||| :.:.:≧x ﾞW//ﾟ, Ｘ r─ ＼_ ｀ ＜三x＼
彡' i| || :.:.:.:.:.:.ヽ,///! X ─ ＿ _ 丿 ｀ ＜＼
´ i| :.:.:.:.:.:.:.V//i （ ｀´ ｀ ＼
|| :.:.:.:.:.:.:.:Vﾞ∧ ｀ヽ, ヾx
||! :.:.:.:.:.:.:.Wﾞ∧ ,.x─< }iﾟ,
|l :.:.:.:.:.:.:W/ハ ／ ｨ′ ,ﾟli}
|! :.:.:.:.:.∨//ﾞ＼ ／ ／ ﾟ,､ Xﾆ/
＼ l | :.:.:.:.＜三ﾆ>､＇ Y＼ ,.xくニ/
＼ r'´￣￣￣｀＜三≧x_ }ー｀≧ｰ──≦三x>'
＼ 丿 ｀ ＜三三ニニニ三三三ニニニ＞'ﾟ
＼r─く´ ｀ｰ＜三三三三三三＞' ´
＼ ＼ ￣￣￣￣￣
. ＼ ＼
／.: : ／二二二二_ ヽ| : : : |: : : : : ヽ
/.: : : : :/.: : : : : : : : : : :＼| : : : | : : : : : :∧
. /.: : : : : { : : : : : : : : : : : : : :| : : : |⌒ヽ: : : ∧
/./': : : : ∧: :!、 : : :| : :l : : : :| : : : | ＼ 〉 : : :.!
i:,' l : : : : i斗::| ＼ : :|ヽ｣ｘ' : : | : : : | 〉'.: : : : |
l| ! : : : : |,rfﾄl､ ｘ|' ,ｨﾁえ、| : : : L. ｲ.| : : : : | まあ、そういう考え方もあるだろうけどさあ
l : :|: : '. ﾄィl {.ノ::ﾘ'^| : : : :|｀i | | : : : : |
ﾄ､: |: :ﾊ ｰ' ｰ‐' .| : : : ,'_ﾉ l.｣ : : : : l
| :Ｎ :| :'. ' 'J j : : :/. :レ : : : : :,′ それ、どうするの？
| :l | :| : ＼ ｰ ､ /. : : /.: : : : : : : : /
| :| ヽ| : :l : ｀ . __.. ´'. : : /.: | : : : : : :./
ｌ :| ｜ :|∨ : : :r‐} /' } :./ﾍ | : : : /.::/ まさか、ガルガンチュアに向かって
. ヽ! ∨:L.ゝ‐'´／ ／,::/ .ｿ.: ／.::/ 『攻撃するな』って頼むわけでもないんでしょ？
/７Ｎ ∠｀ヽ／ /' ／- '´｀ ｰ'-､
/ / /¨ヽﾝ _. '´ '.
, ′ / , ′ ／ |
849 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:02:17 ID:rmsx8K2Y0 [86/112]
/ |
ヽ | シンの字の攻撃が実弾なら
__/＿＿＿＿＿_｣￣ ヽ 弾切れを待つしかないんだが
／ {ニニﾆﾆ=-─ ´ ／
／ ´￣￣／ ／:::＼ 奴の攻撃がビームなのが狙い目だ
< ＿＿＿ ＿ ,. イ ┐:::::::::',
ミ:::::｢ニ=ニ三三ノ::! } }::::::::::::}
/⌒ヽ__::', / }::|ン:::::::::::::j ありゃあ、おそらく魔法と同じ・・・・・・
｢}＼r┴┴| ＿ ノ´/:::}:::::::::::::::::}
/￣＼／厂){´￣ ｰ ／::::八::::::::::j/ でなくても、実弾射撃よりは
/⌒ヽ ﾉ／ /＼ノ＼_／ :::::/ /＼ノ 魔法に近いもんなんじゃねえか？
__/⌒丶 〉 }:::::::::::::::::::::::::::/ / ト . ＿_
/__{ >､ﾉ ﾉ ⌒＞::::::::::::/ / :| ￣￣ ｀ヽ
／/ | _／ 厂/￣厂}/ / | }
/ { {＿＿ﾉ´/ :{__////＼／,' :| ′
／ ＼＿／〉/ / ／∨ | /
. ／ ／/ / ////! ′ l / ＼
／ ／ ＼ ' /////| | ＿__,| / }
／ ／| ／ / {/////| | ヽ ∨ ∨
. ＿／ ／ :| / / :l/////| | ＼ ＼ ’
. / ／ | | :| :|/////| l / /∧ ’
{ ／ | | :| :|/////| | / ,/∧ ’
. ＼ ／ ', | :| :|/////| |: / /∧ ’
／:.:.:./:.:.: ／ 二二二二 ､`:.、
〔_￣￣ｿ:.:.:.:/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､＼:＼
./:.:.:」 〈/:.:.:.:./:.:.:.:':.:.:.{!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:〈丶
/:／〈 |:.:.:.:.:i:.:.:./i:.:.:爪:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:Ⅵ .ｲ
.／.ィ /＼|:.:.:.:.:{:.:厶l.:.:| ! ∨:.:.:.:.:.|、:.:.:.:.:.:∨∧
/ /:. l/:.:.:.:.|:.:.:.:.:Ⅳ .!:`ﾄ{!__,Ｘ:.:.:.:.:! ヽ :.:.:.:.:l:.:.:.:. まあ・・・・・・
∨:.:/!:.:./Ｙ|:.:.:.:.:| ｘ=ミ:.:! ヽ:.:j＿}:ノ:.:.:.!:.:.:.:i
|:.ｲ :|:.:l:ハ|:.:.:.:.:K.ん心 ィ=ミ1:.:.:.:|:.:.}:.l
|:.:L_|:.:|{ i|:.:.:.:.:| 戈zﾂ んｹ〃:.:.:.:.|:.:ﾊ:| 体力というか、体内のエネルギーを消費して
|:i:.:.:.:.:.|:ゝ.|:.:.:.:.《 ゞ' /l|:.:.:.:.|:.| |:| 熱量に変換するって意味では、
|:l:.:.:.:.:.|:.:.i:|:.:.:.:.:| ＿__ ′ 厶l|:.:.:.:.|:.| |:| あれも魔法に近いって言えるかもだけど
l:ﾊ:.:.:.:.|:.:从:.:.:.:.ﾄ し--Ｊ .ｲ:.:.:.|:.:.:./:/ jﾘ
):∧:.Ｎ:.:.:.∧:.:.:,＼〕ト .イ:.://ｉ:.:レ:' / /
ヾ ＼ﾄ :.メ ヾ《 ￣/:.:.:.: ／./:.:.:.:.:ｲ ′ それがどうかしたの？
＿r≦⌒`￢ト． {￣厂 〕ド:.:／
／: : : :｀ ､＼ ＼:＼-- ､ }:メ/ イ:〕ト．
853 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:06:59 ID:rmsx8K2Y0 [87/112]
∨二二二二二二二ニ二二二二二∨
∨二二二ﾆ=-- --=ﾆ二二∨
}二ﾆ=- -=∨
/ﾆ=- ハ
_ ノ} {=- }
厂 乂_ } -=ﾆ二二ﾆ=--=ﾆ二二ﾆ=-_
′ ヽ} -=ﾆ二二ﾆ=-- -=ﾆ二二二ﾆ≠ 銃は『トリガーを引けば発射される』
（ 人 -=ﾆ二二ﾆ=-.:::::}::::::}:::::}-=ﾆ二ﾆ=‐ ´ これは、銃が機械的な道具だからだ
/ ＼_ -=ﾆ二二二ﾆ=-::::ﾉ:::ﾉ::::ﾉ}::ｲ:::ﾄ､::::＼
^ー=ﾆ⌒ヽ }二二二二ﾆ=- /:::ﾉ }::::::::＼
ｰ=ﾆ二｀¨ー¨^'～㍉ﾆ=- ｛ /イ:> /:::::::::::ハ 対して、魔法はある程度の集中と
ー=ﾆ二ﾆ=- <;;>、八___{_ ヽ } :::}ノ::::::::!:::| } 手順を踏むことが必要になる
. , ｲ::::::::::::｜: :!: :<;;>、 _ -‐┐ /:::}:::::::::::|::ﾘ
. / ｛:::::::::::::人: :{: : :＞‐───┐ ':::/::::::::::::リ つまり、他の事に行動リソースというか、
{ /::::::::::::::::::＞ ──－──┐/:::::::::::::::ノ 意識を集中していると非常に撃ちにくくなる、
{ {:::::::::::∨ / ───－──┐:::::::/:} あるいは撃てなくなるものだってことだ
乂 ｀ヽ / / / r‐────彳::厂}ノ
/ / / `マ:::::::::::::::::::{::::|
-=/ ' / .:⌒ヽ `マ::::::ﾊﾘ:八 あのビームの性質が魔法に近いならば、だ
-=ﾆﾆ二二二７ /::::::::::::::...、 ﾏ ∧_
-=ﾆﾆ二二二二７ ハ::::::::::ノ}7｀¨ / ｈ｀ヽ
-=ﾆﾆﾆニニ二二7 ｨ〔 }ノ'´ l!'"⌒^Y ノ |ﾆ=- _ そういう状況にシンの字を追いこめば、
ﾆﾆニニ二二二 7 ノﾆﾆ{ ＼」 ', |二二ﾆ=- 紅蜘蛛で真正面から近づいても、
ニニ二二二二７ /∧ニ‘， 'ト､ ∧ ( ) ∧二二二ﾆﾆ=- 迎撃はされないんじゃないかと思うが・・・・・・
ニ二二二二 ∨ ニニ二∧ ( ） ｜ } ｛ハ / }二二二二ﾆﾆ=-
二二二二二V ﾆﾆニニ∧_______∧ ,}___ノ 人二二二二二ニ=- どうだろう？
ﾆ二二二二Ｖ ﾆﾆﾆﾆ二∧ 〈こﾆ彡ｲハ ∨二二二二二ﾆ=-
ﾆﾆ二二二Ｖ ﾆﾆニニニ∧ ﾍ___ ノﾘ .} |二二二二二ニﾆ=-
ﾆﾆﾆ二二Ｖ ﾆニニニ二∧ { / Λ Λ二二二二二二ﾆ=-
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ ﾆﾆﾆﾆﾆニニ∧ ∧ / / } }二二二二二二ﾆ=-
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●)
.| （___人__） えーと・・・・・・
| ﾉ
.| | なんかほかのことに
人 丿 気を回させればいい、と？
/⌒ ＼ __ _ ／
/ ＼
./ 人 ./ ヽ
〈 < / ＼ ＼
855 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:09:17 ID:rmsx8K2Y0 [88/112]
,／⌒ヽ､
ィ￣￣ﾌ′: : : : : }
{: : : : : : : : : :＿__〈
＼: : ,. -‐ '´::::::::::ヽ
|／::::::::::::::,. -‐ ￣￣`ー-- .,,_
|::::::::,. ‐ '´: : : : : : : : : : : : _／
_／‐ '´:＿＿＿＿,. --t‐ ''´ ぶっちゃけるとそういうことだな
_ -ﾆt─ ''二;;;;{ ゝ･-′ ヽﾍ
弋二ノ;;;;;;;;{ ヽﾍ;;| >ヽ
/;;;;;;;;;;;;ヽ （ |;;| r ' |;;;}
ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;丶t;;ﾍ ` 二ﾆ=-' |ノ
ﾚ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ;;ヽ､ ─ ,､ヽ､_ノ)_
Vヽ､;;;;;;;;;;,へ '､;;;;`ー- ,_ﾉ;;;;;;;;;;;;;／
｀＞'｀丶､` V､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾆ=-
厂￣｀ヽ: :＼ ヽ!了ヽ!｀ミ
,. ‐ ´: : : : : : ﾍ: : : ヽ ｲ::ヽ
／: : : : : : : : : : : : '､: : : :∨､:::} ＼
／'⌒`ヽ: : : : : : : : : : :i: : : : :ヽヽﾍ: : ｀ヽ､
/: : : : : : :ヽ: : : : : : : : : :|: : : : : ＼!:'､: : : : }
ｲ: : : : : : : : :＼: : : : : : : : |: : : : : : :ヽ:::i: : : :|
|: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : :|: : : : : : : |::::ｌ : : |
|: : : : : : : : : : : : :＼: : : : : :｀ 丶 ､: : |::::|: : :|
|: : : : : : : : : : : : : : :}: : : : : : : : :／: : |:::|: : :|
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶: 言いたいことはわかったわ
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:! でも、ガルガンチュアって
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ | 普通の物理攻撃、魔法攻撃、
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ 何もかも気にしないでもいいのよ？
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:|
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:!
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ 何をどうして、
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′ 気を散らさせようと？
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル'
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト．
857 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:11:17 ID:rmsx8K2Y0 [89/112]
.ｨ≦￣￣≧.、
r' ∧
,,.. -- -'ー── -- ...,,__{
く _____ ｀ヽ いやいやいや、
ヽ. γ´ｧ ｀ﾞヽ ヽ 攻撃で気をちらさせなきゃダメってことじゃない
ゝ. ﾊ ゝ .}::> ',
ソ:::', ,ｨｰ,.==-' ﾉ::ｌ_八 } 『例のビーム』以外の何かに集中させればいいんだ
,ｒ;:´:.=彡',,ｨv,,....ｨ,ｿ:::ﾉ:::::::ヾ.- ´
ﾚｨ^;::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::ﾘヽ
ゞｰｧ::::;::::;:::::;ｨ^ﾘ'｀ ｰ-．ｲ で、ここからは俺の推論になるんだがな
/￣¨ ￣＼.ｰ.´/ {__ /､ /∧
/ ｀ヽ. ,＼/ ヽ _.ｱ ! {´ ∧ シンの字が空中に浮いてることって、
,/ /. '., ´ { | > ｀ヾ それ自体が魔法というか・・・・・・
_,ノ ＼ ∧ ﾐ..､ ヽ{ // ヽ＼
r ´ y' ＼ ∧ ｀ﾞﾐ.≦{､ ヽ. ', ＼ 相当の行動リソースを消費してるんじゃないか？
ｨ} / ヽ,ﾑ ﾏ'ﾑ ヽ }. ﾞ}
／ ,/ / ヽ ﾏ/,ヽ l ﾉ
/: : /: :/ィ′′ /: : : : : : : : ヽ :＼ | : : ヽ : ＼
/: : /: : ′: /: : /: : : : {: : : : : : :＼: ﾊ: : : : ',¨＼:ヽ
r=＝f{ : : | : : l: : ∧: : : : ヽ: : : : : : : |: : ', : : ハ､ ミﾍ
| / .| : : |: : A ､|_ﾊ: : : : l ＼ : : : A: ‐ j‐: : : | ヽ ,′
ア | : : |: : ハ { ヽ: : | ‐七/ } ハ: : : : !､ ∨:1 まあ、『常時空中浮遊』を実現するために、
,' >､_ ハ: ::ﾄ {ｨ尓了ミ ヽ{ ｨ云 ミK.|: : : : |⊥≦: | かなり無茶してるとこはあるわね
/ / / /: ヽ : { ﾄｲ } | |心 j:l !: : : : ! { V
. / /.7 ハ : : ド､弋__り 七_り' |: : : :ハ ヽ ＼
V: :/ /: :{.∨∧ ' ,'.: : :,' 八 {＼/ 無茶はしてるけども、
. |: :l l: :∧ {: :ハ 'J ｲ: : /‐': : l |: :| まずそれがありきの状態になってるから、
. |: :|V /l: :ハ: : ハ - ー- /:l :/ : : : : !ィ: .:| そこを外から何とかしようってのは
. |/.|:/:.∧ : : ヽ : : {＞‐一、 イ: :〃: : : : : ﾉ |: : | 難しいというか、無理というか・・・・・・
. | lハ: : ヽ: : : ＼/ _. -、__〉_ . ≦に: :／: : : : :.ィ: : :|: : |
V_r-ﾍ 〃 ´ ｀ 〈 / ! ´/: : : ::／: 八: :ﾄ､/
.イ l | ∨ ¨￣ヽ }′ ハ |: : ／￣7 7- ｧ､
/ l ! ! } ‐…､ V_ ＿ , -} lイ / / / ヽ
. / .l ! ! } ー }ノ|´ ＿ ｀ヽ_/ / / / ＼
858 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:13:10 ID:rmsx8K2Y0 [90/112]
__、
iｰ'ﾞﾞﾞﾞ''''ｰ-,／^´ ﾞ'；
| ﾞゝ....‐ .｝
! |,
i＿___________......ｒ'".'''ﾞヽ . ..,,、
,,. -/ ｀'ｰ | .' 、 だが、それのバランスを崩すことはできるんだろう？
,..-'" lﾞ __.. -''′ ./
. ,／ .｀''''～- ....---''''"゛ ,／ こっちの紅蜘蛛の重力制御が、
／.,, ,,..ｒ'" シンの字の重力制御によって
｀''ｰ､,、 _,,,-'" ｀!､ 崩されるとか言ってたじゃねえか
/'r‐、 ,／´ /ﾞﾞ', ヽ
/ レ'ﾞ ´ﾞﾘ´ . ｀^^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ厂j .! │ . ｌ
/ | .l． 丿/ / . / !
ｌ ! .,,....--ｰ'''''''″ / .| (、 . !
_ .ｨ‐¨ﾞﾞ'广゛ ...... ./ ,ﾉ.ｌ. ｀'ィ ..,,＿/
..-‐'"゛ 'l_ﾞ'ｰﾉ｀' ..........,,＿ .,, -" / │ .! ﾞ''''-．
.i''i ヽ、 ／ .! !
,)ｲ : ..,,,,,＞u;;;;,、.__ _,,,.. ／ | "
/ . 、 ! .｀ |
!, ,!
." ﾞ
--ｚ=====ミ
．.:´:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
. ／:.:.:.:.: .:.:.:.:/ 二二二二 ＼:､
. ,:':.:.:.:. ｲ/.:.:.:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.＼
/:.:.:.:/ Ｚi:.:.:.:/:.:.:.;.:.:.:l:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
':.:.:.:.:.:X__|:.:.:.|:.:.:./:.:.:ｲ:.:.:.:.|:.:.:.:.: !:.: i:.:.:.:.:.:ﾟ，
i:.:.:.:.:://Ｎ|:.:.:.|:.:7T:.:TＸ:.:.:.:!:.:.:.:.:.|:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.
|:.:.:.:〈/ﾑ:.:|:.:.:从{ｨ==ミ ＼ﾄ､:.:.:厶斗7:ｉ:.:.:.:.l 重力波干渉のこと？
|:.:.:.:.:.:.{. Ｙ.:.:.| Vしﾒl} ｀ ∨/}/ ':.:|:.:.:.:.|
|:.:.:.:.:.八 |:.:.:.| 辷rﾘ ｲ刈 Ｖ:.:.:|:.:.:.:.| だから、あれは出力が違いすぎるから、
|i:.:.:.:.l:.:.:.ﾇ|:.:.:.| ､じ' /:.:.: !:.:.:. | 真正面からぶつかってもダメだって・・・・・・
|l:.:.:.:.l:.:.:.从:.:.:| __ /:.:.:.:.:|:.:.:.:.|
|l:.:.:从:.:.:.:.:ﾄ :.ﾄ． ｀ ｲ:.:.:.:. 人:.:.:l|
|l:.:.:.:.:.ヽ :.:.| ヾ ＼ イ:.:.|:.:.:／:.:.:.:ｲﾘ
|}:.:.:.:}:.ハ:.:.!＼ 7ー≦:.:.:!:. ﾑｲ:.:.:.:.:./ /
乂.イ: : :ヾ: : :ヽ ∧ヽ:./:.:/!:.:/l:.:/}:／
イ====ミヽ:.:.:.:.:.:.:.廴___{_:_:〕iトイ |/ :i′
〃 ＼ﾄ.: : : : Ｖ二二ﾊ : :i:i〕ﾄ．
′ V∧ : : ∨ |: :i:i: | ﾟ，
{ }V∧ : : ∨ .|: :i:i: | ハ
ﾟ、 V∧: : : ∨ .|: :i:i: | ．
}! ----V∧: : : ﾟ， .!: :!: :ﾊ }
|:、 ／ : : ｘ====V∧: : : V:!: :!: { Y⌒ヽ
|: } .イ: : :／: _:_:_:_:_:}ヾi:ﾄ: : : ヾ :ｌ: :! ！==ハ
859 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:16:21 ID:rmsx8K2Y0 [91/112]
,. へ、_＿＿
r' ＼
| ,>
/‐、＿＿ i´
＿＿_,――´ｴ＿、 ￣｀ー l そのまま真っ向勝負を挑むんじゃなくてだな
`ー―、＿_、 ー‐、＿＿＿_iﾆヽ、
／ ￣｀ー、＿ ,｀＞ 紅蜘蛛の出力を上げるとかできんか？
i'´ r‐ゝヽ、ー―フ＜´´
, ―‐´￣｀ ‐、 | iﾆ!、ヽ‐―´ ,＞
／ ／ 、 ヽ. ヽ,、_ヽ.ヽ (,、 .
/ ＼ ト‐;/イ ＼＼ / ,i、__／ﾚ,i.
∧ ＼ | ヽ. , へ.ヽ ヽ、__、 / ーノ
ヽ. 、ヽ| i ｀v、 ￣ヽ、 ＜ノ
ヽ. Y b/ ／ヽ/ ヽト、_、k―´
i i l.／ iく
| i´｀i―〈 ﾄ、
|/ / ./| ヽ.￣｀ー
_」,, ヽ‐'''''´
/:.:.':.:.:.:.:.∧:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:ヾ:.∧
厶/:.:.:. ｲ:| iﾄ､:.:.:.:.:.}:＼:.:.:.:.:.iﾄﾍ
〈 /|:.:.:7T!:ト |! ＼:斗匕ヽi:.:.:.| 》
.':.7 l:.l:.l.芹芯ﾐ ｲ芯仍 :.:.:!ぐ:!
ｉ:./.ｲ:.Ｎ 戈ツ 戈ツ !:.:.:| ﾊ.ﾟ， ・・・・・・えーと、どうやって？
|:Ll_|:.:..ﾟ， ￣ ´ ￣ ,':.:.:.|」:.V
|:.|:.:.:.|:.:∧ 冖 ,/:.:.:.从:i:|
|:ﾊ:.:.:|:.:.:.:.〕ト .イ:.:.:.:/:.:.川
{ ﾟ，:!:i:.:.:l:.:.:.:i≧== {:.:/:./:/:.ﾙ’リ
):从:.:.:》ｲﾉ 乂:,:./:/ ′
_r=＜:´: : :| -----ミ 《/: :〕iト．
／ |:i:ｉ: : : : : :|ニニニニ |: : : : :i:i: |｀ヽ
.厂{ |:i:ｉ: : : : : :| |: : : : :i:i: | 廴_
.／ ヽ. Ⅵ! : : : : :| ’: : : : ｉⅣ ／ ＼
／ ＼ヾﾄ : : : ∧ /: : : : :/i/ / ｨ ＼
／ イ ヾﾄ: : : :∧ /: : : : :/i/ 〈´ ヽ
861 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:20:32 ID:rmsx8K2Y0 [92/112]
r'´￣｀＜二＞'^ヽ
!ﾊ : : : : : : : :r=ﾆ〈
}ﾋ.三三三三三三| オメガだよ
,. -┴------------┴-- ､
∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. '´ 昨夜から忙しく動いてる、
. ｀ー=丁不j￣￣ ￣「 ｀Yji爪 ネヴァンジュの根元に居座ってたやつ
八r ､| _> |ﾊ川
. 川{ぃj| |ｿ川
川jViﾊ ＿ ｜jijｲ あいつもオメガなら、
川川j ﾄ､ ´ = ｀ ﾉ川「 紅蜘蛛もオメガなんだろう？
Ｎ川从ﾐ=-='介=-ｲz_シj
ヾﾄ､jWﾐミミミミミミヲY
,.ィハ ,. -─￢'´j:ト､__ 名前が一緒だから
,. '´/:.i ﾄ─vﾍ ,.ｲ :ヽ: : :￣￣￣｀ヽ 共通するところも多いだろうってのは
,. '´: :／:.:.| j::::: { ＼ / |: : : :＼: : : : : : : : 素人考えかもだけどな
,. '´ : : :.／: : : :|ﾚ^〉ｰく V |: : : : : 〉: : : : : : :
: : : i: : : :＞=- :.| /:::::::i |: : -=＜: : : : : : : :
: : : |: : : {: : : : : | |:::::::::| ｜: : : : : :}: : : : : : : 外付けバッテリーだとかアンプ的に使用して、
: : i | : : : !:.: : : :| | :::::: | |: : : : : :./: : : : : : : 紅蜘蛛の重力制御の出力を上げるってのはどうだ？
: : {:| : : : |: : : : | |:::::::: | |: : : : : /: : : : : : : :
-──‐-
．≦───‐ ﾐ:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
／::/／:::::::::::::::::::＼〉:.:.:.:.､_:_:.:.:.＼
,:'::::::::::::ｲ::::::::::::::::::::::::::}::::::.:〈ﾄ ＼:.:.:.ヽ
./::::::::::::/∧:::ﾄ :::::::_:､::::::::::::::.:{ 〉 》:.:.:.:. ダメね
/:::::::::::::ハ{ ヽ{__X´::::::＼!::::::::::V {.イ:.:.:.:.:.:!
'::::::':::::::::lー ＼ｨ芯V :!::::::::: 爪 ！、:.:.:.i
ｉ::::/::::::::ｌ:芹ｵ 匕リ |:::::::::::トﾐ | 〉:.:.:| プロトタイプは紅蜘蛛に比べて大出力すぎるの
|:ｲ:::::::::::Ｎ.ﾋﾘ """ |:::::::::::l }__|./:.:.:.:ﾊ
|::::::::::::::| ′＿ |:::::::::::|ノ:::::::::::.:.::.:.| だから、紅蜘蛛とアレを連動させるなんて無理・・・・・
|::::::ｉ::::八 {/ ） |::::::::::从::::::::::::.:::::.:!
ヽ:::|::::::::::ヽ ￣ /::::::::/::::::::/:::::::::::::l| ではないけど、紅蜘蛛が壊れるわ
|:::::::ﾄ::::::＼ __ .イ /:::::／{:::::::/::::::/:::::/j
＼::! ＼:::::::∧ /:::イ /::／: 〕iド:／
ヾ/:ハ " ／:!/: : :ｨ斧: :≧ｘ
, ィ≦:／、 -／: : : : ｨ斧ｲ´￣ ﾟ．
,ｲ:i:i: : /＿ ｀／: : : : :/i/: / {
./ :|:i:i: / V: : : : : :/i/: / .∧
/ |:i:i ′ /: : : : : :/i/: / ､__}
./ :|:i:ilｍ /: : : : : :/i/: / 、 ＼
862 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:24:48 ID:rmsx8K2Y0 [93/112]
,r:::::::ｧ::::::ｰ､
く:::::::::::::::::::::/
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
_ ,,..〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-::::`:ｰ:-:､_ だが、紅蜘蛛がぶっ壊れても、だ
＜_:::::::::::::::::::::::::;, -::::':::"::_:フ
冫ｰ ‐７´￣ i::::ﾍ::::::`、 重力制御の出力を上げて、
ｲ:::::::i ｰ |:::ノ:::::::::', シンの字を地に落とせればそれでいいんだが？
|::::::::| ＿_ j::::::::::::::::i
ヾ::::j ´,,､_ ｀ /:::::::::::::::/
ゝ::::::':::::::::｀:´::;:::::::::;シ 紅蜘蛛を飛ばすのは、
_,ゝ-::､::_::::::ノ´ Ｋ"´ やる夫をシンの字に届けるためであって、
-..─..''::"::￣:::/:::::ﾄ､ r:::┐/::ｰ､_ シンの字を引きずりおろすことができるなら
:::｀ヽ:::::::::::::::::/:::::::::i ヽ／ヽ:::ﾄ､ ::::::::､ｰ､_ 飛ぶ必要はねえからな
:::::::::::';:::::::::::::::＞::::::l i::::i ヽ::::::::ヽ:::＼
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶:
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉 残念だけど無理ね
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i 紅蜘蛛とガルガンチュアの、
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:! 重力制御の規模そのものが違いすぎるのよ
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ |
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ 暗闇を照らすのに、
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:| 乾電池と豆電球の明かりを使うのと、
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:! ハロゲンライト使うのと比べるようなもんよ
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′ 紅蜘蛛の重力制御機構が焼切れるくらいの出力を出したとしても、
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/ ガルガンチュアを引きずりおろすにはまだパワー不足なの
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル'
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト．
865 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:28:20 ID:rmsx8K2Y0 [94/112]
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） | ・・・・・・そうやって聞くと、
. | （__人_） プロトタイプもたいしたことねえように聞こえるな
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
＿ ＿_
．:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
.／.:.:.:.:.／ニニニ＼:.＼
/:.:.:.:/:./.ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:ヽ
j／ 7:.:.:./{:.:.ト､:.:.:.:.:}l:ｌ:.:.:V∧ いや、そんなことないわよ？
,:.く/ |:.:.7⌒V` }ﾊ:./廾ﾍ:.| ﾊ
.ﾉ: ｲヌl:.:《 汽抃 ｲf抃 }:.!/:.:i
ｉ:.:| | (_|:.:ﾊ. 辷ﾘ 辷j ｲ:.|:.:.:.| エネルギーポテンシャルで言えば、
/:|:.:ﾚ| |:.|:.:.∧ ′ 从|:.:.:.| プロトタイプオメガって
{:.:|:.:.:.:.:从:.:.:.:.ト ‘’ .イ:.:.(:.:i:.ﾘ ものすごい存在なのよ？
):ﾊ:.:l:.:.:.:ﾉ＼:.:ヽ ≧=≦:.:.ﾚ:.:.:./l:.′
}/!:イ:i:／｀⌒＼:.:/ｉ:.∧:.{∨ ′
／: :ﾝ／ ／ ｀Y:ノ ｀
/: :/iｨ" , l}
./==彳 ′ ＼ ﾊ
′￣ { ＼
{ ＼ ＼
/ 乂 ＼ ＼
867 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:33:04 ID:rmsx8K2Y0 [95/112]
─… ミ
／∠二二:.:.:.:.:.:＼
/:./:.:{:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.｢ヽ:.:ﾟ，
ﾑｲ:.:.ハ:.:.＼:.:.:}:.:V/:.:.i
}/l|:.:.|ﾆﾐ＼ｲ笊:.:.:lⅥ:.:! あれは基本的に長期間の無補給行動を想定してるから、
kｲ|:.:.l以 以 |:.:.|ﾉ:.:.:ﾄ 電源は大出力の発電機構を選定
|:.:.ｌ:.八 ､ |:.:.|:.:.:.:ﾊ
|:ﾊﾙﾍ:. /⌒ﾄイ|:.:从:/ ﾉ おまけに内蔵大容量コンデンサに蓄電した分を、
r匕/ヽノ/_/ﾚ: /:〕iﾄ． 瞬間的に出力に回す事もできるから、
_/}/く: ＼/ /: : ｲ／ } 瞬間出力は発電システムの数字の数倍行けるわよ
{_／ `7 /: /／--ミ/
.／ ／ヾ: イ/ 団長ヽ
{ / ￣ヽ ￣＼/ それ以降のオメガの全力をもってしても、
ー┬く.＼ ／ プロトタイプの最大瞬間出力に比べると、
} にふｽ ー─彳 桁が一つ違うってとこね
/:.//| | : : : : : :〈
, : {/: |_|: : : : : : :ﾊ
,: : : : : : : : : l : : : : :.
/: l: : : : : : : : !: : : : :∧
./: : l: : : : : : : :ハ: : : : : :ヽ
＿＿＿_
／ ＼ じゃあ・・・・・・
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ プロトタイプオメガさんが
| （__人__） | 全力を出してシンちゃんに妨害をかければ、
＼ ｀⌒´ ,／ シンちゃんの邪魔できるかもしれんのかお？
／ ー‐ ＼
868 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:35:16 ID:rmsx8K2Y0 [96/112]
_＿ _
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.〕iト ．
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:...､
,:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. -──‐ミ:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:/:.:./ ＿＿_＿_ ` ､:.ﾟ，
/:.:.:.:.:.:.:/:.:./ イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.rﾍ
':.:.:.:.:.:. ':.:.:/":.:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:∨{ その妨害の方法にもよるけどね
ｉ:.:.／ /!:.:.:.{:.:.ﾊ:.:.:| ﾟ，:.:.:.:.:.:.:.}､:.:.:l:.:.:.}ｲ
l:.: ヽ/ :!:.:.:.:Ｖ.__ヾ:! }:＼:.:.:.斗匕:j:.:.:.l:ﾊ
|:.:. //^|:.:.:.:.:| `ト ヾｨ芯Vﾉ:.:./'|:.| プロトタイプの武装は、
|:.:.:| |ﾄ |:.:.:.:.:.Y仡芯` ﾋｿ ｌ:.:ｲ |」:.! 今現在の世界で最も強力なものだろう気おｄさ
|:.:.:|/| |ﾊ:.:.:.:.{ 乂zﾒ .小:.:V:.:.ﾘ
.ﾊ:.:.:.:.|_ｌ从:.:.:.| __, ｀ ｲ:.:.:./:.:ﾙ′ それでも、ガルガンチュアには通用しない
}:.:.:.:ﾊ:.:.∧:.ト ‘´ イ:.:.!:. ｲ:./ ′
.イヾ:Ⅳ: :}/:{ ヽ ｀7壬{: : Vハi:i :|ﾊ 因果操作ってのは、そういう・・・・・・・
ハ: : V∧: : ∧ｰ─ ‐一|: : : : : i:i :| !
' ﾟ，: :V∧: : : :V´￣￣￣｀|: : : : : i:i :l ＼
{ / ヽ : V∧: : : ﾟ，------￤: : : : j:j:/ ヽ
/ ＼ヾiハ: : : ヽ. |: : : : /iｲ ､ﾉ
{ ヽ:ヾi:ﾄ : : : :＼ ﾉ: : : /i/ {
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 攻撃じゃなくて、重力関連の現象なら？
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
870 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:37:31 ID:rmsx8K2Y0 [97/112]
-───-
．＜._ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:` ､ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
〃:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:':.:.:.:.{:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
/:./::.:.:.: ｨ:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:. !:.:.:.: ｢厂＼.:.:.:.:.:.:.:.
/:.ｲ:.:.:｀X l:/ ､:.:.|:.:.:.:. |:.:.:.:.:| ＼__/:.:.:.:.:.:. i あれ？
' }:.:.:厶 ｰ─ﾍ:.ト :.:.:.|:.:.:.:.:l__ノヽ{:.:.:.:.:.:.: |
{ l:.:.:仇ﾄ ｲ芯ヽ. ヾ:.|:.:.:.:.:ト Ⅳ}:.:.:.:.:.:.: ! プロトタイプオメガに
|:.:バﾂ 弋ツ ’ |:.:.:.:.:| } ！.:.:.:.:.:.:.| 重力制御機能ってあったっけ？
|/:.:.:l ′ |:.:.:.:.:| ノ!∨:.:.:.:.:.:.: |
|:.:.:八 __ |:.:.:.:.:|:.:.:|/:.:.:.:ｌ:.:.: Ｎ
|ハ:.:.:ヽ ` イ|:.:.:.:.从:.:.:.:.:.:.:|:.:.ハ|
{ ヾ:.:.:.:≧ー‐ /:.:.:.:/:.:.:.:〕ト:.:.:!:/ }
刈 ソ : : / {:.:.:.ｲ{:.:.:.:/: : : :〕iト ．
.ｲ:i:i: : : : :/、 〉/-ハ:.:.{: : : /:i:/: : }
/ :| i:i: : : :/---- 〃 /: : ヾi: : /:i:/: ／＼
′ Ⅵi: :.:/ У: : : : : :/:i:/イ ヽ
＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ いや、それがあるかどうかは知らんお
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ | でも、重力波をシンちゃんに集中させて、
. ＼ ヽ ／ 質量を増大させるって手はどうだお？
872 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:41:30 ID:rmsx8K2Y0 [98/112]
/l／/ /:.:.:.:.':.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:ヽ
. // 7 /:.:.:.:.:!:.:.:ｲ |:.:.}:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:ﾟ，
// '｀才:.:.:.:.:.!:.〕iト. |:.:ﾊ:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:厶:.:.:.:.: l.:.:.:.:.:.
.' / /: !:.:.:.:.: Nx===ミヽヾ:{ ＼:.:.:.:／:.:l:.:.: |:.:.:|:.:.i:.:.:i
{ ｌ |:.:.|:.:.:.:.:.:Kんう笊 ＼ ｨ示ﾐヽ:.:.:|:.:.:|:.:.l:.:.:| すごく興味深い提案だけど・・・・・・
:Ⅵ |:.:.|:.:.:.:.:.:| V/ツ {// "/:.ｲ:.:.ｲ:.:.j:.:.:|
:.:.:.＼j:.: !:.:.:.:.Ｎ "" ヾ′.':.:.:.ﾚ:.:.!:./:.:.:.| プロトタイプにそういう真似ができるの？
:.:.:.:.|:.:.:. |:.:.:.:.:. |、 ′ 从:.l:.:.:.: ｲ:.:.:.: |
:.:.:.:.l:.:.:从:.:.:.:.:.:l:.＼ (￣｀ﾌ ｲ:.:.:. !:.:/:.:.:.:.:.:.:i|
Vl:.:.!:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ト:》 ￣ .イ:.:.|:.:.:.:从:.:.:./:.:.ｲﾘ
Ⅵヽ:.:.:.:∧:.:.:.∨ ｀ =≦: : ヾ !:.:./:.:.:.: /:.:/ /
. X:.:.:.:.:＼:.:ﾟ， / ヽ: : : :/:.:ｲi:iヾ:ｲ:.:/
／: : V}:.:.:.:ｌ:＼〉--- ハ: : :{:/: :Vﾊ } V
ｨ:i:i:ﾄ : : : ヾ:ﾉ: : : : ∨￣￣￣ ヽ : : : : i:i:ｉ |！
/:_:_: :ヾiﾄ: : : : : : : : : :∨￣￣￣｀i: : : : :i:i:i│ﾊ
｀ヽ:ヾiﾄ : : : : : : : : ヽ. l: : : : :i:/ :! :}
＿＿＿
／ ＼ できるお!!
／ ＼ , , ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 具体的にゃあ、重力波爆破ってんだけどな
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／ 確か・・・・・・
ノ ＼ 高密度の重力波の照射によって対象の質量を上下させ、
._i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ 重力共振を発生させて・・・・・・
（ l l l l l
ヽ /
874 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:44:49 ID:rmsx8K2Y0 [99/112]
---
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:.∠ 二 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
./:./:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. つまり、ガルガンチュア自身の
':.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.: r=ミ :.:.:.:.:.:.:.l 質量を増大させる・・・・・・
ｉ:.从{:.:.:.:.:.l:.:.}:.:.|:.:.:.:| ヽ厶:.:.:.:.:.:.l
|:.:. fj＼:.廾/ト:.|:.:.:.:| ハ }:.:.:.:.:.:|
|:l:.:l, Tjヽ!:/|:.:.:.九 ∨:.:.:.:.:.i|
lﾊ:.ヽ _ /:.:.:.:Y＾ﾚ'厶:.:.:.:.:ﾘ
/厂/ Vハ ＿_ /:.:.:. /イ:./: :/i/〕ﾄ．
.ィ{:i:i :{ {i:i: : : : イ:／ﾚ' /l:/: :/i// ＼
､ヾiﾄ: ＼Ⅵ : : : |≧== /: :': :/i// }i:ヽ
＼ ｰ─仆 : : : l ./: : : ｲi// ／ .ﾉi:i:i:ﾄ､
＼ ヽヾﾄ | /: :／i:シ /ヽ==彡i:ｉ:ノ }
＿＿＿
／ ＼ ｷﾘｯ
／ ＼ , , ／＼ そのとおり!!
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／ そうしたら、重力制御の計算のやり直しというか、
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ 再制御に行動リソース裂かにゃいかんちゃうかお!?
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
| ｀l￣
. | |
875 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:46:50 ID:rmsx8K2Y0 [100/112]
-──‐-
／:.:.:.:.:.:.:.:.:/ニニ ＼
ｲ_:_:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,:':{ 才:.:.:.:.:.:.:.:. / ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ，
/:.:.∨l|:.:.:.:.:.i:.:X/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
':.:.:.:/Ｖ|:.:.:.:.:.|// ＼ |ﾄ:.:{:.:.:. !:.:.:.!
ｉ:.:.:.:.l （|:.:.:.:.:.| 笊朴 |l ヽＸ:.:.|:.:.:.| ・・・・・・ふむ
|:.:.:.:.|/」:!:.:.:.:.:.! 込ｿ ｨ芯}:ﾉ:./ﾉ
|:.:.ﾄ:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.| ､ ゞy':.:./}
.x===ミ从:.:.:.:.:| rへ ｲ:.:.:.:｢ 高密度の重力波照射による質量増減、
.′ ヾ:＼:. 〕ト-ﾚ1 |:./|:.:.:.:′ それに対応するための一時的な演算不可増加、か
{ ∨∧: v=厂 ヽ j:.:./
| 、 ヾi:ﾄ: { ハ_) }:イ
Ｎ ＼ ヾiﾄ/≧≠ﾉヽ‐ミ
|、 ＼. ヾ{ }､ﾉ》
|ﾊ /厂ヽ ＼
|: :ヽ .ノ 从 }
￣ ＼ ＼ ﾉ
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼ どうだお、このアイデア!!
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ |r┬-| ,／ これで、シンちゃんを
, -‐ (_).ヽ`ー'´ ｨヽ 封印状態に持って行けんかお？
ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と) i
￣`ヽ | l
877 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:48:05 ID:rmsx8K2Y0 [101/112]
/ /:/ / │ | ＼ヽ ヽ 丶 ＼
i ,′ |/ / ! j ! ! ! ', ヽ
i. | | / ,′ ハ | |ヽ/´ ! ! !ﾊ
ヽ | l l / / │ i| l ハ j | | ﾘ
N ┼‐|ｰ─ -/t /- ､| j| / { _jzﾑ ∧ │ ・・・・・・悪くない!!
/ | ', ｌ / 〃 _ lヽ / j/ ,ｲ仏}// } ∧
＼_| ヽ { ／,ｨ≠テ女､j／ V_;;| { j / ハ
丁∧. ∨ 〃{か;;;;小 ちj_ ! ｲｌ | 悪くないアイデアよ、これ!!
│|仏 ハ ヾﾊ圦_:::jハ `ｧ ', ﾄ、 l
│|/∧ ヽ ヽ^)::ン‐ }i |ハ !
│|.厂 ヽ ＼ ｀´ __ ノ 厶 ﾘ ', |
└‐ゝ. ｰヽ ヽ ＼ ｀￣ / / ｌ |
ヽ､ `'ー‐＼ ＼ ＼ / / ｌ.|
＼ ｀＼ ＼ ＼ / / ﾘ
ﾍ ` ｰ- ､ ＼ ' ｰ=＞ーx‐‐ｧ￢′ ,′
＼ ヽ ｀ミ=- ...__Ｘテ‐ゝ_{__八 ｛
{＼ ｀ヽ ヽ-‐‐''￣￣´__＿｀＞〈
＼ ヽ ｀ヽ､_ }＼ } ／ ￣ ヽ
＼ ヽ ｀ヽ ,ﾉ ﾘ ／ ＼
＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼
／ ///（__人__）///＼ マジで!?
| u. `Y⌒y'´ |
＼ ﾞー ′ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
881 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:52:00 ID:rmsx8K2Y0 [102/112]
_＿＿＿____
＿ ＿_ ．.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..､ __
}＿} く ｒ==／:.ｘ≦ ￣￣￣￣≧．:.:.:.:.＼ ／ l}
.／ ィ⌒ヽ ｌ} ／:.:.厶斗:.─……─:.==ミ:.:.:.:.:.:.∨ー＜ __
' く_,{! ＿,《/:.:.:.〃:.: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.廴＿l}´
､__/廴__,／:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ_＿__ ノ
／:.:／:.:.:.:.':.ｲ:.:.:.:. ｲ:.:./i|:.:.:.:.:.!:.:.､:.:.:.:.:.:}:.:.:.:. ＼:.:.＼ たぁーだぁーし!!
ｨ:.:.／〉:.:.:.:/:.:. !:.:.:./`ト/、l:.:.:.:.:.|＼(_メ:}:ﾉ :.!:.:.:.:.:.:＼:.:丶
〃 /:.:.:.:/:.:∧!:.:.:{ 芹ドﾐ＼:.:.:{ ｨｔォ=ｧ :.:.:ﾄ :.:.:.､:.:.:.ヽ:.:.:＼ プロトタイプの全力を持ってしても、
/ /:.:.:.:/:.:/:.人:.:.ﾊ ､込ﾘ ヽ 込ﾘ |:.:.:.:| }:.:.:.ヽ:.:.:l|:.:.::. ガルガンチュアを引きずりおろすにはまだ足らない
{:.:.:.:.:{:.∧:.:.:.:l＼{_"" ､ """|:.:.:.:|ノ:.:.:.:.:.l}:.:.l}:.:.:.:
人:.:.:.:! 《⌒ヽ :.:人 /⌒ヽ .人:.:.:乂:_:_:_: 彡':.:.:.:. 再演算処理に意識を割かれるのも、
ヽ八 ヽ Y: : :≧ｭ。.ゝ-- .イ: :|:.:ﾄ--:.:.:.／:.:.:.:.:／ 延々と続くって訳じゃない
＼) .∧ ヽ: : ; ‐┐≧==彡./}: :.|:.:ﾄ===彳:.:.:.:イヽ
/ /´￣ ∨ .ﾉ: :＼====ﾐ! : 乂:_:_:.ｨ:.!:／ l}: :i＼ ある程度の時間を稼ぐのが精いっぱいってとこよ
.' / ----} イ: : : : :∨￣yl: : :/: / 从 ノ: :ﾉ
ｉ l ＿__｝(: ＼: : : :.爪 ﾘ: :ｨ:.:/ 廴 イ彡’
| { l} }＼ ＼: : l} 厶": / } / /
ﾉ八 ￣ ∨ ｀≧==f大==:く ﾉ / /
{{_＿》 / 〈:./｀才ト:==彳 .ｲ / /
}: :./ | ゝ=行:}:.} / / /
- ─‐
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
. ／:.:./:.:／ 二二二 ､:.:.:.:＼
. ,:':.:.://:.:/:.:.:{!:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ:.:!:.::ﾟ，
/／/Z:.:.:.:.Ｘ/＼:.:.:.:.:.:.ﾄ:.:.:ﾊ| }:.:.
':.:Ｖ廴j:.:.:.' l:|＼ ＼:.:斗匕:.:|ノ､:.:.! 増加し続ける自重、それに対応するために
ｉ:.:.:.| ! l:|:.:.:{ィf心 .ｨ心Y:.l {:.:| 瞬間的に増加する演算処理負荷
|:.:.:.l_l_(.|:.:.:|弋zﾘ , 弋ﾘ |:.|:Ⅵ:.:|
|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:| ‐v ':.:|:.:.:|:.:| ガルガンチュアの弱みは、
|:.:.:i:.:.:从:.込、 {＿.ﾉ .ｲ:.:从:.|:.:l 『地面に降りると負け』っていう条件があるところなの
|:.:.:|:.:.l:.:.:ヾ:.l:.:〕ト イ:.:.!/:.:.:.:.!:ﾘ
Ⅵ:ﾄ:.:ﾄ:.:.:.:|/: :ﾉ ￣ト､:.:.:':./:.:.ﾉ/ つまり、重力制御の再演算、
ヾ ｘ≦＼{: : ヽー __≧:〕iド． 地面に落ちていったん落ち着いて立て直すってことができない
／: :｀ヾiﾄ: : : : :＼´ --- |: :i:i:ﾄ.
. ′⌒ヽ: ヾiﾄ : : : : ∨￣￣|: :i:i:|
{ ＼:ヾiﾄ: : : :ﾟ， |: :i:i:|ヽ ﾟ，
∨ ＼:ヾiﾄ: :∧ .!: i:iﾘ Ⅵ
}/ | ヽ: ヾiﾄ:ﾍ ｍ|: i:/ } ､
′ ￤ ＼: ヾﾊ. !:ｲ ′ ＼
/ :|､ ＼: :Ⅵ{′ / ヽ
883 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:55:40 ID:rmsx8K2Y0 [103/112]
＿＿ __
． ´:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.`:..､
／:.:/ 二二二 ＼:.､:.:.:＼
/:.:.:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:＼:.:.:ヽ
/才:.:i:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.|:.:.:.｢ ヾ:ﾟ，
くｲ７:. |:.∧:ﾄ､:.:.:. l斗匕 |:.:.:.K }:.:. 『落ちない』『再演算』『反撃』
ｉ:.:ｌl |:.:.:Nト {! ＼:.l.イ芯 |:.:.:.| 爪:.:.i
|:.:ｌl |:.:. 芹芯 ﾋ汐 |:.:.:.|ヽｌ」:.:| この三つの中のどれか二つを選べって言われたら、
|::.lj |:.:.:| ﾋ汐 , |:.:.:.| }:.:.:.| まず『落ちない』がガルガンチュアの選択になる
|:.:.l_j:.:八 y─ ､ │:.:.lイ:.:.:i:|
|:i:.从:.:.l:.丶 ､＿ﾉ ｨ|:.:.:从:.:.:.l:| その上で再演算が来る
lﾊ:.:.:.:＼:.:.:.:＞─… ´￣｀ヽ=ミ:ｲﾘ
＼:.l:.:.／ ＿ ノ ｀￣｀ヽ つまり、『反撃が来ない時間』を作り出せるわけ
／ /＿＿ ﾟ，
／ ／´ /´ _{ |/´ l:〕iト--
／ ／ ｲ /:i:i:| | |: :|
(__.イ .ｨ / /ー‐| | ／ ｌ: :|
ゝ彡:/i{__ ./ヽ . 人_.丿イ .': :.|
/|:i:|/:/i/ 丶 / : : |
{ |:i:{:/i/ l / : : : |
圦:.!:ｲ i ! / ￣￣
/ ｲ芥ﾄ | 、 ′
／／ 7:.:.:.:.:.:. ｲ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V:.:.:.ﾊ
∨ ./:/:.:.ｲ:./│:.l:.:.:.:.:.::ﾊ:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:V:.:.:.i そこで、紅蜘蛛の出番になる
厶_/:/:.:./:{:.＼|:./∨:.:.:.:! Ⅵィ:.:.:.: !:.:.|く ＼
／.ｲ:.:.: !:.:.':./==ミヽ ､:.:.l／)ハ:.:. ||: ｲ {__ノ ガルガンチュアが、
く／|_|:.:.:.:|/:.〃ん心 Ｘィ弍心:.:.:ﾘ:. | .ｲ│ 紅蜘蛛の存在を計算に入れてないなら、
〃 i:.:.:.:.: |:. / ﾚﾍﾂ ﾚ'刈 ﾊ:/:.:.:.| {. 《 空中は奴にとって絶対の安全地帯
|:.ｉ:.:.:.:|:.:.ﾊ ´￣ ｀刄 }:.:.:.:.| |:∨
|:.l:.:.:.:.:.:i八 「￣￣ 1 /|:.:.:.:.|Ｖ:.:.| そこで必ず立ち往生するはず
|∧:.:.:.:/:.:.:.＼ | ﾘ .ｲ:.:|:.:.:.:.|:.:.|!:|
ノ ﾉ:／==ミ:.:.:.〕ﾄゝ -- ’ .イ: l:.:.|:.:.:.:从:Ⅳ そこが、こちらにとって最大の、
／´ ⌒ヾ＼: ∧ ￣ 厶:.!:.:ﾊ: !:.:.:.′ そしてたった一回のチャンスになるでしょうね
/ ／ ｀丶: ト ＿_ ∨〕ド-:ﾒ:.:.ﾑ
/ ′ ＿＿ Vﾊ ヽ}: : : : :i:i: 「ヽ
{ ノ .イi:i:i:i:i:i:i:i:Y⌒'Vﾊニﾆﾆ.|: : : : :i:i:│ ＼
/ ／i:i:／￣￣ヾl !: :i :|: : : : :i:i:│ 、
i⌒ヽ{i:ｉ／ ′ トミ、 |: : : : :i:i:￤ ＼
､ ＼ ＿_ ノ │ ＼ j: : : : :jﾘ: ! ヽ
＼ ｀ ノ｀ ー一'⌒ヽ ´￣￣ ＼
.イ ＼ 、 、 イー…z＿
r──一 ´ ￣ ．＜￣￣￣「:￣「:￣:￣ツ.ﾉ ＼
ゝ --─ｫ一 ’ ．イ Ⅵ:ム才:.／ / ＼
／ 厶イ ヽ. r===≧≠=彡 ′ 丶
.／ ／ ノ ィ≦三三=一介三ﾊ く
885 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:57:39 ID:rmsx8K2Y0 [104/112]
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●)
.| （___人__） ・・・・・その、たった一回のチャンスの予想時間は？
| ﾉ
.| |
人 丿 五分か？
/⌒ ＼ __ _ ／
/ ＼ 三分か？
./ 人 ./ ヽ
〈 < / ＼ ＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ ´￣￣￣￣￣￣` ､:.:.:.:＼:.:ヽ
. /:.:.:.:.:.:.:.:.／ ． ‐─…＝＝=== ミ ＼:.:.:.:ヽ .:.
/:.:.:.:.:.:.:.: ′ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:...､ ｲ:.:.:}:_:}__
.:.:.:.:./:.:.:./ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:ﾞ:l:.:.:.ト--廴_
ｉ:.:.:.':.:.:.:.《/:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.ヽ :.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.} =- /
|:.:.:}:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:＼:.:. ＼:.:.: }:.:.《＼ ∧ ・・・・・・多分、一分くらい
r=彡ｉ:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:ハ:{:.:.､:.:.:.:､＼:.:.:.:l:_:_.|:_:_:_:ノ:.:.|:.:.:l＼ ヽ}
く 〃{:.:.:.:.:.l:.:.__|:_l＿|!__:､＼:.:＼√:.ヽ:.:}＼:.:.:l:.:.:|:.:.:|:.:.|ヽ ＼
／ j}/ /:!:.:.:.:. {:.:.:. !:.l |! ヽ ＼:.:.、＼ｬ…ｫｧ:.:.:.:.}:.:.:|:.:.|:.:.:＼
. / ／/ ｲ:.:|l:.:.:.:.:| :.:.:.|､》ｔ‐ｫ…ｫ ＼ヽ:.＼伐ｚ才 }:.:|:.:.:}:.:.|:.:.:.:ﾟ, 短けりゃ、三十秒あればいいほうかも
/ / ' ￤:.{i:.:.:.:.:|:.ヽ:.ｌ. ﾞ .戈ｚﾘ ＼:〉/i/i/ｉ.〃!:|:.:.:|:.:.}:.:.:.:ｌ}
｀Y i |:.:∧:.:.:.:|:.:.:.`ﾄ/i/i/i/i/ j ,/:.:':.:|:.:.:|:.:.|:.:l:.:ﾘ
l .| --{:.:. ∧:.:.{!:.:.:.:.∧ ｲ:.:.:.:.:.ｌ:.:.:|:.:.|-j:/-
--!:.|ゝ-:.ﾍ:.:∨‐…彡ト． -- .イー…一'"´|:./ :/:.//
ﾄ: ∨∧: : : :ﾍ:.:{: : : : : : :》 ≧ ---- "ハ: : : : : : : :.:l/ : ///:
l ﾟ; :∨∧: : : : :ヾ: : : : : / } { i: : : : : : : :.′///: :
l ﾟ : ∨∧: : : : : :＼: : ′ | : : : : : : : : ///: : :
}/ ﾟ;.:.∨∧: : : : : : : : | ． -──- . | : : : : : : : ///: : :/
. ／ ﾟ; :.∨∧: : : : : : : |:´: : : : :_:_:_:_: : : : `: | : : : : : : ///: : :/
. }/ ヽ: ∨∧: : : : : : { ´ ｀ | : : : : : ///: : :/
888 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:01:26 ID:rmsx8K2Y0 [105/112]
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼ そんだけありゃ十分だお!!
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／ で、ハルヒ!!
ノ ＼
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ 三十秒で、紅蜘蛛はどれくらいの距離を飛べるんだお!?
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
＿＿_ _
． ´:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.＼
／:.:. ／二二二＼:.:.:.:ヽ
/:_;/:./:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ:.ト ﾟ，
く/ i:.._:_/:l:.:.i、:.:､:.:.:.:l_:l:.N/ﾊ
.':.:.Ⅵ:.l:/ l:ト l ＼:.:Ｘ´/:l:.i {:.:.:i おおよそ3000ｍ
i:.:.//|:.:.v伴ﾐ ｨ伴Y:.l/〉:.:!
|:〈/'(|:.:.l'匕ﾘ 匕ﾘ Ｎ:.:.:.:.|
|:.:.:.:.:|:.:.| ' |:.!:.:.:.ｌ| あんたを手の平に乗せた姿勢を維持して飛ぶなら、
|:.:.:.从:.:ゝ. ⌒ .ｲl:从:.: | 秒速100ｍが限界よ
):.:.:.:.:.:＼:.:〕ト -- 彳:.:メ:.:.:.:.ﾉ
ヽ＼:.:.:.:.:／ｿ ﾉ}:.:.:ﾄ､:／
イ:／ -／: :!ノ: :_:〕ﾄ． 姿勢制御を軽視するなら
ｲ/: /￣｀イ: : : :.:ｨi〔 : ／ハ その倍行けるかもしれないけど・・・・・・
/ｌ:i: :/ /: : : :ｨｉ〔 : :／ ！
{ |:i: ' /: : ｨｉ〔: : :ｨ" ￤
＿ ハ:i:l.ｍ/ : /i/: :／ ､ │
/)/∧、 { ﾄ:.! ./ : /i/:∠__ { |
{ ﾚ')､ﾊヽ 八 ヾ!/ :｢￣(＼//| ∨ 、
ゝ {/)∧ トr…ヘ } Ｖ:/⌒Y|) ヽ.ト-＜⌒ヽ }
889 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:02:35 ID:rmsx8K2Y0 [106/112]
r'´￣｀＜二＞'^ヽ
!ﾊ : : : : : : : :r=ﾆ〈
}ﾋ.三三三三三三|
,. -┴------------┴-- ､
∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. '´
. ｀ー=丁不j￣￣ ￣「 ｀Yji爪 だったら、そこは3000で見ておくべきだな
八r ､| _> |ﾊ川
. 川{ぃj| |ｿ川
川jViﾊ ＿ ｜jijｲ 無理をして落ちられても困る
川川j ﾄ､ ´ = ｀ ﾉ川「
Ｎ川从ﾐ=-='介=-ｲz_シj
ヾﾄ､jWﾐミミミミミミヲY
,.ィハ ,. -─￢'´j:ト､__
,. '´/:.i ﾄ─vﾍ ,.ｲ :ヽ: : :￣￣￣｀ヽ
,. '´: :／:.:.| j::::: { ＼ / |: : : :＼: : : : : : : :
,. '´ : : :.／: : : :|ﾚ^〉ｰく V |: : : : : 〉: : : : : : :
: : : i: : : :＞=- :.| /:::::::i |: : -=＜: : : : : : : :
: : : |: : : {: : : : : | |:::::::::| ｜: : : : : :}: : : : : : :
: : i | : : : !:.: : : :| | :::::: | |: : : : : :./: : : : : : :
: : {:| : : : |: : : : | |:::::::: | |: : : : : /: : : : : : : :
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ 3000ｍ・・・・・・
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ 3ｋｍか
.ﾉ| U （___人_＼＼__
／ | ｀⌒（⌒_ ＼ これ、十分な距離なのか？
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
890 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:04:17 ID:rmsx8K2Y0 [107/112]
__、
iｰ'ﾞﾞﾞﾞ''''ｰ-,／^´ ﾞ'；
| ﾞゝ....‐ .｝
! |,
i＿___________......ｒ'".'''ﾞヽ . ..,,、
,,. -/ ｀'ｰ | .' 、
,..-'" lﾞ __.. -''′ ./
. ,／ .｀''''～- ....---''''"゛ ,／ そこを十分な距離にするようにすんのは
／.,, ,,..ｒ'" こっちの工夫だな
｀''ｰ､,、 _,,,-'" ｀!､
/'r‐、 ,／´ /ﾞﾞ', ヽ とにかく、今の条件で作戦を立案してみよう
/ レ'ﾞ ´ﾞﾘ´ . ｀^^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ厂j .! │ . ｌ
/ | .l． 丿/ / . / !
ｌ ! .,,....--ｰ'''''''″ / .| (、 . !
_ .ｨ‐¨ﾞﾞ'广゛ ...... ./ ,ﾉ.ｌ. ｀'ィ ..,,＿/
..-‐'"゛ 'l_ﾞ'ｰﾉ｀' ..........,,＿ .,, -" / │ .! ﾞ''''-．
.i''i ヽ、 ／ .! !
,)ｲ : ..,,,,,＞u;;;;,、.__ _,,,.. ／ | "
/ . 、 ! .｀ |
!, ,!
." ﾞ
＿＿＿_
／ ＼ シンちゃんを止められるのはプロトオメガの重力波照射
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ それでシンちゃんを止められる時間は三十秒
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ < その間に紅蜘蛛が移動できるのはおよそ3ｋｍ強
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／ 条件はこの三つですおね
＼ ＿＿＿＼_／
891 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:09:24 ID:rmsx8K2Y0 [108/112]
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○） プロトタイプオメガと
｜ U （___人__） やる夫つきの紅蜘蛛をどこかに伏せておく
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_ プロトタイプの重力波照射と共に
､ '-／____ヽ | やる夫が紅蜘蛛で特攻
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} | 基本的にはこれか
/ { /
./ / / {
,. へ、_＿＿
r' ＼
| ,>
/‐、＿＿ i´ ポイントは・・・・・・
＿＿_,――´ｴ＿、 ￣｀ー l
`ー―、＿_、 ー‐、＿＿＿_iﾆヽ、 シンの字の進路をどう予測して、
／ ￣｀ー、＿ ,｀＞ どうやって特攻地点を設定するか、だな
i'´ r‐ゝヽ、ー―フ＜´´
, ―‐´￣｀ ‐、 | iﾆ!、ヽ‐―´ ,＞ 一般人がうろうろしてるような場所は論外だが、
／ ／ 、 ヽ. ヽ,、_ヽ.ヽ (,、 . 余り人の居ない野原なんかも、
/ ＼ ト‐;/イ ＼＼ / ,i、__／ﾚ,i. 紅蜘蛛を伏せておくのに不便だぞ？
∧ ＼ | ヽ. , へ.ヽ ヽ、__、 / ーノ
ヽ. 、ヽ| i ｀v、 ￣ヽ、 ＜ノ
ヽ. Y b/ ／ヽ/ ヽト、_、k―´
i i l.／ iく
| i´｀i―〈 ﾄ、
|/ / ./| ヽ.
_」,, ヽ
892 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:14:11 ID:rmsx8K2Y0 [109/112]
＿＿＿_
／─ ─＼ ・・・・・・女王陛下に報告して
／（ ●） （●）＼. 国軍と騎士団の協力を仰ぎましょうお
／ （__人__） ＼
| | 牽制、搖動を手伝ってもらえば、
/ ∩ノ ⊃ ／ 紅蜘蛛を隠す役に立つかも
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） | 一旦王都に戻るのか？
. | （__人_）
| ｀ ⌒ﾉ
| } おめー、そんな事してたら
ヽ u } セプテムやらユルブレストが・・・・・・
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
894 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:20:49 ID:rmsx8K2Y0 [110/112]
＿＿＿_
／ ノ ＼＼ それはそうだけど!!
／ （●） (●）＼
／ ∪ （__人__） ＼ セプテムに到着するのが明日の夜って予想だおね!?
| ｀ ⌒´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) 明日の夕方までにこっちの準備整えて、
ノ | / / / (⌒) ./ / / プロトタイプオメガさんを呼び出したみたいに、
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/ ハルヒの方から呼び出しかけてもらえれば!!
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／ もしかしたら、破壊活動始まる前に
ヽ ＿＿ ／ / ／ 進路変えられるかも・・・・・・
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶:
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i ちょっと待って
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:!
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ |
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ それって何、
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:| ガルガンチュアをここに呼ぶってこと？
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:!
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′ 冗談じゃないわ、
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/ そんなことできるわけないじゃない
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル'
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト．
895 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:21:07 ID:rmsx8K2Y0 [111/112]
＿＿_
／ ＼
／ ヽ ／ 丶 じ、じゃあ、紅蜘蛛なりプロトタイプオメガさんなりに
/ （●） （●） ヽ そのプログラム仕込んでですね
l::::⌒（__人__）⌒:::u:l
＼ |r┬-| ／
/ `ー'´ ヽ こっちの命令一下、
し､ ﾄ､ﾉ 任意の地点で呼び出しかけるってのは？
| _ l
!___/´ ヽ___l
─…─ ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
,:':.:.:.:./.:.:./二二二二ヾ.:.ヽ
./:.r─ｫ:.:.ｲ:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
':.〈__斤.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ・・・・・・どれだけ有効な手段なのかわかんないけど
i:.:.:/}__|:.:.:.:.i:.:.:X }ﾊ:.:.:.:..:.!:.:.ｉ.:.:i
|:./ ﾑ..|:.:.:.:.|:./ `ー ヽ:.:.从:.:.!:. |
l:{_/_.ｲ|:.:.:.:.N ===ｧ V= |:.:.|:.:.|
|:.:.:.ｉ:.（|:.:.:.:.|u. 、 |ヽ|:.:.| 考えてみるわ
|:.:.:.l:.:.:|:.:.:.:.| ' ﾊ. Ⅵ
|:.:.:.l:.从:.:.:.:l r─-ｲ ｲ⌒ ＼
}:./ル:∧:.:.:トu ´￣ .イ:.:ﾚヘ ﾟ， ・・・・・・少し、時間頂戴
ﾚ / ﾟ，! ｀7壬:.:.:!:./`寸} ∨
ｲ:＼ ハ: :〕iト． ヽ ',
.ィｉ〔: : : : : :＼ |: : :i:i: ＼ V´
イ====ミ: : : : : : :Ｖ´￣ :|: : :i:i: |: ヽ | l
/ ヾｉト: : : : Ｖ´￣|: : :i:i: | ハ | |
━━━ 第99話へ続きます ━━━
896 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:22:11 ID:rmsx8K2Y0 [112/112]
以上をもちまして、本日の本編終了でございます
30分ほどの休憩をはさみまして、
0：00より雑談にておまけコーナーの投下を行いたいと思います
こちらも作成しつつのまったり投下ですので、
よろしければごゆっくりおつきあいください
／ ⌒ ヽ
_/ _,.-, Y＾iー-､ 本日本編投下有
'､ 'ｰ´ ﾉ l;;; ;;; ;;;;l｀ー-､
/＾j＾j ,ｺ i: .: :l l;;; ;; ;; ;l ヾ ＼
:;ﾆﾆﾆ､､ｼ´｀j ＿/ 7､､;;:,,r／_ソ ;; ;;; ; l 〉 開始時刻は20：00くらいの予定
'' 〈 t_ｿﾉ ノ／ ,';:i;; ;lｰ／ l;;;;;;; ;;;; l ...::::::::::.:l､
f..::::...T l yl;;;;;;;;;l k .l;;; ;;; ;;;;;l／ ヽ
! :::i :',/´｀ l:l;; ;;;;;;l｀i´ l;;;;l;; ;;; ;;l } ヾ 〉 半即興で、投下間隔長めののんびり進行予定どす
.ﾉ ::;:.l 〉 ,.-.lﾉ;;; ;;;;;l｀i l;;;;l;;;;.:.::::l ヽ ;k 〈
i ;:.:: :/ .:.;;ﾉl;; ;; ;:l;l＞ｆー l:::::l;;:;:;;;;;;l ｴ ヽ
ヽl _.:／ l;; ;;; l;;l l l＿乙__ﾉ／´ ヽ
し'-' 'ｰっ_j _人＿ﾆ--―' ー-l
}::.::／ ／´⌒｀ヽ､ _ _ _／
_ _,.--''￣｀ー-- ､__ /／ / ..;::::::..｀ー＜
r´ ,,..;:::::::::ﾌ ｰ､ ｿ ..::::l :::.ｿﾞ::::::::::.....::l
699 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:00:30 ID:rmsx8K2Y0 [2/112]
． ― - ．
／ ｀ヽ えー、投下予告の時間となりました
/
,′ ◯ ◯ '. ただいまより、本日の半即興の投下を開始いたします
{ }
. 八 ･―･ ﾑ つっても、50コマくらいは形になってるんで、
￣ ノ ） 間隔間延びするのはそれ以降っすわ
γ､ γ￣｀く
,．⌒ヽ ,．-'、 }
. { ,．´￣｀ヽ′ }､__ ノ_ なんでこんなことになったかてーと、
⊂二ヽ ヽ._ ′ }、 丿 ┬-､ヽ 会社の新人教育担当にされたからで・・・・・・
／ ノ､ヽ／,八 ﾉ ￣ ヽ / /
`"´ ヽ／{ ＞- ＜. / /_ 教育ってのは、教師役の方が大変ですな
＿__{ _(_ 、､ヽ
（ ‐- ．_ __ -／し! }ﾘ 投下終了後、ここいらについてちょっとお知らせがありんす
￣＞‐ ）、 r'´ ｀／ ｀´
辷) r' ￣￣ (_, /
8_ノ {彡'´ では、ごゆっくりお楽しみください
700 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:01:49 ID:rmsx8K2Y0 [3/112]
, -_─_-_-､
/二ZL．--─==＝く|ｌ 参 l| [´| _, ｨ=_=_‐_‐--､
, -┬='彡'´￣V´ |L.＿ _ ＿ l| rイ| ｢ |｜ 参 ｀l|ァ=‐- ､r冖┐_
_r┴rイｲ |l 弐. ＿_/ﾆ７",ニ'＜く ,⊥Ll |_ ｣└‐--＝_ノ{＿ ｀￣V´ ＼ __
r‐=＝ﾆﾆ| ￣ [j| 壱 || | / / ,イ￣｀丶、l _,ﾉ｣l_刀二ﾆ ／,二Ｚ._ ＼ 弐 |! `く
|ｌ ∟．-へ.＼ ｢|l. ｌ|￣ Y /＼/ ．〉lくrｪ平'{] f｢孔/． ＼∧ |! 壱 |}
|l `'＜三＼`ｰ_‐ハ! lﾚ─{：ゝ/{ ﾚl |｣LﾍﾍLヒﾄ､_)! ∨ 》 ﾘ
|l ｀ ￣`ｰヘ、 ` ｰ--イ_／`ﾆ//`ヽ{〇}＿_, ．イrｭ r:┐ 〉 ｀7､ _ ／ /|l＿_／
ｌＬ___,. ． ‐＝Z,三￣｡￣三 ／l￣￣｢ ｛{ L.__ rL.ｨﾆX}､ ￣ ,ｨ力 /ミ=`┬Ｏ)イ-‐'´ ￣´
└--へ.＿/ /,-冖､_/￣ l l iヾく｣｣_ヽﾆﾆｴｺL>＜主＞=ィ土/イ个iｲ｀エヽ-_｣
|l ﾄ､＿ ｌ /ﾆﾆﾆヽ-‐＜从Ｖ/ /／/￣l_》､l｣_ﾉ厶〈〈 ＼l [￣＿
ヾ＝==､.二べ二二∠／ ＼- ､ ｀￣_,ｲｲ l { L｣┴ｧ'TT l_〉 〉 `ー' 〉
＞〈ﾝ＜//∧/にYニVﾍ__ | l |／lフく＞‐ ′
／__/ /＼// _乂〉-|/ヘ.｀l_| l ﾄ-､ ＼/＼
／大r‐＼､.ノ/ / / ｀＾ﾄ､ 〈=`厂了´ ＼ ＼/
/'´＿ﾉ// ,ｲ／｀丶､∠⊥_ |/` ｧく＿∧ >､∠ l__
/ / ＼/ l/ ￣〉 ＿ ｀ ┤ （__〈 ﾍ.〉 〉‐ '´ / ∨ノﾍ.
/ ７ヽ-､ V /､／〈/ | | / / / / 斤ヽ｣ | _, イ===============ｧ
└-へ-ｲ l＞l_／,ｲ | l､＿_/ / /∨＼l_ノ | ﾄiLノ｢下ｲ /
ﾉ-V ｜ // ﾄ､_／ｌ＿ｿ ／／| ﾄ ､| ヽL人 〉､iミ入ﾄ､＿_r‐┐_,_,_,_,_, /
／ ,ｲ | , / / ./ / l | l| ｌ | }￣￣乂厂爻｀二ﾝ'￣／ ／｀､
く__／ l l // ./ / / r┼ｲ l| i l |ノ`ｰ─＝ソﾉﾉﾉﾉｿｿプ´ ￣／ l
/ ﾄ /ｲl_/ / / / / / / ｌ| l l |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＝＝r──┬／ ｀､ /
/ /l刈､｢ / / / / / /| l| l レｲ＿ ｀￣￣ ﾍ ヽ／
/ /_｣ﾒﾄ 〉 / 〈_/7_/ _/ / /. l | L. ｣ﾚ ￣￣ ¨¨ ' ' ￢ ─--`ｰ‐ ' ´
l /.〉 ,| ,ﾆ､/ / /r′ / / / | l ┌ﾘ
＼/V / Y l｜ ＼__/〈 | / / ヽ-宀=‐┴′
￣ |-l｜ | / / /
|-l｜ ＼ / /／
|-l | ￣´
┌─────────────────┐
│ オメガ第三世代試作器『紅蜘蛛』 │
└─────────────────┘
701 名前：安価スレッドはＥＸへ！纏めて落とします[sage] 投稿日：2013/05/26(日) 20:02:35 ID:xPXtd1sU0 [2/67]
初期の影形もねえなw
702 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:03:10 ID:rmsx8K2Y0 [4/112]
,＿
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼
＿,、 __／ー-+-+、ヽ__＼ノ|i K、
./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,)) |==＝i ("iｿ
<`ﾚ’ i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-" ＜`ー"ヽ、
`i"-P _/￣,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y ）
ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ レﾚ'
∠ニO)ー` /＞i |L
＜)＿ヘ_(^ヽ
ヽ| ~`
┌────────────────────────────────┐
│ 空を行くシン・アスカへの足掛かりとしてそれを求めるやる夫たちは、 .│
│ 現在瓦礫と土の中に埋没しているそれを掘り起こすために、 .│
│ プロトタイプオメガを呼び出すことを決定する .│
└────────────────────────────────┘
703 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:03:52 ID:rmsx8K2Y0 [5/112]
ｨ
／/
/｀ヽ／ /
/ /
/ ／｀ヽ/ ,、 _..,
/／ ／ ヽ_, - '’／
,､ ／ ／
/ ヽ _.．-z‐…ー- . ∠-‐￢､ ／
｢了¨ヽ |´.:.:.:/￣￣￣￣¨｀ヽ、 .ヽ'
|ヽ／|_.|─ Y.:＼:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|.:ヽ-‐'７
∟／,ｺ⌒'´ ｀ｉ:.: ,'＼'.:.:.:_,／.:.:.:.:.:. ﾉ.:.:.:', 〈
r' /,ハ. |:.:.|厶＞Ｚ＿＿.．イ.:/ |:.:|く´
|＿|':／| |:.:.| /｀i ､｣ｨ＿ｌ_ﾘ >
/:/ ,_ｲ＿＿!_:.| し' /｀i|:.:/:∧＿] 電波発信!!
|/|｜ |⊃ .へ、 し'.|/ﾚﾊ_厶.＿
|｜ |:.|、{￣ヽ｀ァ ⊂.:.:/´ {.{. ﾉ
ﾚ∟＿＿__j､|. ト ｰ-' _.ノ.:./ ヾィ プロトタイプオメガを呼び出します!!
| | | ｉ￣|￣ |／|/ ＿＿/
ﾉ | | | ,ﾊ _,． ´
r‐〈 __ ヽ. | /, ' r ´
| ､＿_|.r｀ヽヽレ＿_厶-ﾍ
| /./〉ニ才ﾊ ﾄ､／￣￣｀.
7ヽ､/_/ `く_〈〈〃 〉′, 〉
,′ >､＿＿_／￣７ヽ､＿,/
∧ ／ / ／
. ,′ ア |｀ ァ´
ト-./ ｰ′
ｰ'
┌────────────────────────────┐
│ ハルヒがやる夫の言によってプロトタイプを呼び出してから ..│
│ 数時間経過した頃 .│
└────────────────────────────┘
705 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:05:51 ID:rmsx8K2Y0 [6/112]
/
,. ､ / ／
,.〃´ヾ.、 / ／ | lﾛ lﾛ ＿ i l|￣i!
／ |l ', / ／ l|＿＿i!＿l|i_ i|＿i| l|ｉ＿l _|l＿i|! |l＿|!
,､ ,r'´ ||--‐r､ ', i|l＿＿＿ |l il＿_ ＿|i i|＿＿ ＿l|!
l.l. ,..ィ'´ l', '.j '. ￣￣l|! i| ￣ﾌ' l!￣ ￣ﾌ |i
'r '´ ',.r '´ !| ＼ /' /' く／i__l| ／ ｲ l|!
l! ....:.:.:.:.:.:ヽ､ ,ｌ ＼ ／ ／ ￣＿ く_／ |l＿|!
ゝ､.,_ ---‐‐‐----ゝ､ノ ￣ i|＿|l l|!＿l_
| | il＿_ ＿|i
.| | ￣ﾌ' |i￣ i|￣i|
| | く／i__l| l|＿l! /^7'
| | ／ /
| | ＜_／
| |
| |
| |
.| |
,,．: ''''""~""'''‐．.
／ ＼
／'´￣｀ ´￣｀ .＼
/ ( ○ ) ( ○ ) ｀､
/ ',
i （ 人 ） ',
! ~''}´⌒｀''}' ´ |
＼ 乂f⌒:ﾉ ,.'
.. __l^! .> ｀ U' ／
. 〈 | | .／ -----‐‐‐'''"~ ＼
. r'' | (｀ヽ .,.' ／ ｀､
. ﾄ､_ｰバ! | / / | ',
. ﾞt-/r‐`=ﾐf,.../. ﾑ-‐`…‐-＾ぅc ..|
. `|l i/. f. :.::::｀rv |
. ヾ､＿,,.ｲ. :! :.::::八 ﾞく,!
. `ｰ-‐' |. 丶.,_＿＿_._:_:_:_:_:_:ノj }､
. | |. └‐(＾ ｰ――┴ 'ﾞ {入
┌─────────────────┐
│ やる夫たちが飯食ってると、 .│
│ 外でものすごい騒音が発生した ......│
└─────────────────┘
706 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:07:20 ID:rmsx8K2Y0 [7/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ オメガさん到着か
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 早くもねーが遅くもねー
＼ ｀ ⌒´ ,／
/ ::::i ＼
/ / ::::|＿/ この時間なら、今夜中に
＼／ ::| 紅蜘蛛掘り出しに入れるかなー
| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
┌──────────────────┐
│ で、オメガ到着を予期したやる夫が │
│ オメガを迎えるべく外に向かうと │
└──────────────────┘
708 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:08:27 ID:rmsx8K2Y0 [8/112]
`Z:;-‐ '´￣￣｀ヽ､;;;;_,'~
／ ／" ｀ヽ ヽ ＼´
//, '/ u ヽﾊ ､ ヽ
〃 {_{ノ :::::::::｀ヽﾘ| ｌ │ i| で、ででででででで!!
ﾚ!小ｌ○:::::::::::::○ 从 |、i|
ヽ|l⊃ ､_,､_, ⊂⊃ |ﾉ│
__|ﾍ ゝ._） u j ,| , |___ でたにょろ!!
（￣￣/:::::| l＞,､ __, イァト |＜ |:::::|￣￣）
ヽ /:::::/.| | ヾ:::|三/::::/ | .| |:::::|＿_／
｀ヽ＜| | ヾヽ /:::/ .| | レ'￣ お薬の木の根元の、
| ﾚ ヽV／ リ ,| ｜ 番犬にょろ!!
.| | jヽ､__<父>＿_,rﾍΛ |
.ﾚV､ / l l ＼リ
く / .l l __＞
｀´ヽｲ｀丶 ィ´ Ｙ´
| |::
ヽ---':::
_, -─ - 、
, '´ ｀ヽ っ っ
/ ', っ っ っ
i .人 ｀、 i っ っ っ
{ｲ＼＼r. _ i 、 ﾉ
从● ｀ヽ｀ヽ ﾉ ﾊ' あ、危ないよ!!
ﾚ⊃､_,､_, ⊂| /`' 人
＞ゝ._） イﾚ. ／ﾉ ） 危ないから、逃げてきたよ!!
く ﾝ大ﾋ￣ﾌ／／／ヽ
rf´ r弌廴-{f⌒itく 彡ゝ ./
｀^ｰ'jfぶ!{_｢ﾌ癶._ __ ノ＝＝==ュ
／｀^,ｺﾄ､Ｙ ￣ ｢| | | |
}ｰ‐'´,.||ﾍ个ｰァ､ .}_!.| | |
ｌ ｌ || }/⌒７=｀ｪュ!|.ﾚ'⌒ヽ-‐'
| | ﾞ1f⌒ 7t＝＝.L1 fﾍ｜
! `ｰ冖t‐' ﾘ ! ｰﾞ,!
ヽ.___,ノ ｀¨´ `ｰ‐'′
┌────────────────────┐
│ 騒音の元を見物に行ったちびどもが、 .│
│ 泡食って逃げてきた │
└────────────────────┘
710 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:09:46 ID:rmsx8K2Y0 [9/112]
＿＿＿
／ ＼
iニーヽ ／─ ─ ＼ いや、これは危なくないから
iニ＿ ￣￣／（●） （●） ＼
⊂ノ￣￣| （__人__） u |
⊂ ヽ∩ ｀ー´ ＿／ ほれ、触っても平気だおね？
'､＿ ＼ ）
＼ ＼ ／ ／| 後、きちんと言うこと聞いてくれるから、
|＼ ヽ ／ | 怖くないお？
|
|
|-‐￣￣｀' ‐-,,
|: ／´ ゛ヽ::::::::::＼
|/ ヽ::: ｉ:::ヽ
| -ｰ l::: }::::: l そ、そうは言っても・・・・・・
|● ヽﾚﾙi:::: |
|⊃ ●゛i(⌒＼ お話もできない奴は、
| ,__, ⊂ﾍ iｙ ﾞｉ やっぱ怖いにょろ
ｈ ｀´ _､ゝ,､ｽ＼ ）
ﾐ｝ーT゛ i ::::l| ＼>'
|):ﾞｉ三|::ッ'ｌ ::::ｌ|ｔ,,／
|ｉ:::∨ッ l ::::ｌ|::|
┌───────────────────────────┐
│ オメガの真正面に出て行ったやる夫がその鼻面を抑え .│
│ これは危なくない、とアピールするも .│
│ .│
│ ちびどもは物陰に隠れつつ遠巻きにして見守るばかり .│
└───────────────────────────┘
712 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:11:17 ID:rmsx8K2Y0 [10/112]
,＿
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼
＿,、 __／ー-+-+、ヽ__＼ノ|i K、
./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,)) |==＝i ("iｿ
<`ﾚ’ i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-" ＜`ー"ヽ、
`i"-P _/￣,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y ）
ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ レﾚ'
∠ニO)ー` /＞i |L
＜)＿ヘ_(^ヽ
ヽ| ~`
┌────────────────────────────┐
│ とりあえず、オメガが危険な存在でないこと │
│ .│
│ むしろ、チュルベール達を守っていてくれたものであること │
│ .│
│ それだけを簡単に話して聞かせたやる夫は │
└────────────────────────────┘
714 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:12:48 ID:rmsx8K2Y0 [11/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽへ＼ ・・・・・・さーて
／ （ ―） （―） ヽ
.l .u ⌒（__人__）⌒ | オメガさんや、お仕事の時間だお
＼ ｀ ⌒r'.二ヽ<
／ ｉ＾Yﾞ r─ ゝ、
/ , ヽ._Ｈﾞ ｆﾞﾆ、|
{ { ＼｀7ｰ┘!
┌───────────────────────────┐
│ 『焦らないでいいから、ゆっくり仲良くなってやってくれお』 .....│
│ .│
│ と、ちびどもに告げてからオメガの鼻面を叩く .│
│ .│
│ .│
│ 『さあ、お仕事の時間だ ....│
│ 紅蜘蛛を、掘り出してくれ』 ...│
└───────────────────────────┘
715 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:14:09 ID:rmsx8K2Y0 [12/112]
//, '/// / ｀´ | | |ヽﾊ ｌ 彡l
〃 {_斗七ｌ ﾚ廿i-|､| i|
ﾚ!小ｌ ● ● ｜、i| ・・・・・・動かないねー
ヽ⊂⊃ ⊂⊃| |ﾉi|
| |ﾍ ､_,､_, / ﾚ| | ホントに言うこと聞いてくれるの？
| ﾚl ＞,､ __ _,イァ | | |
| | |´ヾ:::|三/::｀ | /| | |
＿＿＿_
／ u ＼
／ ／ ＼＼ あれ？
／ し （○） （○） ＼
| ∪ （__人__） J | おっかしーな、そんなわけは・・・・・・
＼ u ｀⌒´ ／
┌────────────────────────┐
│ しかし、オメガは一向に動き出す気配がなかった ..│
└────────────────────────┘
716 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:14:45 ID:rmsx8K2Y0 [13/112]
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌┐
└┘
┌┐
└┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
717 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:15:28 ID:rmsx8K2Y0 [14/112]
l ヽ ＿, ｌ l /￣￣￣7｀＼ ｌ ｀￣￣￣ l|
ヽ＿＿, ---─'´ //＿, l l ￣￣´ ｀＼/ｌ l |
＿＿＿＿,-'´ヽ ｲ'´ 〉---─ 7 l _ |l l l ＿_ |
/´ ヽ l ＿ 〈 ＿＿__ / ｌ_ ヽヽ __l|l |l |l ｀ ─---─ '´￣ ｀l| |
/ 〉 l: ∧ |｀￣￣´l l l ￣ l| |l |l |l ＿＿ | |
/ ＿＿,-'´ l/ / |ｌ ｀ｌ / ／､ |ｌ -- l´l| | ＼ ||l |
/ ,-'´￣ ｌ 〈 | |/ ｲ V | l| ＿＿＿＿＿ | 、 ｀ | | |
/ / ＿_ ヽヽ ￣￣￣´ l ／ l| |/´￣￣￣￣￣ヽ| ｀‐-| | |
/ / | ／ヽ ＿＿ / 〉' /二/ /二/ ｌ| ∨ ｌ l| |_ | l| | |
/ / l'´ >/´￣￣/ / _ _ｌ| |l | | | |l | l| | |
/ / ＼ ／ 丶 / / ヽli､ _ _ ／イ | l| | | | l| | П Пl|｀‐-､l| | |
/ / 丶 丶_〈´〈 l | ｀i[､ ヽｌ ／／ l/ l| | | | l| |_￣￣￣￣￣ ｀ ‐-､l| | |
/ / ヽ ／ >､＼＼＿＿＿_／／ ／ l| | | | l| | ｌ | |l |
/ ＼ ／ ｀､────､´ ／ |、 ｌ| | | ｌ|l __________ l _____________l| l l
＼ / / ヽ＿＿＿＿ヽ／ |｀、 l/ ￣￣Ｙ､l|l｣ l | l l
＼ / /----‐─ ─‐ ∧ ヽ |l ｀､ l ＿/ ｌ| l | l l
/ / l ヽヽ ヽ |l ｀、〈￣´ｌ__ヽ､ | l |｜ |
/ / 」 ´､ヽ ＼ ヽ|ｌ ｀、 〉二_ ´､＼、 ＿＿＿＿＿＿_ｌ| l| |
/ / ／´,─､､ ｀､ ＼＿＿_ >、 ＿/l´ / |ｌ ＼l|ｌ ／ | | | |l|
/ ヽ￣￣￣￣/ ／/／// 〉 ｀/∧ |l 二､_ ｌ| / |l| l||／ | | l||l |
｀、 / / /___// / / / |l ┌ l|ｌ ￣ lL＿｣l| ／ｲl ｌ| _ _ l| | |
/｀、 _ 〈 〈 ヽ＿∨ ／／l l|､- - |＼、 ヽ--｀'／／ |ｌ ｌ| 冂 冂 _l| l| |
∧ ヽ_ヽヽヽ ＿＿_／／ l | ｌ ,-, ＼｀───´／ ｲ|ｌ| ／￣ ￣￣￣ ￣ｌ| | |
/ ｀､ / ￣ ｀───‐ < ／ >─､､ _ ＼l｢￣￣￣ | ／ l| l ／ | l| |
/ _∨ ＼＿＿＿ ／ ／| / ｌ|l､ ＼ ヽ───'l | l ｜ | |
∧ // ｀､ / 〉' | / | | l| |l l ﾚ | l| |
/ ｀、 / ｀､ |l ｌ l〉＿〈 ｌ| /| | ｌ l / | | |
/ ∨ ＿_ ｀､ヽ l ヽ二_∨ ／ｲ | l l / ＿＿ l| ｜
∧ // / ＿ヽ ｀､ヽ＼＿＿＿_／／ 〉' | ──‐ ´ ／ | ＿ | | l|
/ ｀、/ / /､ ヽ ､｀────‐< ／ ヽ l| ／ ／| | | |
━━━ 直後・チュルベールの図書館 ━━━
719 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:16:08 ID:rmsx8K2Y0 [15/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ ちゅーわけでね
／ u. （●） （●） ＼
| （__人__） | 何故かオメガさんが働いてくれません
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ どうすりゃいいんでしょう？
． ────
イ:.:.:.／ ─…… ─ミ:.:.､
. ／:.:./:.:./.ィ:.:.￣:.￣:.￣:.ヽ!:.:.:＼
. /:.:.:.:/:.:./:.:.:}:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.ヽ
〃7:l/:.:.:. :.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.〈 ﾟ， どうするもこうするもね
. / /:i:|:.:.:.:.|:./ ! ､:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|、:.:.:ｉ:.:.| i
ト./ ｌ:!:.:.:._l_!＿_|!ノヽ:.:.:.､|:.:.:.| Ｖ:.ｌ|:.:.| ∧
ｉ:.:》vZ{:.:.:.:.|:|x==ミ ＼:(｀≧ｰト:ﾘ:.:.|イ.:.:. もっと細かい指示出さないと、
|:.:|│ |:.:.::.:| 伐刈` ｲk刈Ｖ:.:.:.| | i:.:| 動けるわけないじゃない
|:.:|￤ |:.:.:.:.Ｎ辿リ 辿リ丨:.: | |_l:.:|
|:∧| |:.:.:.:.| ` 从/:ﾚ:.:.:.:|
l:l l:ヽ|:.:.:.人 .ｲ:.:/:.:.:.:.:/l:| 具体的には、
l:| ):从:.:.:.:.|:〕ト. ￣￣ イ:.:l:.':.:.:.:.:./ :l:| どこに紅蜘蛛が埋まってるか、
)| ﾟ，:∧:.:.:!:.:.:.:l ≧ー‐ 「:.:.|:.:.|:.:.:,:.:./ l; それくらいの指示は必要よ？
ヽ:.:.＼》:.ィ} 厶:.:ｌ:./:.:/}:/ ′
＼ノ:＼:f ∨:〕ト。〃
，─＜: : : : : |´￣￣￣`∨: : :〕ト。
ハ: i:i:i : : : : : : 「 ￣￣￣｀ }: : : : : :i:i:iト．
720 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:17:43 ID:rmsx8K2Y0 [16/112]
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼ ・・・・・・こう聞くのもなんですが
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | プロトタイプオメガさんって、あんま頭よくない？
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
/: : /: :/ィ′′ /: : : : : : : : ヽ :＼ | : : ヽ : ＼
/: : /: : ′: /: : /: : : : {: : : : : : :＼: ﾊ: : : : ',¨＼:ヽ
r=＝f{ : : | : : l: : ∧: : : : ヽ: : : : : : : |: : ', : : ハ､ ミﾍ
| / .| : : |: : A ､|_ﾊ: : : : l ＼ : : : A: ‐ j‐: : : | ヽ ,′
ア | : : |: : ハ { ヽ: : | ‐七/ } ハ: : : : !､ ∨:1
,' >､_ ハ: ::ﾄ {ｨ尓了ミ ヽ{ ｨ云 ミK.|: : : : |⊥≦: | ・・・・・・頭よくないっていうかさあ
/ / / /: ヽ : { ﾄｲ } | |心 j:l !: : : : ! { V
. / /.7 ハ : : ド､弋__り 七_り' |: : : :ハ ヽ ＼
V: :/ /: :{.∨∧ ' ,'.: : :,' 八 {＼/ プロトタイプの
. |: :l l: :∧ {: :ハ 'J ｲ: : /‐': : l |: :| 行動の融通が利かないから
. |: :|V /l: :ハ: : ハ - ー- /:l :/ : : : : !ィ: .:| 随伴者の指示で動いたり、
. |/.|:/:.∧ : : ヽ : : {＞‐一、 イ: :〃: : : : : ﾉ |: : | ネットワークでの相互補助実装したりと、
. | lハ: : ヽ: : : ＼/ _. -、__〉_ . ≦に: :／: : : : :.ィ: : :|: : | 命令系統を進化させたんだけど？
V_r-ﾍ 〃 ´ ｀ 〈 / ! ´/: : : ::／: 八: :ﾄ､/
.イ l | ∨ ¨￣ヽ }′ ハ |: : ／￣7 7- ｧ､
/ l ! ! } ‐…､ V_ ＿ , -} lイ / / / ヽ
. / .l ! ! } ー }ノ|´ ＿ ｀ヽ_/ / / / ＼
722 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:18:31 ID:rmsx8K2Y0 [17/112]
＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ じゃあ、紅蜘蛛の正確な現在位置教えてくれお
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ | お前、わかるんだおね？
. ＼ ヽ ／
──━━ ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:＼
,:':.:./二二二二二ヽ:.:.､:.:ヽ
/: ｨ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i:.:.「 .∧
に /:.:.:./:.:.、:.:.:.:.:.:.:､ :.:|:.:.| く:.ﾊ 現在位置を起点、
ｉ//7:.:厶/ }ﾄ :.:.:.:厶斗:!:. |:ヽ〉:.i 北をゼロ度として、
|/ ,1:.:l∧＼ ＼:.l丨刈:.: ! l}:.:. ! 方角は243度、西南西方向
l:.〈 |:.:ﾍ=== ===彳:.|ノ:.:.:.|
r |:.:.:.|:.:ハ _'＿ ,|:.:从:.l:.:.! 角度は仰角で0.08度
ヽ.＼ 「L V:ハ:.:.l:.:＼ Ｖ＿ﾉ イ:|:/:.:./レ’
｢ ゝ＼ ヽ -‐=≦: ≧=‐ {: V/:.:./ ′
ト ) ﾄ.､ ／|:i:i: : : : |ー 一「 :': : 〕iト． 距離は273.5ｍ地点
`⌒ 、ノi:i:ﾊ / ！:i: : : : |二二二ｌ: : : : i:i: ハ
{i:i:iノ ヽ _/ :|:i:i: : : : | |: : : : i:i/ ､
「 ＼′ Vハ: : : ! ./: : : /i/ ＼ そこに紅蜘蛛の外部端子に接続してる
ヽ /|、iﾄ: : :! /: : : /i/、 ヽ ハーヴェストがいるわよ
＼ ／ ! ヾﾑ:∧ ｍ/: : : /ｲ / ＼
. ＼＿ イ ､ ＼ヽ:V/: : :イ´ ′ ヽ｀ ￢ 冫 つまり、紅蜘蛛がそこにいるわけね
} ｵ芥才 / / .／
724 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:20:08 ID:rmsx8K2Y0 [18/112]
＿＿＿_
／ ＼
／三＿',!｀zx二 ＼ わかりづらいわ!!
／ ´ー¨‐｀ ´ｰ¨‐'' ＼
| （__人__） |
＼ ´ﾆﾆ｀ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
. ／:.:.:.:.:.:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼{:.:.:.:.:.:､:.＼
/:.:.:/:.:.:.:.:':.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:Ｖ:.:.:.:.「￣ﾒ.
. ／｢ 〉:.:.:.:./:.:{:.:. ｲ:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|＼_ハ
/У /:.:.:.:./:.:. |:./ {:.:.!、:.:.:.:.＼:.:.:.:.:.:|:.:.:.:. { /:.:.:.＼
.':.{__/:.:.:.:.:.ｉ:.:.:/|:' Ⅵ ヽ:.:.､:＿j_:＿:!_:.:.:.:.∨ヽ:.:.:.:.:ヽ しょうがないでしょ、
i:.:刈:.:.:.:.:.:.!:.厶|{_＿ノ ＼:.:.:.:l ヾ:.:}:.:.:.:.:.:.| ∨:.:.:.:.ﾟ， 私はハーヴェストの位置を介して
l/ /{:.:.:.:.:.:.l/ ==ミヽ＼ Xｨ==ミ:.:.:.:.:.:.:.!￤ }:.:.:.:.:.:.:. 説明するしかないんだもん
《/ /:.:.:.:.:.:.{!〃ん心 ん心 》:.:.:.:.:.:Ⅳイ:.:.:.:.i:.:.:i
./:.∨:l:.:.:.:.:. ﾊ 込zｿ 込zｿ￤i:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.::|:.:.:!
/:.:.:/|:从:.:.:.:.圦 ´￣ 、 ￣｀ |:.l:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:ﾒ
,:.:.:./: l:.:.:.＼:八.ﾟ， }:.l:.:.:.:.:|:.:.:.:.:i:.:.:.|ハ それとも何？
,:.:.:/:.:. !:.:.:.:.:.|:.:.:.:∧ r一'⌒ヽ ／:l:.:.:.:.从:.:.:.l:.:.:.|! }
ｉ:./l:.:.从:.:.:.:. !:.:.i:.:.:.:.〕ト ｀こ⌒´ ィ":/:.:j:.:.:/:.:.:l:.:. l:.:.:.li .ﾉ
|:{ハ:{V∧:.:. |:.:从:.:.:／ヽ≧ｰ─≦ /ヾ':.:./|:./:.:.:/|:.:ﾉ!:.:./ 私に何ぞ地上に出て、
l/ ヾﾍ:.:.＼{7´￣「: : : { ∧:/:イ: l:': 「i: 〕ﾄ､《:ｲ 場所を指示せとか無茶言うんじゃないでしょうね？
/⌒ヽi:＼i:i:i∧ : ∧ ＿＿_}: : :/ : : i:i: :|.ハ
. /￣｀ ､＼i:i:ｉ:ｉ∧ : : ヽ／ ＿__」: : : : : : i:i: :| ！
/ ＼Vi:i:i:∧: : : } ／ |: : : : : :.:i:i: :|/ ＼
{/ ヾi:i:i:i:i}: : : |′ |: : : : : : i:i: ﾉ ヽ
726 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:20:54 ID:rmsx8K2Y0 [19/112]
＿＿＿
／ノ ヽ､_ ＼
／（●） （●.） ＼ なにもお前自身が出て行かんでもいいお？
／ （__人＿,） ＼
| ｌ^l^lｎ ⌒ ´ | ハーヴェスト使って案内してくれりゃいいんじゃね？
＼ヽ L ,／
ゝ ﾉ
／ /
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶:
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i ・・・・・・あんたさあ
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:!
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ |
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ 夜の戸外で、
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:| 全長二ミリの小型マシンを
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:! 目で追っていけるの？
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/ ハーヴェストは音も光も出せないのよ？
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル' それとも何？
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト． 案内は明日の朝にするつもり？
727 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:21:40 ID:rmsx8K2Y0 [20/112]
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼ いや、時間ないし、案内は今すぐにしてほしいお
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u |
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／ で、それだけど、
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ やる夫がハーヴェスト一個持っていってさあ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | | 紅蜘蛛の方から離れて行ったら
/´ / ./ | | | 突くなりなんなりして警告してくれるってのは？
＼. ｨ_ノ .| | |
| | |
─… ミ
／∠二二:.:.:.:.:.:＼
/:./:.:{:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.｢ヽ:.:ﾟ，
ﾑｲ:.:.ハ:.:.＼:.:.:}:.:V/:.:.i
}/l|:.:.|ﾆﾐ＼ｲ笊:.:.:lⅥ:.:!
kｲ|:.:.l以 以 |:.:.|ﾉ:.:.:ﾄ そういうのでいいなら
|:.:.ｌ:.八 rっ |:.:.|:.:.:.:ﾊ やってあげられるわよ？
|:ﾊﾙﾍ:.:｢ﾚ'气7,|:.:从:/ ﾉ
r匕/ ｦ_/ﾚ: /:〕iﾄ．
_/}/く: ＼/ /: : ｲ／ } じゃ、ハーヴェスト一個よぶから
{_／ `7 /: /／--ミ/ ちょっと待ってなさい
.／ ／ヾ: イ/ 団長ヽ
{ / ￣ヽ ￣＼/
ー┬く.＼ ／
} にふｽ ー─彳
/:.//| | : : : : : :〈
, : {/: |_|: : : : : : :ﾊ
,: : : : : : : : : l : : : : :.
/: l: : : : : : : : !: : : : :∧
./: : l: : : : : : : :ハ: : : : : :ヽ
729 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:22:18 ID:rmsx8K2Y0 [21/112]
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌┐
└┘
,， '⌒｀ヽ､_
/=＝＝＝=ヾ,｀ヽ
/!=＝＝＝＝=､i! |i!､ _＿__
//=＝＝＝＝=､.|! jll! ﾚ´､ﾐ/=‐ﾞ，
{ |__..=＝＝=::._ `jl! ,ゝ⌒}メ'＝=:､ ，
__,ｲ! l!'´￣￣￣｀ヾメ' 人(ﾆﾆ)=＝=､`，
,ィヾヾ,ヾ､ヽ_:::●.::::::;;ノｲノｲ⌒ﾄr=､}'⌒}ヾﾉ
,ヘ＾)ゝ=＝￣)）:::::::::ﾉ',,,ィ_ｨ_ﾒ＾jﾉ_|ノ{＝=､ﾉ
<ﾊ_ﾉ`/ﾞー'〉ﾊノミｰ='/;/::_,,ィﾍYｰ=､ﾒ⌒)"ｲ
（( "_ ¨_ﾃf＾}_八≠仆!ﾍ(_l_l_|メ}{⌒ﾞ〈ｿﾒ=}/
` ― 弋メ ィ!(ﾞヾ:j i ﾉ_,,,》=ｲ二=-ﾒ,ゞ'′
,イf `ヾ=ﾒLﾚ三彡ｲﾞ{'￣ヾ:} ,.._
,ﾍ_`ﾞ＞ノ 弋ﾆ='´ }二ﾆｦ_ｧちi!
辷ィメji!)ｫ-､ 〈辷ﾆ{`))j!ｲj
｀¨ﾞ＞ﾃ':ノ ゞ=ｲ_ﾉi! i..{
,ノ_/／ ￣ ﾄ, ,.ｲ
／ﾗ／ j:.U.:ﾉ
ゞ-' f⌒ﾒ
ゞｲ
┌┐
└┘
┌───┐
│ │
└───┘
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
731 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:23:08 ID:rmsx8K2Y0 [22/112]
'"￣｀´￣｀ ,
／ ヽ,
/ ,
/ ｜
l. ヽ .ノ ｜
,YfてY ／. |
／ l弋ﾇ ￣｀ /
／ ⊂⊃ （__人__） ⊂⊃ /
{ 八 ヽ ＿jﾌ) .／
＼ ＞ ＿＿, ／∨
＼ ./ ',
＼ / ∧ ',
/ ・ ・ .| |
/ l | ←多分ここらに張り付いてる
l | |
l | |
. / | |
| x | |
| | |
| ＼＿_／
┌────────────────────────────┐
│ ハルヒの呼び出したハーヴェスト一個を腕に張り付かせ、 .│
│ やる夫がチュルベールの館の前に戻っていくと ..│
└────────────────────────────┘
733 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:24:38 ID:rmsx8K2Y0 [23/112]
. 、、 、
______ヾ‐-- ヽ＼ｌヽ
＞ ｀ ｀z
ﾝ ,,, |. ｡
> 「 ゛' v' '"" | ／
ゝ < ― ―｜ ／ ちょっと飾り気がないよね
| ,.」 ● ●｜ ／
W(,; ⊂⊃ ､_,､_, ⊂ ／ なんか模様を描いてあげようよ
i⌒ヽ （_.ノ ﾉ__／⌒)
ヽ ヽ＞､ __, イｌ .|::::ヽ／
, -─―ー- ､
. ／rﾍ二ＺﾆZ≧､ ｀丶、
／／ ￣￣￣｀ ＜＞､ ヽ
. / / ,′ ∧ ､ ｀ヽ> ｀､
/ ,′ /| / ⊥」_ ￤｢ヽ、 l お飾りつけてあげるほうがいいであります!!
,' |l ／!/| /l/ ヽ ! |个| l|
ﾚ! |l ,′ ∨ ● ＼} |人| |
. | |lV ● ⊂⊃| lト-1ﾍ/_ お花をとってきて、
| l|⊂⊃ ､_,､_,ィ | r廴厶'´ | 飾ってあげるであります!!
Vハ ､ } ｌ厶イ ＼/
ﾚLゝ、 ｀ー' _∠ﾘ | '. /
/丁¨￢┬┬≧ァ￢Ｔ丁￣:｀Ｙ| ヽ, ′
ヽj | ∨|〈:.:.:.:./｢|＼::.::.::| ヽ／
. ｀丶､_|＿_〉l ヽイ::.| |::.::｀T´ ｜
┌───────────────────────┐
│ 『オメガは危険でない』事を理解したちびどもが .│
│ オメガを好き放題弄り回していた ......│
└───────────────────────┘
735 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:26:08 ID:rmsx8K2Y0 [24/112]
＿＿＿
／ ＼
／ノ ＼ u. ＼ ほれ
／ （●） （●） ＼
| （__人__） u. | 散った散った、
＼ u.｀ ⌒´ ／ こいつはこれからお仕事だお
ノ ＼
／´ ヽ 遊ぶのはまた明日な
_, -─ - 、
, '´ ｀ヽ
/ ',
i .人 ｀、 i
{ｲ＼＼r. _ i 、 ﾉ はーい、おやすみなさーい!!
从＞ ｀ヽ｀ヽ ﾉ ﾊ'
ﾚ⊃､_,､_, ⊂| /`' 人
＞ゝ._） イﾚ. ／ﾉ ）
く ﾝ大ﾋ￣ﾌ／／／ヽ
. <／三.＼/（ く ミ ゝ
┌────────────────────────┐
│ ちびどもの変わり身の早さに感心しつつ、 ...│
│ 『オメガをこれから使う』＆『もう遅いから寝ろ』と .│
│ いうことで彼らを家の中に押し込んだ後で │
└────────────────────────┘
736 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:27:07 ID:rmsx8K2Y0 [25/112]
,＿
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼
＿,、 __／ー-+-+、ヽ__＼ノ|i K、
./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,)) |==＝i ("iｿ
<`ﾚ’ i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ | il`i ＿＿＿_
i",|-, ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-" ＜`ー"ヽ、 ／⌒ ⌒＼
`i"-P _/￣,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y ） ／（ ●） （●）＼
ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ レﾚ' ／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼/⌒） はーい、そんじゃ
∠ニO)ー` /＞i |L | |r┬-| | ﾉ こっち来てねー
＜)＿ヘ_(^ヽ _＿＼ `ー'´ ／/
ヽ| ~` （⌒ |_,,,ノ
""''''''ヽ_ |
| |
| |
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ''
┌─────────────────────┐
│ やる夫がオメガの前に立って歩き出すと .│
└─────────────────────┘
737 名前：安価スレッドはＥＸへ！纏めて落とします[sage] 投稿日：2013/05/26(日) 20:27:09 ID:xPXtd1sU0 [15/67]
さあようやく発掘だ
発掘は男のロマン
738 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:27:45 ID:rmsx8K2Y0 [26/112]
| ',
! ',
/ ヽ _,,.. -―
,ｌ ＼ _,.-‐''´
,.-‐''´ｌ ｀ﾞ´
{ ､ { ', _,.-
', T｀ヾ, _,.‐''´
'､_,ﾉ￣｀ヽ､ ,.-''´
Y´￣｀'7 ＼_ _,.-''´
ﾞｒ―ｒ { ｀プ
',__ｧｒ'"T__／ _,,..-‐''"￣￣ｱ''ー
_,,.. -ｒ ―|｜!"´￣￣ _ -‐ ´
／,. -―､ ヽ｜| |//／／ _‐ _
/ ´ ＼`! ! !/／-‐ ´
/ ヾ!,.!'' ´
{ !
￣￣￣￣￣`!,!
ﾞ､
ﾞヽ､＿＿＿
￣￣￣￣￣
┌───────────────────┐
│ 途端に、結構な一刺しがやってきた .│
└───────────────────┘
740 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:28:48 ID:rmsx8K2Y0 [27/112]
;
ξ
,,:;;#圭#;;
;;;#圭#;;
:;;;#圭圭圭#;;
::;;;圭圭#;;:
;#;;
┌─────────────────────────────┐
│ どうやら、『方位がずれている』ということらしい .│
│ .│
│ 腕を見てみると、虫に刺された跡を掻き毟ったかのように、 ...│
│ ぽつんと血の玉が盛り上がっていた │
└─────────────────────────────┘
742 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:30:01 ID:rmsx8K2Y0 [28/112]
┌───────────────────────────┐
│ そのあとは、始終チクチクと刺激が来るのに耐えつつ、 ....│
│ 目的地へと向かって歩く .│
└───────────────────────────┘
＿＿＿
／ ＼
／. ー ーヽ んーとね、ここだお
/ （ ●） （ ●）
| （__人__） |
.＼ ＿ ｀i i´ノ、 ここに、紅蜘蛛っていう
／ `⌒ ＼ お前の弟が埋まってるお
./ . i、 ＼
.| | | ＼. ＼ なるべく丁寧に掘り出してやってくれお
ヽ、 ＼ | .＼ ＼_
|＼ ヽ .ﾉ ι,ヽ,シ
＼>
┌───────────────────────┐
│ 十分ほど歩きまわった後に場所を特定し ...│
│ オメガにむかって、『この下に埋まってるものを .....│
│ 可能な限り丁寧に掘り出してくれ』と命令する │
└───────────────────────┘
744 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:31:00 ID:rmsx8K2Y0 [29/112]
┌────────────────────────┐
│ 一仕事終えて帰ってきたやる夫の、 .....│
│ 血まみれの腕を見たみゆきがパニクっていたが │
└────────────────────────┘
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／::::::⌒（__人__）⌒::::: ＼/⌒） ただいま戻りましたお―
| |r┬-| | ﾉ
_＿＼ `ー'´ ／/
（⌒ |_,,,ノ 今夜の仕事、お終いですおー
""''''''ヽ_ |
| |
| |
i ￣＼ ./
＼＿ |/
_ノ ＼＿＿_）
（ _／
|＿ノ''
,､ /´＼＿__
＼ ／ ｀ヽ/ ,ﾉ| ￣￣ ｀ヽ、
,ノヽ. ,| （_,ﾉ､ ､ ＼
／ , ' / /| : | |∨ ヽ、 ∧
／ ／ / /' | : | | ∨: ＼. ﾊ-─
〈／ / ､ / | ｉ: | |／V |:: ∧ | う、腕!!
/´ ,' l /＼ | |: | ／ | | |:: ∧ |
| / /| / | |: ﾘ | | |:::. ﾊ | やる夫さん、腕、血だらけ!!
|/{ /::|,ﾊ. `r=､ |ﾉ: / `r=､ | /'|∨:::. |: |
∨ /|:::::::ﾊ |l l| }::ノ |l l| ｊ/ |:::V ,∧|ｉ: |
∨ ∨:::ｉ::} ゛" ,ﾉ,/ヽ///゛"/ ,ﾉ |::::|/､::: |::| 何があったんですか!!
ﾉ :::｀ｊ‐-‐" ｒ-‐､ `‐-‐ '" /:::::|_,ﾉ::: |:|
/ :::::{｀ヽ、 V } ｒ‐ﾍ.ﾍ'> /::::: :|::: : : |:|
/ ..:::::ｊ ,〉‐r｀ﾆ´/ _,,ﾉ:::: : : .:|::: : : :||
l :::::l"￣￣￣~l l´￣￣￣゛l:::: : :,ﾉ::: : : :|'
| ::::〈 :::{" 〉:: /｀ヽ､:::: :|
┌─────────────────────────┐
│ 刺され慣れたやる夫は、 │
│ みゆきの様子でようやくそれに気づく始末であった ....│
└─────────────────────────┘
746 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:33:48 ID:rmsx8K2Y0 [30/112]
__ｎ__ｎ __＿ _ｎ_,､ , -─-､
└i ｒっ_） ア∠、 └i rﾍ〉 / ∩∩｜
Ｕ └(ヌﾉ （才Ｐ_） ゝ乂,リ丿
/'''７'''７ /''７ . /'''７ /￣￣￣/' ７'７ /''７ . _ノ￣/ /￣/ /'７'７
/ /i | ＿＿＿_ / / __ .. / / . ￣￣/ /ー'ｰ' / / __ .. /￣ ／ . / ﾞー-;-'ｰ'
_ノ / i i__ ./＿_＿＿/ / /_ノ ./ ノ /__,l￣i ＿__ノ / . / /_ノ ./ . ￣/ / / /ｰ--'ﾞ
/__,／ ゝ､__| /＿____,ノ . /＿＿＿,､__i /＿___,.／ /＿____,ノ . /__/ /＿/
━━━ 第三部・真実の勇気・その45 ━━━
第98話『魔方陣グルグルで“作戦会議は地味だ”つってたが、本当にその通りだと思う』
Ｐｒｅｓｅｎｔｅｄ ｂｙ ◆7OypKKv1oA
.
747 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:34:38 ID:rmsx8K2Y0 [31/112]
:.:.:::.:::.:::.::.::(
.. :::.:::.::.::ヽ
:::::.... :::::::::`'''‐‐--''''つ
.:.:.:.:.:.:.... ::::.:::.:::.::(´
::::::::::::::::::::.... :::::::ヽ､＿＿-‐ ､
:::::::::::::::::::::::::::.... :::::::::::.:::.:::.ﾉ
:::::::::::::::::::::::::::::::::.... ::.::.::.:（ ,.-
::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... :.:｀￣: : :
:.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::....
_ _＿:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::....
:::.. :::.. ｀ヽ、｀＼:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::....
::::.. :::::::.. ｀ｰ､ ヽ,＿:.:.:.:.:.:.:.:::::::::...
::::::.. :::::::::.. ,> └―‐‐ ､:.::::::::::...
::::::::.. :::::::::::.. '‐、 「´￣"''ｰ､ ＼:.:::::::::..:..
:::::::::::.. ::::::::::::.. ｀′ ｀゛｀ :.::.:.:..:.:.:.:...
::::::::::::::.. :::::::::::::.. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:::....
, ⌒ヽ:::::::::::::::.. . .. ...::.::: ＿＿__ .:::...
丶''′ / :::::::::::::::::.. __┌‐ｰ'´,--‐'"´ :.:.:.::....
（ :::::::::::::::::::.... r'´_,.-‐-、''ｰ、 :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.....
`‐' ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.. ,ｨ'´''"´ ﾚ'"´ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::....
丿:::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.. : : : : : : : : : : : : : : .
ヽ___ノ´￣￣｀ｰ､ : : : : : : : : : : : : : : .
）:::.. : . : : : : : : : : .
/:::::.:.::..
（_::::..:.:.:.::..
:.:.:.:.:.:..:.. :.:.:.:.:.:.::..
: : : : :::.. :::: : : : :..
━━━ 次の朝 ━━━
┌────────────────┐
│ ガルガンチュア現在位置 .│
│ .│
│ 本日セプテムに到達と予測 .│
│ .│
│ ユルブレストまであと一日 ...│
└────────────────┘
750 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:35:35 ID:rmsx8K2Y0 [32/112]
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
> /ごノ
__,∠ /
〈、 ／ 彡
＼､__ノ 彡
／||ミ
／ ::::||
／:::::::::::||＿＿＿＿
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| || ＜バタン!!
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
|:::::::::::::::|| ||
＼:::::::::::||￣￣￣￣
＼ ::::||
＼||
751 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:36:37 ID:rmsx8K2Y0 [33/112]
, ,.ｨ
/ｌ／/ --‐ッ______
. ,N ´ ＜
| ,,, そ
. |,゛゛' 'v '" 7 く パパ、大変だ!!
. ｜ ノ ｀ヽ > ゝ
. ｜ ● ● L、| 起きて!!
:,⊃ ､_,､_, ⊂⊃ ;ﾉN
. /⌒ヽ__ヽ ゝ._） / /⌒i 起きて!!
＼ /:::::::::::≧,､__, イﾚ/ ヽ/
从:l||l;;;;;;;;;;;;;;;{[ ]};l||l人__∧
( ⌒ )｀i:::::;;;;;;ゞ- ( ⌒ ) .ノ
＿＿＿_
／ノ ー_＼
／（ ー） （●）＼
／ （__人__） ＼ んー、なんだお？
| ー-u' |
＼ (^ヽ ／ 今何時だお？
/ ⌒⌒⌒⌒⌒～ ）
//＃＃＃＃＃＃/ /
752 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:37:08 ID:rmsx8K2Y0 [34/112]
. 、、 、
______ヾ‐-- ヽ＼ｌヽ
＞ ｀ ｀z
ﾝ ,,, | もうお外明るいよ？
> 「 ゛' v' '"" |
ゝ < ノ ＼ ｜ それでね、それでね!!
| ,.」 ● ●｜
W(,; ⊂⊃ ､_,､_, ⊂ 昨夜の丸いのが、
ヽ l⌒ヽ また玄関に座ってる!!
／ヽ＞､ __, ヽ⌒｀ヽ
. |::::::::!::;;;;;{[ ]};;;;ヾ::::::::}
＿＿＿
／_ノ ヽ、＼
／（＞） （＜） ＼ わかったお
／ （__人__） ...＼
| ﾉ ヽ, | 観に行く、見に行く
.＼ （/⌒ﾉ´ﾌ .／
. .> .￣￣´ <. あー、ねむ・・・・・・
753 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:37:41 ID:rmsx8K2Y0 [35/112]
.─────────────────── ───────────────────
||: : : : : 王王王王王王王王王王王王王王:.: : : :||: : : :.:王王王王王王王王王王王王王王 : : : : :||
||: : : :.＞==========＜ ＞==========＜: : : :||: : : :＞==========＜ ＞==========＜.: : : :||
||: : : :|＼ .／| |＼ ／|: .:.:.||.:.:. :|＼ ／| |＼. ／|: : : :||
||: : : :|. .|.￣￣￣￣.| | | |￣￣￣￣ | |: .:.:.||.:.:. :| | ￣￣￣￣| | | |.￣￣￣￣.|. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .|＿＿＿＿_| .:| | |＿＿＿＿_| |: .:.:.||.:.:. :| |_＿＿＿＿| | |:. |_＿＿＿＿|. .|: : : :||
||: : : :|／ .＼| |／ ＼|: .:.:.||.:.:. :|／ ＼| |／. ＼|: : : :||
||: : : :|＞==========＜ ＞==========＜ 人 || 人 ＞==========＜ ＞==========＜|: : : :||
||: : : ::::::::王王王王王:::: 只 :王王王王王王: |◇||||◇| :王王王王王王:: 只 :::王王王王王:::::::: : : :||
||: : : :|＞==========＜ ＞==========＜ У || У ＞==========＜ ＞==========＜|: : : :||
||: : : :|＼ .／| |＼ ／|: .:.:.||.:.:. :|＼ ／| |＼. ／|: : : :||
||: : : :|. .|.￣￣￣￣.| | | |￣￣￣￣ | |: .:.:.||.:.:. :| | ￣￣￣￣| | | |.￣￣￣￣.|. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .| l .:| | l | |: .:.:.||.:.:. :| | l | |:. l |. .|: : : :||
||: : : :|. .|＿＿＿＿_| .:| | |＿＿＿＿_| |: .:.:.||.:.:. :| |_＿＿＿＿| | |:. |_＿＿＿＿|. .|: : : :||
||: : : :|／ .＼| |／ ＼|: .:.:.||.:.:. :|／ ＼| |／. ＼|: : : :||
||: : : :|＞ー──── ≦ ≧─────＜|: .:.:.||.:.:. :|＞─────≦ ≧ ────ー＜|: : : :||
||: : : : : 王王王王王王王王王王王王王王:.: : : :||: : : :.:王王王王王王王王王王王王王王 : : : : :||
￣ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┌────────────────────────┐
│ 館の玄関前は、早朝にもかかわらず人だかり │
└────────────────────────┘
754 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:38:43 ID:rmsx8K2Y0 [36/112]
,＿
/ _ヽ
ヽ__ソ
iヾ_,,| |-,_,-- ,__／＼
＿,、 __／ー-+-+、ヽ__＼ノ|i K、
./λﾉ＼,人-,、/^ヾ,,ヽ,ヽ,.,---`' ヾ,/`,
/ /￣＼ﾌ、> 'i |＼/ヾ,)) |==＝i ("iｿ
<`ﾚ’ i'V ノ | ,,|>-"' ヽーソ | il`i
i",|-, ヽﾆヽ_.|/^il"~`》＿,-" ＜`ー"ヽ、
`i"-P _/￣,]|`=,)ー+ー' `-, ,Y ）
ヾイゝ_ '"┴-<|iヾソ レﾚ'
∠ニO)ー` /＞i |L
＜)＿ヘ_(^ヽ
ヽ| ~`
┌──────────────────────┐
│ 人だかりの中心に座り込んでいたオメガが、 .│
│ やる夫の登場に合わせて立ち上がると │
└──────────────────────┘
(⌒｀ゝ､ _ ○o。 人 ,.‐-､ _ ,.r-､
_r⌒( ,.ry'"ﾉ,r-､ ,.､ / 手ヽ （ ヾ, ( ｀) o○ (⌒⌒ヽ,r‐'"ヽ／） ﾉ
（_ 。'",;( （⌒ ）'" ヽミ}彡） (⌒ヾ,;'"ﾞ';,'-'､ 。ﾟ ゝ y（,,/ ( } ノ_r'⌒ヽ
>-‐'r‐'"' / ヽ_,ヾ（,,,j｡_ ノ,'"⌒ヽ-、（ シ';。,.;'､丶） ,r'"⌒ヾ;'"ﾞ'｡く__,,ノノ'"ﾞ';｡く ）‐-､
ゝﾆﾝヽ_ノr'" ヽ;'" r'"⌒ゝ,,,j,,jﾉ/⌒ヽ( 'ﾄ､_ゝ< （ ゞ';｡.,;'ヽ⌒ヽゝ｡,.,;'-‐く巛く->
。 (＿,.-'"';,,.>-、>;'" "';-__,.ノ｀ｰ ' ヾヽﾐ} ｀ｰ-‐'（ ! ヽ ハヽ ヽ ノ ￣
o (,r‐､（ ヽ'o,,.,.,.。'< ヽ）_ ヾｼ ｀ｰ- '"｀´ﾞ ｀ｰ--‐'
O ,r'⌒ヽ(.,,,,v,jノくヽ/ ヾ ﾉ ｀-､
__（ ＞,;'" "';く (人__ﾉ｀'ゞ,,ノv_,r
／ミﾐ >-‐<':,。,.,o,:'､___ﾉ ＞;o" "';⌒ヽ___
/_r'三ハ "'人 ヽ ） （ ﾉ':。,.,:"く ﾉ巛くゝ
｀ｰ-‐ ' ｀ｰ- ' ｀ｰ（＿人_,ノ ヾ－'
┌─────────────────────┐
│ 悪戯か好意かわからないが、 ......│
│ チュルベール達お手製らしい │
│ 野草の冠などの飾りが足元に散らばった ...│
└─────────────────────┘
755 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:39:18 ID:rmsx8K2Y0 [37/112]
┌────────────────────────┐
│ そして、オメガがやる夫を導いた先は、 ....│
│ 昨夜までは小山の如く土が盛り上がっていた場所 │
└────────────────────────┘
＿、
,,.. ._.,,、 ．＿
‐‐''"￣´゛ _,,...､....､..､...､,,_
_,.......-..-‐'"゛ 、 ． ， ｀'''ｰ､,,,,_、
'''" ._..... -'''"｀ﾞ´ 、 .! l. | | > .| ￣￣ﾞ'― ､_
_..ｒ'",ﾞ｀ , ､ ,! ､ ､ l ｌ ! ! .ｌ " | r ! ./ .、 .,ｉ ,i .｀ﾞ"'ｰ..,,,,_,
,.'" .| .l, | ! ｌ . ! .! .ｌ ,! ｌ ｌ 、.! l.i / ｌ /.， /， ,． ,i ｀ﾞﾞﾞﾞﾞ''-､.
,, ‐" .、 .'i │ |、 ! l.ｌ, ｌ .ｌ、 ! .| .″ ﾘ .ｌ.| .Uﾞ.! ./ / / / .// / / ...／ ,i .ﾞヽ、
. -ﾞ .： .ｌ, . ｌ ､..ｌ .|, || .|、! ﾞ .ｌ l ｌ ｌ. l .l " .|! l"." /| .″./ ." ,// / ,i",／ / / ,ﾞｰ
_.- !、 ､＼.ヽ..ｌ, ヽ.ｌ ,!.ｌ, .lヽ !..ｌ. ，|, ,! .! .‐ ! .lﾞ.lﾞ ./ " ,／ ._..-''./ ./ .,i ／ -｀'
.″ ,..｀'ｰ二,,_｀' l、ﾞ'./ ...ｌ, ｀'〟 . '､. |, .!.! |" .i′ ! / ` ./ .,..-' '"´ ／,． .／ .i彡"、 ｀
ｰ'"´ ./ ⌒"'― .ｌ｀'､.ヽ. ＼ .ｌ'､ " ┤.ｉ,.゛ .ｌ.′ ゛ ゛ ,- -‐'" ／ _..-彡'"゛._,..-'''" ､ ゝ
.′ ,..- ./ .＼ヽ.＼ ｀'-、 ＼ .ﾞ‐ ″ '"....､-‐,ﾞ..-‐'"、 .ヽ
゛ ／ .,i ,｀''-,, ''ｰ ｀''ｰ ｀' ｰ;;ｯ←''''" ''､ ﾞ‐
/ ′ .｀'￢‐''''￣ﾞ'―-―'''''"ﾞ￣ﾞ''―---ｰ'''"´., .､ ゝ
| ! .!丶 .| .! .'､ .ｌ, .ｌ |. ."
-‐ο ＿_._,,
_、 ,,,,"´
.. ､--.. ,,,_.__... _......,,,_ ´´´"""‘.｀｀´ ｀ ﾞ
‐.'" ο －-.‐
ο ''' -.ー- .... ． ,,
."￣ﾞ'''－'.'''''ｰ
┌───────────────────────┐
│ そこは、たった一晩で土が大きくえぐり取られ、 .│
│ すっかり地形が変わっていた │
└───────────────────────┘
756 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:40:08 ID:rmsx8K2Y0 [38/112]
┌───────────────────────────────┐
│ クレーターの底には、半身を土の中に埋めた紅蜘蛛の姿があった .│
└───────────────────────────────┘
, -_─_-_-､
/二ZL．--─==＝く|ｌ 参 l| [´| _, ｨ=_=_‐_‐--､
, -┬='彡'´￣V´ |L.＿ _ ＿ l| rイ| ｢ |｜ 参 ｀l|ァ=‐- ､r冖┐_
_r┴rイｲ |l 弐. ＿_/ﾆ７",ニ'＜く ,⊥Ll |_ ｣└‐--＝_ノ{＿ ｀￣V´ ＼ __
r‐=＝ﾆﾆ| ￣ [j| 壱 || | / / ,イ￣｀丶、l _,ﾉ｣l_刀二ﾆ ／,二Ｚ._ ＼ 弐 |! `く
|ｌ ∟．-へ.＼ ｢|l. ｌ|￣ Y /＼/ ．〉lくrｪ平'{] f｢孔/． ＼∧ |! 壱 |}
|l `'＜三＼`ｰ_‐ハ! lﾚ─{：ゝ/{ ﾚl |｣LﾍﾍLヒﾄ､_)! ∨ 》 ﾘ
|l ｀ ￣`ｰヘ、 ` ｰ--イ_／`ﾆ//`ヽ{〇}＿_, ．イrｭ r:┐ 〉 ｀7､ _ ／ /|l＿_／
ｌＬ___,. ． ‐＝Z,三￣｡￣三 ／l￣￣｢ ｛{ L.__ rL.ｨﾆX}､ ￣ ,ｨ力 /ミ=`┬Ｏ)イ-‐'´ ￣´
└--へ.＿/ /,-冖､_/￣ l l iヾく｣｣_ヽﾆﾆｴｺL>＜主＞=ィ土/イ个iｲ｀エヽ-_｣
|l ﾄ､＿ ｌ /ﾆﾆﾆヽ-‐＜从Ｖ/ /／/￣l_》､l｣_ﾉ厶〈〈 ＼l [￣＿
ヾ＝==､.二べ二二∠／ ＼- ､ ｀￣_,ｲｲ l { L｣┴ｧ'TT l_〉 〉 `ー' 〉
＞〈ﾝ＜//∧/にYニVﾍ__ | l |／lフく＞‐ ′
,,_,ヽ, ,,_,, ,,_,, ,,_,, ,,_,, ／__/ /＼// _乂〉-|/ヘ.｀l_| l ﾄ-､ ＼/＼,,_,, ,,_,,
"i´"〟ヽ｀゛゜｀'”"´"〟｀゛゜｀'”"´"〟｀／大r‐＼､.ノ/ / / ｀＾ﾄ､ 〈=`厂了´ ＼ ＼/｀゛゜｀'”"´"〟｀゛゜｀'”
'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;
'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;; '゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;;'゜゛:;゛゜:";゜;;;
┌───────────────────────────────┐
│ 今まで時間をかけてここまで掘り出したところで、 │
│ これ以上どうすれば分からなくなって指示を仰ぎに来たか ..│
│ ....│
│ とにかく、オメガだけではどうしようもなくなったということなのだろう .│
└───────────────────────────────┘
758 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:41:46 ID:rmsx8K2Y0 [39/112]
┌────────────────────────┐
│ 無論、やる夫とて、どうやってこの状態の │
│ 紅蜘蛛を掘り出すべきかはわからない ....│
└────────────────────────┘
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼ さーて
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ こいつは・・・・・・ どうすべえ
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
┌─────────────────────┐
│ それを何とか判断できそうなのは・・・・・・ ....│
└─────────────────────┘
759 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:42:41 ID:rmsx8K2Y0 [40/112]
l ヽ ＿, ｌ l /￣￣￣7｀＼ ｌ ｀￣￣￣ l|
ヽ＿＿, ---─'´ //＿, l l ￣￣´ ｀＼/ｌ l |
＿＿＿＿,-'´ヽ ｲ'´ 〉---─ 7 l _ |l l l ＿_ |
/´ ヽ l ＿ 〈 ＿＿__ / ｌ_ ヽヽ __l|l |l |l ｀ ─---─ '´￣ ｀l| |
/ 〉 l: ∧ |｀￣￣´l l l ￣ l| |l |l |l ＿＿ | |
/ ＿＿,-'´ l/ / |ｌ ｀ｌ / ／､ |ｌ -- l´l| | ＼ ||l |
/ ,-'´￣ ｌ 〈 | |/ ｲ V | l| ＿＿＿＿＿ | 、 ｀ | | |
/ / ＿_ ヽヽ ￣￣￣´ l ／ l| |/´￣￣￣￣￣ヽ| ｀‐-| | |
/ / | ／ヽ ＿＿ / 〉' /二/ /二/ ｌ| ∨ ｌ l| |_ | l| | |
/ / l'´ >/´￣￣/ / _ _ｌ| |l | | | |l | l| | |
/ / ＼ ／ 丶 / / ヽli､ _ _ ／イ | l| | | | l| | П Пl|｀‐-､l| | |
/ / 丶 丶_〈´〈 l | ｀i[､ ヽｌ ／／ l/ l| | | | l| |_￣￣￣￣￣ ｀ ‐-､l| | |
/ / ヽ ／ >､＼＼＿＿＿_／／ ／ l| | | | l| | ｌ | |l |
/ ＼ ／ ｀､────､´ ／ |、 ｌ| | | ｌ|l __________ l _____________l| l l
＼ / / ヽ＿＿＿＿ヽ／ |｀、 l/ ￣￣Ｙ､l|l｣ l | l l
＼ / /----‐─ ─‐ ∧ ヽ |l ｀､ l ＿/ ｌ| l | l l
/ / l ヽヽ ヽ |l ｀、〈￣´ｌ__ヽ､ | l |｜ |
/ / 」 ´､ヽ ＼ ヽ|ｌ ｀、 〉二_ ´､＼、 ＿＿＿＿＿＿_ｌ| l| |
/ / ／´,─､､ ｀､ ＼＿＿_ >、 ＿/l´ / |ｌ ＼l|ｌ ／ | | | |l|
/ ヽ￣￣￣￣/ ／/／// 〉 ｀/∧ |l 二､_ ｌ| / |l| l||／ | | l||l |
｀、 / / /___// / / / |l ┌ l|ｌ ￣ lL＿｣l| ／ｲl ｌ| _ _ l| | |
/｀、 _ 〈 〈 ヽ＿∨ ／／l l|､- - |＼、 ヽ--｀'／／ |ｌ ｌ| 冂 冂 _l| l| |
∧ ヽ_ヽヽヽ ＿＿_／／ l | ｌ ,-, ＼｀───´／ ｲ|ｌ| ／￣ ￣￣￣ ￣ｌ| | |
/ ｀､ / ￣ ｀───‐ < ／ >─､､ _ ＼l｢￣￣￣ | ／ l| l ／ | l| |
/ _∨ ＼＿＿＿ ／ ／| / ｌ|l､ ＼ ヽ───'l | l ｜ | |
∧ // ｀､ / 〉' | / | | l| |l l ﾚ | l| |
/ ｀、 / ｀､ |l ｌ l〉＿〈 ｌ| /| | ｌ l / | | |
/ ∨ ＿_ ｀､ヽ l ヽ二_∨ ／ｲ | l l / ＿＿ l| ｜
∧ // / ＿ヽ ｀､ヽ＼＿＿＿_／／ 〉' | ──‐ ´ ／ | ＿ | | l|
/ ｀、/ / /､ ヽ ､｀────‐< ／ ヽ l| ／ ／| | | |
━━━ 直後・ハルヒの縄張り ━━━
761 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:43:55 ID:rmsx8K2Y0 [41/112]
．-=…… ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ｉ:.:.:.＼
.//:.:.:.:ﾊ:.:.:.、:.:.:.:.:.:. ト ヽ ほうほう
l/|:.:.:.厶}:.:. i＼:.{:.:.:.:l く:!
〈|:.V ＼lー‐|:.:.:.:|／:.! 埋まってる紅蜘蛛を掘り出すにゃあ、
|:.:|,｛厂 ｛厂 |:.:.:.:|:.:.:.:| どうすればいいかを聞きたい、と？
Ⅵ" ′ ""|:.:.:.ﾊ:.Ⅳ
(⌒V二ｽ ィ|:.:/:X′
}ZZﾄ､: : |=:lｲ:/ |
∧. _{＿.{ ヽ:| /:ｲ !── 、
//∧ | r┴rf´￣ :| i ！
に二に二二二二二二二二二ｌ─‐く | l ￤
|l |┌── H ──┐|‐介ー─ﾍ __ |
||──|├──‐┬┬─:! |: : :_:_:_: ィ、 ）:┘
||──|│ :! | :|│:/ ／i:i:i:i:／
＿＿＿_
／ ＼ うん
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ ちょっと見た感じだと、
| （__人__） | 下半身が完全に土の中でさ
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼ どうすりゃいいかね？
762 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:44:37 ID:rmsx8K2Y0 [42/112]
-─‐……─‐ ミ
＿＿／:.イ 二二二 ＼:.:.:.:.:.:ヽ＿
廴＿,/:.:/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼〕:.:.:./ _＿}
／7:.:/:.:.: ｨ:.{!:.:.:.:.:.:.ｲ:.:.:.:.!:.:.:.Υ ＼
く／|:./:.:.:.:廾ハ:.:,:.:/┼:‐/|:.:.:ｲ:.:＼/ まあ、ちょっと待ちなさい
lハ:.:./＿＿V:/ ＿＿|:.:.:.|:.:.:.:.:.i
ｎ |:.:.:.}ﾘ ￣￣ ￣￣|:.:.:.l_):.:.:.:| まずは、ハーヴェストで現在の状況確認するわ
γ ヽ. |:.:.:〈 "" ､_､_, ""|:.:.:.|:l:.:.:.:.|
人 _.ﾉ }ハ:.:〕iト。 ＿＿ ≦|:.:.:从:.ﾙﾊ
| | ＿_r彳i:i: : : |==ミ: : /|:.∧ﾚ’
| ￣ {: i:i∧ Ⅵ!: : :| /: :/i/" ハ 対策はそれから考える
￣￣ ∨i:i: | Ⅵl : | ' : /i/ l ＿{ﾄ､
乂i_:ﾄ､ ヾﾄ:.:|/: :/i/ f: : : : : :i
} ヾ:l!: /i/ !:====:ﾘ 具体的にゃあ、どこ等へんまで掘り起こせば、
∧ }i:/i/ Τ Τ 紅蜘蛛の機能で自力脱出できるかまでの計算ね
}ﾄ．にふこﾌ__／:| │
/: :/: : /∧〈: : : i: :| │
＿＿＿_
／ u ＼ ・・・・・・こう言っちゃなんだけど
／ ／ ＼＼
／ し （○） （○） ＼ お前、『やることがある程度具体的』だと
| ∪ （__人__） J | すごい有能だおね
＼ u ｀⌒´ ／
764 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:46:27 ID:rmsx8K2Y0 [43/112]
＿＿＿_
r─‐ﾐ:::::::::x=＝＝≧ｭ __
l___ _/:::::::/:::::::l:::::::.､::::::ヽ」
く /:::::::/:!::_/_ヽ::::::l_:_:::::ﾄ
i::V::l:::::ｨ::::l!:/ l｀l:::/ Ｙ::l:::! ・・・・・・ひどい言われようだけど
|:::::::∨:l/:::! === |/==j从ﾘ
|::::::Y⌒ｉ::::|u }:::|
|:::::::ｌゝ..|::::| ゝ ｲ::::| 私の本職ってシステム管理、
j::::::/::::::|::::| ー‐r一'::::!::::| 要するにサポートだからね
. /ｌ:::/ｌ从∧::ﾄ. ｉ/ﾙ1ﾉ:::ﾘ
ﾚ' ／:.:＼ ヽ `ト､ У
,ｨ'⌒:.:.:.:.:.ヽー─ﾍ:.:.:.＞z、 そこで有能じゃなかったらどうすんのよ
/ ∨∧:.:.:.:.:.:.､ニニ}:.:.:.:.:llハ
. / ∨∧:.:.:.:.:∧ ｉ:.:.:.:.:ll:.l i
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ うん、まあ、ごめん
／ u. （●） （●） ＼
| （__人__） | とにかく、早いとこ頼むわ
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
765 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:46:47 ID:rmsx8K2Y0 [44/112]
┌──────┐
│ │
│ │
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┌───┐
│ │
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└───┘
┌──────┐
│ │
│ │
└──────┘
767 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:49:16 ID:rmsx8K2Y0 [45/112]
／ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、
′: : : : : : : : : : ∠二二二二二二ﾆ=､: :.＼
. / : : : : : : : : : : : /二二二二二二二二ハ: ､: :＼
. / : : : : : /: : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : :|＼!: :＼: : . 解析終了!!
〈￣￣￣/: : : : : /: : /{: : : : :,ィ: : : : : : : : !: : : : : :‘，::.
∧ ／/ : : : : :/: :＼ |: : :／/: : : : :.人: :.|: : : : : : : '. :.:.
. ′∨／|: : : : : :i: :./ ＼/ /: : : :／ /.:/!: :i : :| : : :|: : :. 土に埋まってるつっても、
i: : ／ |: : : : : :|.:/ !/＼′ ／ /: :／⌒¨ !: : : !: : ::. そんな強固な岩盤じゃなくて、
⌒〈 .ハ: : : : :.:|/ |／ /／ |: /}: :| : : : : :.:.:i 土埃が積もり積もって
. | |＼ ′|: : : : :.:| ─ 〃 !/ .!: :!: : : : : : :| 空気中の水分を吸って固まったもの、
. {⌒ ､ | |: : | .:|: : : : :.:| 三三三三 ─ !:/: : : :l: : :.:| 要は乾いた泥です!!
. . .| |: : | .:|: : : : :.:| 三三三 ｲ : : : : |: : : |
. ､ ‘， .| |: : | .:|: : : : :.:| /: : : : :.:|: / :|
. ＼ 廴} ￣ 八: : : : :.| ､＿, ′ : : : : |∧ :| よって、超音波振動で地盤を軟化させ、
(⌒＼ 〉 ‘. : : : :| ／ ｀7´ |: : : : : : / |: | 紅蜘蛛下半身の固定を解除します!!
＼ ｀¨ |_／⌒) { / ノ: : : : : :/ .!/
. ､ _ ー～ ￣ ／¨≧=- 乂＿,У＿ ＜: : : :i: : : / / それで、紅蜘蛛の重力制御機能で
‘. ／､ : :.＼ ＼ ＿{＼: : : : /} : : /|: : / 泥をブッ飛ばすことができるようになります!!
､ ∧ ＼ :_:_＞ }/⌒＼} ＼／ {
＼ _ ＿,ノ } ＼＼ ＼{⌒ﾊ ｀ー ､ そこまで行けば、
. |＼ ＿彡´// ＼＼ ､ ∨ / ∧ あとは紅蜘蛛が自力で出てくるだけです!!
＼二二ア′ ＼＼ ‘， ∨ ./ / ‘.
＼ ￣ ＼＼i .|l / / |
. ＼ ＼} |/ / [￣￣|
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ えーと、すぐできる？
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
769 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:50:06 ID:rmsx8K2Y0 [46/112]
_,. 一…ｰ- ._
,.r ´ ＿＿ ＼
／ / '´＿＿＿｀丶､. ヽ
. / ,. / '´ ｀丶ﾍ ﾍ いやあ、超音波振動の強さを
/ ,./ f / ,ｨ' | ！ | | どれくらいにするかを実地確認しながらだからねえ
. ' <,/| | l| / | l| | | | N
| /7 | ∧ ｣ / | l|＼ |、 |_ | |'|
| | | l|（__;）ﾊト､_ヽ! ＼l. ｘ１| | / | 地盤にハーヴェストを複数配置して
| L|（| | 三三三 三三三 ﾙ | | 軟化状態確認しながらだから・・・・・・
| l.| Ll| Ｎ |'｜1 !
| l.l ヽ !＼ .ｲ / ｲ/
ヽﾊ、| ＼ゝ|丶───イ´/ へ'._′ 時間は・・・・・・
/{ | N､ ! l|＞──＜l ﾚ′|.|.ﾄ､
|.| | ヽ| |.|.|｜三 それなりにかかるわよ？
＿＿＿_
／ u ＼
／ ／ ＼＼ じ、時間かかるってどのくらい？
／ し （○） （○） ＼
| ∪ （__人__） J |
＼ u ｀⌒´ ／
770 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:51:10 ID:rmsx8K2Y0 [47/112]
＿＿＿ ＿
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〕iト ．
ｨ:.:.:.:.:. ィ 二二二二 ＼:.:.:.:.:.:＼
/￣/:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼j:.:.:.:.:.、￣￣〉
廴 /:.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.: |:.:.:.:.:.i ___/ ・・・・・・多分、一時間くらい
／_ノ ):.:.:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:. ｌ:.:.:.:.:.| ､:.:l
∨i:i:イ:.:.:. | ＼:.:.: !:.:.:.:.:. |:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.| ＼
. /￣ヾl:.:.:.:.:l_＿ノ ､:l＼:.: `ト---- :.:.:.:lヽ イ プロトタイプの全力だと、
/ :!:.:.:.:.:| ｀ ＼:| lハ|:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:| 紅蜘蛛ごと地盤粉砕しちゃうから、
|:. :.:Ｎ |:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:| これ以上短くはできない・・・・・・
′ {:.:!:.:.㌧=== 、 ====彳:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.|
{ ヽ|:.:.l/i/i/ /i/i/|:.:.:./ノ:.:.:.:.|
ヽ |:.込、 __ U |:.:ｲ:.:.:./ル'
、 V:.ﾄ:.:≧ー─ ｀ ─=≦ｌ':/ﾉﾚ′ もしかして、これでも遅い？
＼ `トi:i: : : |===v': : : : :＼
. ＼ ！i:i: : : | /: : : x: : :ハ
` ｰi V∧: : | ./ : ／: ／ ￤
│ Ｖ∧: | /: ィ 才´ |
＿＿＿＿
／ ⌒ ＾＼
／ （ ●） （●） いやいや、大したもんだお!!
／ ::::::⌒（＿人__）⌒ヽ
| |r┬-| | 十分十分
＼ `ー'´ ／
772 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:53:14 ID:rmsx8K2Y0 [48/112]
＿＿＿ _
.／:.:.: ──==ミ
/:.:.:.:k／:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ＿
':.:.ｉ:.:.:ｌ:l、＼:.:.:.／:.:.:.V }
i:.く,|:.:.:N ＼ l×:ハ:.:ｌ:.|/ そっか、安心した!!
|:.く.!:.:.:! ◯ ◯ V:.:|_ __ﾊ
|:.:.(|:.:.:| :::: t‐ｩ ::: ﾉ:.:.| }i:i}ﾉ
}ﾍ:.ﾊ:父ト -‐=≦ﾚ'V／ じゃ、これからハーヴェストつけてあげるから、
ヽ／ヽ: : |=| :/ ｌ／ あんたはメモ取る用意しなさい
イ ィ ＼ ,ｌ/ /
∠}i:i}／/---芥-ｲ
./: : : 〈j_! : {
/: : : : : : : : :i
／￣￣￣＼
／ ＿, 、＿ ＼ ちょい待ち
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | ハーヴェストつけるってなんじゃい
＼ ｀ ⌒´ ／
773 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:53:48 ID:rmsx8K2Y0 [49/112]
─……==ミ
／.ィ 二二二 `ｌ:.:.:`:..､
ｨ:.:/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ|:.:.:.:､:.:.ヽ
／':.:.:.:.:.:.:.∧:.:､:.:.:.l:.:.:. |:.:.:.:.:｢＼:. こっちの指示をタイムラグ無しで伝えるためよ!!
∨:.:.:.:.:.:.X ､:ﾊ:.:.:.／:.|:.:.:.:.:| ハ
／ｉ:.:l:.:､:.:.| ＼}l Χ:ｌ＼|:.:.:.:.:| く:.:. !
＼|:个:.:.V ┃ ┃ |:.:.:.:.:l／:.:.:| あんたの右腕と左腕に一個ずつハーヴェストつけて、
_人_ |:.:l:.:.: ! ┃ ┃ |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.| それがあんたの腕を指す回数によって
｀Ｙ´ |:.:|:.:.:.|xx xx|:.:.:.:.:|＾Ｙ:.:.| 私の指示をあんたに伝える
|:.ﾊ:.:.( ｰ'ー‐ |:.:.:.:厶ｲ:. ﾘ
V }:.:.:≧==--- ==≦:.:.:/}／レ’
∨/ 才: |==/: : /:.:イ あんたはそれに従って、
ﾊi: : l .: : :/i/ハ オメガに指示を出して紅蜘蛛を掘り起こす
, V: | /: :/i/ {
/ i Ⅵ': :ｲメ ､
/ :| V:／ } ∧ 実に簡単でしょ？
/ l-ィ芥ト-- ﾍ ∧
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_ ＼ 待てや!!
／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼
| （__人__） | またやる夫の腕血まみれにする気かお!?
＼ ｀ ⌒´ ／
774 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:54:22 ID:rmsx8K2Y0 [50/112]
． ────
イ:.:.:.／ ─…… ─ミ:.:.､
. ／:.:./:.:./.ィ:.:.￣:.￣:.￣:.ヽ!:.:.:＼
. /:.:.:.:/:.:./:.:.:}:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.ヽ
〃7:l/:.:.:. :.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.〈 ﾟ， しゃーないじゃない
. / /:i:|:.:.:.:.|:./ ! ､:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|、:.:.:ｉ:.:.| i
ト./ ｌ:!:.:.:._l_!＿_|!ノヽ:.:.:.､|:.:.:.| Ｖ:.ｌ|:.:.| ∧
ｉ:.:》vZ{:.:.:.:.|:|x==ミ ＼:(｀≧ｰト:ﾘ:.:.|イ.:.:. 他に、リアルタイムで
|:.:|│ |:.:.::.:| 伐刈` ｲk刈Ｖ:.:.:.| | i:.:| 通信できる手段がないんだもん
|:.:|￤ |:.:.:.:.Ｎ辿リ 辿リ丨:.: | |_l:.:|
|:∧| |:.:.:.:.| ` 从/:ﾚ:.:.:.:|
l:l l:ヽ|:.:.:.人 .ｲ:.:/:.:.:.:.:/l:| そんな心配しなくても、
l:| ):从:.:.:.:.|:〕ト. ￣￣ イ:.:l:.':.:.:.:.:./ :l:| 今度はもうちょっと上手くやるわよ
)| ﾟ，:∧:.:.:!:.:.:.:l ≧ー‐ 「:.:.|:.:.|:.:.:,:.:./ l;
ヽ:.:.＼》:.ィ} 厶:.:ｌ:./:.:/}:/ ′
＼ノ:＼:f ∨:〕ト。〃
，─＜: : : : : |´￣￣￣`∨: : :〕ト。
ハ: i:i:i : : : : : : 「 ￣￣￣｀ }: : : : : :i:i:iト．
＿＿＿_
／_ノ ヽ､_ ＼
oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo 頼むお!!
／::::::⌒（__人__）⌒::::::＼
| |r┬-| | まーた腕が血まみれとか、
＼ ｀ー'´ ／ 冗談ごっちゃねえからな!!
776 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:54:55 ID:rmsx8K2Y0 [51/112]
, -_─_-_-､
/二ZL．--─==＝く|ｌ 参 l| [´| _, ｨ=_=_‐_‐--､
, -┬='彡'´￣V´ |L.＿ _ ＿ l| rイ| ｢ |｜ 参 ｀l|ァ=‐- ､r冖┐_
_r┴rイｲ |l 弐. ＿_/ﾆ７",ニ'＜く ,⊥Ll |_ ｣└‐--＝_ノ{＿ ｀￣V´ ＼ __
r‐=＝ﾆﾆ| ￣ [j| 壱 || | / / ,イ￣｀丶、l _,ﾉ｣l_刀二ﾆ ／,二Ｚ._ ＼ 弐 |! `く
|ｌ ∟．-へ.＼ ｢|l. ｌ|￣ Y /＼/ ．〉lくrｪ平'{] f｢孔/． ＼∧ |! 壱 |}
|l `'＜三＼`ｰ_‐ハ! lﾚ─{：ゝ/{ ﾚl |｣LﾍﾍLヒﾄ､_)! ∨ 》 ﾘ
|l ｀ ￣`ｰヘ、 ` ｰ--イ_／`ﾆ//`ヽ{〇}＿_, ．イrｭ r:┐ 〉 ｀7､ _ ／ /|l＿_／
ｌＬ___,. ． ‐＝Z,三￣｡￣三 ／l￣￣｢ ｛{ L.__ rL.ｨﾆX}､ ￣ ,ｨ力 /ミ=`┬Ｏ)イ-‐'´ ￣´
└--へ.＿/ /,-冖､_/￣ l l iヾく｣｣_ヽﾆﾆｴｺL>＜主＞=ィ土/イ个iｲ｀エヽ-_｣
|l ﾄ､＿ ｌ /ﾆﾆﾆヽ-‐＜从Ｖ/ /／/￣l_》､l｣_ﾉ厶〈〈 ＼l [￣＿
ヾ＝==､.二べ二二∠／ ＼- ､ ｀￣_,ｲｲ l { L｣┴ｧ'TT l_〉 〉 `ー' 〉
＞〈ﾝ＜//∧/にYニVﾍ__ | l |／lフく＞‐ ′
／__/ /＼// _乂〉-|/ヘ.｀l_| l ﾄ-､ ＼/＼
／大r‐＼､.ノ/ / / ｀＾ﾄ､ 〈=`厂了´ ＼ ＼/
/'´＿ﾉ// ,ｲ／｀丶､∠⊥_ |/` ｧく＿∧ >､∠ l__
/ / ＼/ l/ ￣〉 ＿ ｀ ┤ （__〈 ﾍ.〉 〉‐ '´ / ∨ノﾍ.
/ ７ヽ-､ V /､／〈/ | | / / / / 斤ヽ｣ | _, イ===============ｧ
└-へ-ｲ l＞l_／,ｲ | l､＿_/ / /∨＼l_ノ | ﾄiLノ｢下ｲ /
ﾉ-V ｜ // ﾄ､_／ｌ＿ｿ ／／| ﾄ ､| ヽL人 〉､iミ入ﾄ､＿_r‐┐_,_,_,_,_, /
／ ,ｲ | , / / ./ / l | l| ｌ | }￣￣乂厂爻｀二ﾝ'￣／ ／｀､
く__／ l l // ./ / / r┼ｲ l| i l |ノ`ｰ─＝ソﾉﾉﾉﾉｿｿプ´ ￣／ l
/ ﾄ /ｲl_/ / / / / / / ｌ| l l |ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＝＝r──┬／ ｀､ /
/ /l刈､｢ / / / / / /| l| l レｲ＿ ｀￣￣ ﾍ ヽ／
/ /_｣ﾒﾄ 〉 / 〈_/7_/ _/ / /. l | L. ｣ﾚ ￣￣ ¨¨ ' ' ￢ ─--`ｰ‐ ' ´
l /.〉 ,| ,ﾆ､/ / /r′ / / / | l ┌ﾘ
＼/V / Y l｜ ＼__/〈 | / / ヽ-宀=‐┴′
￣ |-l｜ | / / /
|-l｜ ＼ / /／
|-l | ￣´
┌─────────────────────────┐
│ そして、三十分ほど後に紅蜘蛛はその全身を・・・・・・ ..│
│ .....│
│ 実に二千年ぶりに陽の下にさらけだす .│
└─────────────────────────┘
777 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:55:36 ID:rmsx8K2Y0 [52/112]
／､〉
/ーく,. ┬‐､
ヾ， ﾞ)::|／
.. !:..,⊥-､
:;_人{_メ‐′ n n
′ /＾!__ !ﾆ;っ n _ n n fi_ﾉ〉 fi_fi
ノ¨ﾞyくn ノ={ jﾞﾚ〉 ,ノ┴'/ n n n n Yﾆ}っ├;ゝ= ∠=;〉
/-=､） ﾒ､)={-=､}./=c'ﾞ ´〉⌒{ ヾ'ﾆ'ゃﾆゃfiv〉=fy〉Y }={ ﾉ=｝ =fut ﾉ,=}
ｲヽ=-iィ二三ﾆヽ'.〈､=〉 /ﾆ三i! n /´〉/=! ./_Y" /=! ||〈＝〉O-{_,､ 〔=∨､'´ヽ
〉､∪ィ'´_,,,,,,,,,､ ｀ヾ;;ｰ､') ｲ､_（¨)介}っ､!{=}_,j==}ィ¨}'ィ)jｨﾚﾆ}/=､/ィﾆ⌒｀ヽ〈
/ヾ'//;;ィ＝＝ミ､ `:} i;ゝｲ==ィ'（ﾆ:.}=＝=､=Yﾆ〉ｨ三ﾆヾ,ﾉﾆ{==ィ､!' ,,ィ三三ヾ
;;;;｝: l!,,,ィﾆ=､ ヾ:､,!.'|.. {ヾフ_,./()､〉=＝､ヾ,`ｲ:!,,ィ=＝=}､_{`¨´ノl!''´ ,,ィ＝=､ヽ
;;/| :l!''´￣｀ヾ:;;､ 〉'.::乂＿ﾁｷ} l!/_,,,,,,,_`ヾﾉ!lﾄ,､ヾ=＝＝}i!::〉-'l!::.ヾ:;;'' _,,;;;;,,,_ヾ}
┌───────────────────────┐
│ そして、さっそくハルヒがハーヴェストを使って、 .│
│ 紅蜘蛛の状態を改めてチェックする │
└───────────────────────┘
778 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:56:12 ID:rmsx8K2Y0 [53/112]
┌────────────────────┐
│ それには飛行中の状態チェックも入る ....│
└────────────────────┘
/ / /.:.:.:.:.:/.:.:}::.:.､::.:.＼::.:.ヽ::.:.＼
| | i|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.|:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
| | i|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|:.:.:.}:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:.:.:.|
| | ﾄ､ ∧:.:.:.:.:|:.:.:从/|:.:.;ｲ:ｉ|:.:.:.:|:.:.:.:.:.| ホントに・・・・・・
| |十ﾍニヽﾄ､ｌ: .:ｌ/::「/::ｌ7Tﾆ/|:.:.:.:.:.|
| ﾄｨ斧＝ミ ｨ斧 ＝ﾐ:.:.|:.:.:.:.:.|
| 弋r:::ﾘ ｌ. ヒrﾘノ .:.:.:.:.:.:.| あんな大きいものが、
| l |: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:| 空飛ぶんですねえ・・・・・・
| ﾄ､ u ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'}:.:.:.:.:.:|
|ｌ ∠二ヽ.:.:.:.:.:.:.:./Y .:.:.:.:.:|
|ｌ l /＼ .:.:.:.:.:.:.:.:.／∨.:.:.:.:.:.:|
ｌﾍ ｉ|,/.:.:.:.}＼ .:.:.:.:.:.:.:イ::::::::.V.:/.:.:.:.|
从 i|.:.:.:.:/| ≧ =升:.:|:::::::::::.ﾏ.:.:;ｲ |
ヽｌ:.:.:/ {ニニニニニニﾆ}::::::::::.}ノ ｉリ
厂￣￣￣￣￣￣￣￣ 〉￣￣ヽ
′ /.:::::::::::::::|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ／| /.::::::::::::::::::ﾄ､ ＿＿＿＿＿＿＿＿
／.:.:.:.:.:.:. 二二二二二二 ﾉ /.:::::::::::::::::::::|二二二二二二 ::::::::.ヽ
/.:.:.:.:.:.:.:／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〈）━━━━━━┳━━━━━━（〉:::::::::::::::::::::::::::::::.＼＼::::::::.＼
,.:.:.:.:.:.:／／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ ┃ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::.＼＼::::::::.＼
,. -‐- ､
,. -‐-, -‐─‐-.i´ ヽ
i ,.r'´:::::::::::::::::::::::､ i
＜::::::::/i:::;.ﾍ ﾄ､ V::ヽ ノ
/:::ｲ⌒ ⌒`v::::::｀::: ´ いつか、あれに乗って空飛んでみたいもんあるな
ﾚﾍ::i＝ ＝ }::r‐､:::!
|:rｭ ､_,､_, rｭ::i ｡ﾉ/_ きっと、えらい爽快あるよ
l:::＼ , ´..‐'::::::::＼
ﾚ´ ￣￣i:::::::::::::::::/￣ヽ-､
┌───────────────────────────┐
│ 当然、やる夫をぶら下げてというか、 .│
│ やる夫をくっつけて、の状態だ ....│
│ .│
│ これは、紅蜘蛛が .....│
│ 『高速でやる夫を運搬する乗り物扱い』なので外せない .│
└───────────────────────────┘
779 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 20:56:40 ID:rmsx8K2Y0 [54/112]
┌────────┐
│ その結果 │
└────────┘
○
＿＿＿ .//
／ノ|||| ヽ＼ //
／（ ○） （○）//
：.／:::::＼（__人__）i⌒)､ ：
.| | |r┬-|./ﾌヽ.｀i
＼ `ー"// .ﾉﾉ ・・・・・気持ちわりい
（ i .// イ：
.＼ .＼,. // ／
| ｀ヽ、 ⌒) | 視界が歪む
; :| //''" /;
' ＼ // / : 吐き気が収まらねー
, :／,.//＼ ＼ .
; し'// ' :| | ;
// ⌒
~
┌────────────────┐
│ やる夫、激しく乗り物酔いする .│
└────────────────┘
780 名前：安価スレッドはＥＸへ！纏めて落とします[sage] 投稿日：2013/05/26(日) 20:57:55 ID:mjrsHmNs0 [1/11]
ですよねーｗｗｗｗ
人が快適に乗る機構なんてなさそうだものｗｗｗ
781 名前：安価スレッドはＥＸへ！纏めて落とします[sage] 投稿日：2013/05/26(日) 20:58:04 ID:xPXtd1sU0 [29/67]
お約束ｗ
まあ実験機だからなあ
782 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:00:23 ID:rmsx8K2Y0 [55/112]
＿＿ __
.ィi〔:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
__ ｨ:.:.:∠二二二 ス:.:.:.:.:＼
} /:.:/ハ:.l:.:.:.:.:|:.:.:. l:.:.:.:|＼i あ、酔っちゃった？
.ハｲ:.:.|_ノ }ﾊ:.:.:.:.!`ト:-:.:.:.| ﾊ
ｉ:.:.:.ﾄ:.:.! ＼:l 从:l:.:.:.:l /:.| ごめんねー、まー、
|:l:.:.|:.Nｚ==ﾐ , ｚ==ミ:.:.:.;.:.:.:.| 本番じゃあそんな
lﾊ:.:|:.:.|"" ＿_ ""|:.:.:ﾑ:.:. | めちゃくちゃもやらないからねー
|:ﾊ:込、 （ ﾉ /:.:/ノ:.:.:′
l V才≧=--=≦{:.:ｲ:／ﾚ
／|i:i : /==/: /i/ ヽ
.／ Vﾑｉ ./: /:ｲ 、
{ イヽ:.! /:才 }＼ }
､ V Ｖ/ :ｌ／ /
マi:}‐ィ芥ト -- /i:i:iヽ.ｲ
∨: /:/|::|: : : :乂_广
┌──────────────────────────┐
│乗り物酔いの原因は、 .│
│紅蜘蛛の飛行機能性能トとやる夫の限界を見るために、 ..│
│ハルヒが曲芸飛行に近い飛び方をさせたためである .│
└──────────────────────────┘
※試験の前に紅蜘蛛の中枢、通信関連のボックスを開封し、
ハーヴェストを潜り込ませて、紅蜘蛛とハルヒをリンクさせた
784 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:02:13 ID:rmsx8K2Y0 [56/112]
┌─────────────────────┐
│ その甲斐あって、現状の紅蜘蛛の状態は │
│ ほぼ完全に把握できた ..│
└─────────────────────┘
}´￣｀ｰ--/｀＼_＿＿__
ﾉ; / ￣｀ヽ、
／´ { ;:: ノｉ. ＼
／ / /| ,':: （_,ﾉヽ.. ﾊ
／ ,' / /| | /'| ｉ ∧. }
/ ;/ u ｊ __ノ|' | :| |ヽｉ.＿ ∧ | えーと、そろそろお昼ですが
/ ,ｲ | | | | ::| | :|ヽ ﾊ. |
| :/ | .| | | ! ∨ ::| uヽ:| ∨ :: ｉ ∧|
|/ | :| /ヽ| `ｒｭ ∨ ::| `ｒｭ ∨ :: ﾄ､ 〉 食欲、あります？
∨ :| |∧ |::| }ヽ:| |::| ﾊ :::/::::∨|
｀ヽﾄ､|::::ｊ ~ ノ ヽ. ~ ,,{:::|:/:::::: |
|:::::|::ヽ､-‐" ｒ:っ ゛‐-‐";;:::::ｉ_::::::: |
|:::λ::::{::;＞‐ｒ-";r‐‐＜:;:|:: :;//__:::::ｉ {
ｊ/::::ヽ､｀ヽ、 |_＿| {｀Ｙ /ﾉﾉｭ::| ﾊ
/:::::::.{´ ＼ ＼ | /ゝ´ ￣ ,ｲ:::ｉ ∧
/::::::::::| 〉 〉 ,| ./ /`ｰ-‐゛ 〉:| ∧
／￣￣￣＼
／ ─ ─ ＼ 今は水だけでいいですお
／ （○） （○） ＼
| ＼ （__人__） ／ | 腹は減ってるけど、
＼ | ｀⌒J´ | ／ 今は無理ですお
／ ＼
┌──────────────────────┐
│ ここまでで、この日の午前中が終了している ..│
└──────────────────────┘
786 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:03:04 ID:rmsx8K2Y0 [57/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ｀⌒´ ,／
／ ー‐ ＼
,r:::::::ｧ::::::ｰ､
く:::::::::::::::::::::/
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ／￣￣＼
_ ,,..〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-::::`:ｰ:-:､_ ／ _ノ ヽ､_ ＼
＜_:::::::::::::::::::::::::;, -::::':::"::_:フ | （ ●）（● ） |
冫ｰ ‐７´￣ i::::ﾍ::::::`、 | （__人__） │
ｲ:::::::i ｰ |:::ノ:::::::::', | ｀⌒ ´ |
|::::::::| ＿_ j::::::::::::::::i . | |
ヾ::::j ´,,､_ ｀ /:::::::::::::::/ . ヽ /
ゝ::::::':::::::::｀:´::;:::::::::;シ ヽ /
_,ゝ-::､::_::::::ノ´ Ｋ"´ > <
-..─..''::"::￣:::/:::::ﾄ､ r:::┐/::ｰ､_ | |
:::｀ヽ:::::::::::::::::/:::::::::i ヽ／ヽ:::ﾄ､ ::::::::､ｰ､_ | |
:::::::::::';:::::::::::::::＞::::::l i::::i ヽ::::::::ヽ:::＼
┌──────────────────┐
│で、軽い昼食の後に │
│ .│
│男ども三人はハルヒの前に集まって、 │
│作戦会議を開始 ..│
└──────────────────┘
789 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:03:47 ID:rmsx8K2Y0 [58/112]
,, -─ - ､_
／ ,.- '' ﾆ二ﾆ ｀丶
,' ､<,r' ´ ｀'く.ﾞｉ
,' ゝ >´ 人 ./从｀i.ﾊ i}ハ
∠_ ﾍﾞｉﾞｌ |ﾘ ―Ｖ 从 ―}_}!从
. 7 !i目| i ＞ ＜ ｌ小N きょうは、あほげさんがままであります!!
!へ,ゝｲ⊂⊃ ､_,､_, ⊂lｉ|.ノ
i⌒ヽ j （_.ノ ﾉﾚ__／⌒)
ヽ ヽ：x＞､ __, イ ',::::ヽ／.
. ∧__,ﾍ く￣ﾝ大ﾋ￣ﾌ ',:::::ﾊ
ヾ_:::ッﾘ .<／三.＼_/ >'''´
_, -─ - 、 っ っ
, '´ ｀ヽ っ っ
/ ', っ っ
i .人 ｀、 i
{ｲ＼＼r. _ i 、 ﾉ じゃあ、私がお父さん!!
从● ｀ヽ｀ヽ ﾉ ﾊ'
ﾚ⊃､_,､_, ⊂| /`' 人 いいよね!? いいよね!?
＞ゝ._） イﾚ. ／ﾉ ）
く ﾝ大ﾋ￣ﾌ／／／ヽ
. <／三.＼/（ く ミ ゝ
┌──────────────────────┐
│ 女性陣は、 ..│
│ ちびどものおままごとと本読みの相手である │
└──────────────────────┘
792 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:05:25 ID:rmsx8K2Y0 [59/112]
＿ ---===ミ
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
,:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:､＼
/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.|/ ニニニﾆ ヽ:V⌒i
':.:.:._:_,rr:‐ﾍ:.:.:.:.|／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼ﾊ／ヽ
ｉ:.:.:{ /〕ト-ｲ:.:.:./:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{:.:〕iト }==ミ
|:.:.:.Ⅵ:.:..:.:.〕iト．ヽ:.:.:.:|＼:.:.l:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヽ--､/ さーて
.ｲ:.:.:.:.:||:.:.:|:.:.:.:.:.:.:∨:､l:ﾉ ヾl＼:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:＼
. ／:/:.:.:.:.: {{:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:l:.:/＼__, _Χ /:.:..}:.:.:.:.:.:.ヽ
. /:.:.ｲ:.:.:.: !:.:.Ⅵ ヽ:.:.:.:.:.:.|/ /:.:.:.从:.:.: ﾄ､:.) まずは・・・・・・
. {:.:./{:.:.:.:. !:.:.:.:.:ヽ..}:.:.:.:.:∧=== =彳:.:.:/:.:.:.:.:.:.| ′
V 乂:.:.:ﾄ:.:.:.:.:.:.人:.:.:.:.:.∧ ′ 从:.:|ヽ:.:.:.:.:′
＞‐≧ヘ:.:}＼:.:.:.:∧ __ イ:.:.:.:ﾉ )/:./ あまりよろしくない報告があります
//⌒ヽ: :ヾ:ｿ: : 〕iト､:.}ー＜: : :〕iド． }:/
.′ ＼ヾﾄ: : ∧- --|: : : :i:i: |ﾊ "
{ ＼ヾﾄ: :Ｖ二二ヽ: : :i:i: l i
∧ V:i:i: :ヽ. /: : :i:i/ :|
./: ∧ ＼ﾊ:i: : : | |: : /i/ ∧
/: : : ∧〉 | Vﾊ: :l m |: /i/──ヘ、
{:_:_: : : :| | _l ィヽ |/i/| 団 長 |
＼:l /{_l:i:| __.＞──ミﾄ､⌒V
| /／￣ V {
.∧ /ヽ ﾟ，
/ .∧ ＿ノ ′
ヽ ∧ .イ二_ /
ﾉー ≧=======彳: :l:::|: :|＼ /
┌──────────────────────────────┐
│ で、作戦会議の方であるが .│
│ ......│
│ そこで提起された問題が、『紅蜘蛛の機体の劣化箇所』であった │
└──────────────────────────────┘
794 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:06:32 ID:rmsx8K2Y0 [60/112]
,--ｰ''`´￣ﾍﾍ /l7￣｀`''ｰ--､
.{ l lﾍ /l l }
＼,_ _._/／ lﾞｉ‐―- .,, ,,. -―‐/l ＼ヽ､._ _,／
￣ﾍ‐ｰ` ∧二＼ ＼ ／ ／二∧ `ｰ‐7￣
___, -ｰ!､,＿__/／ ＼＼ ﾍ / ／／ ＼ヽ､＿,ノｰ-､_
., ＜￣￣.ﾍ.ﾍ ﾍﾍﾍ .ﾍ / /// /´/￣￣＞､
,-┴.､ ヽ l l ＿､,r'`￣ .|.| | | | | |.| ￣`ヽ､＿ l l. / ,.┴-､
／ ﾍ _l＿,/／ .,r'´ ／ ___＿j| | l l | |j＿___ ＼｀ヽ、 ＼ヽ＿l_ / ＼
{ ／ ├ｭ､ / / ／, -‐‐-＼ノ '､／-‐‐-､＼ ', ', ,r┤ ＼ }
｀''‐ｰ"´／´￣ﾍ ﾍ ./ l l / ＼ ／ ', l l. ', / /￣｀＼｀`ｰ‐''´
, ┴､ _L/ ヽ ﾍ,( ＼ ／ ﾉ/ , ' '､」_ ,.┴､
├‐-､＼∧､＝ｭ, ,.,r''一ｰ'＼ } l ／'ｰ一'ヽ、 ,r＝､∧／,.-‐┤
,r' .∨ / ｀{,〉ｰ" ｀'‐.,,__ .ノ ヽ､ __,,.‐'´ `ｰ〈」´ '､ﾞ､/ ヽ、
.{ ／ /=ニｭ/ ￣´ ￣ 〉rニ弌 ＼ }
.｀'‐ｰ''´ l´￣｀Y Y´￣｀l `''ｰ‐'´
! .ﾉ ', !
`‐ｰ" `ｰ‐'
┌──────────────────────────────────┐
│ 問題とされたのは、関節部分の劣化 ...│
│ ...│
│ 特に、指部分の関節の細かい制御が不可能になっているということである ....│
└──────────────────────────────────┘
795 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:07:39 ID:rmsx8K2Y0 [61/112]
┌──────────────────────┐
│ まあ、細かい動きができないというだけで、 .│
│ 大まかな動きをする分には問題ないし │
└──────────────────────┘
┌────────────────────────────────┐
│ その他に目立った劣化もないのだから、 .│
│ これを制作したエドにはいくら感謝してもし過ぎということはないだろう ....│
└────────────────────────────────┘
.
798 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:08:03 ID:rmsx8K2Y0 [62/112]
{.: : : ::::.＼________
.∧.: : : : : : ::::::::::..｀ヽ,___
ィ二ムｲ´￣ゝ,.: : : : : ::::::i: : : ::::..｀＞-､
.__,ム-‐￢¨´.::: : ｀ヽ ,r'ィﾍ、_ : : : : ／: : : : : : : :::::::::;:ヽ
／ : : : : : : : : : : : : : : : : ｲﾉ灯｀ :｀'寸____, ; : : ´: : ヽ: : : ; : :'.,
. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,ｨ={ ,'｀ヽ.: : : : : : : : : :ヾ: ; : : :.':,
: : : : :.,ゝ----‐―┬ﾁ.: : . i ハ .' ゝ,.: : : : : : : : : ﾍ; : : ; :,ﾍ
: : .／ _,ォ'; :_ : 九==! .' ｀ｰ-=ﾆﾆニ二ムイ.: ::i
,ｬ′ _,才'´ : : : ｀ヽ ゝ≧:| ,ﾍ, .: : : : : : :|､______,
' _,ｨヤ´.: : : : : : : : : : i |::::::|. ; ':, .: : : : : : : ::|:i:i:ilililil
／／..::;::: : : : : ; : : : : :ﾉ |:::::| ; ' , .: : : : : : : : : ,ｲ:i:l:lililil
// ,' ,'::::::::::: : : : :_,＞イ::::: i::::j ; ＼ .: : : : : : : : :／:i:l:lililililil
i!l i ; ; _＞='チ／.:´::: ｀ |::::| ｀ . ..;':..,_＿___ ____,／:i:l:i:lililililili
l l i ; ; /. ／,ｲ.: : : : : : : |::::! '. , ' : : : : : : : : : :::::i:l:i:ililililili
＞ーｲ .／／.: : : : : : : : : |:::| , Y : : : : : : : : : :::::i:l:i:l:ilililili
/,ｲ.: : : : : :;＞イ f^:. くヾ{ ., ', : : : : : : : : : ::::::i:l:i:l:ilililiil
//.: : : : ::f´ //.: : :ゝｿ、:! ! : : : : : : : : : ::::::i:i:l:i:liliili
.i i.: : : : : / //.: : : : : : .::::} i . : : : : : : : : : :::::::i:i:i:l:ilililili
.| i.: : : : :.| {.: : : : : : : : /:/ _人 .:: : : : : : : : : ::::::ﾊi:i:i:ililiilili
┌──────────────────────────────┐
│ だが、これが地味に頭の痛い問題である │
│ ......│
│ 指の力の制御が利かないということは、 .│
│ 紅蜘蛛の方でやる夫を保持固定することができないという訳で ....│
└──────────────────────────────┘
799 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:08:35 ID:rmsx8K2Y0 [63/112]
__,v＝fヘ､___
.イ¨¨¨弐才´￣j,ｨ‐'¨´.: : ; ィ^｀ヽ,___
/ ,r'''ﾍ, ,ィ'´.: : : : ;'¨¨´. : : : :::::::::｀ヽ.
Fｲ ｲ 灯_,r匕.: : : : : ,' ｀ : : ;::::::::::::yﾍ.
／¨｀ー亠'´.: : : : : : f ｀ .、 ｀ : ::/.::::::＼
ｆ´ .:::| ＼ i ヽ , イ ` ::::::..ヽ
| .:::l :《 i,斗ヘ::::::.. _, 〉 ' ´ ｀ :::::L_..........:::::::,、
| .:::::V ||:|::::／_ゝ.:::.' ´ i.::::::::::::::::,r' :i:ili
＼_＿＿＿/ :||j/: : : : }!; : : . . . . .:::::::::::::::::,' :l:ilili
｢ ￣￣￣| ノ/: : : : :.ﾉ::.＼: : : . . . ..:::::::::::::::::,' :l:i:lili
| .:::{ //: : : :.／ヽ::::::.〉､.: : : : . . . ..:::::::::::::::::::,' :l:i:lilili
. | .:::ヽ===ｲ ,ムｲ::::::/::::.,': : :ヽ: : : : : . .::::::::::::::::::::::,' i:l:i:lilili
ゝ--‐====ﾆﾆﾆチ-‐.::::::/ヽ.,': : : :' ｀≧＝壬..:::::::::::::::::::::::::', i:i:i:ililil
｀.r--‐‐‐－'¨´.: : :::::::./.:::::/:::::: : : ｀ヽ:::::::::::::::::::', i:i:i:ilili
. '. ,斗≧′ .,′: : : : i.::::::::::::::::::::', :i:i:ililil
.ゝ. ___,斗 '´ .::::::/ : : : : : . 入_:::::::::::::::::::', i:i:ililil
｢ヽ ..:::::::／ .: : : : : : : : . ／ ｀ヽ:::::::::::::', i:i:ililili
┌─────────────┐
│ 下手に力を入れれば ....│
└─────────────┘
801 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:08:49 ID:rmsx8K2Y0 [64/112]
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圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭_.-‐'' 二ﾆ ―ﾆﾆ｀-'”'"゛ .,_iiir=｀-''''"´
┌────────────────┐
│ やる夫が握りつぶされてしまう ....│
└────────────────┘
805 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:13:56 ID:rmsx8K2Y0 [65/112]
┌───────────────┐
│ つまり、やる夫を運ぶには │
└───────────────┘
イ///////////
ζ≧o｡///////////
イ/////////｀ヾ//////
_...._ f///////////////∧////
_.｡o≦ ｀ヾ≧o｡.//////////∧///
.｡イ ゞ:::::::::｀ﾏ/////////ｉ//
γ´ }≧彡ｲ .::::::::γ⌒ヾﾒ/////////ｉ//
ゝ ｲ γ ヾ::::: ﾏﾑ///////|//
￣ ／ ﾏﾑ//////|/／
ζ 刈//////|´
ｲ⌒ヽ ..:::::/刈/////ﾉ
......__ ..｡イ;､ 从 ｀寸::... .::::::ｲi!i!////／
f´ ｀ヾ; 辷彡ｲ ヽ__ ヾ:::::／i!i!i!/＞
ゞﾆﾆﾆ≦辷≦彡 ⌒ヽ ／ ヾ≧ ..::::: ヽー
γ´ ヾ､ }彡' ／ ..::::／
{ _.. ＞＜ イ ｀ヽγ
ゞｰ匕 f´ 刈´ ＞ ´
ゞ ＞ ¨´弋彡 ¨´
┌──────────────────────────────┐
│ やる夫が自分の力で紅蜘蛛につかまるか、 .....│
│ ......│
│ やる夫を紅蜘蛛に縛り付けるか │
│ ......│
│ 紅蜘蛛の掌にやる夫を乗せるかくらいしかないということである .│
└──────────────────────────────┘
806 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:14:23 ID:rmsx8K2Y0 [66/112]
┌─────────────────────┐
│ で、この方法論にかんしては・・・・・ ......│
│ ..│
│ これからやろうとしていることを考えるに、 ..│
│ 正解はひとつしかない .│
└─────────────────────┘
808 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:15:51 ID:rmsx8K2Y0 [67/112]
┌───────────────────┐
│ まず、自分の手で紅蜘蛛にしがみつく │
│ ......│
│ これはアウトだ ......│
│ ......│
│ だって、そんな真似をしようものなら、 .│
│ ハーレムブレイドを構えておけない .│
└───────────────────┘
＿ ｢ﾆﾆｰ､ . ＿＿＿＿
/ ￣｀''ｰ,::::::::::｀::-,r-ﾐ ＼ ／ ＼
/ ∨:::::::::::::::::::i / （●） （●） ＼
./ ,, -'∧:::::::::::;;;:_:ﾉ .| （＿人＿) |
./ ,, - ''": : : : : /｀>'´⌒!/ | |!lilil!i| |
〈-'': : : : : : : : : :/ /::::::::ﾊ:!ヽ ＼ ｀￣´ 入|圭圭圭〉
.ヽ: : : : : : : : :/ .〈:::::::::::::y! .<ン､_.>､彡'´三三 ヽ二二:7ﾊ:i!
＼: : : : : / ｿ:::::::::∧ .<ﾝ,r=ヽヽ',::::::ヽ .',::::::::7ハ:!
＼: : / ∨::::::::;∧,ィﾆﾊ(( ﾉ:ﾉﾊ:::::::ヽ ',::::://::::!l
.丶′ ∨;:ィ::::::/:::::::::::::｀ﾆ´ノ::::::::::::::::i i:/./::::::::!
∨::::::::::::::::::::::::<'":::／:::::::::::::ﾉ .,ｲ:::::::::i
`ー-----===ﾆ::::::::::::::::::::ノ ／::::::::::::::l
∨ミｰ- ' , イ::::::::::::::::::;'
∨:｀:::￣:::::::::::::::::::::::,′
∨:::::::::::::::::::::::::::::::,′
┌──────────────────────┐
│ ハーレムブレイドで特攻するために .│
│ 紅蜘蛛を使うのだ ....│
│ │
│ 目的と手段が入れ替わっては話にならない │
└──────────────────────┘
809 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:18:41 ID:rmsx8K2Y0 [68/112]
┌────────────────────────────────┐
│ 次に、やる夫を紅蜘蛛に縛り付ける │
│ ..│
│ これもアウト .│
│ ..│
│ ガルガンチュアシステムを全開にしているシン・アスカに肉薄した時、 .│
│ 確実にその絶対防御を突破できるのはやる夫だけだ │
└────────────────────────────────┘
ｨ‐=＝=‐- ___ ＿＿__
／ ´ ／ ＼
厂ﾍ .／''＜ヽ ／ ＼ ／＼
心_ノ、 ｀Y （ ●） （●） ＼
. ／ | （__人__） |
.. ／ /＼, ｀⌒ ´ /
／ ./ ￣ '''‐ー'''￣´ }
／ / l l
〆 廴 ∠_| .l
il|!iiil|｀ヽ ⊆￣_＿＿＿l
iii!l|!iiil|! √＼ヽヒ__ﾉ
i!l|!i ヽ__} ￣
|!i
|
＼、ﾉし／
＿｀) て＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
┌───────────────────────────────┐
│ 紅蜘蛛そのものは、シン・アスカにとっては脅威でもなんでもなく、 │
│ 容易に破壊できる巨大機械でしかない ...│
│ ....│
│ いざという時に、紅蜘蛛を捨てて ..│
│ シン・アスカに飛び移るくらいは覚悟しておかねばならないのだ │
└───────────────────────────────┘
811 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:20:30 ID:rmsx8K2Y0 [69/112]
┌──────────────────────────┐
│ 結局、やる夫は紅蜘蛛の手に捧げ持たれるようにして .│
│ シン・アスカへと突貫するしかない ..│
└──────────────────────────┘
z ‐＝‐ ミ イ///////////
/ _メ､ ｀ヽ ζ≧o｡///////////
〈､_ ﾄ<_･__ﾉ ', イ/////////｀ヾ//////
i じ ) }._ f///////////////∧////
ﾍ └'｀￣´ イ ｀ヾ≧o｡.//////////∧///
.｡｀ ‐ｩ ｀ヽ ゞ:::::::::｀ﾏ/////////ｉ//
_＿＿＿＿__,iiﾐ/ i ﾊ.::::::::γ⌒ヾﾒ/////////ｉ//
＜────‐}_} 〕ィ レ' ﾍヾ::::: ﾏﾑ///////|//
￣￣￣￣￣llﾑ''{ ', ﾏﾑ//////|/／
ζ ゝ へ 刈//////|´
ｲ⌒ / , ｨ===‐‐‐-､ ＼ ..:::::/刈/////ﾉ
......__ ..｡イ;､ ゝ} ｀￣´. .::::::ｲi!i!////／
f´ ｀ヾ; 辷彡ｲ ヽ__ ヾ:::::／i!i!i!/＞
ゞﾆﾆﾆ≦辷≦彡 ⌒ヽ ／ ヾ≧ ..::::: ヽー
γ´ ヾ､ }彡' ／ ..::::／
{ _.. ＞＜ イ ｀ヽγ
ゞｰ匕 f´ 刈´ ＞ ´
ゞ ＞ ¨´弋彡 ¨´
┌───────────┐
│ そうなると・・・・・・ ......│
└───────────┘
813 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:21:23 ID:rmsx8K2Y0 [70/112]
r'´￣｀＜二＞'^ヽ
!ﾊ : : : : : : : :r=ﾆ〈
}ﾋ.三三三三三三|
,. -┴------------┴-- ､
∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. '´
. ｀ー=丁不j￣￣ ￣「 ｀Yji爪 回避行動がとれない？
八r ､| _> |ﾊ川
. 川{ぃj| |ｿ川
川jViﾊ ＿ ｜jijｲ
川川j ﾄ､ ´ = ｀ ﾉ川「
Ｎ川从ﾐ=-='介=-ｲz_シj
ヾﾄ､jWﾐミミミミミミヲY
,.ィハ ,. -─￢'´j:ト､__
,. '´/:.i ﾄ─vﾍ ,.ｲ :ヽ: : :￣￣￣｀ヽ
,. '´: :／:.:.| j::::: { ＼ / |: : : :＼: : : : : : : :
,. '´ : : :.／: : : :|ﾚ^〉ｰく V |: : : : : 〉: : : : : : :
: : : i: : : :＞=- :.| /:::::::i |: : -=＜: : : : : : : :
: : : |: : : {: : : : : | |:::::::::| ｜: : : : : :}: : : : : : :
: : i | : : : !:.: : : :| | :::::: | |: : : : : :./: : : : : : :
: : {:| : : : |: : : : | |:::::::: | |: : : : : /: : : : : : : :
´ ￣￣￣ 〕iト．
.／:.:∠二二＼:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.､_:_:.:.ﾟ，
':.:く/:.:.ﾄ :.:.:.:.､:.:.:.:.:.|:.:.:.|ヽ ).:.:.
i:.: 〈|:.:/{ハ:.:.:.)＼:.:.:!:.:. ﾄイ:.:.: i
|:.:.:.:|:.|≧ ＼{≦ ヾ|:.:.:.| ｌ|:.:.:. |
|:.:.从ﾊT7 T7７|:.:.:.| |l.:.:.:.:| そ、飛行機能は劣化がないんで、
|:.:.:.:.:.八 ′ |:.:.:从l.:.:.l:.| その気になれば
|:.:.ｉ:.:.{:.:.i＼ ‐ ｨ|:./:.| |:.:.ﾊ:| メッチャクチャな機動も取れるんだけどね
乂ﾄ:.:.}:.:l:.ィうｰ≦ !ハ:|/}/ l|
.ィ从: :.l/⌒ヽ/: : : 〕iト. ′
/V∧: : :|--ミ/: : : :/i//ハ そうなると、やる夫が落っこちるわよ
' V∧: :| ./: : xi〔:／ ',
_}＿ V∧:|rｎ’／.:ｨ ´ ！
ｉ: : : : ヾ.V∧ {ｲ: ／_}_＿_ |
|====≧ヽ: |/:イ /=====ﾐ:＼{
}く｢￣` ｰ┴─‐へ:_:_:_:_:_: ＼:〉
ヽ ＿＿＿＿_ _ノ /ヽ/
}＿` ､ /
/: : : : : : 〕iト----く
/: : : : : : : : : : : : : : ∧
815 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:23:25 ID:rmsx8K2Y0 [71/112]
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） おいおい、重力制御と慣性制御ができるってのに、
| ｀ ⌒´ﾉ それはねえだろ？
. | }
. ヽ } どんな急加速、急停止、超旋回したって、
ヽ ノ それで勢い余ったやる夫がぶっ飛ぶなんてことは・・・・・・
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..､ ∨:.:.:.:.:.:.:.＼
. /:.:./:.:.:.: ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:∨:.:.:.:.:.:ヽ
/:.:./:./:,X∧:.:.:.:.:.:.:.:.:l:.:.:|:.:.:i:.:.:.:.「ﾒ ﾍ:.:.:.:ﾊ
. /:.:.ｲ:.:':.:|:.ハ l:.:､:.:.:.:.:.:l:.:∧l:.|:.:.:.:.ﾄ､ .〉:.:.:.:.
/:.:.:..:!:.|:.:ﾊ| __＼( ＼:.:.:l厶斗匕:｀:| >く:_:_:.:.:i
.':/:.:.:.:!:.|:.:.{ｲ芯ﾄ 丶 Ｘィﾘ=ミΥ:.:.Ｋ ＼＿.〕:| 紅蜘蛛がやる夫をしっかりつかんでればね
lﾊ:.:.: 从{:.:.|.込ﾘ トz仍ｱ:.:.:.|:..＼__〕:.:. !
|i |:.:.:.:.:|:.:.:.l ' 込り |:.:.:.|｀Y:.:.:.:.:.:.:.| でも、指の出力調整ができない以上、
|l |:.:.:.:.:|:.:.人 「｀ヽ |:.:.:.|.ノ:.:.:i:.:.:.:.:| 掌の上に座るだけにならざるを得ないの
|l |:.i:.:.:.|:./:.:.:＼ __} .ﾉ:.:.:.「:.:.:.:/:.:.:.i:.|
|八:!:.:. !':.:.:.:.:.:.:.ヽ 孑七':.:.:.:.:从:./:.:.:.:.:!ﾘ その土台がグルングルン揺れて
.)イ777:´:￣メ厂 /Υ/V:.:/:.:./:.:.:ｲ:.:/:.// 果てはさかさまになったら、
／./:///: : : /ヽ ／ ﾉﾉ:/ヾ:.:./:／:.: /:.// いくらなんでも落ちるでしょ？
.ノ !:i//i: : :./￣＞' ／ｲ: : : : X仆､:. /:./
ｌ.|:ｌ//l: :./ ／ 、｀ヽ--ﾐ: : ':／//＼ ′
ﾉ !:}//!_ﾑ:′ ＼＼ﾉ ィ: ／//／: :ハ
.∠ -─イ:／ ト )ノ´: :／//／: :／ !
/i:i: { /.イ: : ／//／: :／ |
816 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:25:44 ID:rmsx8K2Y0 [72/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ _ノ ヽ､_.＼
／ （●） （●） ＼ 要するに、紅蜘蛛は掌を上に向けた、
| （__人__） | お行儀いい姿勢しか維持できない、かお？
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
---
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:.∠ 二 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ， そゆこと
./:./:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
':.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.: r=ミ :.:.:.:.:.:.:.l で、そうなるとさあ
ｉ:.从{:.:.:.:.:.l:.:.}:.:.|:.:.:.:| ヽ厶:.:.:.:.:.:.l
|:.:. fj＼:.廾/ト:.|:.:.:.:| ハ }:.:.:.:.:.:| 重力制御、斥力場発生機構の位置の関係上からも、
|:l:.:l, Tjヽ!:/|:.:.:.九 ∨:.:.:.:.:.i| 機動はどうしても制限されんのよね
lﾊ:.ヽ _ /:.:.:.:Y＾ﾚ'厶:.:.:.:.:ﾘ
/厂/ Vハ ＿_ /:.:.:. /イ:./: :/i/〕ﾄ． あとね・・・・・・
.ィ{:i:i :{ {i:i: : : : イ:／ﾚ' /l:/: :/i// ＼
､ヾiﾄ: ＼Ⅵ : : : |≧== /: :': :/i// }i:ヽ
＼ ｰ─仆 : : : l ./: : : ｲi// ／ .ﾉi:i:i:ﾄ､
＼ ヽヾﾄ | /: :／i:シ /ヽ==彡i:ｉ:ノ }
818 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:27:54 ID:rmsx8K2Y0 [73/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼ 何？
／ -=・=- -=・=- ＼
| （__人__） U | まだ何かあんの？
＼ ｀ ⌒´ ／
-──-
．.:.´:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..、
／:.:.:.:.:.: :.:.:/二二二二 ､:.:.:.:.＼
/:.:.:.:.:.:.:/:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.ヽ
./／ ハ':.:.:.:.:.:.:.:.ｲ:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
∧ ./ /:.:.:.:.:.:.:,:/:|:.ハ:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.!:.:.:《 .ﾊ
.':.:.∨ /:.:_l_:_:.ｲ/ |:l }:.:.:.:.:._|:_:_:.:.l:.:.:.:∨:| うん
i:.://Ｖ/:.:.:. !/ `ト __|:l_八:.:.:´:.l:.:.:.:｀ﾄ:.:.:.:.{:.:!
|// /:.:.:.:.:.l x=ｔ=ﾐヾ:} ＼:.:.! ヽ:.:j:.:. l:.:tハ エキセントリックな姿勢での機動をしない場合、
/: {//:.:.:.:.:.: |{ .んｲト ,ｵ芯 V:.:.:ﾘ:.:.!:. ! 紅蜘蛛の動きは・・・・・・
./:.:.〈/ｉ:.:.:.:.:.:l:.{. 迄zｿ んｲﾘ }/:/:.:.:.|/:|
/:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:ﾄ《 ､ `ヾ’ / !:.:.:.:.:.:|:.:.! どうしても平々凡々というか、直線的になるわ
./:.i:.:.:.:./:|:.:.:.:.八 厶':.:.:.:.:.:∧:.!
{:.ハ:.:/:从:.:.:.:.l:.〕ﾄ 一～' .ｲ:.:l:.:.:.:.:.:.' }:j つまり、ガルガンチュアからすれば
) ヾ＼:.:＼:.:!: :j ＼ ．＜:.:.l:./!:.:.:.:./ リ 『かなり迎撃しやすくなる』わけよ
--==≦: :＼ﾒ､ ￣ /:＼:.:.:.:./ :!:.:.: ′
f´: :V∧: : : : : : : :{ i: : :〕ド．〈:.:ノ
/⌒ヽ:.V∧: : : : : : :|ー‐ --|: : : : : : 〕ト．
./ ﾟ《V∧ : : : : : Ｖ´￣￣ ＼j: : : : : : :i:i: :ト､
.ハ ﾟ《V∧: : : : : :∨二二 ｰ !: : : : : :.i:i: :.| ハ
/ ｝ ､ ﾟ《V∧: : : : : :ヽ. /: : : : : :/ﾘ: ﾉ }
819 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:29:53 ID:rmsx8K2Y0 [74/112]
＿＿
／ノ ヽ＼
／.（○）（○）＼
|. u. （__人__） |
. | | 要するに、あのビームを当てやすくなる、か・・・・・・
| |
. ヽ ﾉ
ヽ /
/ ヽ 冗談じゃねえな
| |
| . |
r'´￣｀＜二＞'^ヽ
!ﾊ : : : : : : : :r=ﾆ〈
}ﾋ.三三三三三三|
,. -┴------------┴-- ､
∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. '´
. ｀ー=丁不j￣￣ ￣「 ｀Yji爪 そいつは同感だ
八r ､| _> |ﾊ川
. 川{ぃj| |ｿ川
川jViﾊ ＿ ｜jijｲ だが、それは対策できるはずだよな？
川川j ﾄ､ ´ = ｀ ﾉ川「
Ｎ川从ﾐ=-='介=-ｲz_シj
ヾﾄ､jWﾐミミミミミミヲY
,.ィハ ,. -─￢'´j:ト､__
,. '´/:.i ﾄ─vﾍ ,.ｲ :ヽ: : :￣￣￣｀ヽ
,. '´: :／:.:.| j::::: { ＼ / |: : : :＼: : : : : : : :
,. '´ : : :.／: : : :|ﾚ^〉ｰく V |: : : : : 〉: : : : : : :
: : : i: : : :＞=- :.| /:::::::i |: : -=＜: : : : : : : :
: : : |: : : {: : : : : | |:::::::::| ｜: : : : : :}: : : : : : :
: : i | : : : !:.: : : :| | :::::: | |: : : : : :./: : : : : : :
: : {:| : : : |: : : : | |:::::::: | |: : : : : /: : : : : : : :
823 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:33:34 ID:rmsx8K2Y0 [75/112]
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼ うん、シンちゃんのビーム自体は
／ （●） （●） ＼ ハーレムブレイドで完全に防げるお
| （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | | それに関しては、やる夫が盾になれば済む話だけど？
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
´￣￣ 〕iト ．
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
.:':.:.／ --── ＼:.:.:.:.:.:.:＼
｢￣/:.: / --── 、 ヽ:.:.:.:.:.:v─┐
l／ !:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..＼{:.:.:.:.:.〈＼_/
/ |:.':.:.:.:.:.:、:.{:.:.:.:.:.:、:.:.!:.:.:.V:.:.:.:.:.!／ヽ それはいいんだけどね
. ｰ┬|:.:.:.:.:.:ﾄ }:/ヽ:.:.:.:厶斗:.:.:.:!:.:.:.:.:.| ＼{
/ |:.:.l:.:.:.|ー‐ハ:.:.:|' }:.:.:.ト.:.:.:.:.:.:.:.ﾄ、/l そのガルガンチュアの攻撃を弾いた反動で、
ヽ|:.:从:.:!仟心 ＼| ｲ千了 !:.:.:.:.l:|:.:.:八 紅蜘蛛の進路が大幅にずれる可能性があるわ
│:.:.Yヽ∨ツ ∨ツ ,|:.:.:.:ﾊ|:＼:.:.〉
j/}:/ ､)、 ｀ .ｲ|:.:./: : : :_:_ヽ
/' ゝ 〕iト. ＾ ィi: : :!:ｲ: : /´ ハ
{ {＼ }、＿/: : : : : : / :} そっちは対策できる？
ヽ ィ7"ー‐ﾍ ′: : : : :ｲ .′
} {ヾ:i:i:i:i:i:iハ i: : : : :/ /
825 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:35:47 ID:rmsx8K2Y0 [76/112]
＿＿＿_ ━┓
／ ＼ ┏┛
／ ＼ ,＿＼. ・
／ （●）゛ （●） ＼ ？？？？？
| ∪ （__人__） |
/ ∩ノ ⊃ ／ 進路がずれるって・・・・・・ なんで？
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
＿__
． ´:.／ _≧ 、
／:.:.:.:.:.:.:l／:.:.:.:.:.:.:ヽ
. /:.:.:.r‐１:.:.:.://ヽ:.l:.:.:.:ﾊ
i:.:.:.〈_x个:.:ｲﾒ､__lハ:.:.:ｌ:i
|:.:.:.:KＮ|:.:.:.l f刊 fﾘ:.:ﾊ| ガルガンチュアの攻撃を
}:i:.:.:l.八|:.:.:.| _ '从{ ハーレムブレイドで防ぐのって、『弾く』んでしょ？
lﾊ:.:.|:.:从:.:.:ト ´イ:./ﾘ
＿rく: ヾ:ハ:.:jﾊ: 7:〕ﾄ､ 『攻撃が消える』訳じゃないんでしょ？
__.ノ ヾiﾄ: : :∧-==|: :i:i |＼
´ ＼ ヾiﾄ: :.:∧ |: :i:iﾘ 丶
Viﾄ: : :i |: :i/ } 弾くってことは、その反発も少なからずある訳よ
＞┬ﾍ. Viﾄ: :|m,|:./7⌒ /
ゝ. } Ｖiﾄ:| //.ノ ／
ヽ i| ヾ: //ｲ＼ ノ
＼.ノ:ｉト ---- にふﾌ丁´
. }iノ }: : : : : : :7::ハ1ﾉ
. ゝ-′: : : : : ｉ:::l: :ｉ:|
/: : : : : : ｌ: : : |:::l: :|:{
. /: : : : : : /:{ : : |:/: :j∧
827 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:40:10 ID:rmsx8K2Y0 [77/112]
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○） 要するに、だ
｜ U （___人__）
.| __ﾉ__ その、攻撃を防いだ反動で
| _／ ___＼ヽ_ 進路をずらされるってことか？
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
./ / / {
． ────
イ:.:.:.／ ─…… ─ミ:.:.､
. ／:.:./:.:./.ィ:.:.￣:.￣:.￣:.ヽ!:.:.:＼ そういうこと
. /:.:.:.:/:.:./:.:.:}:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.ヽ
〃7:l/:.:.:. :.:.∧:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:.:.〈 ﾟ， 紅蜘蛛との空を飛ぶ手段が
. / /:i:|:.:.:.:.|:./ ! ､:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.|、:.:.:ｉ:.:.| i 『重力制御』『慣性制御』だからさ
ト./ ｌ:!:.:.:._l_!＿_|!ノヽ:.:.:.､|:.:.:.| Ｖ:.ｌ|:.:.| ∧
ｉ:.:》vZ{:.:.:.:.|:|x==ミ ＼:(｀≧ｰト:ﾘ:.:.|イ.:.:. 空を飛ぶにあたっては、『質量を限りなくゼロに近くして』
|:.:|│ |:.:.::.:| 伐刈` ｲk刈Ｖ:.:.:.| | i:.:| 『微小な斥力場』を持って浮遊させてるのよね
|:.:|￤ |:.:.:.:.Ｎ辿リ 辿リ丨:.: | |_l:.:|
|:∧| |:.:.:.:.| ` 从/:ﾚ:.:.:.:|
l:l l:ヽ|:.:.:.人 f´￣｀ .ｲ:.:/:.:.:.:.:/l:| で、『質量を限りなくゼロに近く』してるから・・・・・・
l:| ):从:.:.:.:.|:〕ト. ￣￣ イ:.:l:.':.:.:.:.:./ :l:|
)| ﾟ，:∧:.:.:!:.:.:.:l ≧ー‐ 「:.:.|:.:.|:.:.:,:.:./ l;
ヽ:.:.＼》:.ィ} 厶:.:ｌ:./:.:/}:/ ′ 普段なら問題にならないくらいの衝撃でも、
＼ノ:＼:f ∨:〕ト。〃 ものすごい勢いで弾かれる原因になるわ
，─＜: : : : : |´￣￣￣`∨: : :〕ト。
ハ: i:i:i : : : : : : 「 ￣￣￣｀ }: : : : : :i:i:iト．
830 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:43:35 ID:rmsx8K2Y0 [79/112]
>>829 ミス有、修正
＿＿＿_
／ u ＼
／ ／ ＼＼ えーと、そこらの対策は？
／ し （○） （○） ＼
| ∪ （__人__） J |
＼ u ｀⌒´ ／
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶:
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i ガルガンチュアの攻撃を避けることができればいいんだけど、
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:! 今回それはできないわけよね
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ |
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ だから『気づかれずに接近する』しかないんじゃない？
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:|
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:!
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル'
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト．
832 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:47:32 ID:rmsx8K2Y0 [80/112]
_,,-‐- ､
r''" ＼＿＿
| ﾞヽ
| |
| |
＿/`ー--──‐'''""''''─‐|_
_,,,--─''''" / | "'''ｰ-,,_
_,,-‐'''" ＼ | "''-,,,_ まあ、今回・・・・・・
＼ `ｰ-,,,＿,,,,,.---───┘ "'''-,,_
＼ __,,,-‐'''" 奇襲ってやつは
ﾞ'''-,,,_ _,,,-‐'''" かなり真面目に考えるべき手段だったが
"'''-,,_ _,,,,-‐'''" ﾞ､ いよいよもってそいつを柱にするしかなくなった、か
|/"'i''ー- ,,,＿_,,,,.--─'i'''" _,--､ ﾞ､
〈 / _,ﾉ ／／ヽ| ﾞヽ
| / | / /i⌒)l | ﾞ､
| ヽ | | | （. / ﾞi で、シンの字の
/ / | ､_,ﾉ / | 現在の索敵能力なんかはわかるのか？
/l 〉ー‐-- ､ / /､_,,／ | ∥
. | |li /〉 " ｀ / / / | |
| i!ゝ､ .／ |_,､人､_,._ _,,ノ / / l |＼
ﾞi `ｰ''" ￣￣ / / |`､l＼ | ＼
ﾞ､ /／ / | / / ＼
ﾞヽ､ゝ /_ / 〃／ﾉ／ ﾞヽ
`､=- _,ノ "i'-,,_ ノ '"/l ﾞ､
`ｰ‐-,,＿ ＿,.,.,.,--─'''" ﾞi | /＼ / | ﾞ､
￣ ﾞ､. |o./l 〉,. O / | ﾞi
ﾞ､ |/ | / ﾞ､ / | |
-──‐-
／:.:.:.:.:.:.:.:.:/ニニ ＼
ｲ_:_:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,:':{ 才:.:.:.:.:.:.:.:. / ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ，
/:.:.∨l|:.:.:.:.:.i:.:X/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
':.:.:.:/Ｖ|:.:.:.:.:.|// ＼ |ﾄ:.:{:.:.:. !:.:.:.! 基本的に人間が『見える』『聞こえる』レベルの知覚は
ｉ:.:.:.:.l （|:.:.:.:.:.| 笊朴 |l ヽＸ:.:.|:.:.:.| 十分にクリアしてるでしょうね
|:.:.:.:.|/」:!:.:.:.:.:.! 込ｿ ｨ芯}:ﾉ:./ﾉ
|:.:.ﾄ:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.| ､ ゞy':.:./}
.x===ミ从:.:.:.:.:| rへ ｲ:.:.:.:｢ 問題は、それ以外だけど・・・・・・
.′ ヾ:＼:. 〕ト-ﾚ1 |:./|:.:.:.:′
{ ∨∧: v=厂 ヽ j:.:./
| 、 ヾi:ﾄ: { ハ_) }:イ たとえば犬なら人間の可聴域外の音も聞けるし、
Ｎ ＼ ヾiﾄ/≧≠ﾉヽ‐ミ 蛇なら他の動物の体温を感じとれるっていうし・・・・・・
|、 ＼. ヾ{ }､ﾉ》
|ﾊ /厂ヽ ＼
|: :ヽ .ノ 从 }
￣ ＼ ＼ ﾉ
834 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:49:41 ID:rmsx8K2Y0 [81/112]
／￣￣＼
／ ノ ＼ ＼
| （●）（●） |
. | u.（__人__） .| 超音波感知と、赤外線感知？
r､ | ｀ ⌒´ .|
,.く＼＼r､ ヽ ﾉ
＼＼＼ヽ} ヽ /
rヽ ` ヽ / ｧ'´ヽ
└'｀{ . ＼.| / i
ヽ､._ ヽ､_,r' .|
｀ヽ､ ／' |
｀'ｰ'´
─…─ ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
,:':.:.:.:./.:.:./二二二二ヾ.:.ヽ
./:.r─ｫ:.:.ｲ:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
':.〈__斤.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ホントにそれが出来るかどうかは分かんないけどね
i:.:.:/}__|:.:.:.:.i:.:.:X }ﾊ:.:.:.:..:.!:.:.ｉ.:.:i
|:./ ﾑ..|:.:.:.:.|:./ `ー ヽ:.:.从:.:.!:. | あと、あんたらにしても・・・・・・
l:{_/_.ｲ|:.:.:.:.N ===ｧ V= |:.:.|:.:.| 見る聞く以外に、なんか感じるものがあったりするんでしょ？
|:.:.:.ｉ:.（|:.:.:.:.|u. 、 |ヽ|:.:.|
|:.:.:.l:.:.:|:.:.:.:.| ' ﾊ. Ⅵ そういうのが出てくると、私としたらお手上げよ？
|:.:.:.l:.从:.:.:.:l r─-ｲ ｲ⌒ ＼
}:./ル:∧:.:.:トu ´￣ .イ:.:ﾚヘ ﾟ，
ﾚ / ﾟ，! ｀7壬:.:.:!:./`寸} ∨
ｲ:＼ ハ: :〕iト． ヽ ',
.ィｉ〔: : : : : :＼ |: : :i:i: ＼ V´
イ====ミ: : : : : : :Ｖ´￣ :|: : :i:i: |: ヽ | l
/ ヾｉト: : : : Ｖ´￣|: : :i:i: | ハ | |
836 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:51:39 ID:rmsx8K2Y0 [82/112]
┌─-
| ＼ ＼＿
-───／ ＼ ／＼
く ,／＼ ／＼へ ＼
＼ ⌒＼:::＼ く)／＼ ＼＼ ＼
＿＿＼ ＼:::＼___くﾉへ ＼ ヽ } ・・・・・・気配とか魔力とか、殺気とか
⌒＞:::::::＼ ＼:::::r┬─┴ ; ; ;,|
／::::::::::::::::::::＼ ＼`ｰ─‐┐ ; ; ; ;| そういうもんを、か？
. /:::::::::::::::::/⌒|::::|＼ 八 ; ; ;| ＿
/イ :::::::::::::{ { 〈|::::ト=三ニ=─r‐rr┬‐＼ ;／／ ＼
八::::::::::::::＼_|::::| ￣ ∨:ﾄ( ＼/ / ＼
)ﾄ､:::::::::::::| |::::| ´|:ﾉ _.. -─〈 / ＼
＼／＼|::::| _,. --─' |￣ {＿__ ＼
. ＿ ／＼ ＼＼ ー人_人 ＿ ＼ ＼
. ´ / ', ＼｀ﾞﾞ'''"::::::::::::＜⌒,.／ | ＼ ＼
. ´ / | ＼::::::::::::::::::::::彡' :|// ＼ ＼
. ´ ′ | /::: `ー＝ミ⌒ ＼ :|// ＼ ＼
／ | |＼ Ｏ/＼::::::::}＼l ＼ |/ ＼
| | 丶/ /⌒ヽ,/∧ / ｢ ‐-= ..__ }
＼ | | |:::::::::::| /∧ ' :| ‐- ..__ /
. ＼ :| | |:::::::::::| /∧ ,' | ｀¨¨¨¨´
＼ |＿＿＿ | |:::::::::::| ,/∧ ￣| |
. ＼ ／ | |:::::::::::| ,//| :| |
． ￣￣￣￣￣:.`:...､
.ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:.:.: --─…… ミ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,:':.:.:.:.:.／ ＿＿＿ ＿__ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
/:.:.:.:.:.厶イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.:.:.:.､:.:.:.:.:l
. __/:.:.:.:.:./:.:.:.:{!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.f´￣｀7 うん、そういう・・・・・・
／ ｨ:.:.:.:.:.:.':.:.:.:/ハ:.:.:}:.:.:.:.､:.:.:.:.:|:.:.:.:. !:.:.:.:.:.V ＼ﾊ
∨ :|:.:.:.:.:.:|:.:‐┼一}:ハ:.:.:.:!ヽｰ┼─:.|:.:.:.:.:.:ﾄ､_ノ.:.:. 『数値として認識しにくいもの』を
. { |:.:.:.:.:.:.:.:.:. ===ミ ＼:ト X===ミ:.:.:.:.:.:.|Ｖ |ヾ: 感知してるとかがあった場合はね、
ヽハ :.:.:.:.:.: {ハ示kﾄ 乍示T!:.:.:.:.: |:. |:.:.､＼ こっちにも対策というか、助言のしようがないわ
' ∧:{:.:.:ｌ:.:.:.:|.込ツ 込ツ !:.:.:.:.: |:.:.:､|:.:.:ｌ i
|/| ﾄﾍ:.:.|:.:.:.:| , , , 、 , , , |:.:.:.:.:.:|:.:.:.}|:.:.:| |
|: | l:.:. 从:.:.八 u |:.:.:.:.:.:l:.:.:/|:.:.:| .′
.ﾊ |/:.:.:.:.:.:}:.:.:込、 ｔ─…ｧ ｨ|:.:.:.:.:.从:Lj:.:/イ
{ lﾄ､:.:.:.:.小､:.:.{父ト ￣ ≦:.仆:.:.:./:.:.:.:,:.:/:.:.:!
. V八:.}〉:.:. !:.:.＼》:.:.:.:.:.:.｀丁 《/ 乂〕iト--/:.:.:.:.:ｲ
. ＼:.:.:ト､:.:ハ:.:.:.:.ィi〔ﾊ }: : : :厶:イ:/i/ヽ
ヾl V-‐=≦: : :i , : : : : : : : /i// ﾟ，
イ:i:i: : : : : : : :| -──‐ /: : : : : : :./i// .}
839 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:54:14 ID:rmsx8K2Y0 [83/112]
／￣￣＼
／ ＼ ＼
.（●）（● ） u. |
（__人__） u | ・・・・・・おい、これヤバくね？
.(｀⌒ ´ |
{ | 計画の立てようがないというか、
{ u. / もう詰みに近いというか・・・・・・
＼ /
ノ ＼
／´ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼ こ、こうなりゃ、もう・・・・・・
／ _ノ ::::::: ゝ､ ＼
| （○） （○） u | シンちゃんを止めて、カレンをこっちに取り戻すために、
＼ （__人__） ,／ 無事に帰るのは二の次にして・・・・・・
／ ｀⌒´ ＼
841 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:56:41 ID:rmsx8K2Y0 [84/112]
_ -==- _
＿ ――=ﾆ二二二ﾆ=- _
-ﾆ二二二二二二二二二二二=-
=ニ二二二二二二二二二二二二ﾆ
=ﾆ二二二二二二二二ニ=-‐ ￣_＼＿ -…━━=zァ やる夫、悲観するのはまだはええ
=ﾆ二二二二ニ=- ￣ _ -====-，≦圭圭圭圭圭／
=ﾆ二ﾆ=- ￣ _ -====-，≦垓派派派圭圭圭≫'"
. ∨ _ -=====- ≦圭圭亥ミ彡ミ派派派派辷ｧ 今の話で明確になったのは
}_ -====- ≦圭圭圭圭癶爻〔 ⌒ヽ派派派派汾ｰ 『シンの字の攻撃を避けるのは
-===- ≦圭圭圭圭圭圭/ 爻ﾐ{ }!派派派派派､_ 事実上無理』
. -==- ≦圭厂'⌒｀¨¨¨¨¨¨¨¨´ 爻ﾊ. /ﾊ派派派派派
-=-.≦圭圭圭/ ＼ :爻/ /ﾊ派派派派派派 ってだけだ
-.≦圭圭圭≫ ''"' _,: ( 爻ﾄ 彡巛派派派派派派
ー―━ ''" ー:、´ ヽ 爻j ∨泳派派派派派
{_,:ー＿-_:ァ｀ :洲| ∨泳派派派找ﾄ､ まだ考える余地はある
ノ７Y⌒ ´ ,j洲 ∨泳派派派辷
/ / } ,,.xィ仞jﾘ ／⌒V爻爻ミ辷＿＿＿＿＿＿
rf彡'ﾞ 州州kヾX7ﾊ/州㌢" ／ }
州|洲洲洲洲ﾘ㌢′ ／ /
ノ洲州佻㌢'"ヽ' ／ /
_彡イ厶イ／ |＼／＼ / /
´´ ´ | :} ＼ O /
／|ﾄ､r―v/ ＼ /
ノ｀Y////) '/
´ { {////} /
__ ´ { j////| /
. ／ { |////{ /
／/ { |////{ ./
_-─―─- ､._
,-"´ ＼
/ ヽ ・・・・・・何をどう考えろってんですかお？
/ ＿／::::::＼_ヽ
| :::::::::::::: ヽ
l u （ ●)::::::::::( ●)
` ､ （__人_） /
`ｰ,､_ ／
／ `''ｰ─‐─''"´＼
844 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 21:58:57 ID:rmsx8K2Y0 [85/112]
三三三三三三三三三Xx＼ 丿 /
三三三三三三三三三三Ｘｘ＼ ､_＿_,.xく /
X三三三三三三三三三三三X＼ /
|i|i|X三三三三三三三三三三三X＼ /
|i|i|i|i|iX三三三三三三三三三三三Ｘｘく ∧ 隠密行動は無理
|i|i|i|i7 ＼三三三三三三三三三三三三｀＜ {il∧
|i|i|i|i| ＼三三三三三三三三三三三三X｀＜!iｌ∧ 攻撃を避けるというのも無理
|i|i|i|i| ∧ ﾟYXx≦三三三三三三三三三三≧x三∧
,ﾞ,ﾞ,ﾞ/i / ∧ ﾞ,////ﾘ.ﾞ＜三三三三三三三三三三三∧ なら、『シンの字が撃てない状況』を作り上げればいい
////} ﾟ, }///,ﾘ ミx:.:.:.:＜三三三三三三三三三/∧
////】 {///ｲ Xﾐ｀ ｘ:.:.:.:.:.:＜三三三三三三三ニハ
///ﾞ八 |///{ ミ ｀ ……｀, ＜三三ニニニニニ＼
/////∧ ﾞ,//∧ ｀ﾐ、 〃 ﾐ｀ ＜三ニニニニニ＼
//////∧ ﾟ,//ﾞ∧ ﾐ /′ ﾞ, ﾟ, ｀ ＜ニニニニニ＼
//////,ﾟ∧ W//,ｲ ヽ ﾞヽ X ｀ ＜三三三Ｘ＼
/////ノ!|!:.Ｘ W//ﾞlX ヽ ＼ ｀ ＜三三Ｘ＼
彡彡' i||| :.:.:≧x ﾞW//ﾟ, Ｘ r─ ＼_ ｀ ＜三x＼
彡' i| || :.:.:.:.:.:.ヽ,///! X ─ ＿ _ 丿 ｀ ＜＼
´ i| :.:.:.:.:.:.:.V//i （ ｀´ ｀ ＼
|| :.:.:.:.:.:.:.:Vﾞ∧ ｀ヽ, ヾx
||! :.:.:.:.:.:.:.Wﾞ∧ ,.x─< }iﾟ,
|l :.:.:.:.:.:.:W/ハ ／ ｨ′ ,ﾟli}
|! :.:.:.:.:.∨//ﾞ＼ ／ ／ ﾟ,､ Xﾆ/
＼ l | :.:.:.:.＜三ﾆ>､＇ Y＼ ,.xくニ/
＼ r'´￣￣￣｀＜三≧x_ }ー｀≧ｰ──≦三x>'
＼ 丿 ｀ ＜三三ニニニ三三三ニニニ＞'ﾟ
＼r─く´ ｀ｰ＜三三三三三三＞' ´
＼ ＼ ￣￣￣￣￣
. ＼ ＼
／.: : ／二二二二_ ヽ| : : : |: : : : : ヽ
/.: : : : :/.: : : : : : : : : : :＼| : : : | : : : : : :∧
. /.: : : : : { : : : : : : : : : : : : : :| : : : |⌒ヽ: : : ∧
/./': : : : ∧: :!、 : : :| : :l : : : :| : : : | ＼ 〉 : : :.!
i:,' l : : : : i斗::| ＼ : :|ヽ｣ｘ' : : | : : : | 〉'.: : : : |
l| ! : : : : |,rfﾄl､ ｘ|' ,ｨﾁえ、| : : : L. ｲ.| : : : : | まあ、そういう考え方もあるだろうけどさあ
l : :|: : '. ﾄィl {.ノ::ﾘ'^| : : : :|｀i | | : : : : |
ﾄ､: |: :ﾊ ｰ' ｰ‐' .| : : : ,'_ﾉ l.｣ : : : : l
| :Ｎ :| :'. ' 'J j : : :/. :レ : : : : :,′ それ、どうするの？
| :l | :| : ＼ ｰ ､ /. : : /.: : : : : : : : /
| :| ヽ| : :l : ｀ . __.. ´'. : : /.: | : : : : : :./
ｌ :| ｜ :|∨ : : :r‐} /' } :./ﾍ | : : : /.::/ まさか、ガルガンチュアに向かって
. ヽ! ∨:L.ゝ‐'´／ ／,::/ .ｿ.: ／.::/ 『攻撃するな』って頼むわけでもないんでしょ？
/７Ｎ ∠｀ヽ／ /' ／- '´｀ ｰ'-､
/ / /¨ヽﾝ _. '´ '.
, ′ / , ′ ／ |
849 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:02:17 ID:rmsx8K2Y0 [86/112]
/ |
ヽ | シンの字の攻撃が実弾なら
__/＿＿＿＿＿_｣￣ ヽ 弾切れを待つしかないんだが
／ {ニニﾆﾆ=-─ ´ ／
／ ´￣￣／ ／:::＼ 奴の攻撃がビームなのが狙い目だ
< ＿＿＿ ＿ ,. イ ┐:::::::::',
ミ:::::｢ニ=ニ三三ノ::! } }::::::::::::}
/⌒ヽ__::', / }::|ン:::::::::::::j ありゃあ、おそらく魔法と同じ・・・・・・
｢}＼r┴┴| ＿ ノ´/:::}:::::::::::::::::}
/￣＼／厂){´￣ ｰ ／::::八::::::::::j/ でなくても、実弾射撃よりは
/⌒ヽ ﾉ／ /＼ノ＼_／ :::::/ /＼ノ 魔法に近いもんなんじゃねえか？
__/⌒丶 〉 }:::::::::::::::::::::::::::/ / ト . ＿_
/__{ >､ﾉ ﾉ ⌒＞::::::::::::/ / :| ￣￣ ｀ヽ
／/ | _／ 厂/￣厂}/ / | }
/ { {＿＿ﾉ´/ :{__////＼／,' :| ′
／ ＼＿／〉/ / ／∨ | /
. ／ ／/ / ////! ′ l / ＼
／ ／ ＼ ' /////| | ＿__,| / }
／ ／| ／ / {/////| | ヽ ∨ ∨
. ＿／ ／ :| / / :l/////| | ＼ ＼ ’
. / ／ | | :| :|/////| l / /∧ ’
{ ／ | | :| :|/////| | / ,/∧ ’
. ＼ ／ ', | :| :|/////| |: / /∧ ’
／:.:.:./:.:.: ／ 二二二二 ､`:.、
〔_￣￣ｿ:.:.:.:/／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､＼:＼
./:.:.:」 〈/:.:.:.:./:.:.:.:':.:.:.{!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:〈丶
/:／〈 |:.:.:.:.:i:.:.:./i:.:.:爪:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.:.:Ⅵ .ｲ
.／.ィ /＼|:.:.:.:.:{:.:厶l.:.:| ! ∨:.:.:.:.:.|、:.:.:.:.:.:∨∧
/ /:. l/:.:.:.:.|:.:.:.:.:Ⅳ .!:`ﾄ{!__,Ｘ:.:.:.:.:! ヽ :.:.:.:.:l:.:.:.:. まあ・・・・・・
∨:.:/!:.:./Ｙ|:.:.:.:.:| ｘ=ミ:.:! ヽ:.:j＿}:ノ:.:.:.!:.:.:.:i
|:.ｲ :|:.:l:ハ|:.:.:.:.:K.ん心 ィ=ミ1:.:.:.:|:.:.}:.l
|:.:L_|:.:|{ i|:.:.:.:.:| 戈zﾂ んｹ〃:.:.:.:.|:.:ﾊ:| 体力というか、体内のエネルギーを消費して
|:i:.:.:.:.:.|:ゝ.|:.:.:.:.《 ゞ' /l|:.:.:.:.|:.| |:| 熱量に変換するって意味では、
|:l:.:.:.:.:.|:.:.i:|:.:.:.:.:| ＿__ ′ 厶l|:.:.:.:.|:.| |:| あれも魔法に近いって言えるかもだけど
l:ﾊ:.:.:.:.|:.:从:.:.:.:.ﾄ し--Ｊ .ｲ:.:.:.|:.:.:./:/ jﾘ
):∧:.Ｎ:.:.:.∧:.:.:,＼〕ト .イ:.://ｉ:.:レ:' / /
ヾ ＼ﾄ :.メ ヾ《 ￣/:.:.:.: ／./:.:.:.:.:ｲ ′ それがどうかしたの？
＿r≦⌒`￢ト． {￣厂 〕ド:.:／
／: : : :｀ ､＼ ＼:＼-- ､ }:メ/ イ:〕ト．
853 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:06:59 ID:rmsx8K2Y0 [87/112]
∨二二二二二二二ニ二二二二二∨
∨二二二ﾆ=-- --=ﾆ二二∨
}二ﾆ=- -=∨
/ﾆ=- ハ
_ ノ} {=- }
厂 乂_ } -=ﾆ二二ﾆ=--=ﾆ二二ﾆ=-_
′ ヽ} -=ﾆ二二ﾆ=-- -=ﾆ二二二ﾆ≠ 銃は『トリガーを引けば発射される』
（ 人 -=ﾆ二二ﾆ=-.:::::}::::::}:::::}-=ﾆ二ﾆ=‐ ´ これは、銃が機械的な道具だからだ
/ ＼_ -=ﾆ二二二ﾆ=-::::ﾉ:::ﾉ::::ﾉ}::ｲ:::ﾄ､::::＼
^ー=ﾆ⌒ヽ }二二二二ﾆ=- /:::ﾉ }::::::::＼
ｰ=ﾆ二｀¨ー¨^'～㍉ﾆ=- ｛ /イ:> /:::::::::::ハ 対して、魔法はある程度の集中と
ー=ﾆ二ﾆ=- <;;>、八___{_ ヽ } :::}ノ::::::::!:::| } 手順を踏むことが必要になる
. , ｲ::::::::::::｜: :!: :<;;>、 _ -‐┐ /:::}:::::::::::|::ﾘ
. / ｛:::::::::::::人: :{: : :＞‐───┐ ':::/::::::::::::リ つまり、他の事に行動リソースというか、
{ /::::::::::::::::::＞ ──－──┐/:::::::::::::::ノ 意識を集中していると非常に撃ちにくくなる、
{ {:::::::::::∨ / ───－──┐:::::::/:} あるいは撃てなくなるものだってことだ
乂 ｀ヽ / / / r‐────彳::厂}ノ
/ / / `マ:::::::::::::::::::{::::|
-=/ ' / .:⌒ヽ `マ::::::ﾊﾘ:八 あのビームの性質が魔法に近いならば、だ
-=ﾆﾆ二二二７ /::::::::::::::...、 ﾏ ∧_
-=ﾆﾆ二二二二７ ハ::::::::::ノ}7｀¨ / ｈ｀ヽ
-=ﾆﾆﾆニニ二二7 ｨ〔 }ノ'´ l!'"⌒^Y ノ |ﾆ=- _ そういう状況にシンの字を追いこめば、
ﾆﾆニニ二二二 7 ノﾆﾆ{ ＼」 ', |二二ﾆ=- 紅蜘蛛で真正面から近づいても、
ニニ二二二二７ /∧ニ‘， 'ト､ ∧ ( ) ∧二二二ﾆﾆ=- 迎撃はされないんじゃないかと思うが・・・・・・
ニ二二二二 ∨ ニニ二∧ ( ） ｜ } ｛ハ / }二二二二ﾆﾆ=-
二二二二二V ﾆﾆニニ∧_______∧ ,}___ノ 人二二二二二ニ=- どうだろう？
ﾆ二二二二Ｖ ﾆﾆﾆﾆ二∧ 〈こﾆ彡ｲハ ∨二二二二二ﾆ=-
ﾆﾆ二二二Ｖ ﾆﾆニニニ∧ ﾍ___ ノﾘ .} |二二二二二ニﾆ=-
ﾆﾆﾆ二二Ｖ ﾆニニニ二∧ { / Λ Λ二二二二二二ﾆ=-
ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ/ ﾆﾆﾆﾆﾆニニ∧ ∧ / / } }二二二二二二ﾆ=-
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●)
.| （___人__） えーと・・・・・・
| ﾉ
.| | なんかほかのことに
人 丿 気を回させればいい、と？
/⌒ ＼ __ _ ／
/ ＼
./ 人 ./ ヽ
〈 < / ＼ ＼
855 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:09:17 ID:rmsx8K2Y0 [88/112]
,／⌒ヽ､
ィ￣￣ﾌ′: : : : : }
{: : : : : : : : : :＿__〈
＼: : ,. -‐ '´::::::::::ヽ
|／::::::::::::::,. -‐ ￣￣`ー-- .,,_
|::::::::,. ‐ '´: : : : : : : : : : : : _／
_／‐ '´:＿＿＿＿,. --t‐ ''´ ぶっちゃけるとそういうことだな
_ -ﾆt─ ''二;;;;{ ゝ･-′ ヽﾍ
弋二ノ;;;;;;;;{ ヽﾍ;;| >ヽ
/;;;;;;;;;;;;ヽ （ |;;| r ' |;;;}
ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;丶t;;ﾍ ` 二ﾆ=-' |ノ
ﾚ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ハ;;ヽ､ ─ ,､ヽ､_ノ)_
Vヽ､;;;;;;;;;;,へ '､;;;;`ー- ,_ﾉ;;;;;;;;;;;;;／
｀＞'｀丶､` V､;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ﾆ=-
厂￣｀ヽ: :＼ ヽ!了ヽ!｀ミ
,. ‐ ´: : : : : : ﾍ: : : ヽ ｲ::ヽ
／: : : : : : : : : : : : '､: : : :∨､:::} ＼
／'⌒`ヽ: : : : : : : : : : :i: : : : :ヽヽﾍ: : ｀ヽ､
/: : : : : : :ヽ: : : : : : : : : :|: : : : : ＼!:'､: : : : }
ｲ: : : : : : : : :＼: : : : : : : : |: : : : : : :ヽ:::i: : : :|
|: : : : : : : : : : :ヽ: : : : : : : :|: : : : : : : |::::ｌ : : |
|: : : : : : : : : : : : :＼: : : : : :｀ 丶 ､: : |::::|: : :|
|: : : : : : : : : : : : : : :}: : : : : : : : :／: : |:::|: : :|
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶: 言いたいことはわかったわ
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:! でも、ガルガンチュアって
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ | 普通の物理攻撃、魔法攻撃、
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ 何もかも気にしないでもいいのよ？
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:|
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:!
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ 何をどうして、
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′ 気を散らさせようと？
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル'
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト．
857 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:11:17 ID:rmsx8K2Y0 [89/112]
.ｨ≦￣￣≧.、
r' ∧
,,.. -- -'ー── -- ...,,__{
く _____ ｀ヽ いやいやいや、
ヽ. γ´ｧ ｀ﾞヽ ヽ 攻撃で気をちらさせなきゃダメってことじゃない
ゝ. ﾊ ゝ .}::> ',
ソ:::', ,ｨｰ,.==-' ﾉ::ｌ_八 } 『例のビーム』以外の何かに集中させればいいんだ
,ｒ;:´:.=彡',,ｨv,,....ｨ,ｿ:::ﾉ:::::::ヾ.- ´
ﾚｨ^;::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::ﾘヽ
ゞｰｧ::::;::::;:::::;ｨ^ﾘ'｀ ｰ-．ｲ で、ここからは俺の推論になるんだがな
/￣¨ ￣＼.ｰ.´/ {__ /､ /∧
/ ｀ヽ. ,＼/ ヽ _.ｱ ! {´ ∧ シンの字が空中に浮いてることって、
,/ /. '., ´ { | > ｀ヾ それ自体が魔法というか・・・・・・
_,ノ ＼ ∧ ﾐ..､ ヽ{ // ヽ＼
r ´ y' ＼ ∧ ｀ﾞﾐ.≦{､ ヽ. ', ＼ 相当の行動リソースを消費してるんじゃないか？
ｨ} / ヽ,ﾑ ﾏ'ﾑ ヽ }. ﾞ}
／ ,/ / ヽ ﾏ/,ヽ l ﾉ
/: : /: :/ィ′′ /: : : : : : : : ヽ :＼ | : : ヽ : ＼
/: : /: : ′: /: : /: : : : {: : : : : : :＼: ﾊ: : : : ',¨＼:ヽ
r=＝f{ : : | : : l: : ∧: : : : ヽ: : : : : : : |: : ', : : ハ､ ミﾍ
| / .| : : |: : A ､|_ﾊ: : : : l ＼ : : : A: ‐ j‐: : : | ヽ ,′
ア | : : |: : ハ { ヽ: : | ‐七/ } ハ: : : : !､ ∨:1 まあ、『常時空中浮遊』を実現するために、
,' >､_ ハ: ::ﾄ {ｨ尓了ミ ヽ{ ｨ云 ミK.|: : : : |⊥≦: | かなり無茶してるとこはあるわね
/ / / /: ヽ : { ﾄｲ } | |心 j:l !: : : : ! { V
. / /.7 ハ : : ド､弋__り 七_り' |: : : :ハ ヽ ＼
V: :/ /: :{.∨∧ ' ,'.: : :,' 八 {＼/ 無茶はしてるけども、
. |: :l l: :∧ {: :ハ 'J ｲ: : /‐': : l |: :| まずそれがありきの状態になってるから、
. |: :|V /l: :ハ: : ハ - ー- /:l :/ : : : : !ィ: .:| そこを外から何とかしようってのは
. |/.|:/:.∧ : : ヽ : : {＞‐一、 イ: :〃: : : : : ﾉ |: : | 難しいというか、無理というか・・・・・・
. | lハ: : ヽ: : : ＼/ _. -、__〉_ . ≦に: :／: : : : :.ィ: : :|: : |
V_r-ﾍ 〃 ´ ｀ 〈 / ! ´/: : : ::／: 八: :ﾄ､/
.イ l | ∨ ¨￣ヽ }′ ハ |: : ／￣7 7- ｧ､
/ l ! ! } ‐…､ V_ ＿ , -} lイ / / / ヽ
. / .l ! ! } ー }ノ|´ ＿ ｀ヽ_/ / / / ＼
858 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:13:10 ID:rmsx8K2Y0 [90/112]
__、
iｰ'ﾞﾞﾞﾞ''''ｰ-,／^´ ﾞ'；
| ﾞゝ....‐ .｝
! |,
i＿___________......ｒ'".'''ﾞヽ . ..,,、
,,. -/ ｀'ｰ | .' 、 だが、それのバランスを崩すことはできるんだろう？
,..-'" lﾞ __.. -''′ ./
. ,／ .｀''''～- ....---''''"゛ ,／ こっちの紅蜘蛛の重力制御が、
／.,, ,,..ｒ'" シンの字の重力制御によって
｀''ｰ､,、 _,,,-'" ｀!､ 崩されるとか言ってたじゃねえか
/'r‐、 ,／´ /ﾞﾞ', ヽ
/ レ'ﾞ ´ﾞﾘ´ . ｀^^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ厂j .! │ . ｌ
/ | .l． 丿/ / . / !
ｌ ! .,,....--ｰ'''''''″ / .| (、 . !
_ .ｨ‐¨ﾞﾞ'广゛ ...... ./ ,ﾉ.ｌ. ｀'ィ ..,,＿/
..-‐'"゛ 'l_ﾞ'ｰﾉ｀' ..........,,＿ .,, -" / │ .! ﾞ''''-．
.i''i ヽ、 ／ .! !
,)ｲ : ..,,,,,＞u;;;;,、.__ _,,,.. ／ | "
/ . 、 ! .｀ |
!, ,!
." ﾞ
--ｚ=====ミ
．.:´:.:.:.:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
. ／:.:.:.:.: .:.:.:.:/ 二二二二 ＼:､
. ,:':.:.:.:. ｲ/.:.:.:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼}:.＼
/:.:.:.:/ Ｚi:.:.:.:/:.:.:.;.:.:.:l:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
':.:.:.:.:.:X__|:.:.:.|:.:.:./:.:.:ｲ:.:.:.:.|:.:.:.:.: !:.: i:.:.:.:.:.:ﾟ，
i:.:.:.:.:://Ｎ|:.:.:.|:.:7T:.:TＸ:.:.:.:!:.:.:.:.:.|:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.
|:.:.:.:〈/ﾑ:.:|:.:.:从{ｨ==ミ ＼ﾄ､:.:.:厶斗7:ｉ:.:.:.:.l 重力波干渉のこと？
|:.:.:.:.:.:.{. Ｙ.:.:.| Vしﾒl} ｀ ∨/}/ ':.:|:.:.:.:.|
|:.:.:.:.:.八 |:.:.:.| 辷rﾘ ｲ刈 Ｖ:.:.:|:.:.:.:.| だから、あれは出力が違いすぎるから、
|i:.:.:.:.l:.:.:.ﾇ|:.:.:.| ､じ' /:.:.: !:.:.:. | 真正面からぶつかってもダメだって・・・・・・
|l:.:.:.:.l:.:.:.从:.:.:| __ /:.:.:.:.:|:.:.:.:.|
|l:.:.:从:.:.:.:.:ﾄ :.ﾄ． ｀ ｲ:.:.:.:. 人:.:.:l|
|l:.:.:.:.:.ヽ :.:.| ヾ ＼ イ:.:.|:.:.:／:.:.:.:ｲﾘ
|}:.:.:.:}:.ハ:.:.!＼ 7ー≦:.:.:!:. ﾑｲ:.:.:.:.:./ /
乂.イ: : :ヾ: : :ヽ ∧ヽ:./:.:/!:.:/l:.:/}:／
イ====ミヽ:.:.:.:.:.:.:.廴___{_:_:〕iトイ |/ :i′
〃 ＼ﾄ.: : : : Ｖ二二ﾊ : :i:i〕ﾄ．
′ V∧ : : ∨ |: :i:i: | ﾟ，
{ }V∧ : : ∨ .|: :i:i: | ハ
ﾟ、 V∧: : : ∨ .|: :i:i: | ．
}! ----V∧: : : ﾟ， .!: :!: :ﾊ }
|:、 ／ : : ｘ====V∧: : : V:!: :!: { Y⌒ヽ
|: } .イ: : :／: _:_:_:_:_:}ヾi:ﾄ: : : ヾ :ｌ: :! ！==ハ
859 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:16:21 ID:rmsx8K2Y0 [91/112]
,. へ、_＿＿
r' ＼
| ,>
/‐、＿＿ i´
＿＿_,――´ｴ＿、 ￣｀ー l そのまま真っ向勝負を挑むんじゃなくてだな
`ー―、＿_、 ー‐、＿＿＿_iﾆヽ、
／ ￣｀ー、＿ ,｀＞ 紅蜘蛛の出力を上げるとかできんか？
i'´ r‐ゝヽ、ー―フ＜´´
, ―‐´￣｀ ‐、 | iﾆ!、ヽ‐―´ ,＞
／ ／ 、 ヽ. ヽ,、_ヽ.ヽ (,、 .
/ ＼ ト‐;/イ ＼＼ / ,i、__／ﾚ,i.
∧ ＼ | ヽ. , へ.ヽ ヽ、__、 / ーノ
ヽ. 、ヽ| i ｀v、 ￣ヽ、 ＜ノ
ヽ. Y b/ ／ヽ/ ヽト、_、k―´
i i l.／ iく
| i´｀i―〈 ﾄ、
|/ / ./| ヽ.￣｀ー
_」,, ヽ‐'''''´
/:.:.':.:.:.:.:.∧:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:ヾ:.∧
厶/:.:.:. ｲ:| iﾄ､:.:.:.:.:.}:＼:.:.:.:.:.iﾄﾍ
〈 /|:.:.:7T!:ト |! ＼:斗匕ヽi:.:.:.| 》
.':.7 l:.l:.l.芹芯ﾐ ｲ芯仍 :.:.:!ぐ:!
ｉ:./.ｲ:.Ｎ 戈ツ 戈ツ !:.:.:| ﾊ.ﾟ， ・・・・・・えーと、どうやって？
|:Ll_|:.:..ﾟ， ￣ ´ ￣ ,':.:.:.|」:.V
|:.|:.:.:.|:.:∧ 冖 ,/:.:.:.从:i:|
|:ﾊ:.:.:|:.:.:.:.〕ト .イ:.:.:.:/:.:.川
{ ﾟ，:!:i:.:.:l:.:.:.:i≧== {:.:/:./:/:.ﾙ’リ
):从:.:.:》ｲﾉ 乂:,:./:/ ′
_r=＜:´: : :| -----ミ 《/: :〕iト．
／ |:i:ｉ: : : : : :|ニニニニ |: : : : :i:i: |｀ヽ
.厂{ |:i:ｉ: : : : : :| |: : : : :i:i: | 廴_
.／ ヽ. Ⅵ! : : : : :| ’: : : : ｉⅣ ／ ＼
／ ＼ヾﾄ : : : ∧ /: : : : :/i/ / ｨ ＼
／ イ ヾﾄ: : : :∧ /: : : : :/i/ 〈´ ヽ
861 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:20:32 ID:rmsx8K2Y0 [92/112]
r'´￣｀＜二＞'^ヽ
!ﾊ : : : : : : : :r=ﾆ〈
}ﾋ.三三三三三三| オメガだよ
,. -┴------------┴-- ､
∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. '´ 昨夜から忙しく動いてる、
. ｀ー=丁不j￣￣ ￣「 ｀Yji爪 ネヴァンジュの根元に居座ってたやつ
八r ､| _> |ﾊ川
. 川{ぃj| |ｿ川
川jViﾊ ＿ ｜jijｲ あいつもオメガなら、
川川j ﾄ､ ´ = ｀ ﾉ川「 紅蜘蛛もオメガなんだろう？
Ｎ川从ﾐ=-='介=-ｲz_シj
ヾﾄ､jWﾐミミミミミミヲY
,.ィハ ,. -─￢'´j:ト､__ 名前が一緒だから
,. '´/:.i ﾄ─vﾍ ,.ｲ :ヽ: : :￣￣￣｀ヽ 共通するところも多いだろうってのは
,. '´: :／:.:.| j::::: { ＼ / |: : : :＼: : : : : : : : 素人考えかもだけどな
,. '´ : : :.／: : : :|ﾚ^〉ｰく V |: : : : : 〉: : : : : : :
: : : i: : : :＞=- :.| /:::::::i |: : -=＜: : : : : : : :
: : : |: : : {: : : : : | |:::::::::| ｜: : : : : :}: : : : : : : 外付けバッテリーだとかアンプ的に使用して、
: : i | : : : !:.: : : :| | :::::: | |: : : : : :./: : : : : : : 紅蜘蛛の重力制御の出力を上げるってのはどうだ？
: : {:| : : : |: : : : | |:::::::: | |: : : : : /: : : : : : : :
-──‐-
．≦───‐ ﾐ:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
／::/／:::::::::::::::::::＼〉:.:.:.:.､_:_:.:.:.＼
,:'::::::::::::ｲ::::::::::::::::::::::::::}::::::.:〈ﾄ ＼:.:.:.ヽ
./::::::::::::/∧:::ﾄ :::::::_:､::::::::::::::.:{ 〉 》:.:.:.:. ダメね
/:::::::::::::ハ{ ヽ{__X´::::::＼!::::::::::V {.イ:.:.:.:.:.:!
'::::::':::::::::lー ＼ｨ芯V :!::::::::: 爪 ！、:.:.:.i
ｉ::::/::::::::ｌ:芹ｵ 匕リ |:::::::::::トﾐ | 〉:.:.:| プロトタイプは紅蜘蛛に比べて大出力すぎるの
|:ｲ:::::::::::Ｎ.ﾋﾘ """ |:::::::::::l }__|./:.:.:.:ﾊ
|::::::::::::::| ′＿ |:::::::::::|ノ:::::::::::.:.::.:.| だから、紅蜘蛛とアレを連動させるなんて無理・・・・・
|::::::ｉ::::八 {/ ） |::::::::::从::::::::::::.:::::.:!
ヽ:::|::::::::::ヽ ￣ /::::::::/::::::::/:::::::::::::l| ではないけど、紅蜘蛛が壊れるわ
|:::::::ﾄ::::::＼ __ .イ /:::::／{:::::::/::::::/:::::/j
＼::! ＼:::::::∧ /:::イ /::／: 〕iド:／
ヾ/:ハ " ／:!/: : :ｨ斧: :≧ｘ
, ィ≦:／、 -／: : : : ｨ斧ｲ´￣ ﾟ．
,ｲ:i:i: : /＿ ｀／: : : : :/i/: / {
./ :|:i:i: / V: : : : : :/i/: / .∧
/ |:i:i ′ /: : : : : :/i/: / ､__}
./ :|:i:ilｍ /: : : : : :/i/: / 、 ＼
862 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:24:48 ID:rmsx8K2Y0 [93/112]
,r:::::::ｧ::::::ｰ､
く:::::::::::::::::::::/
i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
_ ,,..〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-::::`:ｰ:-:､_ だが、紅蜘蛛がぶっ壊れても、だ
＜_:::::::::::::::::::::::::;, -::::':::"::_:フ
冫ｰ ‐７´￣ i::::ﾍ::::::`、 重力制御の出力を上げて、
ｲ:::::::i ｰ |:::ノ:::::::::', シンの字を地に落とせればそれでいいんだが？
|::::::::| ＿_ j::::::::::::::::i
ヾ::::j ´,,､_ ｀ /:::::::::::::::/
ゝ::::::':::::::::｀:´::;:::::::::;シ 紅蜘蛛を飛ばすのは、
_,ゝ-::､::_::::::ノ´ Ｋ"´ やる夫をシンの字に届けるためであって、
-..─..''::"::￣:::/:::::ﾄ､ r:::┐/::ｰ､_ シンの字を引きずりおろすことができるなら
:::｀ヽ:::::::::::::::::/:::::::::i ヽ／ヽ:::ﾄ､ ::::::::､ｰ､_ 飛ぶ必要はねえからな
:::::::::::';:::::::::::::::＞::::::l i::::i ヽ::::::::ヽ:::＼
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶:
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉 残念だけど無理ね
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i 紅蜘蛛とガルガンチュアの、
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:! 重力制御の規模そのものが違いすぎるのよ
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ |
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ 暗闇を照らすのに、
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:| 乾電池と豆電球の明かりを使うのと、
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:! ハロゲンライト使うのと比べるようなもんよ
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′ 紅蜘蛛の重力制御機構が焼切れるくらいの出力を出したとしても、
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/ ガルガンチュアを引きずりおろすにはまだパワー不足なの
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル'
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト．
865 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:28:20 ID:rmsx8K2Y0 [94/112]
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） | ・・・・・・そうやって聞くと、
. | （__人_） プロトタイプもたいしたことねえように聞こえるな
| ｀ ⌒ﾉ
| }
ヽ u }
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
＿ ＿_
．:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
.／.:.:.:.:.／ニニニ＼:.＼
/:.:.:.:/:./.ィ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:ヽ
j／ 7:.:.:./{:.:.ト､:.:.:.:.:}l:ｌ:.:.:V∧ いや、そんなことないわよ？
,:.く/ |:.:.7⌒V` }ﾊ:./廾ﾍ:.| ﾊ
.ﾉ: ｲヌl:.:《 汽抃 ｲf抃 }:.!/:.:i
ｉ:.:| | (_|:.:ﾊ. 辷ﾘ 辷j ｲ:.|:.:.:.| エネルギーポテンシャルで言えば、
/:|:.:ﾚ| |:.|:.:.∧ ′ 从|:.:.:.| プロトタイプオメガって
{:.:|:.:.:.:.:从:.:.:.:.ト ‘’ .イ:.:.(:.:i:.ﾘ ものすごい存在なのよ？
):ﾊ:.:l:.:.:.:ﾉ＼:.:ヽ ≧=≦:.:.ﾚ:.:.:./l:.′
}/!:イ:i:／｀⌒＼:.:/ｉ:.∧:.{∨ ′
／: :ﾝ／ ／ ｀Y:ノ ｀
/: :/iｨ" , l}
./==彳 ′ ＼ ﾊ
′￣ { ＼
{ ＼ ＼
/ 乂 ＼ ＼
867 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:33:04 ID:rmsx8K2Y0 [95/112]
─… ミ
／∠二二:.:.:.:.:.:＼
/:./:.:{:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.｢ヽ:.:ﾟ，
ﾑｲ:.:.ハ:.:.＼:.:.:}:.:V/:.:.i
}/l|:.:.|ﾆﾐ＼ｲ笊:.:.:lⅥ:.:! あれは基本的に長期間の無補給行動を想定してるから、
kｲ|:.:.l以 以 |:.:.|ﾉ:.:.:ﾄ 電源は大出力の発電機構を選定
|:.:.ｌ:.八 ､ |:.:.|:.:.:.:ﾊ
|:ﾊﾙﾍ:. /⌒ﾄイ|:.:从:/ ﾉ おまけに内蔵大容量コンデンサに蓄電した分を、
r匕/ヽノ/_/ﾚ: /:〕iﾄ． 瞬間的に出力に回す事もできるから、
_/}/く: ＼/ /: : ｲ／ } 瞬間出力は発電システムの数字の数倍行けるわよ
{_／ `7 /: /／--ミ/
.／ ／ヾ: イ/ 団長ヽ
{ / ￣ヽ ￣＼/ それ以降のオメガの全力をもってしても、
ー┬く.＼ ／ プロトタイプの最大瞬間出力に比べると、
} にふｽ ー─彳 桁が一つ違うってとこね
/:.//| | : : : : : :〈
, : {/: |_|: : : : : : :ﾊ
,: : : : : : : : : l : : : : :.
/: l: : : : : : : : !: : : : :∧
./: : l: : : : : : : :ハ: : : : : :ヽ
＿＿＿_
／ ＼ じゃあ・・・・・・
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ プロトタイプオメガさんが
| （__人__） | 全力を出してシンちゃんに妨害をかければ、
＼ ｀⌒´ ,／ シンちゃんの邪魔できるかもしれんのかお？
／ ー‐ ＼
868 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:35:16 ID:rmsx8K2Y0 [96/112]
_＿ _
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.〕iト ．
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:...､
,:':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. -──‐ミ:.:.:.:.ヽ
/:.:.:.:.:.:.:/:.:./ ＿＿_＿_ ` ､:.ﾟ，
/:.:.:.:.:.:.:/:.:./ イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.rﾍ
':.:.:.:.:.:. ':.:.:/":.:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:∨{ その妨害の方法にもよるけどね
ｉ:.:.／ /!:.:.:.{:.:.ﾊ:.:.:| ﾟ，:.:.:.:.:.:.:.}､:.:.:l:.:.:.}ｲ
l:.: ヽ/ :!:.:.:.:Ｖ.__ヾ:! }:＼:.:.:.斗匕:j:.:.:.l:ﾊ
|:.:. //^|:.:.:.:.:| `ト ヾｨ芯Vﾉ:.:./'|:.| プロトタイプの武装は、
|:.:.:| |ﾄ |:.:.:.:.:.Y仡芯` ﾋｿ ｌ:.:ｲ |」:.! 今現在の世界で最も強力なものだろう気おｄさ
|:.:.:|/| |ﾊ:.:.:.:.{ 乂zﾒ .小:.:V:.:.ﾘ
.ﾊ:.:.:.:.|_ｌ从:.:.:.| __, ｀ ｲ:.:.:./:.:ﾙ′ それでも、ガルガンチュアには通用しない
}:.:.:.:ﾊ:.:.∧:.ト ‘´ イ:.:.!:. ｲ:./ ′
.イヾ:Ⅳ: :}/:{ ヽ ｀7壬{: : Vハi:i :|ﾊ 因果操作ってのは、そういう・・・・・・・
ハ: : V∧: : ∧ｰ─ ‐一|: : : : : i:i :| !
' ﾟ，: :V∧: : : :V´￣￣￣｀|: : : : : i:i :l ＼
{ / ヽ : V∧: : : ﾟ，------￤: : : : j:j:/ ヽ
/ ＼ヾiハ: : : ヽ. |: : : : /iｲ ､ﾉ
{ ヽ:ヾi:ﾄ : : : :＼ ﾉ: : : /i/ {
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | 攻撃じゃなくて、重力関連の現象なら？
＼ ｀ ⌒´ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
870 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:37:31 ID:rmsx8K2Y0 [97/112]
-───-
．＜._ ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
／:.:.:.:.:.:.:.:.:` ､ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
〃:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
/:.:':.:.:.:.{:.:.:{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:i:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
/:./::.:.:.: ｨ:.:∧:.:.:.:.:.:.:.:. !:.:.:.: ｢厂＼.:.:.:.:.:.:.:.
/:.ｲ:.:.:｀X l:/ ､:.:.|:.:.:.:. |:.:.:.:.:| ＼__/:.:.:.:.:.:. i あれ？
' }:.:.:厶 ｰ─ﾍ:.ト :.:.:.|:.:.:.:.:l__ノヽ{:.:.:.:.:.:.: |
{ l:.:.:仇ﾄ ｲ芯ヽ. ヾ:.|:.:.:.:.:ト Ⅳ}:.:.:.:.:.:.: ! プロトタイプオメガに
|:.:バﾂ 弋ツ ’ |:.:.:.:.:| } ！.:.:.:.:.:.:.| 重力制御機能ってあったっけ？
|/:.:.:l ′ |:.:.:.:.:| ノ!∨:.:.:.:.:.:.: |
|:.:.:八 __ |:.:.:.:.:|:.:.:|/:.:.:.:ｌ:.:.: Ｎ
|ハ:.:.:ヽ ` イ|:.:.:.:.从:.:.:.:.:.:.:|:.:.ハ|
{ ヾ:.:.:.:≧ー‐ /:.:.:.:/:.:.:.:〕ト:.:.:!:/ }
刈 ソ : : / {:.:.:.ｲ{:.:.:.:/: : : :〕iト ．
.ｲ:i:i: : : : :/、 〉/-ハ:.:.{: : : /:i:/: : }
/ :| i:i: : : :/---- 〃 /: : ヾi: : /:i:/: ／＼
′ Ⅵi: :.:/ У: : : : : :/:i:/イ ヽ
＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ いや、それがあるかどうかは知らんお
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ | でも、重力波をシンちゃんに集中させて、
. ＼ ヽ ／ 質量を増大させるって手はどうだお？
872 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:41:30 ID:rmsx8K2Y0 [98/112]
/l／/ /:.:.:.:.':.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:ヽ
. // 7 /:.:.:.:.:!:.:.:ｲ |:.:.}:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:ﾟ，
// '｀才:.:.:.:.:.!:.〕iト. |:.:ﾊ:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:厶:.:.:.:.: l.:.:.:.:.:.
.' / /: !:.:.:.:.: Nx===ミヽヾ:{ ＼:.:.:.:／:.:l:.:.: |:.:.:|:.:.i:.:.:i
{ ｌ |:.:.|:.:.:.:.:.:Kんう笊 ＼ ｨ示ﾐヽ:.:.:|:.:.:|:.:.l:.:.:| すごく興味深い提案だけど・・・・・・
:Ⅵ |:.:.|:.:.:.:.:.:| V/ツ {// "/:.ｲ:.:.ｲ:.:.j:.:.:|
:.:.:.＼j:.: !:.:.:.:.Ｎ "" ヾ′.':.:.:.ﾚ:.:.!:./:.:.:.| プロトタイプにそういう真似ができるの？
:.:.:.:.|:.:.:. |:.:.:.:.:. |、 ′ 从:.l:.:.:.: ｲ:.:.:.: |
:.:.:.:.l:.:.:从:.:.:.:.:.:l:.＼ (￣｀ﾌ ｲ:.:.:. !:.:/:.:.:.:.:.:.:i|
Vl:.:.!:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.ト:》 ￣ .イ:.:.|:.:.:.:从:.:.:./:.:.ｲﾘ
Ⅵヽ:.:.:.:∧:.:.:.∨ ｀ =≦: : ヾ !:.:./:.:.:.: /:.:/ /
. X:.:.:.:.:＼:.:ﾟ， / ヽ: : : :/:.:ｲi:iヾ:ｲ:.:/
／: : V}:.:.:.:ｌ:＼〉--- ハ: : :{:/: :Vﾊ } V
ｨ:i:i:ﾄ : : : ヾ:ﾉ: : : : ∨￣￣￣ ヽ : : : : i:i:ｉ |！
/:_:_: :ヾiﾄ: : : : : : : : : :∨￣￣￣｀i: : : : :i:i:i│ﾊ
｀ヽ:ヾiﾄ : : : : : : : : ヽ. l: : : : :i:/ :! :}
＿＿＿
／ ＼ できるお!!
／ ＼ , , ／ ＼
／ （●） （●） ＼ 具体的にゃあ、重力波爆破ってんだけどな
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／ 確か・・・・・・
ノ ＼ 高密度の重力波の照射によって対象の質量を上下させ、
._i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ 重力共振を発生させて・・・・・・
（ l l l l l
ヽ /
874 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:44:49 ID:rmsx8K2Y0 [99/112]
---
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
/:.∠ 二 ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
./:./:.:.:.:.:.:.:.:＼}:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. つまり、ガルガンチュア自身の
':.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.: r=ミ :.:.:.:.:.:.:.l 質量を増大させる・・・・・・
ｉ:.从{:.:.:.:.:.l:.:.}:.:.|:.:.:.:| ヽ厶:.:.:.:.:.:.l
|:.:. fj＼:.廾/ト:.|:.:.:.:| ハ }:.:.:.:.:.:|
|:l:.:l, Tjヽ!:/|:.:.:.九 ∨:.:.:.:.:.i|
lﾊ:.ヽ _ /:.:.:.:Y＾ﾚ'厶:.:.:.:.:ﾘ
/厂/ Vハ ＿_ /:.:.:. /イ:./: :/i/〕ﾄ．
.ィ{:i:i :{ {i:i: : : : イ:／ﾚ' /l:/: :/i// ＼
､ヾiﾄ: ＼Ⅵ : : : |≧== /: :': :/i// }i:ヽ
＼ ｰ─仆 : : : l ./: : : ｲi// ／ .ﾉi:i:i:ﾄ､
＼ ヽヾﾄ | /: :／i:シ /ヽ==彡i:ｉ:ノ }
＿＿＿
／ ＼ ｷﾘｯ
／ ＼ , , ／＼ そのとおり!!
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／ そうしたら、重力制御の計算のやり直しというか、
. /⌒～"￣,￣￣〆⌒,ﾆつ 再制御に行動リソース裂かにゃいかんちゃうかお!?
| ,＿_＿ﾞ＿__､rヾｲｿ⊃
| ｀l￣
. | |
875 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:46:50 ID:rmsx8K2Y0 [100/112]
-──‐-
／:.:.:.:.:.:.:.:.:/ニニ ＼
ｲ_:_:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
,:':{ 才:.:.:.:.:.:.:.:. / ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾟ，
/:.:.∨l|:.:.:.:.:.i:.:X/ |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
':.:.:.:/Ｖ|:.:.:.:.:.|// ＼ |ﾄ:.:{:.:.:. !:.:.:.!
ｉ:.:.:.:.l （|:.:.:.:.:.| 笊朴 |l ヽＸ:.:.|:.:.:.| ・・・・・・ふむ
|:.:.:.:.|/」:!:.:.:.:.:.! 込ｿ ｨ芯}:ﾉ:./ﾉ
|:.:.ﾄ:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.| ､ ゞy':.:./}
.x===ミ从:.:.:.:.:| rへ ｲ:.:.:.:｢ 高密度の重力波照射による質量増減、
.′ ヾ:＼:. 〕ト-ﾚ1 |:./|:.:.:.:′ それに対応するための一時的な演算不可増加、か
{ ∨∧: v=厂 ヽ j:.:./
| 、 ヾi:ﾄ: { ハ_) }:イ
Ｎ ＼ ヾiﾄ/≧≠ﾉヽ‐ミ
|、 ＼. ヾ{ }､ﾉ》
|ﾊ /厂ヽ ＼
|: :ヽ .ノ 从 }
￣ ＼ ＼ ﾉ
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼ どうだお、このアイデア!!
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ |r┬-| ,／ これで、シンちゃんを
, -‐ (_).ヽ`ー'´ ｨヽ 封印状態に持って行けんかお？
ｌ_ｊ_ｊ_ｊ と) i
￣`ヽ | l
877 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:48:05 ID:rmsx8K2Y0 [101/112]
/ /:/ / │ | ＼ヽ ヽ 丶 ＼
i ,′ |/ / ! j ! ! ! ', ヽ
i. | | / ,′ ハ | |ヽ/´ ! ! !ﾊ
ヽ | l l / / │ i| l ハ j | | ﾘ
N ┼‐|ｰ─ -/t /- ､| j| / { _jzﾑ ∧ │ ・・・・・・悪くない!!
/ | ', ｌ / 〃 _ lヽ / j/ ,ｲ仏}// } ∧
＼_| ヽ { ／,ｨ≠テ女､j／ V_;;| { j / ハ
丁∧. ∨ 〃{か;;;;小 ちj_ ! ｲｌ | 悪くないアイデアよ、これ!!
│|仏 ハ ヾﾊ圦_:::jハ `ｧ ', ﾄ、 l
│|/∧ ヽ ヽ^)::ン‐ }i |ハ !
│|.厂 ヽ ＼ ｀´ __ ノ 厶 ﾘ ', |
└‐ゝ. ｰヽ ヽ ＼ ｀￣ / / ｌ |
ヽ､ `'ー‐＼ ＼ ＼ / / ｌ.|
＼ ｀＼ ＼ ＼ / / ﾘ
ﾍ ` ｰ- ､ ＼ ' ｰ=＞ーx‐‐ｧ￢′ ,′
＼ ヽ ｀ミ=- ...__Ｘテ‐ゝ_{__八 ｛
{＼ ｀ヽ ヽ-‐‐''￣￣´__＿｀＞〈
＼ ヽ ｀ヽ､_ }＼ } ／ ￣ ヽ
＼ ヽ ｀ヽ ,ﾉ ﾘ ／ ＼
＿＿＿
／ ⌒ ⌒＼
／ （⌒） （⌒）＼
／ ///（__人__）///＼ マジで!?
| u. `Y⌒y'´ |
＼ ﾞー ′ ,／
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ rｰ'ゝ 〆ヽ
/,ﾉヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
881 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:52:00 ID:rmsx8K2Y0 [102/112]
_＿＿＿____
＿ ＿_ ．.:.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:..､ __
}＿} く ｒ==／:.ｘ≦ ￣￣￣￣≧．:.:.:.:.＼ ／ l}
.／ ィ⌒ヽ ｌ} ／:.:.厶斗:.─……─:.==ミ:.:.:.:.:.:.∨ー＜ __
' く_,{! ＿,《/:.:.:.〃:.: /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.廴＿l}´
､__/廴__,／:.:/:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ_＿__ ノ
／:.:／:.:.:.:.':.ｲ:.:.:.:. ｲ:.:./i|:.:.:.:.:.!:.:.､:.:.:.:.:.:}:.:.:.:. ＼:.:.＼ たぁーだぁーし!!
ｨ:.:.／〉:.:.:.:/:.:. !:.:.:./`ト/、l:.:.:.:.:.|＼(_メ:}:ﾉ :.!:.:.:.:.:.:＼:.:丶
〃 /:.:.:.:/:.:∧!:.:.:{ 芹ドﾐ＼:.:.:{ ｨｔォ=ｧ :.:.:ﾄ :.:.:.､:.:.:.ヽ:.:.:＼ プロトタイプの全力を持ってしても、
/ /:.:.:.:/:.:/:.人:.:.ﾊ ､込ﾘ ヽ 込ﾘ |:.:.:.:| }:.:.:.ヽ:.:.:l|:.:.::. ガルガンチュアを引きずりおろすにはまだ足らない
{:.:.:.:.:{:.∧:.:.:.:l＼{_"" ､ """|:.:.:.:|ノ:.:.:.:.:.l}:.:.l}:.:.:.:
人:.:.:.:! 《⌒ヽ :.:人 /⌒ヽ .人:.:.:乂:_:_:_: 彡':.:.:.:. 再演算処理に意識を割かれるのも、
ヽ八 ヽ Y: : :≧ｭ。.ゝ-- .イ: :|:.:ﾄ--:.:.:.／:.:.:.:.:／ 延々と続くって訳じゃない
＼) .∧ ヽ: : ; ‐┐≧==彡./}: :.|:.:ﾄ===彳:.:.:.:イヽ
/ /´￣ ∨ .ﾉ: :＼====ﾐ! : 乂:_:_:.ｨ:.!:／ l}: :i＼ ある程度の時間を稼ぐのが精いっぱいってとこよ
.' / ----} イ: : : : :∨￣yl: : :/: / 从 ノ: :ﾉ
ｉ l ＿__｝(: ＼: : : :.爪 ﾘ: :ｨ:.:/ 廴 イ彡’
| { l} }＼ ＼: : l} 厶": / } / /
ﾉ八 ￣ ∨ ｀≧==f大==:く ﾉ / /
{{_＿》 / 〈:./｀才ト:==彳 .ｲ / /
}: :./ | ゝ=行:}:.} / / /
- ─‐
． ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:..､
. ／:.:./:.:／ 二二二 ､:.:.:.:＼
. ,:':.:.://:.:/:.:.:{!:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ:.:!:.::ﾟ，
/／/Z:.:.:.:.Ｘ/＼:.:.:.:.:.:.ﾄ:.:.:ﾊ| }:.:.
':.:Ｖ廴j:.:.:.' l:|＼ ＼:.:斗匕:.:|ノ､:.:.! 増加し続ける自重、それに対応するために
ｉ:.:.:.| ! l:|:.:.:{ィf心 .ｨ心Y:.l {:.:| 瞬間的に増加する演算処理負荷
|:.:.:.l_l_(.|:.:.:|弋zﾘ , 弋ﾘ |:.|:Ⅵ:.:|
|:.:.:.:.:.:.:.|:.:.:| ‐v ':.:|:.:.:|:.:| ガルガンチュアの弱みは、
|:.:.:i:.:.:从:.込、 {＿.ﾉ .ｲ:.:从:.|:.:l 『地面に降りると負け』っていう条件があるところなの
|:.:.:|:.:.l:.:.:ヾ:.l:.:〕ト イ:.:.!/:.:.:.:.!:ﾘ
Ⅵ:ﾄ:.:ﾄ:.:.:.:|/: :ﾉ ￣ト､:.:.:':./:.:.ﾉ/ つまり、重力制御の再演算、
ヾ ｘ≦＼{: : ヽー __≧:〕iド． 地面に落ちていったん落ち着いて立て直すってことができない
／: :｀ヾiﾄ: : : : :＼´ --- |: :i:i:ﾄ.
. ′⌒ヽ: ヾiﾄ : : : : ∨￣￣|: :i:i:|
{ ＼:ヾiﾄ: : : :ﾟ， |: :i:i:|ヽ ﾟ，
∨ ＼:ヾiﾄ: :∧ .!: i:iﾘ Ⅵ
}/ | ヽ: ヾiﾄ:ﾍ ｍ|: i:/ } ､
′ ￤ ＼: ヾﾊ. !:ｲ ′ ＼
/ :|､ ＼: :Ⅵ{′ / ヽ
883 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:55:40 ID:rmsx8K2Y0 [103/112]
＿＿ __
． ´:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.`:..､
／:.:/ 二二二 ＼:.､:.:.:＼
/:.:.:./／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:＼:.:.:ヽ
/才:.:i:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:.:.|:.:.:.｢ ヾ:ﾟ，
くｲ７:. |:.∧:ﾄ､:.:.:. l斗匕 |:.:.:.K }:.:. 『落ちない』『再演算』『反撃』
ｉ:.:ｌl |:.:.:Nト {! ＼:.l.イ芯 |:.:.:.| 爪:.:.i
|:.:ｌl |:.:. 芹芯 ﾋ汐 |:.:.:.|ヽｌ」:.:| この三つの中のどれか二つを選べって言われたら、
|::.lj |:.:.:| ﾋ汐 , |:.:.:.| }:.:.:.| まず『落ちない』がガルガンチュアの選択になる
|:.:.l_j:.:八 y─ ､ │:.:.lイ:.:.:i:|
|:i:.从:.:.l:.丶 ､＿ﾉ ｨ|:.:.:从:.:.:.l:| その上で再演算が来る
lﾊ:.:.:.:＼:.:.:.:＞─… ´￣｀ヽ=ミ:ｲﾘ
＼:.l:.:.／ ＿ ノ ｀￣｀ヽ つまり、『反撃が来ない時間』を作り出せるわけ
／ /＿＿ ﾟ，
／ ／´ /´ _{ |/´ l:〕iト--
／ ／ ｲ /:i:i:| | |: :|
(__.イ .ｨ / /ー‐| | ／ ｌ: :|
ゝ彡:/i{__ ./ヽ . 人_.丿イ .': :.|
/|:i:|/:/i/ 丶 / : : |
{ |:i:{:/i/ l / : : : |
圦:.!:ｲ i ! / ￣￣
/ ｲ芥ﾄ | 、 ′
／／ 7:.:.:.:.:.:. ｲ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.V:.:.:.ﾊ
∨ ./:/:.:.ｲ:./│:.l:.:.:.:.:.::ﾊ:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:V:.:.:.i そこで、紅蜘蛛の出番になる
厶_/:/:.:./:{:.＼|:./∨:.:.:.:! Ⅵィ:.:.:.: !:.:.|く ＼
／.ｲ:.:.: !:.:.':./==ミヽ ､:.:.l／)ハ:.:. ||: ｲ {__ノ ガルガンチュアが、
く／|_|:.:.:.:|/:.〃ん心 Ｘィ弍心:.:.:ﾘ:. | .ｲ│ 紅蜘蛛の存在を計算に入れてないなら、
〃 i:.:.:.:.: |:. / ﾚﾍﾂ ﾚ'刈 ﾊ:/:.:.:.| {. 《 空中は奴にとって絶対の安全地帯
|:.ｉ:.:.:.:|:.:.ﾊ ´￣ ｀刄 }:.:.:.:.| |:∨
|:.l:.:.:.:.:.:i八 「￣￣ 1 /|:.:.:.:.|Ｖ:.:.| そこで必ず立ち往生するはず
|∧:.:.:.:/:.:.:.＼ | ﾘ .ｲ:.:|:.:.:.:.|:.:.|!:|
ノ ﾉ:／==ミ:.:.:.〕ﾄゝ -- ’ .イ: l:.:.|:.:.:.:从:Ⅳ そこが、こちらにとって最大の、
／´ ⌒ヾ＼: ∧ ￣ 厶:.!:.:ﾊ: !:.:.:.′ そしてたった一回のチャンスになるでしょうね
/ ／ ｀丶: ト ＿_ ∨〕ド-:ﾒ:.:.ﾑ
/ ′ ＿＿ Vﾊ ヽ}: : : : :i:i: 「ヽ
{ ノ .イi:i:i:i:i:i:i:i:Y⌒'Vﾊニﾆﾆ.|: : : : :i:i:│ ＼
/ ／i:i:／￣￣ヾl !: :i :|: : : : :i:i:│ 、
i⌒ヽ{i:ｉ／ ′ トミ、 |: : : : :i:i:￤ ＼
､ ＼ ＿_ ノ │ ＼ j: : : : :jﾘ: ! ヽ
＼ ｀ ノ｀ ー一'⌒ヽ ´￣￣ ＼
.イ ＼ 、 、 イー…z＿
r──一 ´ ￣ ．＜￣￣￣「:￣「:￣:￣ツ.ﾉ ＼
ゝ --─ｫ一 ’ ．イ Ⅵ:ム才:.／ / ＼
／ 厶イ ヽ. r===≧≠=彡 ′ 丶
.／ ／ ノ ィ≦三三=一介三ﾊ く
885 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 22:57:39 ID:rmsx8K2Y0 [104/112]
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
| ( ●) （●)
.| （___人__） ・・・・・その、たった一回のチャンスの予想時間は？
| ﾉ
.| |
人 丿 五分か？
/⌒ ＼ __ _ ／
/ ＼ 三分か？
./ 人 ./ ヽ
〈 < / ＼ ＼
／:.:.:.:.:.:.:.:.:＞ ´￣￣￣￣￣￣` ､:.:.:.:＼:.:ヽ
. /:.:.:.:.:.:.:.:.／ ． ‐─…＝＝=== ミ ＼:.:.:.:ヽ .:.
/:.:.:.:.:.:.:.: ′ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀:...､ ｲ:.:.:}:_:}__
.:.:.:.:./:.:.:./ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:ﾞ:l:.:.:.ト--廴_
ｉ:.:.:.':.:.:.:.《/:.:.:.:.:.:!:.:.:.:.:.:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.ヽ :.:.:.:.:.:.ｉ:.:.:.} =- /
|:.:.:}:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:.:|:.:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:＼:.:. ＼:.:.: }:.:.《＼ ∧ ・・・・・・多分、一分くらい
r=彡ｉ:.:.:.:.:.|:.:.:.:|:.:ハ:{:.:.､:.:.:.:､＼:.:.:.:l:_:_.|:_:_:_:ノ:.:.|:.:.:l＼ ヽ}
く 〃{:.:.:.:.:.l:.:.__|:_l＿|!__:､＼:.:＼√:.ヽ:.:}＼:.:.:l:.:.:|:.:.:|:.:.|ヽ ＼
／ j}/ /:!:.:.:.:. {:.:.:. !:.l |! ヽ ＼:.:.、＼ｬ…ｫｧ:.:.:.:.}:.:.:|:.:.|:.:.:＼
. / ／/ ｲ:.:|l:.:.:.:.:| :.:.:.|､》ｔ‐ｫ…ｫ ＼ヽ:.＼伐ｚ才 }:.:|:.:.:}:.:.|:.:.:.:ﾟ, 短けりゃ、三十秒あればいいほうかも
/ / ' ￤:.{i:.:.:.:.:|:.ヽ:.ｌ. ﾞ .戈ｚﾘ ＼:〉/i/i/ｉ.〃!:|:.:.:|:.:.}:.:.:.:ｌ}
｀Y i |:.:∧:.:.:.:|:.:.:.`ﾄ/i/i/i/i/ j ,/:.:':.:|:.:.:|:.:.|:.:l:.:ﾘ
l .| --{:.:. ∧:.:.{!:.:.:.:.∧ ｲ:.:.:.:.:.ｌ:.:.:|:.:.|-j:/-
--!:.|ゝ-:.ﾍ:.:∨‐…彡ト． -- .イー…一'"´|:./ :/:.//
ﾄ: ∨∧: : : :ﾍ:.:{: : : : : : :》 ≧ ---- "ハ: : : : : : : :.:l/ : ///:
l ﾟ; :∨∧: : : : :ヾ: : : : : / } { i: : : : : : : :.′///: :
l ﾟ : ∨∧: : : : : :＼: : ′ | : : : : : : : : ///: : :
}/ ﾟ;.:.∨∧: : : : : : : : | ． -──- . | : : : : : : : ///: : :/
. ／ ﾟ; :.∨∧: : : : : : : |:´: : : : :_:_:_:_: : : : `: | : : : : : : ///: : :/
. }/ ヽ: ∨∧: : : : : : { ´ ｀ | : : : : : ///: : :/
888 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:01:26 ID:rmsx8K2Y0 [105/112]
＿＿＿
／ ＼
／ ＼ , , ／＼ そんだけありゃ十分だお!!
／ （●） （●） ＼
| （__人__） |
＼ ` ⌒ ´ ,／ で、ハルヒ!!
ノ ＼
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ 三十秒で、紅蜘蛛はどれくらいの距離を飛べるんだお!?
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
＿＿_ _
． ´:.:.:.:.:.:.:､:.:.:.＼
／:.:. ／二二二＼:.:.:.:ヽ
/:_;/:./:.:.{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ヽ:.ト ﾟ，
く/ i:.._:_/:l:.:.i、:.:､:.:.:.:l_:l:.N/ﾊ
.':.:.Ⅵ:.l:/ l:ト l ＼:.:Ｘ´/:l:.i {:.:.:i おおよそ3000ｍ
i:.:.//|:.:.v伴ﾐ ｨ伴Y:.l/〉:.:!
|:〈/'(|:.:.l'匕ﾘ 匕ﾘ Ｎ:.:.:.:.|
|:.:.:.:.:|:.:.| ' |:.!:.:.:.ｌ| あんたを手の平に乗せた姿勢を維持して飛ぶなら、
|:.:.:.从:.:ゝ. ⌒ .ｲl:从:.: | 秒速100ｍが限界よ
):.:.:.:.:.:＼:.:〕ト -- 彳:.:メ:.:.:.:.ﾉ
ヽ＼:.:.:.:.:／ｿ ﾉ}:.:.:ﾄ､:／
イ:／ -／: :!ノ: :_:〕ﾄ． 姿勢制御を軽視するなら
ｲ/: /￣｀イ: : : :.:ｨi〔 : ／ハ その倍行けるかもしれないけど・・・・・・
/ｌ:i: :/ /: : : :ｨｉ〔 : :／ ！
{ |:i: ' /: : ｨｉ〔: : :ｨ" ￤
＿ ハ:i:l.ｍ/ : /i/: :／ ､ │
/)/∧、 { ﾄ:.! ./ : /i/:∠__ { |
{ ﾚ')､ﾊヽ 八 ヾ!/ :｢￣(＼//| ∨ 、
ゝ {/)∧ トr…ヘ } Ｖ:/⌒Y|) ヽ.ト-＜⌒ヽ }
889 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:02:35 ID:rmsx8K2Y0 [106/112]
r'´￣｀＜二＞'^ヽ
!ﾊ : : : : : : : :r=ﾆ〈
}ﾋ.三三三三三三|
,. -┴------------┴-- ､
∠: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :,. '´
. ｀ー=丁不j￣￣ ￣「 ｀Yji爪 だったら、そこは3000で見ておくべきだな
八r ､| _> |ﾊ川
. 川{ぃj| |ｿ川
川jViﾊ ＿ ｜jijｲ 無理をして落ちられても困る
川川j ﾄ､ ´ = ｀ ﾉ川「
Ｎ川从ﾐ=-='介=-ｲz_シj
ヾﾄ､jWﾐミミミミミミヲY
,.ィハ ,. -─￢'´j:ト､__
,. '´/:.i ﾄ─vﾍ ,.ｲ :ヽ: : :￣￣￣｀ヽ
,. '´: :／:.:.| j::::: { ＼ / |: : : :＼: : : : : : : :
,. '´ : : :.／: : : :|ﾚ^〉ｰく V |: : : : : 〉: : : : : : :
: : : i: : : :＞=- :.| /:::::::i |: : -=＜: : : : : : : :
: : : |: : : {: : : : : | |:::::::::| ｜: : : : : :}: : : : : : :
: : i | : : : !:.: : : :| | :::::: | |: : : : : :./: : : : : : :
: : {:| : : : |: : : : | |:::::::: | |: : : : : /: : : : : : : :
／￣￣ ヽ
／ ヽ
/ ヽ 3000ｍ・・・・・・
| _,.ノ '(ゞ､_|
.| （ ー）ヽ ヽ 3ｋｍか
.ﾉ| U （___人_＼＼__
／ | ｀⌒（⌒_ ＼ これ、十分な距離なのか？
{ .ヽ. し「、 ＼
{ ﾄ ｀ヽ. ___´ノ ヽ、 i
.| | | ／ /
890 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:04:17 ID:rmsx8K2Y0 [107/112]
__、
iｰ'ﾞﾞﾞﾞ''''ｰ-,／^´ ﾞ'；
| ﾞゝ....‐ .｝
! |,
i＿___________......ｒ'".'''ﾞヽ . ..,,、
,,. -/ ｀'ｰ | .' 、
,..-'" lﾞ __.. -''′ ./
. ,／ .｀''''～- ....---''''"゛ ,／ そこを十分な距離にするようにすんのは
／.,, ,,..ｒ'" こっちの工夫だな
｀''ｰ､,、 _,,,-'" ｀!､
/'r‐、 ,／´ /ﾞﾞ', ヽ とにかく、今の条件で作戦を立案してみよう
/ レ'ﾞ ´ﾞﾘ´ . ｀^^ﾞﾞﾞﾞﾞﾞ厂j .! │ . ｌ
/ | .l． 丿/ / . / !
ｌ ! .,,....--ｰ'''''''″ / .| (、 . !
_ .ｨ‐¨ﾞﾞ'广゛ ...... ./ ,ﾉ.ｌ. ｀'ィ ..,,＿/
..-‐'"゛ 'l_ﾞ'ｰﾉ｀' ..........,,＿ .,, -" / │ .! ﾞ''''-．
.i''i ヽ、 ／ .! !
,)ｲ : ..,,,,,＞u;;;;,、.__ _,,,.. ／ | "
/ . 、 ! .｀ |
!, ,!
." ﾞ
＿＿＿_
／ ＼ シンちゃんを止められるのはプロトオメガの重力波照射
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ それでシンちゃんを止められる時間は三十秒
| （__人__） |
＼ ⊂ ヽ∩ < その間に紅蜘蛛が移動できるのはおよそ3ｋｍ強
| | '､＿ ＼ ／ )
| |＿＿＼ “ ／ 条件はこの三つですおね
＼ ＿＿＿＼_／
891 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:09:24 ID:rmsx8K2Y0 [108/112]
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_
｜ ( ○) (○） プロトタイプオメガと
｜ U （___人__） やる夫つきの紅蜘蛛をどこかに伏せておく
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_ プロトタイプの重力波照射と共に
､ '-／____ヽ | やる夫が紅蜘蛛で特攻
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} | 基本的にはこれか
/ { /
./ / / {
,. へ、_＿＿
r' ＼
| ,>
/‐、＿＿ i´ ポイントは・・・・・・
＿＿_,――´ｴ＿、 ￣｀ー l
`ー―、＿_、 ー‐、＿＿＿_iﾆヽ、 シンの字の進路をどう予測して、
／ ￣｀ー、＿ ,｀＞ どうやって特攻地点を設定するか、だな
i'´ r‐ゝヽ、ー―フ＜´´
, ―‐´￣｀ ‐、 | iﾆ!、ヽ‐―´ ,＞ 一般人がうろうろしてるような場所は論外だが、
／ ／ 、 ヽ. ヽ,、_ヽ.ヽ (,、 . 余り人の居ない野原なんかも、
/ ＼ ト‐;/イ ＼＼ / ,i、__／ﾚ,i. 紅蜘蛛を伏せておくのに不便だぞ？
∧ ＼ | ヽ. , へ.ヽ ヽ、__、 / ーノ
ヽ. 、ヽ| i ｀v、 ￣ヽ、 ＜ノ
ヽ. Y b/ ／ヽ/ ヽト、_、k―´
i i l.／ iく
| i´｀i―〈 ﾄ、
|/ / ./| ヽ.
_」,, ヽ
892 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:14:11 ID:rmsx8K2Y0 [109/112]
＿＿＿_
／─ ─＼ ・・・・・・女王陛下に報告して
／（ ●） （●）＼. 国軍と騎士団の協力を仰ぎましょうお
／ （__人__） ＼
| | 牽制、搖動を手伝ってもらえば、
/ ∩ノ ⊃ ／ 紅蜘蛛を隠す役に立つかも
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ u ノ ＼
| .u （ ●） | 一旦王都に戻るのか？
. | （__人_）
| ｀ ⌒ﾉ
| } おめー、そんな事してたら
ヽ u } セプテムやらユルブレストが・・・・・・
ヽ ノ
ノ ＼
／´ ヽ
894 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:20:49 ID:rmsx8K2Y0 [110/112]
＿＿＿_
／ ノ ＼＼ それはそうだけど!!
／ （●） (●）＼
／ ∪ （__人__） ＼ セプテムに到着するのが明日の夜って予想だおね!?
| ｀ ⌒´ |
＼ /⌒)⌒)⌒) ／/⌒)⌒)⌒) 明日の夕方までにこっちの準備整えて、
ノ | / / / (⌒) ./ / / プロトタイプオメガさんを呼び出したみたいに、
／´ | :::::::::::(⌒) ゝ ::::::::::/ ハルヒの方から呼び出しかけてもらえれば!!
| ｌ | ノ / ） /
ヽ ヽ_ヽ /' / ／ もしかしたら、破壊活動始まる前に
ヽ ＿＿ ／ / ／ 進路変えられるかも・・・・・・
／:.:.:./ .イ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀:..､ ヽ:.:.:.ヽ:.:.:.:.ヽ
./:.:.:. ／:.:.:{!:.:.::{:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼ﾍ:.:.:.:.「＼:.:ﾊ
/ｨ:.:.:/:.:.:.:.:∧:.:.ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l:.:.:.:∨ 丶:
「 i:.:/:.:.:.:.:/ Ｖ:.〈:.:.:.:.:､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: !:.:.:.:.:∨＼ 〉
.':ｲi|:.i:.:.:.:.､i__ V:.ｉ ､:.:.:〈＼:.:.:.:.:.l:.:..:.:.|:.:.:.:.:.:|＿.ｲ:.:.
':.〈/|:.{:.:.:.:.:l| ≧ｰV! ヽ:.:.ﾟ， 厶斗匕!:|:.:.:.:.:.:l ! :.:.:i ちょっと待って
ﾚ //{:.l:.:.:.:.ハ=ミ ＼ ＼{ x==ミИ7:.:.:.:.: !:￤ ､:!
ｉ| |:ｲﾊ:.､:.:.:ﾚ芹ｆ心 ｲ芹心ｱ .':.:.:.:.:.:.l.l |ﾊ |
|| |:.| |:. :.ヽ:.〉 辷zﾘ 辷ｚﾘ /:.:.:.:.:.:/ﾉ |:.:.:Ⅵ それって何、
||_|:.| |从{:.:.:.| ¨¨ / ¨¨ /:.:,:.:.:.:/:.|__j:.:.:.:.:| ガルガンチュアをここに呼ぶってこと？
|:.:|:.|_|:.:.:.ヽ八 ＿ u /:.ｲ:.:.:./:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:!
|:.i|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.＼ V__） /:./.|:.:./:.:.:.: |:.:.:.:.: ﾘ
|从:.:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.i:.:〕ﾄ ． イ〃〉ｲ:./:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.′ 冗談じゃないわ、
) ﾟ，:.:.:从:.:.:.:.:|:.:.l:.:.:.≧== /:.:.:/:.:.:.:.:..:ﾉ:.:.:.:/ そんなことできるわけないじゃない
ヽ:.:.:.∧:.:.:.|:.:.／: :V ｲ:.:./{:.:.:.:／:.:./:.:′
＼:.:.:＼{.ｲ: : : ∧ ／ Ⅳ: :〕ド:.:.:.:.:ル'
イi:i:＼´ : : : : : ∧ ＿_∨: : : :〕ト．
／: :ヾi:i:i:i:iﾄ:､: : : : : ∧ ／ ∨: : : : : i:i〕ト．
895 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:21:07 ID:rmsx8K2Y0 [111/112]
＿＿_
／ ＼
／ ヽ ／ 丶 じ、じゃあ、紅蜘蛛なりプロトタイプオメガさんなりに
/ （●） （●） ヽ そのプログラム仕込んでですね
l::::⌒（__人__）⌒:::u:l
＼ |r┬-| ／
/ `ー'´ ヽ こっちの命令一下、
し､ ﾄ､ﾉ 任意の地点で呼び出しかけるってのは？
| _ l
!___/´ ヽ___l
─…─ ミ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..､
,:':.:.:.:./.:.:./二二二二ヾ.:.ヽ
./:.r─ｫ:.:.ｲ:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾟ，
':.〈__斤.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ・・・・・・どれだけ有効な手段なのかわかんないけど
i:.:.:/}__|:.:.:.:.i:.:.:X }ﾊ:.:.:.:..:.!:.:.ｉ.:.:i
|:./ ﾑ..|:.:.:.:.|:./ `ー ヽ:.:.从:.:.!:. |
l:{_/_.ｲ|:.:.:.:.N ===ｧ V= |:.:.|:.:.|
|:.:.:.ｉ:.（|:.:.:.:.|u. 、 |ヽ|:.:.| 考えてみるわ
|:.:.:.l:.:.:|:.:.:.:.| ' ﾊ. Ⅵ
|:.:.:.l:.从:.:.:.:l r─-ｲ ｲ⌒ ＼
}:./ル:∧:.:.:トu ´￣ .イ:.:ﾚヘ ﾟ， ・・・・・・少し、時間頂戴
ﾚ / ﾟ，! ｀7壬:.:.:!:./`寸} ∨
ｲ:＼ ハ: :〕iト． ヽ ',
.ィｉ〔: : : : : :＼ |: : :i:i: ＼ V´
イ====ミ: : : : : : :Ｖ´￣ :|: : :i:i: |: ヽ | l
/ ヾｉト: : : : Ｖ´￣|: : :i:i: | ハ | |
━━━ 第99話へ続きます ━━━
896 名前： ◆7OypKKv1oA[] 投稿日：2013/05/26(日) 23:22:11 ID:rmsx8K2Y0 [112/112]
以上をもちまして、本日の本編終了でございます
30分ほどの休憩をはさみまして、
0：00より雑談にておまけコーナーの投下を行いたいと思います
こちらも作成しつつのまったり投下ですので、
よろしければごゆっくりおつきあいください
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